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新卒採用におけるLINE広告のススメ〜なぜいまLINE広告を使うべきなのか?〜
LINE広告とは?
LINE広告は、コミュニケーションツールLINEを使うユーザーに向けて広告を配信することのできる広告配信プラットフォームサービスです。
前回投稿した記事では、LINE公式アカウントを使い採用活動をする企業が増えているとお伝えしましたが、このLINE広告もいまかなり注目を集めています!
(前回の記事は以下よりお読みいただけます。
「LINE公式アカウント使うことで超えられる新卒採用の3つの壁」https://www.goodstory.jp/blog-50)
オススメの理由①:LINEの利用者数、アクティブユーザー数が多い
ではなぜいま採用で「LINE広告」なのか?
冒頭で書いたように、LINE広告はLINEユーザーに向けた広告配信サービスです。
LINEの国内ユーザーは8600万人と様々なSNSの中でも利用者数が多くなっています。コロナの自粛期間中に使用時間が増えたと感じているYouTubeのユーザー数は6500万人ということですから、多くの人に広告配信できることがわかると思います。
また一日一回以上LINEを開いているユーザーの割合を示すDAU/MAU比率は86%となっています。日常的に見ている人が多いということですから、その分目に触れる機会も多くなることでしょう。
どうでしょうか?LINEが私たちの生活の中でかなり使用されるSNSであるということがおわかりいただけたかと思います。
そしてこれらを踏まえた上で、更に新卒採用にLINE広告がおすすめな理由が以下のグラフにあります。
これは、総務省が令和元年度に実施した調査の数値をもとに作成したグラフになります。
新卒採用の対象となる20代では、約96%の人がLINEを使っているんです。
過去の推移を見ても20代では平成26年度の調査以来、LINEの使用率は90%を超えています。
最近はLINEを使った新卒採用活動をしている企業も増えていますから、採用活動におけるLINEの重要度が上がってきていることも伺えます。
オススメの理由②:ターゲットを広く配信することで、認知・興味を獲得できる
広告とは基本的に、広く情報を出していくことで、潜在顧客を見つけるという考え方になります。LINE広告はGoogle広告よりもターゲティングの設定が細かくなく、この「広く情報を出していく」というところに近い考え方となっています。
新卒採用活動で、「認知・興味」の部分に力を入れたいと思っている場合、LINE広告は本当にオススメです。
当社のお客様も2ヶ月のLINE広告運用で、4700名の学生が掲載記事を閲覧に来ました。(ちなみに、かかったコストは10万円!)
オススメの理由③:CV率が高い
さて、これまではデータや仕組みからオススメの理由を話してきましたが、ここからは当社の実例から効果をお伝えしようと思います。
これからお話するのは「広告から、GoodStoryの記事を見に来た学生」のCV率についてです。
*CV率=広告をクリックして、実際に記事を見た学生の割合。
LINE広告では75.4%のCV率でした。しかも、見に来た学生の平均記事閲覧時間は4分24秒です。
クリックした学生の4分の3が見に来ているというのはすごいことなんです。
Google広告の場合、CV率は55〜65%と言われています。
では、なぜこんなに違いが出るんでしょうか?
Google広告の場合は、広告をクリックすると見ていたページやサイトではない新しいタブで記事が公開されるんですが、その遷移途中に閉じてしまう人が多いんです。しかし、LINE広告の場合はLINE上で記事が開かれるため、ユーザーストレスが少ない。ここがCV率の違いに結びついているのではないかと私たちは考えています。
オススメの理由④:クリック単価がGoogle広告より抑えられる
実際に当社のサービスGoodStoryを使って、お客様の記事への呼び込みを目的としたLINE広告配信を行ったところ、広告クリックの平均単価は9円程度でした。Googleでやった場合の平均単価はだいたい14円前後です。これは一つの企業様の結果を言っているわけではなく、GoodStoryを使い、広告配信をやっているお客様全体を見た印象ですが、LINE広告をやっている企業のコストパフォーマンスが高いと感じています。
まとめ
さあ、ここまでLINE広告をオススメする理由を見てきましたが、いかがだったでしょうか?
もう一度端的にまとめてみましょう。
理由①:LINEの利用者が多い。20代の利用率は96%
理由②:ターゲティングをしすぎないことで広く情報を打ち、認知拡大につなげる
理由③:ユーザーストレスを減らし、離脱率を減らすことができる
理由④:クリック単価がGoogle広告より抑えられる
今回はLINE広告のススメということでお伝えさせていただきましたが、もちろん広告をクリックした後の記事・ページのつくりももちろん重要なものとなっています。
関連リンク:
・LINE株式会社『2020年12月期 第3四半期 決算説明スクリプト』
https://d.line-scdn.net/stf/linecorp/ja/ir/all/FY20Q3_earning_releases_script_JP.pdf
・LINE株式会社『2020年12月期 第3四半期 決算補足説明資料』
https://d.line-scdn.net/stf/linecorp/ja/ir/all/FY20Q3_earning_releases_JP.pdf
・Think with Google『月間 6,500 万ユーザーを超えた YouTube、2020 年の国内利用実態──テレビでの利用も 2 倍に』https://www.thinkwithgoogle.com/intl/ja-jp/marketing-strategies/video/youtube-recap2020-2/
・総務省情報通信政策研究所『令和元年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書』 https://www.soumu.go.jp/main_content/00070801
著者情報

- えお
- 1997年生まれ。北海道出身。大学卒業後、組織コンサルティング企業へ就職。営業やマーケティング、研修プロダクトの制作などに従事。現在は退職し、「大人も子どももイキイキできる社会」の実現を目指すべく活動中。