「好きだから」「文系だから」で就活を進めなかった。2年間働いて感じること。

「好きだから」「文系だから」で就活を進めなかった。2年間働いて感じること。

このストーリーのポイント

  • 食品業界志望だったが、海外インターンを経験して別の道へ
  • 就活の軸に合致した日本IBMへ
  • ITスペシャリストとして一歩ずつ成長を続ける

社名すら知らなかった日本IBM。そこで自分がITスペシャリストとして活躍するようになるとは、思ってもいなかった未来だった。コミュニケーション力という持ち味を活かし、今はひたすら学びの日々。村上晴香は、成長の喜びを噛みしめている。

-profile-

村上 晴香

日本アイ・ビー・エム株式会社

ITスペシャリスト
2019年新卒入社/文学部社会情報学卒業

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香川県出身。学生時代にカンボジアでのインターンシップを経験したことがきっかけで、IT業界を志望するようになる。日本IBM入社後は、ITスペシャリストとして設計・コーディング・テストを経験。現在は要件定義フェーズを担当。趣味はアイドルの追っかけで、ハロプロの「Juice=Juice」がお気に入り。ライブに行けない最近はネットの動画で我慢。

食品業界を志し、カンボジアでインターンシップに参加

中学でソフトボール、高校では弓道に打ち込みました。なぜ弓道部かというと、高校にソフトボール部がなかったのと弓道なら経験者が少なくほぼ全員が初心者だと思ったからです。それならハンデなく競争できると思い、弓道を選びました。負けず嫌いな性格なんです。
四国大会にも出場できた弓道部での活動は充実していました。何よりもメンバーが仲良しなところがよかった。上下関係の厳しいソフトボール部にいたから尚のこと、上下の壁のない人間関係が心地よかったです。

一浪して入学した大学では、食品関係のサークルに打ち込みました。料理コンテストに出場したり、企業と商品開発のコラボレーションをしたり。地元の食材を使って開発した「おせちセット」は商品化もされ、実家で家族と食べたとき「美味しい」と言ってもらい感動したことを今でも覚えています。自然と就職活動は食品メーカーや卸など、食品業界に絞って進めていこうと決めていました。

3回生の時に転機が訪れます。カンボジアでの食品関係のインターンに1年間参加することにしたのです。もともと東南アジアが好きだったのと、いつかは海外で仕事をしてみたいという思いがあったので、この機会は実際に体験してみるチャンスだと思い飛びつきました。
ただ、このインターンに参加すると1年間休学しなくてはならず、私は浪人もしているため卒業するまでに2年の後れを取ってしまう。両親はその点を心配し、反対しました。私も悩みましたが「今しかないのだから」と決心し、最終的には参加することにしました。3回生の12月のことです。

職業観が180度変わったインターンでの経験を糧に、就職活動を再スタート

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休学してまで参加したカンボジアでのインターンは、やりがいはあったものの、とても厳しいものでした。
仕事は営業です。日本人が経営する小さな食品卸会社で働き、主に調味料や肉、魚などの食材、日本酒などの飲料を売り込んでいました。日本人が経営している既存のお客様への営業と、ヨーロッパ系の飲食店への飛び込み営業を経験しました。飛び込み営業は簡単に商談がまとまらないケースが大半です。ただ、一度断られたとしても継続して売り込まなくてはなりませんでした。言葉をうまく聞き取れない。日本の食材は値段が高くてなかなか売れない。毎日辛い思いばかりしました。おかげでメンタルはかなり鍛えられたと思います。
この経験から私は、いくら食品関係に興味があっても「好きなことと仕事は違う」ことを学びました。「好きだ」というだけで仕事にした場合、今回のように辛いことがあるとそれを嫌いになってしまう可能性を感じました。熟考した結果、私の就活は食品業界一本ではなく、新たな道を探し始めることにしました。インターンシップを通じて職業観が180度変わってしまったのです。

帰国後、新たに就活の軸に定めたのは、
① 女性が活躍できること
② 長期的な就労が可能な福利厚生がしっかりしていること
③ 若いうちから裁量権をもって仕事ができること
の3点です。

食品業界以外の様々な業界の説明会やインターンシップに参加しましたが、IT業界も視野に入れ始めました。理由はいくつかあります。1つはITが世の中で必要とされていてそれは今後も続くだろうと感じたこと。もう1つはITのスキルを身につければ自分の価値を高めることができ、将来的にどのような業界に行くことになっても活躍できると考えたこと。この2つからです。

何をするにしても、新卒にとっては初めてのこと

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日本IBMのことは大学で開催された説明会で初めて知りました。それまでは正直社名すら知りませんでした。色々と調べていくと、IBMは非常にユニークな会社であることに気がつきました。創業当時からダイバーシティーをとても大事にしていること。スキルアップのための様々な制度や仕組みがあること。年功序列ではないこと。いずれも私が定めた就活の軸に合致するな、ということで興味を抱きました。
ただ、IT業界を視野に入れてはいたものの、文系からIT業界を受けるに当たって不安がなかったわけではありません。ITの勉強をしてきたわけではなく、かつ、何かスキルを持っていたわけでもなかったからです。やっていけるのだろうか、と不安に思うこともありました。ですが、よくよく考えてみると何をするにしても新卒にとっては初めてのことばかりで、少なからずみんな不安はあるはずで、であるならば自分がやりたいと思ったこと、将来の自分にとってプラスになりそうな環境を選ぶことの方が大事だと思い、IBMにチャレンジをしました。

IBMに入社するにあたり抱いていた不安を払拭するために、入社する年の1月くらいからITの勉強を始めました。具体的には基本情報技術者試験に向けた勉強を行いました。この時に勉強しておいて良かったと実感したのは試験の時ではなく、プロジェクトに入ってからです。飛び交う言葉の数々に触れた時、読んだことがある、なんとなく意味を知っている、という状態になったので。

就活の軸、実際に働いてみて感じたこと

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「3つの就活の軸」で会社を選びましたが、入社後に想定外だったことはありません。ですが、予想以上だったことはいくつもあります。
例えば「IBMは女性が活躍できる会社」だと聞いていました。実際働いてみて、「女性だから」といって不利だなと感じたことはありません。分け隔てなく、あくまでも一個人として自分を見てもらっている気がします。自分がこう思う、こういうことをやりたいと発言したことに対して「女性だから」という理由で止められたりしたことはありません。社外の友人と話していて、これが意外と珍しいことなのだと感じたことがあります。

また、若いうちから裁量を持って仕事に取り組みたいと思っていましたが、これは予想以上に任せてもらえているな、と感じます。例えば就活時に様々なIT企業の話を聞きましたが、いわゆる上流のフェーズにあたる「要件定義」は何年かしてから携われるところ、と思っていました。実際には、私の場合は2年目から担当する機会に恵まれました。副担当ではなく、自分が主担当としてお客様から要件をお伺いしています。もちろん、業界特有の用語や業務の流れに精通することが求められるフェーズですので難しさを感じる日々ですが、これが自分の仕事の枠を広げるのに役立っているという実感があります。
また、プロジェクト以外でも、例えば内定者のフォロー施策を有志の若手で取り組んだりしていました。このような仕事は人事でないと取り組めないのではと思っていたのですが、そうではなく、自分たちが経験してきた体験を後輩にも、と思って手を挙げたらやらせてもらえていたので、この点でも任せてもらえる機会があるな、と感じます。

就活を振り返ると、「好きだから」という理由だけで業界を選ばなくて良かったと今改めて思います。また、「文系だから」という理由だけでIT業界を選択肢から外さなくて良かったな、と感じます。
私のキャリアはIBMでのITスペシャリストとしてスタートし、今まで2つのプロジェクトを経験してきました。世界のどこかでプロジェクトで手がけたシステムが動いている。それを使われている方がいらっしゃる。ITスペシャリストとしてのやりがいの一つです。2年前、入社時点では何もできなかった自分が日々新しいことを学び、知り、身につけ、世界が広がっていくのを実感しています。IBMには様々な職種の社員がいます。経験を積み重ねる中で自分自身の興味分野が変わっていく可能性もあるかな、と思います。ですが今はしっかりとITスペシャリストとしての経験を積み、ITのスキルを身につけ、自分の価値を高めていけたらと思っています。

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