
株式会社ジンズ
成長を続けていくことで、ブランド価値を高めたい。
このストーリーのポイント
- 自分の価値観とシンクロする会社を選ぶ
- 相手の考え方、価値観の違いを受け入れることで成長できる
- 現状に満足せず、常に次の目標に挑んでいく
現状維持が嫌いで、いつだって成長を続けていたい。そんな価値観にマッチする環境を求めて、JINSに飛び込んだ。1年目からストアディレクターのポジションをつかんだが、それに満足することなく自分を省みて、そして新しい目標を見つけて挑んでいく。成長は、そこから生まれる。
Profile
本橋 加菜
株式会社ジンズ
JINS渋谷店 ストアディレクター(店長)※取材当時
2013年入社/リベラルアーツ学群卒
JINSイオンモールむさし村山店に配属後、入社7ヶ月でLABI品川大井町店のストアディレクターに就任。その後、ラゾーナ川崎プラザ店を経て2015年に本部配属となり新卒採用を担当する。2016年にダイバーシティ東京プラザ店、ヨドバシAkiba店のストアディレクターを経て、2018年より旗艦店である渋谷店のストアディレクターに。
チャレンジできるカルチャーに惹かれて入社
学生時代に最も打ち込んだのは、アルバイトでした。中学・高校の6年間、吹奏楽部で夢中で取り組んだので、大学ではそれまでやったことのないことに挑戦したいと思いました。アルバイト先は、飲食店です。お客さまやスタッフなど、接する相手の年齢層の広さはこれまで打ち込んできた部活とは大きく違い、アルバイトを通してコミュニケーション力を磨くことができたと思います。
自分では、幼い頃から負けず嫌いだと思っています。“できない自分”にはなりたくない。勉強でも習い事でも、「やろう」と決めたことは絶対に投げ出したくありませんでしたし、最後までやりきるタイプでした。小学校で一輪車に挑戦することになったときも、誰よりも先に乗れるようになりたいと決めて練習しました。とにかく現状維持が嫌いで、成長を続けたかったですし、常に前に進んでいたかった。人に負けたくないのと同時に、自分自身に負けたくないという思いも強いです。
就職活動は、JINSしか受けませんでした。会社説明会に足を運んだのも、JINSのみです。私自身がJINSのユーザーだったこともあって、まずは知っている会社の説明会に行ってみようと思ったのがきっかけでした。採用ホームページに載っていた田中仁社長の「本気は自分への投資」「あたらしいあたりまえを創る」といった言葉も、胸に響きました。そこで会社説明会に足を運んでみたところ、“ここだ!ここしかない”と確信しました。自分が頑張れば自分の成長として跳ね返ってくること、年齢やキャリアに関係なくチャレンジできること、そんなカルチャーが、現状維持が嫌いで、常に成長したいと思っている私にはぴったりだと思いました。世界中の人にメガネをかけてもらいたいという目標も、壮大すぎてとても面白いと感じました。そしてJINS1社にエントリーして、JINSから内定が出た時点で私の就職活動は終了。スタートしてから終了までわずか1ヵ月という、本当に短い期間でした。就職活動は、必ずしも選択肢が多ければよいというものではないと思っています。
人の多様な価値観を認めることの大切さを知る
JINSには「内定者パート」という制度があって、内定期間中に店舗で働くことができます。私は立川店と昭島店で内定者パートとして働き、社員としての経験を積んでから入社しました。そして入社4ヵ月目に副店長、7ヵ月目にはストアディレクターと駆け足でステップアップしていきました。年齢や経験に関係なく、実力があればいくらでもチャレンジでき、成長の機会が得られる、JINSならではのスピード感なことは間違いありません。もちろんストアディレクターは入社前から一つの目標でしたから、嬉しかったです。
新任のストアディレクターとして着任した大井町店。一緒に働く仲間は全員が年上でしたが、それでも特に臆することもなくストアディレクターのポジションに就くことができました。もちろん責任者として求められることは、それまでとはまったく違います。特にストアディレクターに求められていることのひとつが人材の育成で、私は一緒に働く仲間の考え方や価値観を知るためにコミュニケーションを大切にし、とにかく一人ひとりとしっかり話すことを心がけました。ただ、今振り返ると、私はストアディレクターとしての責任を十分に果たすことができていなかったという思いがあります。理由は私自身ががむしゃらすぎて、仲間を育てる余裕を持てていなかったからです。仕事に対するモチベーションや成長意欲は、人それぞれです。誰もが私のように“現状維持は我慢できない”と思っているわけではありません。私はそれが理解できなくて、一人ひとりと目線を合わせることができていませんでした。当時の仲間たちには、今でも申し訳なかったと思っています。
大きな転機となったのは、その1年半後に店舗を離れて人事の部署に異動したことでした。そこで私は新卒採用を担当したのですが、JINSを志望する学生一人ひとりとじっくり向き合うことで、人の考え方は千差万別であるということを改めて学びました。仕事に対する価値観や働くモチベーションは人によってすべて違って当たり前で、私の考え方が絶対というわけではありません。だから相手と目線を合わせ、その言葉にしっかり耳を傾けて、理解しなければならないことを知りました。そうすることで相手が何に喜びを感じ、あるいは何に悩んでいるのかが、わかるようになります。人の気持ちに寄り添うことの大切さを、私は新卒採用の仕事で学ぶことができ、視野をそれまで以上に広く持てるようになりました。
JINSのブランドを体現する店舗を実現したい
人事を離れて再度ストアディレクターとして働くことになったのは、私の希望です。相手を思う大切さを学んだことで、再び店舗の責任者として仲間の育成に挑戦したいと思うようになり、異動できないかと上司に相談をしました。成長したいという思いを後押ししてくれるカルチャーが、JINSにはあります。
現在私は、JINSの旗艦店である渋谷店でストアディレクターを務めています。その前にストアディレクターを務めたダイバーシティ店、ヨドバシAkiba店でもそうでしたが、仲間が成長して大きく羽ばたいていく姿を目の前で見るという喜びを味わっています。一緒に働いた仲間が今ではストアディレクターとして立派に活躍していたり、あるいは「退職したい」と悩んでいた仲間が私の言葉で元気を取り戻し、今も一緒に頑張ってくれていたり。一人ひとりが大きく成長していく姿を目の当たりにできて、ストアディレクターならではのやりがいを感じています。
一方で、まだまだ自分には至らない点が多いというのも実感しています。当初は渋谷店という大きな店舗の責任者となり、多くの仲間の育成をしながら売上を伸ばしていくことに喜びを感じていたのですが、今ではそれだけでは物足りなさを感じています。渋谷店は旗艦店ですから、“JINSと言えばここ”と誰もが認めるようなお店であるべきなのに、それがまだできていません。JINSのブランドを体現するお店となるため、ストアディレクターとして、私は何をすべきなのかを自分に問いかけている毎日です。やはり私は現状維持では満足できません。もっと成長したいし、壁を破りたいです。
これからの道も自分の意志で開いていく
店舗でキャリアを積むなら、ストアディレクターの次は複数店舗を統括するエリアディレクター、さらには地域を統括するシニアエリアリーダーという道があります。一方で再び本部に異動して、海外赴任を含め、新たな職務にチャレンジするという道もあります。どんな選択であれ、JINSは主体的にキャリアをつくことができる会社です。今は選択肢を狭めることなく、幅広い場で活躍したいという、漠然とした希望を持っています。
また、女性社員のロールモデルになりたいという思いもあります。今後、様々なライフイベントを迎えることになっても、家庭と仕事の両立を目指して主体的に生きていきたいと考えています。これから後に続く女性社員のためにも、私が先頭に立って道を開いていきたいと考えています。
将来は、もっとJINSのブランド価値を高めていきたいです。「アイウエアを買いたいからJINSへ」ではなくて「上質なサービスを受けたいからJINSへ」と言ってもらえるような存在になりたいと思います。それが私の目指すJINSのブランド価値です。そんな目標に向かって一緒に挑戦できる仲間に会いたいですね。変化を楽しめる方、主体的に道を開いていける方と、ぜひ共に歩んでいきたいと思います。
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