新入社員に寄り添い、励ます教育担当として、後輩の道を照らす存在になりたい。

新入社員に寄り添い、励ます教育担当として、後輩の道を照らす存在になりたい。

新入社員に寄り添い、励ます教育担当として、
後輩の道を照らす存在になりたい。

このストーリーのポイント

  • 三ッ和の社風に惹かれて新卒入社し、店舗で修業を積む
  • 自身に求めるレベルとのギャップに悩みながらも研修担当として再出発
  • 接遇や調理の指導を行う中で、後輩の活躍を見守る新たな目標が生まれた

三ッ和は創業70年、食品製造、物流、販売を行ってきた。外食事業として、首都圏のオフィス街などを中心に62店舗を展開するそば店「小諸そば」は広く知られている。従業員の個性を重視し「いい人生にはいい仕事が不可欠」という信念のもと、ひとりひとりのキャリア設計をサポートする。

PROFILE
株式会社三ッ和

小石 夏泉

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中学から大学まで10年間バスケットボール一筋の体育会系女子。教員の道か三ッ和を選ぶかで最後まで悩み、採用面接時に接した三ッ和の社員の人柄に惹かれて入社を決意した。入社2年目から新入社員研修の教育担当の任命を受け、後輩の指導に日夜取り組む。

入社の決め手は「この人たちと働きたい」

三ッ和との出会いは、キャリアアドバイザーからの紹介でした。コロナウイルスの影響でほぼすべての会社説明会も選考もオンラインだったので、なかなか会社の様子をつかみにくかったのですが、三ッ和は画面越しにも親しみを持って話してくれる採用担当の人柄が伝わってきました。10年間、部活動でバスケを続けてきて大学時代は副キャプテンをしていました。ポジションはガードという司令塔のポジションで、今の仕事にもひょっとしたら生きているかもしれません。尊敬していた顧問の影響もあって一時は教員の道を志して、教育実習で母校にも行きました。

教員になるか、三ッ和を選ぶかは最後まで迷い「挑戦したい」と、より強く思った三ッ和を選びました。わずか数週間とは言え教育実習を通して教員の雰囲気は味わえましたが、働いたことのない三ッ和の道を断ってしまったら後悔が残ると考えたのです。
内定者向けの研修を受けたとき「学生時代に自分が努力してきたこと」や「実現したい将来の目標」などを記入しました。そこに採用担当者がコメントを添えて返信をくれるのですが、内容が丁寧でかつ、なぜ一度か二度しか会ったことのない私の性格や好みをここまで見抜いているのだろうと素直に驚きました。それに私だけではなく、内定者ひとりずつに時間をかけて丁寧に考えコメントしてくれたことを想像したら「この人達と働きたい、ここで働きたい」という思いは一層強くなったのです。

入社し、3カ月の研修を経て最初に配属されたのは本社近くの「小諸そば」の店舗でした。店長と指導担当以外は若手ばかりという状況で、見よう見まねで取り組んだものの、研修と現場で求められるスピードの違いに戸惑い、食らいついていくのに必死でした。料理の提供スピードも大切ですが、小諸そばではお客様とのコミュニケーションをとても重視しています。たとえば、常連さんの好きなメニューを覚えておいて、来店した瞬間に先にそのメニューを作っておくなどの工夫もしていました。私は、中台というお客様に注文の品をお渡しするポジションを務めることが多かったのですが、食券を持ってこられた頃にはご自分の食べたいメニューができていたら「覚えてくれていたのか」と、無言だとしても笑顔を向けてくださいます。そうした心配りのできる接客が小諸そばの特長です。私も少しずつですがお客様に覚えてもらい、成長を感じました。

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店舗で勤務する小石さん

店舗で味わった悔しさをバネに教育担当へ転身

入社して半年、私も含め新卒メンバーが主力となって、ある店舗のリニューアルオープンに携わることになりました。1週間ほど前から、店内のシミュレーションや練習を行うのですが、オープン初日の緊張は今も忘れられません。お客様に商品を渡す中台を任されましたが、かなり力を入れてリニューアルの告知もしていたため一体どれほどの混雑になるのだろうと考えると怖かったのです。中台を務める私の仕事は、厨房とお客様との橋渡し役、まさに司令塔は私の得意なポジションだと気合を入れて臨みました。

しかし、いつもと違う緊張感のためかミスが重なり、悔しさだけが残る結果となりました。今でも接客は好きですし、お客様に「おいしかった」と言っていただけることが喜びなのは変わりません。ただ実力不足も認めざるを得ず、基礎からやり直そうと考えました。それからは自らを奮い立たせ、やりがいを感じる日々を過ごしました。ただ、少しずつではありますが自分自身を変えたい、今の仕事もやりがいがあるが新しいことにも挑戦してみたい。そう気持ちが変化していることに気が付きました。

「異動できないでしょうか」と、私は率直に上司に相談しました。もちろん相談した時点では、はっきりと「こんな仕事ならできる」という確信もありませんでしたし、甘えだと取られても仕方ないと思っていました。しかし、そこでかけられた言葉は意外にも「教育担当をやってみないか」という誘いだったのです。入社後一年しか経っていない自分に務まるか不安で非常に悩みましたが、ここでもやはり三ッ和の”人”に説得されました。「この人達と一緒に働きたい、自分が力になれるのであればやるだけやってみよう」と思ったのです。私が教員を目指していたことも覚えていて誘ってくれたのだから「さすが三ッ和の人たちだな」と感じましたね。後で聞いたら、少し前から私の仕事ぶりを見て教育担当の候補者としてマークしていただいていたのだそうです。そのような評価をいただいているとは知らず、自分では少し驚きました。結果的に教育強化の会社の意向と、私の異動希望のタイミングが重なって新たな挑戦が始まったのです。

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新たなチャレンジの中で自分なりに導き出した役割

今は本社にある店舗を模した研修施設「小諸道場」が、私の仕事場です。ここで、春に新入社員として迎えた30名の研修に取り組んできました。異動してすぐにプログラムを組む研修担当の役員と上司となるマネジャーから、初日に行う接遇(マナー)研修の講師に任命されたのは大きなチャレンジでした。

私なりに工夫したのは、接客経験のない新入社員もいますので、元気のよい「いらっしゃいませ!」という挨拶をとくに大切にすることです。1年前に、私自身もずいぶん挨拶の練習をしましたが、このときの基礎がその後店舗で役立ちましたから。自分なりの経験も反映して、無我夢中で取り組みました。

研修初日が終わって研修生が帰ったあと「事前練習よりも本番が一番よかったよ」と研修チームの上司から声をかけていただいたのは泣けるほど嬉しかったです。私は「絶対に大丈夫」と言えるまで、とにかく繰り返し練習しないと自信を持てないタイプなのです。自信を持つために人よりも圧倒的に努力するという方法しか知りません。だから、教育担当として人にものを教えるにあたって、自分自身が納得できるまで練習したことが自分にとってもよかったのだと思います。

それから2カ月間、新入社員は本社にある「小諸道場」と実際の店舗で交互に勤務します。習ったことが現場で通用せずに落ち込んだり、先輩社員の技を間近で見て学んだり、皆少しずつでも着実に成長していく様子が分かります。教育担当としては、調理や接遇の技術どれをとっても私よりべテラン社員のほうが優れているでしょう。でもわずか1年先輩の私だから、彼ら彼女らの悩みにも向き合えるのかなと思います。自分が研修を受けていたときは、今の私のような立場の先輩はいませんでした。たった1年前という新鮮な経験がある私だからこそ皆に寄り添える、それが私の役割だと考えるようになったのです。「教育担当というよりも身近な仲間」という意識で、話しかけやすい雰囲気を作ったところ、実際にいろんな相談や悩みも寄せられるようになってきました。

今も研修中に、自分の知識や経験が不足していると感じるときもあります。その場でマネジャーが補足してくれた内容で初めて知ることも。でも、研修生たちが不安にならないよう、私が不安そうな素振りだけは絶対に見せないように心がけています。

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後輩たちの活躍をこの目で見たい

今はまだ、長年受け継がれてきた研修プログラムや、上司の考えた内容を覚えて実行するだけでも必死です。ただ、できるだけ早く自分の考えたアイデアを提案し、プログラムに取り入れていきたいです。たとえば、新入社員が店舗と本社の研修施設を往復するのは負担が大きいので、行き来を減らすなど改善に向けた取り組みも始めたところです。いずれはスケジュールも私が作成して、本当の意味でメインの役割になって研修を進められるようになりたいです。

まもなく2カ月間の研修を終えて、私が教育担当として最初にかかわった新入社員が本格的に現場に飛び出していきます。皆が配属された店舗を回って活躍する様子を見るのが楽しみです。皆の店舗での働きぶりは、実はすでに各店舗で働く私の同期たちから聞いているのですが、直接この目で見たいですね。

自分が店舗に立ったときと同じく、彼らの中にも似たような不安はあるかもしれませんが、調理やホール業務、接客も、すべて「練習あるのみ」だと思います。私もさらにスキルを磨いて、これからも道場に入ってくる若手社員と一緒に成長していきたいです。そして後輩たちがイキイキと楽しく仕事してほしいと心から願っています。

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