キャリアの可能性を広げるために海外へ。シンガポールでさらなる高みを目指す。

キャリアの可能性を広げるために海外へ。シンガポールでさらなる高みを目指す。

このストーリーのポイント

  • 大学時代の株式投資の経験から、資産運用会社を志すようになる
  • 一流のプロの中で経験を積み、アナリストとして着実に成長する
  • 自ら望んで海外へ。グローバルな環境でダイナミックに活躍する日々

厳しい世界に身を置いてこそ、大きな成長が得られる。スポーツで学んだその本質は、ビジネスの世界でも同様だ。アナリストとしての実績を重ねて、さらに自分を鍛えてくれる環境を求め海外拠点へ。そのチャレンジにふさわしい無限の未来が待っている。

-profile-

三井住友DSアセットマネジメント株式会社
Sumitomo Mitsui DS Asset Management (Singapore) Pte. Ltd.

商学部卒。2013年、旧・大和住銀投信投資顧問入社。投信計理部、資産管理業務部、トレーディング部を経て、入社2年目よりアナリストとして活躍。入社6年目に自ら希望して海外拠点(シンガポール)に異動、現在に至る。シンガポールで生まれた1歳の長女と過ごす休日が楽しみ。シンガポールは子どもを大切にする文化が根づいており、子育てしやすい国であることに感謝している。

プロの世界で挑戦したいと、資産運用会社へ

中学では野球部、高校ではアメフト部に所属していました。アメフトは本当にきついスポーツで、怪我もしょっちゅうでした。それでも、途中で逃げ出さずやり抜いたことで、あと一歩踏み出すことの大切さを学び、心身ともに鍛えられたと思います。東京選抜にも選ばれたのは、いい思い出です。

大学に進学し、20歳になると同時に始めたのが、株式投資です。
もともと祖父、父が株式投資をしており、その様子を身近で見ていたことがきっかけでした。子どもの頃、株の記事が掲載されている雑誌を家で目にして、大きなお金が稼げることに夢を感じたのを覚えています。
小売業の株を買うなら実際にそのお店に足を運んでみるなど、手探りの感覚を大切にして投資を続け、大学生にしてはまずまずのお金を得ることができました。おかげでアルバイトをする必要もありませんでした。
株式市場では、10年、20年という単位で同じ局面が訪れます。例えば大きな災害の後はどのように市場が動くかということは、過去の例に学ぶことができます。その知見を活かすことで勝ちを呼び込めるのです。過去に学び、ブラッシュアップすることの大切さを感じていました。

もちろんいつもうまくいったわけではなく、損をしたことも何度もあります。当時はあくまでアマチュアの域を出ない投資活動でしたので、次第に「プロの投資の世界で自分を磨きたい」という気持ちが湧いてきました。そこで、就職活動では資産運用会社を中心に進めることにしました。

ところが、就職活動は思うようにいかないことが続き、心が折れそうでした。しかし、縁があったのか旧・大和住銀投信投資顧問で内定が出たので、それで就職活動は切り上げました。旧・大和住銀投信投資顧問の面接では、取り繕うことをせず、素直に「運用をしたい」という気持ちを伝えたことを覚えています。今思えば、それがよかったのかもしれません。他社ではそれらしいエピソードを用意するなど入念な準備をして面接に臨んだものの、面接官に見抜かれてしまったのだと思います。自分を取り繕うことをやめて“素”で臨んだことで、自分という人間を見てくれたのではないかと思っています。

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ファンドマネージャーの厳しさは、育成への思いの裏返し

入社後、初期配属は投資信託に関する資金の動きを管理する投信計理部でした。2年目にトレーディング部に異動となり、ファンドマネージャーの注文に応じて証券会社のトレーダーに発注を行う業務に就きました。担当は外国株式でした。
投信計理部、トレーディング部での経験は現在も自分の糧になっていると思います。それは、営業がお客さまからお金を預かり、それをもとに有価証券の売買を行って約定執行に至るという一連のお金の流れを俯瞰的に把握できたからです。また、“花形”といわれるファンドマネージャーやアナリストの仕事が、他の多くの人の仕事によって支えられていることも知ることができました。

入社2年目の冬、アナリストとして企業調査部に異動しました。希望していた仕事であり、キャリアパスを考えても、ここで大きく成長しなければという思いでのアナリストデビューでした。
アナリストのミッションとは、「ここだ!」と思う企業を分析し、この企業に投資すべきだということをファンドマネージャーに伝えていくことです。もちろんそれは甘いものではありません。ファンドマネージャーはこの世界のプロフェッショナルで、切れ者ばかり。私の考えを伝えても、納得いかなければ首を縦に振ってくれません。論理的に説得するのは、決して簡単なことではありませんでした。
特に社内随一の実力者と認められていたファンドマネージャーと1対1で対峙したときのことは、強く印象に残っています。少しでもあやふやなところがあると鋭く突っ込まれ、納得のいくまで説明を求められます。実に厳しい時間でした。
しかし、そのおかげで鍛えられ、実力を磨くことができたのは間違いありません。高校時代のアメフト同様、厳しい環境だからこそ自分を成長させることができたと思います。

厳しい世界、プロフェッショナルな世界だからこそ、ファンドマネージャーから認められ、頼りにされたときの喜びは格別です。
ビジネスの仕組みを勉強し、経済の動きを読んで、未来を予想するわけですが、思った通りに企業が成長したときなどは、大きな達成感が得られました。それには、ちょっとの見込み違いには動じないぐらいの図太さや、自分の見立ては正しいという自信が必要です。その自信は、努力と経験によって培っていく以外にありません。さらに、見立てが間違っていたとわかったら、素直に反省する謙虚さも必要です。アナリストとは、本当に奥の深い仕事だと思います。

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アジアの熱気をダイレクトに受け止めながら

入社6年目に念願の海外赴任が実現しました。行き先は当社の海外拠点の一つであるシンガポールです。
入社当初は海外赴任などまったく考えていなかったのですが、アナリストとして仕事をするうち、キャリアの可能性を広げるためには海外経験も必要だと思うようになりました。日本の会社で日本株の仕事をしていても、海外の投資家に日本株をプレゼンテーションする機会はありますから、海外経験を積んでおくことで、活躍の幅が広がると考えたのです。
その希望を上司に伝えていたところ、「シンガポールに席が空いたが、どうか」という打診があり、赴任を決めました。

しかし、海外赴任にあたっては内心では不安だらけだったのも事実です。なにしろ英語が苦手で、社会人になってから英会話学校に通ったり、会社の自己啓発制度を利用してオンラインで学習したりしてきましたが、ビジネスで通用する自信はまったくありませんでした。海外旅行の経験はあったものの、生活するのは初めて。未来に向けた志と一緒に不安を抱えての赴任となりました。
実際、赴任直後は大変でした。特に、業務上必要な免許を当局から取得するための受験勉強では、数百ページもある英語の教科書と格闘。企業のIR担当者にヒアリングするのも、アウトプットのレポートも英語。否応なしに英語漬けの毎日を送ることになり、おかげでずいぶんと鍛えられました。

アナリストとしての仕事は、基本的には日本と同じです。「ここだ!」と思った企業に出向いて、IR担当者や経営陣に取材し、レポートにまとめます。その対象がアジア各国の企業となり、コロナ禍の前は中国、インド、オーストラリアなどに行って何度もインタビューをしました。関係者が集まるインベスターズ・カンファレンスにも参加。こうしたグローバルな環境の中で仕事ができるのは、とても大きなやりがいです。
特にアジアの熱気や活気は、日本にいては感じられないものです。少子高齢化の日本と違ってアジア各国の成長のポテンシャルは素晴らしく、なかでもインド人の全身にみなぎるような自信には圧倒されます。こうした熱気を浴びながら過ごす日々はダイナミックで、実にエキサイティングです。

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小さな一歩の積み重ねが大きな成長につながる

シンガポールを拠点にアナリストとして仕事をするようになって、物事を高い視点で大きく見る力が身についたと感じています。俯瞰的な見方、考え方といってもいいでしょう。日本を飛び出して、グローバルな環境で過ごしたからこそ身についた力だと思います。これは私にとって大きな成長だと感じています。
一方で、“深さ”という点では、まだ物足りないと感じています。より深く掘り下げ、詳しく分析していく力を磨くことがこれからの私の課題だと考えています。

今後目指すのは、ファンドマネージャーです。外国株、日本株のこだわりは特になく、投資してくれる人にしっかりとリターンを返せるような、そんなファンドマネージャーになることが目標です。そのためにも、企業を詳しく掘り下げて分析する“深い視点”が必要だと考えています。

日本を離れるとき、ある企業のIR担当者から言われたことがあります。
「うちの会社のことを一番理解してくれていたのは、あなただった」。
本当に嬉しい言葉でした。どんな時でも投げ出さず、日々コツコツと勉強を続け、アナリストとしての経験とスキルを磨いてきた結果だと自負しています。もちろんこの先も同じこと。前に進んで行くには、地道に一歩ずつ足を運んでいくしかありません。さらに学び続け、成長していきたいと思います。

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