趣味の“釣り”を仕事に。若手が挑戦できる環境で、成長を重ねていく。

趣味の“釣り”を仕事に。若手が挑戦できる環境で、成長を重ねていく。

趣味の“釣り”を仕事に。
若手が挑戦できる環境で、成長を重ねていく。

このストーリーのポイント

  • 店長に誘われて、アルバイトから正社員へ。決め手は社員の人柄
  • 社員になってさっそく、販売戦略をもとにした売り場作りを任せられる
  • 若手のうちから、店舗で開催するイベントの企画・運営にも積極的に挑戦できる

学生時代のアルバイト経験を引き継ぎ、かめや釣具の正社員へ。魅力的な売り場作りやイベントの企画を通して、顧客満足や店舗の売上に貢献できるよう奮闘している。

PROFILE
かめや釣具株式会社

関口 功起

フィッシング事業部
平塚店
2021年入社

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工学部 生命環境化学課卒。2018年に平塚店へアルバイトとして従事。2021年に社員になり、初めて売り場づくりやイベントの企画・運営に挑戦した。釣りという趣味を仕事にできていることにも、楽しさとやりがいを感じている。

アルバイトを経たからこそ実感した働きやすさ

幼い頃から魚が好きだった私は、小学生の頃に魚釣りにも興味を持ち、気がついたらブラックバス釣りにはまっていました。ブラックバスは、場所や天候、持っている道具によっても釣れ具合が変わってきます。どう戦略を立てれば魚に針がかかるかを考える過程が楽しいのと、釣れたときに大きな達成感を味わえるのが好きで、今も趣味として続けています。

そんな私が、かめや釣具と出会ったのは大学2年生の時です。かめや釣具の平塚店でアルバイトを始めた友人が、釣りの知識をどんどん身につけていく様子に刺激を受けて、「自分も釣具店で働いてみたい」と思うように。すると、友人が平塚店の店長に私のことを紹介してくれたんです。友人のおかげもあって無事採用になり、かめや釣具でのアルバイト生活が始まりました。

アルバイト時代は、まず基本的な業務であるレジ打ちやお客様との接客から始まり、品出し、入荷した商品の値付けなどを経験しました。かめや釣具は、釣りに関する多種多様な商品をそろえています。好きなことなので、商品知識はどんどん吸収できましたし、それをお客様にご提案していけることにやりがいを感じていました。業務以外では、従業員同士でよく釣りに出かけましたね。共通の趣味のおかげで話題が全然尽きなくて、本当に楽しかったのを覚えています。

その後ご縁があり、平塚店で正社員として働くことになりましたが、就職活動の準備をしていた頃は、かめや釣具に就職するとは思ってもいませんでした。

大学では化学を専攻していたので、将来は勉強したことを活かして、食品や化粧品の研究開発に携わりたいと考えていました。しかし、就職活動を始めた途端にコロナウイルスが流行り、志望していた企業が採用を取りやめたり、採用人数を絞ったりするように。その影響もあって就活が思うようにいかず、大学4年生の夏になっても内定を得られない状況に焦っていました。

就職先が決まらない……どうしようと頭を悩ませていた時、平塚店の店長が「関口くんがやる気があるなら、うちで働いてみない?」と声をかけてくれました。そこでアルバイト生活を振り返ってみて、今まで関わってきた社員の方々が皆優しかったことを思い出します。わからないことを丁寧に教えてくれたり、フォローしてくれたり。自分が社員になっても、きっと働きやすいだろうという安心感がありました。

何より、このタイミングで声をかけてもらえたのが本当に嬉しく、店長の言葉をありがたく受け取って入社を決意。かめや釣具での社会人生活がスタートしました。

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創意工夫しながら売り場作りができるやりがい

学生時代は、授業以外の時間をわりとアルバイトにあてていたため、一通りの業務は理解しているつもりでした。しかし社員になると、アルバイトよりも一歩踏み込んだ業務が予想以上に多いことがわかります。

社員になって、まず意識を向ける必要があったのが「店舗の売上」です。システムから、店舗内で売れる商品、あまり売れ行きのよくない商品や、近隣店舗の売上額など様々な数字データを読み取っていきます。そのデータをもとに販売戦略を立てていくのですが、最初は数字をどう読み取って理解していくかに苦労しました。

また、数字データをもとに立てた販売戦略を、売り場に反映させていく「売り場作り」も社員の仕事です。具体的には、社員それぞれが担当のコーナーを持ち、そのコーナーの売上管理を行います。

アルバイト時代、社員の指示に従って品出しは行っていましたが、コーナーを作るのは初めて。わからないなりに、どうすれば売れるコーナーになるかを考えなければなりません。そこでまず私が取った行動は、先輩社員が作ったコーナーを参考にすること。先輩社員が商品の見せ方をどう工夫しているか、POPに何を書いているかを観察して、自分のコーナーに活かすようにしました。

平塚店には、コーナーのレイアウトをデザインするのがとても上手な先輩がいます。先輩が作ったコーナーには、ついお客様が立ち止まってしまうような仕掛けがたくさんあって、多くのことを学べるんです。POPもパッと目を引く色合いでわかりやすく作られているので、アイデアの参考にしています。

そんな頼れる先輩に、ときには自分のコーナーがどうすれば良くなるか、直接アドバイスをもらいに行くこともあります。商品の並べ方のコツなどを、私が考えもつかないような発想で色々教えてもらえるので、勉強になりますね。

これまでは、ルアーや小物のコーナーを受け持ってきましたが、今年から新たに「中古品コーナー」を任せてもらえるようになりました。

中古品の場合、商品の外箱が保管されていないものが多いです。なので、ただコーナーに並べるだけでは、お客様に商品の特徴が伝わりません。そこで、お客様に一目で情報が伝わるよう、ジャンルごとに商品を並べたり、POPに丁寧に説明を書いたりして工夫しています。最近は、自分なりに色々考えながら売り場を作る過程が楽しくなってきました。これからも、より多くのお客様の興味を惹きつけられるような売り場作りに力を入れていきたいです。

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若手が積極的に挑戦できる社風

平塚店では、月1〜2回定期的にお客様向けのイベントを開催しています。目玉イベントのひとつが、近隣店舗と合同で開く釣果(お客様に釣りの成果を持ち込んでもらうこと)イベント。より大きな魚を釣った上位数名のお客様に商品券をプレゼントして、次のご来店につなげていくといった内容です。他にも、中古釣具の買取金額アップキャンペーンやセールなど、集客や売上につながるようなイベントを多く企画しています。

イベントの企画や運営を若手社員に積極的に任せてくれるのも、当社の魅力です。たとえば、平塚店の近くにある相模湾では、夏にキハダマグロが良く釣れます。「地域の特性を活かして、マグロの釣果イベントを行うのはどうか」といったアイデア出しから参加できて、イベントを主導できることに大きなやりがいを感じています。

イベントを開催するにあたって、まずはお客様へ告知することが大切です。1カ月以上前から準備して、店舗の目立つ場所にポスターやPOPを貼ったり、ブログで告知したり。ときには、私自身がイベントに沿ったルールで、魚を釣る過程と結果を発信することもあります。お客様はやはり、釣り方や釣れ具合が気になるもの。私の発信をきっかけに、イベントの参加を決めてくれたり、商品を購入いただけたりすることもあるので効果は絶大です。

入社3年目になって、ようやく自分なりに段取りを考えながらイベントを運営できるようになりましたが、社員になりたての頃はなかなかうまくいきませんでした。今でも忘れられない失敗をしてしまったのは、とある店舗合同イベントを初めて任された時。本来は近隣店舗と足並みをそろえるべきなのに、こちらの準備不足でスタートが2日間遅れてしまいました。

たった2日間と思うかもしれませんが、売上の差が他の店舗と比べて大きく開いてしまった結果に。これを反省し、次回はもっと早く準備をしようと気を引き締めました。

他にも、イベントに必要な景品の用意が遅れてしまい、お客様にご迷惑をおかけしてしまったことも。そんな失敗や課題点は必ずメモを取り、次に活かせるようにしています。

毎月のようにイベントを行っているので、前回の反省を踏まえて試行錯誤できる機会が多いのは良い点です。もちろん、たった一人でイベントを仕切るのではなく、先輩社員や上司もサポートしてくれるので心強いです。一生懸命企画を考え準備したイベントが成功すると大きな達成感を味わえますし、次のイベントを開催する時の自信にもつながります。

今後は副店長、店長とキャリアアップしていきたい思いもありますが、まずは今任されている目の前の仕事に全力を注いで、お店の売上アップに貢献していきたいです。やはり、自分が担当したコーナーやイベントをきっかけに、お客様が再び来店してくれたり、商品を手に取ってくれたりするのは何にもかえがたい喜びがあります。その喜びを感じられる瞬間をもっと増やせるよう、これからも取り組んでいきたいです。

釣具店というと、「釣りの専門知識がないと活躍は難しいのでは?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。実際に、釣りの経験がなくても入社した社員はたくさんいますし、皆業務を通して知識を身につけ活躍しています。わからないことをフォローアップする先輩も環境もバッチリ整っているので、興味のある方はぜひ一緒に働きましょう。

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