充実のワークライフバランスを実現しながらCE(カスタマエンジニア)として着実に成長しています。

充実のワークライフバランスを実現しながらCE(カスタマエンジニア)として着実に成長しています。

充実のワークライフバランスを実現しながら、
CE(カスタマエンジニア)として着実に成長しています。

このストーリーのポイント

  • 地方出身者として、格安で快適な寮の備わっている企業を志望
  • 早いうちから仕事を任されたことで、着実に経験を積み成長することができた
  • 社会に不可欠のインフラを支えることにやりがいを感じる

福利厚生の充実ぶりに惹かれて入社。CE(カスタマエンジニア)として経験を積みながら、着実にキャリアアップを続けてきた。これから目指すのはリーダーの道。仕事とプライベートのバランスを大切に、さらに成長を続けていく。

PROFILE
オムロン フィールドエンジニアリング株式会社

広井 美和

フィールドサービス事業部 首都圏第一支店

omron-st01-02.jpg

2015年入社。制御情報工学科卒。山形県出身。首都圏で働きたかったこと、寮などの福利厚生施設が充実していることを念頭に企業選びをして、オムロン フィールドエンジニアリングへの入社を決める。埼玉の拠点で3年間勤務した後、東京の拠点へ異動。「自分がしてもらったことと同じように、後輩にもしてあげたい」という想いのもと、後輩指導にも力を入れている。

福利厚生制度にこだわって

中学時代から理系の科目が得意になり、卒業後は高専に進学しました。高専を選んだのは、寮で暮らしてみたかったことも理由でした。高専ではCADを使った製図やC言語、JavaScriptでのプログラミングなどを学びました。もともと、ものづくりが好きだったので、高専の授業は楽しかったです。
4年次にはシンガポールとタイへ一週間の工場見学の旅をしました。海外における日本の工場を見て、日本の技術力の高さやコミュニケーションの大切さを知りました。

高専時代、力を入れたのが陸上部の活動です。私の種目は中距離でした。坂道ダッシュなどの練習はきつかったし、冬には積雪で外を走れなくなるなど決して恵まれた環境ではなかったのですが、5年間続けたことで、やりきることの大切さを学びました。高専大会の800m走で2位に入賞したのはいい思い出です。

姉が首都圏で働いていたこともあり、私も就職は首都圏でと考えていました。ただ地方出身者にとって首都圏の住居費は非常に重い負担となります。そこで寮が整っていることは企業選びの大きなポイントでした。せっかく首都圏で暮らすならプライベートも充実させたいと思ったので、有給休暇もしっかり取得できる会社がいいと考えました。こうした点でオムロン フィールドエンジニアリングは、希望にぴったりの会社だと思いました。
決め手となったのは、高専の先輩が働いていて、たまたまプライベートで学校へ立ち寄ったことです。先輩は「人柄のいい方ばかり」「とても面倒見がいい」と、会社の魅力を教えてくれました。それを聞いて私は入社を決心しました。オムロンという有名な会社のグループ企業ということで安定感も抜群です。両親も安心して私を送り出してくれました。

omron-st01-03.jpg

先輩に見守られながら成長

最初に配属されたのが埼玉県さいたま市にある拠点です。10人ちょっとの拠点で、新人は私1人でした。入居した寮は職場から徒歩10分。家賃は格安で部屋は広く、環境は抜群でした。契約の手続きなど面倒なことはすべて会社が代行してくれたのも、社会人になりたての私にとってありがたかったです。

そこではCE(カスタマエンジニア)として銀行やコンビニに設置してあるATMの定期点検や障害対応などを担当しました。最初の半年ほどは先輩に同行して仕事を学び、その後は1人で行動するようになりました。
ATMは人々の生活に密着した、不可欠の設備です。間違いなく毎日正常に動くのが当たり前の機械ですから、不具合が発生しないよう、定期的に点検を行う必要があります。点検場所までの移動は慣れない土地での車移動だったので大変でしたが、機械に触れられる仕事は楽しかったです。わからないことがあればすぐ先輩に電話をして質問することができます。時には応援のために先輩が駆けつけてくれることもありました。

2年目には障害対応も担当するようになりました。ATMでお札が詰まってしまったり、利用者が間違えて紙幣投入口に硬化を投入してしまったり。そんなときには金融機関から連絡をいただき、現場に急行して修理に当たることになります。障害の状況を詳しく聞き出し、部品等を適切に用意するなど、事前の準備が大切です。 お金にまつわるトラブルですから、現場はやはりピリピリしています。その中で的確に状況を把握し、スピーディーに対応しなくてはなりません。行員様や利用者の方は私のことをATMのプロと見ていますから、2年目だからということは関係ありません。緊張感をもって取り組みました。

こうした経験を重ねたことでどんな状況でも慌てず対応できるようになり、工具の使い方などの技術力も磨かれ、さらには障害状況を聞き出すコミュニケーション力も身につきました。成長が速かったのは、1年目の後半からひとり立ちさせてもらったからだと思います。1人で現場に赴き、1人で対応することでずいぶん鍛えられました。大切なのは「場数を踏むこと」なのです。
もちろん1人で任されたといっても、周囲の先輩たちはしっかり見守ってくれました。一日の終わりには「今日はどんなことがあったか」を聞いてくれるし「そういうとき、こうしたら良いよ」とアドバイスを送ってくれます。失敗して凹んでいるときは「自分も同じ失敗をしたから」と励ましてくれました。就活のときに高専の先輩が「人柄がよくて、面倒見がいい」と話してくれた、その通りの会社でした。

omron-st01-04.jpg

プロの技術者として信頼に応える

4年目に都心エリアを担当する東京の拠点に異動しました。業務内容は飲食店などのクレジット決済端末の設置や障害対応、コンビニ店内のルータ設置などのネットワーク構築などです。1人ひとりがプロとして自立しているメンバーばかりで、私もプロとしての仕事ぶりが期待されていることを知り、かなり緊張しながらの異動となりました。

例えばショッピングセンターに新しくお店ができるとき、あるいは催事場でイベントが行われるとき、クレジット決済用の端末を設置しなくてはなりません。その依頼に応じて私はビル管理者と日程を調整し、現場の状況を調べて、準備を進めます。電源が取れるか、通信環境は整っているかなど、事前にしっかり確認することが大切です。
日程が決まったら現地に行って端末の設置作業をします。ここで重要なのが、端末を使用するのはその店舗の方であるということ。店舗の方は端末に関してはすべて私がやってくれると思い込んでいるので、私はご要望を伺いつつも、当社で行うこと・行わないことを明確にしていかなくてはなりません。例えば館内のWi-Fiが届いていなかったら、それは当社ではなくてビル管理者の仕事になるわけです。言われたことに対して何でも「はい」とお答えするのではなく、しっかりと切り分けて、「できない」と伝えるのも重要だと学びました。Noと言えることも、コミュニケーション力なのです。

現場の店舗の方にお礼を言われるのは嬉しいですが、ビル管理者から「助かりました」と言われるのも嬉しいです。それ以上に嬉しいのが、職場の中で「ありがとう」と言われることです。障害対応の依頼が集中していたので手伝ったり、事務作業を引き受けたり。そんな協力をすることで仲間が喜んでくれたとき、私も仕事のやりがいを感じます。

omron-st01-05.jpg

高い目線でリーダーを目指す

入社8年目となり、私も新人の指導者を担当するようになりました。かつて私がそうされたように、今度は私が新人に同行し、OJTを進めています。日々の業務についてアドバイスするほか、月に一度の面談では仕事の不安などにもしっかりと耳を傾け、サポートしています。
今感じているのは、人を指導することで自分も成長するということです。例えば普段何気なく使っている「アサイン」という言葉一つとっても、新人に教えるときはきちんと意味を伝えなくてはなりません。「要するにアサインって何だろう」「何がポイントなのだろう」と改めて自分で考え直すきっかけになりました。

今後はリーダーを目指すつもりです。現在は首都圏第一支店内のリーダー研修で、リーダーとなるための基礎を学んでいるところです。
これまでは目の前の現場、目の前の障害などに対応するので精一杯でしたが、今はセンタ全体の動きや会社の利益、労務費なども考えながら動けるようになりました。目線が一段上がったと感じています。この成長実感を大切に、さらに高みを目指していきます。

オムロン フィールドエンジニアリングには、産休・育休などの制度も充実していて、働きやすい環境だと思います。先輩には産休・育休取得後に復職し、子育てしながらCEとして最前線で活躍している方もいますし、1ヵ月の育休を取得した男性社員もいます。ライフイベントを重ねながらキャリアを開いていくには、とても恵まれた環境です。これからも社会に不可欠のインフラを支える仕事に携わりながら、技術者として成長を続けていきたいと思います。

omron-st01-06.jpg

TAGS

オムロン フィールドエンジニアリングについて
もっと知りたい方はこちら

SHARE

Related Stories|関連ストーリー