面接で全落ちしても挽回できる!今からできる対策や気持ちの切り替え方

面接で全落ちしても挽回できる!今からできる対策や気持ちの切り替え方

面接で全落ちしてしまう学生の特徴を解説!今からでもできる対策や気持ちの切り替え方まで内定獲得に繋がるヒントが満載!



面接に全落ちして「辛い」「もうダメかもしれない」と感じているでしょう。

辛い気持ちは本当によく分かります。「このままでは一社受からないのでは」「自分は誰からも必要とされてないのかも」など思い、精神的に大きな負担ですよね。

ここでは、面接で辛い時の立ち直る心の持ち方を紹介していきます。

1.就活生は平均で8~18社社ほど落ちる
2.全落ちしても挽回できる人が多い
3.第一志望にこだわらない
4.内定はゴールではない
5.最終面接で落ちるのはほぼ運

1.就活生は平均で8~18社社ほど落ちる

内閣府の調査では、1人あたり10〜19社程度エントリーし、そのうち8〜18社程落ちると言われています。

そのため、「自分だけたくさん面接に落ちているのでは…」という気持ちになる必要はありません。

多くの就活生が経験する過程なので、「落ちることは当たり前」であり、気に病む必要はないのです。

2.全落ちしても挽回できる人が多い

先述したように、多くの学生は複数の企業から不採用通知を受け取ります。

平均で10社以上、場合によっては20社以上の企業から落ちることも珍しくありません。

それはあなたの能力や人格が悪いのではなく、企業との相性やタイミングなど様々な要因があるからです。

そのため、粘り強くひたすら続けることが重要になります。

不採用だったとしても、学び成長するための材料として諦めずに行動すれば自ずと自分に合う企業が見つかります。

3.第一志望にこだわらない

第一志望にこだわりすぎると視野が狭くなり、自分の新たな可能性を潰してしまいかねないです。

特に人気企業や大手など倍率の高い企業を第一志望にしてしまうと、ほかの魅力的な企業に気づけない可能性が高いです。

また、「ここに入れなかったら自分は終わりだ」「この会社でしか働きたくない」というように考えてしまうと不採用だった際に精神的負担が大きくなります。

就活は長期戦になることが多いので、第一志望にこだわりすぎずないマインドが大切なのです。

4.内定はゴールではない

内定は、社会人としてのキャリアをスタートさせるための「スタートライン」に過ぎません。

どんなに自分の入りたい企業から内定を頂けても、入社後にミスマッチがあれば、結局転職活動をまたしなければならないのです。

本当に大切なのは、「内定を得た後にそこで何を成し遂げたいか」「どのように成長していきたいか」というその先のビジョンです。

実際に大手の内定を貰えたものの、企業の社風が合わずに3ヵ月で退社してしまう方もいます。

周りの人が内定を取っていて焦る気持ちもあるかもしれませんが、自分に合う企業を探し続けてください。

「自分に合う企業をどう見つけるか」でお悩みなら、こちらの記事で具体的な方法を徹底解説しています。

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▶【自分に合う企業の見つけ方10選】自己分析方法や注意点徹底解説!

5.最終面接で落ちるのはほぼ運

最終面接で落ちることは、「運」の要素が非常に大きいと言えます。

「社風へのマッチ率」「経済状況」「タイミング」など様々な要因が重なることで、不採用になります。

ただ、最終面接まで進んだということは、あなたのこれまでの努力や能力は間違いなく評価されているということです。

そのため、「全否定」ではなく、「惜しかった」「あと一歩だった」と前向きに捉えましょう。

以下に「就活が辛い時の対策」について詳しく解説している記事があるので、気になる方はご覧ください。

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▶【就活が辛い時の対策を原因別に解説】メンタルボロボロでしんどいやめたいと思っている人へ


「面接全落ち」という言葉は、応募した全ての企業の面接選考を突破できず、内定を一つも獲得できていない状態を指します。


ただ、全落ちした状況や時期によってそれぞれの状況は異なります。

以下の表をご覧ください。

時期状況
大学4年生6月以前・就職活動の序盤から中盤にかけて、持ち駒(選考中の企業)が無くなった・まだ企業の採用活動が活発なため、軌道修正して再スタートを切るチャンスは十分にあり
大学4年生6月以降・就職活動の終盤に差し掛かり、持ち駒がゼロになり、内定が一つもない状態
夏採用や秋採用、通年採用を行っている企業もあるので諦める必要はない

自身の状況がどちらに当てはまるかによって、今後の動き方や対策が変わってきます。

現状を整理し、次の最適な一手を考えていきましょう。

まずは何が原因だったのかを分析することが次の一歩になります。落ちる理由としては以下の可能性が濃厚です。

心当たりがあるものがあれば重点的に強化していきましょう。

1.大手病になっているかも
2.選考フェーズごとに対策ができていない
3.業界研究不足
4.企業研究不足
5.志望度が低いと思われた
6.自己分析不足
7.面接官の相性が悪かった

それでは解説していきます。

1.大手病になっているかも

 「大手企業しか受けたくない」「有名企業じゃないと安心できない」「中小企業は受ける意味がない」といった考えに囚われていませんか?

大手や人気企業は人気が高いので応募者が殺到します。

そのため、どんなに優秀な人であっても、その中で内定を勝ち取るというのは至難の業なのです。

大手企業ではなくとも、中小企業やベンチャー企業で、あまり知られていないけれど魅力的な「隠れ優良企業」はたくさん存在します。

視野を広げ、多様な企業に目を向けることで、本当に自分に合った企業を見つけられるはずです。

以下に「優良企業の探し方」について詳しく解説している記事があるので、気になる方はご覧ください。

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▶【優良企業の探し方10選】特徴や失敗する要因も解説!

また、GOODSTORYでは、中小企業から大手企業まで、幅広い企業が掲載されているので、気になる方はぜひご参照ください。

GOODSTORY
▶︎一人で悩むのではなく、大切な人たちと共有しあう。そう考えて、仕事と育児の両立に取り組む

▶︎新しい金融体験の創出を──。UXデザインで、三菱UFJ銀行を変えていく。

▶︎多様な業態で実感できる、多様なやりがい。そのすべてを貫くビジョン「Magnify Life – まだ見ぬ、ひかりを」。

2.選考フェーズごとに対策ができていない

各フェーズで求められることの対策をきちんと行えていないと、面接官に「この子は対策ができていないな」と思われる要因になります。

各フェーズで求められることは以下のようなポイントになります。

一次面接:最低限のマナー・コミュニケーション能力
しっかり面接官の質問を理解し、結論から話すことが重要です。
また、笑顔やアイコンタクト、身だしなみにも気を付けましょう。

二次面接:スキルや過去の経験の深堀・論理的な思考・企業適応性
「何をして、どう考え、どう行動し、どうなったか」を具体的に説明できるように準備しましょう。

最終面接:「入社への覚悟」「本当に第一位志望なのか?」「企業文化とフィットしているのか?」などの熱意(最終面接では、面接官の好みで合否が分かれるとこでもあるので、一概に自分の実力不足というわけではない)

各フェーズでどんな事が求められているのかを理解し対策を行うことで、選考通過の可能性が高まります。

以下に面接練習について詳しく解説している記事があるので、気になる方はご覧ください。

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3.業界研究不足


業界研究を怠ると志望動機が浅くなってしまいます。

表面的なイメージや志望動機を語ってしまうと説得力にかけてしまうのです。

業界の抱える課題や現状を理解していなければ、面接官に踏み込んだ質問をされた時に答えられない、または全体的に浅い回答しかできない状態になります。

また、業界のことを詳しく知らない状態で入社してしまうと後々想像とのギャップに苦しみ、早期離職に繋がることもあります。

【例】
自分はリモートでの働き方をしていきたい→入社してみたらリモートで働く人は一切いなかった

あんまり自分は大勢の人と話すのが得意じゃない→毎日誰かとずっと話す仕事だった

以下に「業界研究」について詳しく解説している記事があるので、気になる方はご覧ください。

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4.企業研究不足


入社後のビジョンを語るためには、企業研究が必要不可欠です。

企業研究が不足していると「どこの企業でもいいんじゃないか」「そのやりたいことは他の企業でもできるのでは?」と思われてしまいます。

企業ホームページには沢山の情報があります。

事業内容、製品・サービス、企業理念、沿革、IR情報(投資家向け情報)、採用情報、社員インタビューなど、隅々まで読み込みましょう。

以下に「企業研究」について詳しく解説している記事があるので、気になる方はご覧ください。

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▶【企業研究シート見本例】シート作成のやり方12選から効率良い情報収集まで徹底解説!

5.志望度が低いと思われた

業界研究や企業研究のリサーチ不足だと良い志望動機が書けないと先述してきました。

実際にその2つの調べが甘いと志望度が低いと思われてしまいます。

それ以外でも、他の選考状況を詳しく話しすぎたり、受け身すぎるなども要因になります。

しかし、大体は志望動機が原因になることが多いのです。

以下に「志望動機」について詳しく解説している記事があるので、気になる方はご覧ください。

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6.自己分析不足


自己分析がしっかり行えていないと、将来やりたいことやその企業で成し遂げたいことが漠然としてしまい、「入社したらすぐにやめてしまうのでは?」と懸念を抱かれてしまいます。

また、企業の求める人材とずれたアピールをしてしまっている可能性もあるでしょう。

自分では、自己分析ができていると思っていても、「実際に言っていることに一貫性がない」「質問への回答が浅い」などの問題があるかもしれません。

一度自分の面接の様子を誰かに見てもらいアドバイスをもらうのも良いかと思います。

以下に「自己分析」について詳しく解説している記事があるので、気になる方はご覧ください。

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7.面接官の相性が悪かった


この場合はあなたの能力や人柄に問題があるわけではなく、運要素が強いです。

面接官も人なので、その日のコンディションや採用しようとしている人の傾向が違ってくることもあるでしょう。

そのため、自分は完璧にできているのに落とされてしまったと感じた時は、ほとんど面接官と合わなかっただけなので、割り切りましょう。

面接官と相性が悪かったということは、他の社員メンバーとも相性が合いにくいとも考えられます。

相性は努力でどうにかなるものではないので、「今回はたまたま縁がなかっただけだ」と次の選考に気持ちを切り替えることが、精神的な回復と前向きな活動に繋がります。

面接中に「これは絶対落ちた…」と思わせるような面接官のサインはいくつか存在します。

しかし、これはあくまで目安であり、これらのサインがあったからと言って本当に落ちるわけではありません。

しかし、心当たりがあるのであれば、次回の面接に向けて対策や練習ができるかと思いますので、フラットな気持ちで参考にしていただければ幸いです。

面接が早く終わる
未来の話が全くない
矛盾を指摘される

それでは紹介していきます。

面接が早く終わる

予定されていた時間よりも大幅に面接が早く切り上げられてしまった場合は、早い段階で面接官が「あなたへの興味を失ってしまった」という可能性があります。

特に、「質問の回数が少ない」「回答への深堀がされなかった」「面接官の反応が薄い」などはその可能性が高いです。

ただ、もう合格と判断し早めに切り上げるケースもあるので、一概には言えません。

未来の話が全くない

入社後のビジョンは、二次面接や最終面接で聞かれることが多いです。

したがって、採用を考えている場合は、選考が進むにつれ入社後のことを話す機会が増えるでしょう。

そこで一切、入社後のビジョンや働き方について言及されることないのであれば、「採用する候補生」と考えていない可能性が高いです。

ただ、「大量採用を行っている企業」「スキル重視で基本的な適性があれば即採用」「配属が直前まで決まらない企業」などであれば、入社後の働き方や具体的なビジョンについてほとんど触れることなく内定を出すことがあります。

矛盾を指摘される

意見に対して否定的な意見が多い場合は、コミュニケーション能力や論理的思考力に疑問を持たれたか、企業文化と合わないと判断された可能性が高いです。

ただ、あなたのストレス値を図ろうとした、圧迫面接の可能性も高いです。

回答内容を必要以上に否定し批判することや「本当にそう思っているの?」などの詰問のような質問を繰り返す、沈黙を長く取る、今までの経歴や能力を過小評価する、個人的なことやデリケートな質問をするなどが圧迫面接の特徴的な行動例です。

一方で、圧迫面接ではないにも関わらず、矛盾を指摘されたり、否定的な反応に見えたりすることもあります。

ただ面接官の顔が怖い、言葉の言い回しがもともとキツイ人だった、深堀しようとしてあえて厳しい質問や反論を投げかけている可能性もあります。

自分に対してどのような態度だったのかを振り返ってみて、圧迫面接だと思うのであれば、内定が出たとしても、入社を慎重に検討すべきです。


以下に「面接で合否を見抜くサイン」について詳しく解説している記事があるので、気になる方はご覧ください。

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▶面接で合否を見抜くサイン35選&落ちたサインを出された時の対処法!

面接で落ちた理由を聞きたくなってしまう気持ちは分かりますが、一般的に面接で落ちた理由を問い合わせても、具体的に教えてもらえるケースは稀です。

面接官は毎日多くの就活生と面接をしているので、一人ひとりに詳細なフィードバックを行うのは現実的に不可能です。

ただ、企業から直接聞くのは難しいですが、就活支援サービスの活用している場合は担当者を通じてフィードバックを得られる場合があります。


また、先輩や友人に自分の面接で発言した言動や行動を客観的に見てもらったり、その時の様子を話すと良いでしょう。

面接に全落ちすると「もう立ち直れない」「何もしたくない」という気持ちになるのは当然のことです。

このような気持ちは誰もが一度は通っていることなので、あなただけではありません。

ここでは、辛い気持ちを乗り越え、次へと進むための具体的な方法をご紹介します。


信頼できる人に相談
少しだけ就活から離れる

信頼できる人に相談


落ち込んだ時こそ1人になりたいと思うかもしれませんが、誰かに話すという行為は、心の回復に非常に効果的です。

信頼している親友や家族に話を聞いてもらうことで、気持ちが軽くなるだけでなく、自分の感情が整理されます。

また、客観的なアドバイスを得られることもあり、一人では気づけなかった自分の弱みや問題点に気づけるでしょう。

以下に「就活のストレスがやばい時の解消法」について詳しく解説している記事があるので、気になる方はご覧ください。

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少しだけ就活から離れる


再スタートを切るために、気分転換をするのは大切です。

趣味に没頭したり、公園でお散歩のように、就活から離れゆっくりすることで心が落ち着くでしょう。

就活では精神的にも肉体的にも負担が大きいので、ほとんどの人が落ち込んだり、イライラします。

ずっとその負の感情のまま焦り続けても、集中力が途切れやすくなり、パフォーマンスが落ちます。

その負のループから抜け出すためにも適度な休憩は大切です。

面接に全落ちして辛い時、誰もが抱くであろう疑問や不安について、答えていきます。

Q. 一次面接すら通らないってよくあることなの?
Q. 全落ちする確率ってどれくらい?
Q. 面接で「最後に一言」と言われたら落ちる?

Q. 一次面接すら通らないってよくあることなの?

A. はい、全く珍しいことではありません。

一次面接すら通らない自分は「ヤバいのでは?」と悲観的になるかと思いますが、決してあなただけではありません。

多くの就活生が経験し悩んでいます。

先述してきたように「大手企業への応募」「業界・企業研究不足」「面接官との相性が悪かった」など要因は様々です。そこから自分の課題を見つけ改善していくことで、内定を獲得できるようになっていく訳です。

自分の課題を見つけ、諦めずに一つずつ課題をクリアしていくことで、内定への道を開きます。

Q. 全落ちする確率ってどれくらい?

A. ほとんどの学生が多くの企業に落ちています。

確率を求めるのは、統計的に算出することは非常に困難ですが、多くの企業から不採用通知を受け取るのが「当たり前」という状況です。

現在の就活生は平均で10社〜30社程度にエントリーし、その中でようやく1〜3社ほど内定を頂けるとされています。

そのため、「落ちる」ということは就活市場において当たり前で、日常的な経験になります。

最後まで諦めずに、自己分析や面接対策を繰り返しながら、「就活を続ける」ということが重要なのです。

Q. 面接で「最後に一言」と言われたら落ちる?

A. いいえ、必ずしも落ちるわけではありません。

むしろ、熱意や入社意欲をアピールできる最後のチャンスと捉えましょう。

形式的に「最後の一言」を聞いてくる企業もいるので、あらかじめ回答を考えておくと安心です。

絶対に避けるべきは、「特にありません」と答えてしまうことです。

これは入社意欲が低いと思われかねません。

「最後に一言」は、落ちるサインではなく、逆転合格のチャンスです。

しっかり答えを考えておきましょう。

・全落ちしても挽回できる
多くの就活生は全落ちを経験しているため、全落ちは珍しいことではありません。

焦る気持ちも分かりますが、内定はゴールでは無いので、自分のやりたいこと将来のことを考えて、自分に合う企業を見つけましょう。

・就活からいったん離れる勇気も大事

疲れているときは家族や友人に相談したり、ゆっくり休むことも重要です。
休息することは決してサボっているわけではありません。

次への行動に移すエネルギー補給です。

諦めずに、就職活動をしていけば、必ずあなたに合った企業との出会いが待っています。
内定を獲得できることを心から願っています。