アスリートとして磨いた強みを活かし、未開の市場に挑んでいく。

アスリートとして磨いた強みを活かし、未開の市場に挑んでいく。

アスリートとして磨いた強みを活かし、
未開の市場に挑んでいく。

このストーリーのポイント

  • 陸上競技で日本一に。その過程で身につけた強みを活かす
  • 「もうダメだ」と思った時こそ、本当の仕事の始まり
  • 新エリアでの市場開拓を成功させ、将来は経営者の1人に

陸上競技で身につけた、自分を厳しく律する強さ。それを武器に営業として新しい市場の開拓に挑む。商社営業の在り方を全社的に共有することで会社としての発展につなげようとする、経営者的な視点も強みだ。

PROFILE
株式会社阪神メタリックス

川上 ヒデル

高松支店

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人間福祉学部卒。2022年入社。東神戸支店の現場研修を経て、高松支店に配属され、四国内の顧客を対象に営業活動に従事。3年目に1年間の愛媛駐在を経験し、4年目の秋には新エリアでの駐在をスタート。大手製造メーカーを対象に市場開拓に挑む。

目標を目指して自分を律した経験は必ず活きる

学生時代は陸上競技に打ち込む日々でした。種目は十種競技で、日本インカレでは関西勢初の優勝、学生歴代8位の記録も残せました。正真正銘、嘘偽りなく、本気で陸上競技に燃え尽くした学生時代だったと思います。
将来はプロか、就職かと悩んだ時期もあり、他の学生とは少し違う就職活動となりました。そこで業界や業種で考えることはせず、とにかく社会人営業マンに面会して、楽しく仕事に打ち込めているか、話を聞くところからスタートしました。

次第に専門商社がいいと考えるようになったのは、中学からずっと打ち込んできた陸上競技で培った圧倒的な思考力を最も活かせる業界だと思ったからです。それは目標とするタイム、つまり数字をクリアするために、努力を重ね、徹底して自分を磨いていく姿勢。特定の領域を、誰よりも深く、そして長く思考し取り組んでいくことが求められる専門商社において、その姿勢は真価を発揮できるのではないかと考えました。

阪神メタリックスを知ったのも、OBとのマッチングをサポートしてくれるアプリを通じてでした。他の会社が「就活の相談に乗ります」「自己分析のお手伝いをします」というようなメッセージを載せていたところ、1社だけ「トップ営業が教える営業の秘訣とは」と書いてありました。その切り口に「なんだこれは」と驚き、Zoomが一般的な中、直感で会ってみることにしたのです。
面会の場では会社の説明などは一切なく、私が陸上競技で学生日本一になったときの思考法などを掘り下げていただき、「君なら絶対営業でもトップになれる」と断言していただきました。中学から10年間続けてきた陸上競技の経験が必ず生きる──そう強く背中を押していただいたのです。私は、就職するならここしかないと感じ、その後、社長との面談などを経て入社することになりました。
就職とはまさに縁と運、そして直感です。知名度や企業規模に惑わされることなく、自分の直感を信じることが何よりも大切だと思います。

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失敗で学び、新たな価値を創出する

入社後は東神戸支店で3カ月間の研修を受けました。特殊鋼の切断などを行う当社の工場で入出荷業務やフォークリフトでの作業などを担当。ドライバーさんや納品に来てくれた取引先さんなどと接しながら汗を流す日々は楽しかったです。見るものすべてが初めてという環境の中、自分の作業も工夫次第で差別化できるのではないかと考えながら過ごしました。
そして研修を終えた7月、私は設立されたばかりの高松支店に配属されることになりました。

高松支店は四国4県の製造業のお客様に向けて、鋼材を拡販するために設立されました。すでに先輩が四国全県で新規開拓に取り組んでいて、その土台の上でさらに市場を広げていくことを目的に配属されたわけです。それから私の阪神メタリックス1年目がスタートしました。
営業といっても新人ですから、何もわかりません。本当にわからないことばかりで、ひたすらお客様に教えを請うところから始めました。お客様とお話をさせていただくときも、見積書を提出させていただくときも、わからないことがあれば何度も質問させていただきました。当然「そんなレベルの質問を?」と呆れられて当然のこともあったはずです。それでもお客様は嫌な顔をせず、基礎から親切に教えてくださいました。今の私があるのも、あのときに育ててくれたお客様のお陰です。
この業界には、取引先の関係を越えて新しい人材を育てようとする温かい空気があります。

ただ、仕事そのものに達成感を得ることはありませんでした。お客様に教えてもらうばかりで、新たな提案や貢献ができていなかったのだから、当然です。陸上競技で、与えられたメニューに従って自分では何も考えずにトレーニングを続けているような感覚でした。これでは面白くもなければ、勝てもしない。
そのスタンスを徹底的に洗い直したのが、2年目の3月の頃からでした。すべての事象に「なぜ」「どうしたら」という思考フローを辿りました。スキルはなかったのでスタンスを一新した。考え方が変わり、誰も到達できない戦略・スキームを生み出すことができ、受注確度が向上したのです。誰もができる、基礎基本に立ち返り、誰もできないレベルで遂行する。
自分の武器がわかれば、それを強みにどう戦っていくか、作戦も自分で描くことができます。中学、高校時代の陸上競技のように練習をやらされている感覚は消え、学生時代に自ら思考しながら練習することで日本一を目指していたときの手応えが甦りました。以来営業の数字は一気に伸び、私自身もモチベーション高く仕事に打ち込めるようになりました。
大切なのは、「もうダメだ」と思ったときです。なぜ負けたか、何が足りなかったかを自分に突きつけることは苦しいですが、そこからが本当の仕事の始まりです。弱さと向き合い、乗り越えていくことで、成長できます。負けたときこそ成長のチャンスなのは、スポーツでも仕事でも同じでした。

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経営者の視点で、全社員を巻き込んで大武功を上げる

仕事のスタンスの一新により私は、見出した武器・シナリオを全社員が扱える状態にしたいと考えました。商社のビジネスには“個人商店”のようなイメージがあるかもしれませんが、私は仲間と共進することで会社の発展速度は向上し、それが各個人の成長をも促せると考えたので、獲得した成功例は全社展開すべきだと考えました。
「全社展開に舵を切るには、まだ自身の解像度が低い。もう少し勉強してから展開する」と先輩に相談したら、返ってきたのは「今が不十分でもいい。最高を更新し続けよ」という言葉でした。社長も「自力で全社を動かしてみよ」と私の背中を押してくれ、自由にやっていいと太鼓判を押してくれました。
阪神メタリックスの経営理念には「互いの能力を共有し高め合うチームを維持する」という一文があります。私の考えは、この一文とも響き合うことだったので、社長も背中を押してくれたのでしょう。意識していたわけではありませんでしたが、「人を動かす」「一人であげられる武功など知れている」といった経営者視点を身につけていたことを、誇らしく感じています。

4年目の秋に、新エリア駐在に踏み切りました。担当は私1人。オフィス兼自宅のマンションにPCやFAXなどを置き、仕事をしています。
四国での駐在の経験もあり、この暮らし方は案外気に入っています。もともと陸上競技は個人競技ですし、厳しく自分と向き合うことが求められる競技でしたので、自己管理も得意です。オフィス兼自宅ですから始業時間の10分前まで寝ていることも可能ですが、私はその3時間前に起きて仕事に備えることも苦ではありません。人に指示されるのではなく自分で思考しながら取り組む点でも、自分の強みを活かすことのできるワークスタイルだと感じ、心地よく過ごしています。

駐在の目的は、新エリアでのビジネスの拡大です。約2年間、所属支店から車やフェリーで3時間かけて移動し、新規開拓に取り組んできており、その蓄積の上で本格的に腰を据え、市場開拓に取り組もうという狙いです。以前は中小のメーカーをターゲットに新規開拓を続けてきましたが、これからは大企業にターゲットをシフトして開拓していく方針です。
その際に鍵となるのが、これまで見出した武器です。ターゲットがどんなに大企業であっても、武器を使うことで必ず風穴を開けることができると確信していますし、手応えは十分。スタンスの一新がきっかけで、価値提供ができるようになった仕事に心の底からやりがいを感じています。
自分の強みで突破口を開き、見出した武器を全員で活かして取引を拡大していく、そんな戦略的な戦いができていることに充実感を抱いています。

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出会いたいのは、情熱を燃やし続けられる人材

今後の目標は、まず新エリアでのビジネスを成功させて、しっかりと地盤を固めることです。いずれ営業所を開設し、私はこの地に永住するつもりでいます。いつかこの地を去っていくと考えながら仕事をするのと、骨を埋める覚悟で仕事をするのでは意気込みがまったく違い、お客様が受ける印象も違ってくるでしょう。
また、これからは私自身が飛び込んでいくというより、私が司令塔として愛する部下を率い、圧倒的に人を動かしたいと考えています。
自身の営業力をさらに磨きつつ、これからは【人を動かすこと】に本気で向き合う。同じ視座で、同じ熱意をもって走れる同志を育成することは、今よりはるかに難易度が高いことでしょう。しかし、それを体現した先に本物の事業スケールが待っており、営業所の設立、売上拡大に繋がるでしょう。

将来は経営者になります。これは決めて入社しました。
社長は「グループ企業で100人の社長を輩出する」というミッションを掲げており、私もその1人を目指していきます。現在の仕事の延長線での事業になるか、あるいはまったく違う領域の事業を興すことになるか、挑戦の最中ですが、経営者になるというビジョンは明確です。

就活生の皆さんに伝えたいのは「環境にこだわれ」ということです。環境は絶対に自分を変えてくれるから、大切なのは“何をするか”ではなく“誰と働くか”“どんな環境で働くか”です。そこがマッチすれば、必ず幸せな社会人生活を送れるでしょう。
私自身が一緒に働きたいのは、私を超えていってくれる人材です。このメッセージを読んで「私と、情熱を燃やし続けたい!」と思った方がいらっしゃったら、ぜひ挑戦してみませんか。そんな幸せな出会いをお待ちしています。

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