ビルオートメーションの最前線で活躍。【プロジェクトマネジャー】が実感する仕事の重みとやりがい。

ビルオートメーションの最前線で活躍。【プロジェクトマネジャー】が実感する仕事の重みとやりがい。

ビルオートメーションの最前線で活躍。
【プロジェクトマネジャー】が実感する
仕事の重みとやりがい。

このストーリーのポイント

  • ビルの快適な環境を実現するプロジェクトマネジャー
  • 理系としてのベースを活かしつつ、専攻にこだわらない活躍ができる
  • 若手のうちから責任ある仕事を任せられ、成長も早い

快適な建物空間を実現するビルオートメーション。その施工の最前線でシステムの構築や現場の施工管理などを担当するのがプロジェクトマネジャーだ。多くの人や機器の手配、工程を取りまとめ、現場をリードしていく、ダイナミックな仕事である。

PROFILE
ジョンソンコントロールズ株式会社

F.K.

東関東支店計装技術3グループ
2016年新卒入社/光学量子学専攻修了

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プロジェクトマネジャー(PM)を志して入社。これまで20以上の物件に携わり、建物の種類もオフィスビル、ホテル、データセンターなど多彩。現場の第一線で活躍を続けている。


K.M.

東関東支店計装技術2グループ
2018年新卒入社/工学部環境化学科卒

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入社時は設計業務の担当を志望していたが、プロジェクトマネジャー(PM)として配属される。数少ない女性プロジェクトマネジャーとして経験を重ねてきた。

グローバルカンパニーとしての魅力に惹かれて

──学生時代の研究内容を教えてください。

F.K. 私はレーザーを使い、光の量子的性質を活かして微少なものを見る量子力学の研究を行っていました。医療分野や顕微鏡の開発などに応用される研究です。もともと物理が好きだったのですが、量子力学は最先端の非常に難解な学問だったことからぜひ挑戦したいと思って取り組みました。

K.M. 私は微生物、特にグルタミンの研究に取り組みました。応用分野としては食品や化粧品などです。もともと化学が得意だったことがきっかけでした。目に見えない微生物を可視化することには大きな面白みを感じました。

──お2人とも設備や建設とは直接関係のない専攻でしたね。なぜジョンソンコントロールズに入社しようと思われたのですか。

F.K. 決め手となったのは、プロジェクトマネジャー(以下、PM)という仕事に出会ったことです。大学院での研究では、研究内容そのものに加えて研究工程を管理することにも面白みを感じていました。その結果複雑な工程を管理するマネジメントスキルが磨かれ、この強みを活かすにはPMが最適だと思ったのです。当社のことはそれまで知りませんでしたが、150ヵ国で展開するグローバル企業であると同時にグローバルで135年、日本でも50年という長い歴史を併せ持つことは大きな魅力でした。

K.M. 女性の技術職として長く活躍したいと考えていたので、専門的なスキルを身に着けたいというのが私の就職活動の“軸”でした。化学系の専攻でしたので食品関係、化粧品関係を志望する友人が多かったのですが、私は幅広い業界の会社を検討しました。その中で出会ったのが当社で、Kさんと同じくグローバル企業であるという点に魅力を感じました。長く働く上では安定性が重要であり、世界的なプレゼンスや長い歴史は大きなポイントだと思ったのです。さらに明るくて風通しのよい社風も決め手になったほか、女性の先輩が活きいきと働いている様子にも惹かれました。

F.K. 理系だと研究職も選択肢の1つですが、私は研究室にこもるよりも外に出てフィールドで汗を流す方が自分に合っていると感じていました。その点でも現場で活躍できるPMという仕事は魅力的でした。

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幅広い知識を駆使してトータルにマネジメントする

──ではPMという仕事について教えてください。F.K.さん、PMのミッションとは何でしょうか。

F.K. オフィスビルなどの施工現場に立ち、ビルの快適な環境を実現する各種設備や装置を作りあげるために協力業者さんや全体の予算、施工品質などをトータルに管理することがPMの使命です。PMの仕事は空調設備など自動制御の設計図ができ、お客様から正式に受注したところからスタートします。期間内に無事に現場が竣工したら、当社の「フロントライナー(FL)」という施工後のメンテナンスや保守サービスを担う担当者に引き渡します。この間のマネジメント次第で完成後のビルの居住品質が決まりますから、責任の重い仕事です。

K.M. 機械や電気設備、建設など、幅広い知識を求められるのがPMの仕事です。もちろん最初は知らないことばかりですから、経験を積みながら一つひとつ覚えていくことになります。一緒に働くベテランの職人さんから教わることも多いですよ。

F.K. そうですね。私も1、2年目はわからないことだらけで、プレッシャーを感じながら仕事をしていました。分からないことにぶつかるたびに人に教わり、自分でも調べて、一つひとつ吸収していったというのが正直なところです。もちろん教育体制は充実しており、経験豊富な先輩のもとでじっくり学んでいくことができます。

──専攻は違っても理系として学んだことは活かされていますか。

F.K. ビルの空調に携わることですから、温度や湿度など、基礎的な知識は間違いなく役に立っています。

K.M. 確かに理系としてのベースが十分に活かせる仕事ですね。

──K.M.さんは当初設計職を志望されていたそうですね。

K.M. ええ、内勤業務の設計職を志望していましたが実際の配属はPMでした。想定外の外勤仕事ということで若干不安だったことも事実です。しかしFさんが言ったように教育体制が充実していたため、そうした不安はすぐに解消されました。また女性のPMが少ないという点も気にはなりました。しかしプロジェクト全体を見渡しながら細かなところにも目を配っていく上で、女性ならではのきめ細かさは、むしろアドバンテージだと感じています。時にはお客様である元請業者さんと、作業を担当する職人さんとの板挟みになることもあるのですが、その際も相手の思いをくみ取った心遣いで、話し合いをまとめることができています。

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プロジェクトではチャレンジと成長の連続

──では実際のプロジェクトについて教えてください。F.K.さんはいかがですか。

F.K. これまで20件以上の物件に携わってきましたが、あるオフィスビルの改修工事が特に印象に残っています。3年目で初めて1人で担当することになったのですが、それまで携わった物件よりも中央監視で監視するポイントが多く大規模で、自分としてはとてもチャレンジングなプロジェクトでした。

──どんな理由で印象に残っているのでしょうか。

F.K. まず改修案件ということで、実際にビルの中で働いている人たちがいる状況での施工だったという点です。働いている人たちへの影響を最小限に抑えつつ、できるだけスピーディーに進行させる必要がありました。想定外だったのは、大きな台風に見舞われたことです。台風の影響で交通機関がストップし、職人さんが現場に来られなくなって、作業を延期せざるを得なくなりました。しかし、竣工を遅らせるわけにはいきません。いかにして遅れた工期を取り戻すかに苦労し、職人さんの手配に冷や汗を流しつつもなんとかリカバーできたときはホッとしました。

──このプロジェクトではどんな成長が得られましたか。

F.K. それまでは職人さんや施工会社とコミュニケーションを取っており、今回初めて請負会社やビルオーナーといったお客様ともコミュニケーションを取ることになりました。様々な折衝や調整の機会を通じてお客様の考え方、視点なども身をもって知ることができ、視野が一気に広がった気がしています。

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──K.M.さんにとって印象的なプロジェクトは何ですか。

K.M. 私も入社3年目で初めてメインで担当した物件が思い出深いです。ある文化ホールの改修工事で、既に導入されている空調設備を当社のシステムに切り替えるという案件でした。プロジェクトに際しては、まず現地調査を行うのですが、現地に行ってみると制御盤(制御機器を入れた箱)の回路が図面と異なるなど、実際の設備と手元に渡された図面が合わない点が多々あり、かなり戸惑いました。私自身、他社設備の知識が不足していたこともあって、現場の状況を正しく把握するにはずいぶんと苦労しました。職人さんからの質問には私がPMとして判断を下し回答しなくてはならないのですが、自分では判断がつかずに先輩にサポートしてもらったことも少なくありませんでした。PMの仕事は豊富な経験に基づく引き出しの多さがポイントだと痛感したプロジェクトです。

──苦労した分、竣工の喜びも大きいのでしょうね。

F.K. もちろんです。無事に終わったという安堵感と共に、大きな達成感が得られます。まるで我が子を育てて社会に送り出したような気持ちです。

K.M. 私が改修を担当した文化ホールは、子供たちがピアノの発表会を行うなど市民に親しまれている施設です。コロナ禍が落ち着くに従って徐々に利用者も増えてきているようで、市民生活に潤いをもたらす施設を私の手でより快適なものにできたことには、社会貢献の喜びを感じます。

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経験を積むほど可能性も広がっていく

──では今後のビジョンについて教えてください。

F.K. これまで改修案件が多かったので、今後は新築案件も手がけたいと思っています。実際、現在担当しているのは新築のデータセンターです。規模が大きく、特殊な制御も多くて、たくさんのことを学んでいる最中です。建物の種類や用途は多様で、オフィスビル1つとっても規模や立地で条件は全部異なります。やはり様々な現場で経験を積むことがPMにとって一番大切だと考えています。将来は病院や工場などのプロジェクトにも携わりたいですし、高い省エネルギー性を実現して地球環境保護にも貢献できたらと思います。そして「これは自分が手がけた物件だ」と胸を張れるような仕事をしていけたら嬉しいです。

K.M. 私はPMとして4年目になりましたが、一方で入社前に志望していた設計職に対する関心も依然としてあります。ですからPMとしての経験を積みつつもPMだけにこだわるのではなく、他の職種にもチャレンジしたいと考えています。幸い当社ではライフステージの変化に合わせて柔軟にキャリアチェンジできる制度があるので、今後女性としてのライフイベントと技術者としての仕事を両立できるような道を歩んでいきたいと思います。

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ある一日の流れ

08:00 現場直行、朝礼
08:30 職人さんへの指示出し、進捗・施工確認
10:00 図面作成
12:00 昼食
13:00 資料チェック、原価管理
17:00 工程確認、見直し
18:30 作業終了、直帰

プロジェクトの流れ

施工前(約3ヵ月) 営業・設計から引き継ぎ
施工前準備作業
・フロー図、グラフィックの作成
・業者選定
・制御盤メーカー選定
施工全体計画策定・原価管理
施工中(3ヵ月~3年:案件の規模による) 施工工程管理
現場指示出し
安全パトロール管理
完了 点検作業、作業報告
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