自分らしく変化に柔軟に対応しながら、技術を価値ある体験につなげたい
自分らしく変化に柔軟に対応しながら、技術を価値ある体験につなげたい
このストーリーのポイント
- 先端技術を現場に落とし込み、ソフトウェアテストの当たり前を更新していく
- 挑戦が歓迎され、学びが支えられる環境で、学んだ技術を組織の資産へと変えていく
- 要望の背景を読み解き、技術価値と事業価値をつなぐ。抽象⇄具体を行き来する思考が成長の軸になる
正解がない課題に、技術と思考で向き合う。
生成AIという武器を手に、ソフトウェアテストにパラダイムシフトを起こす。
本質を読み解き、打ち手を組み立て、現場で検証し、社会の仕組みへと変えていく。
思考と実装がかみ合う仕事。
株式会社ベリサーブ
好澤 聡
製造システム事業部と事業開発部を兼務しながら、先端技術を活用した効率的かつ効果的なソフトウェアテストの実現に取り組む好澤 聡。入社5年目にして事業部内のR&D(研究・開発・促進)を担うチームのリーダーを任されています。独自の視点でお客様への価値を追求する好澤が、仕事の楽しさ、ベリサーブの魅力を語ります。
先端技術を現場に落とし込み、ソフトウェアテストをより良く効率的に進める

製造システム事業部は、家電製品やゲームなどの組み込みソフトウェアが搭載されている製品をはじめ、Webアプリなど日常生活に密接に関わるデジタルサービスのソフトウェアテストを担当する部署です。その中で好澤は、新技術のR&Dを担うチームのリーダーを務めています。
「私たちのチームは、お客様のソフトウェアテストを実行する部隊ではなく、最先端技術の研究開発や、その技術を業務に落とし込んでいく技術推進を担当しています。
個々のプロジェクトの業務と新しい技術の研究を並行して進めるのはなかなか難しいものです。そこで、研究開発に特化したチームを組み、生成AIなどの技術を使ってソフトウェアテストをより良く、より効率的に行うための技術開発を行っています」
メンバーは7人。現場への技術推進を目的としていることもあり、ほとんどのメンバーがお客様のプロジェクトをはじめ別のチームと兼任しています。好澤自身も、全社で使える汎用的な技術開発を担う事業開発部との兼務です。
「事業開発部側の業務で注力しているのも、ソフトウェアテストプロセスをサポートする自律型AIアシスタントです。事業開発部で開発した技術を製造システム事業部の現場に導入することもあれば、事業部内で必要な技術を自分たちで作ることもあります」
入社5年目にして事業部の業務改革を担うチームのリーダーを任されるなど、目覚ましい活躍をしている好澤。製造システム事業部はやりたいことに挑戦できる環境があると話します。
「ベリサーブは社員の『挑戦したい』という意思を尊重してくれる会社ですが、製造システム事業部は、特にその風土が強いと感じます。新卒で入社して配属された時から、自分の興味関心のある分野を伝えると、そのスキルが磨ける仕事にアサインしてもらえました。現在AIの研究開発に携わっていることも私の希望です。
興味関心のある分野は数年たてば変わることもありますが、そういった自分の中の変化に柔軟に対応してもらえることがこの事業部の魅力です」
もちろん、希望を口にしただけで配属が決まるわけではありません。学び、試し、アウトプットする行動があってこそ、周囲が本気度を理解し、挑戦できる環境づくりが動き出していきます。好澤のキャリアは、自らの行動を積み上げていった、その延長線上にあります。
大学での専攻を越えてIT業界へ。変化をメタ的に見られるソフトウェアテスト領域に挑戦

好澤は、2020年に新卒でベリサーブに入社。大学では法学部で学びながらも、分野を限定せずに視野を広げ、IT業界に進む道を選びました。その背景にあった思いを、こう振り返ります。
「就職活動を始めた時、直感的に『今までやったことのない分野に挑戦したい』と思いました。全く未知の世界というわけではなく、自分にもできそうな分野でチャレンジングな仕事をしたいと考えたことが、非情報系出身者もたくさん活躍しているIT業界を選んだ理由です。
中でもベリサーブは明らかに他と違うソフトウェア品質保証の領域で専門性があり、楽しそうだと感じました。幅広い業界の企業と取引があるため、いろいろな技術に触れながらIT業界の変化をメタ的に見ることができるのではないかと考えたことも決め手です」
入社後は研修期間を経て、SNSアプリのソフトウェアテスト自動化業務に携わります。その後、事業部全体でソフトウェアテストの自動化を強化していくプロジェクトにアサインされました。
「ソフトウェアテスト自動化支援を担当する専門チームの立ち上げに参画しました。自動化サービスで新たな価値を生み出してお客様との接点をより強固なものにすること、そしてさらに多くのお客様との接点を作っていくことがチームの役割です。
立ち上げから1年ほどでチームの体制が整ってきたこともあり、自動化以外の技術にも注力していくことになりました。とはいえ、何の技術をどのように現場に導入するかを先導する役割が必要です。そこで、事業部全体のR&Dを担うことになりました」
この少し前から、世の中で一気に注目度が上がってきていたのが、ChatGPTなどのAI技術。ベリサーブでも、AIを事業に活用できる人材を育成するための教育制度「AIテックリード」を実施することになり、一期生として好澤も参加することに。
「AIテックリードは、事業開発部に集まり、AIのスキルを習得します。AIを使ったサービスを自分で開発することはもちろん、そのスキルを自分の部署や全社に広げていくというミッションもあり、それも現在の業務に生きています」
抽象と具体、それぞれの視点から価値ある体験を追求する

入社5年目でありながら、さまざまなチャレンジで経験を積んできた好澤。特に、ソフトウェアテスト自動化の専門チームを立ち上げて多くのお客様のプロジェクトに参加した経験で、仕事において大切な視点を得ることができたと言います。
「ソフトウェアテストを自動化するという目的は共通しているのですが、それぞれに独自性があるんです。例えば、ソフトウェアテスト自動化の文化を丁寧に醸成していきたいからベリサーブと一緒に取り組みたいと言ってくださるお客様もいれば、とにかくたくさんの自動ソフトウェアテストを作りたいからスピード重視で取り組みたいというお客様もいらっしゃいます。
品質保証に強みを持つ会社にいる私としては、丁寧に時間をかけて品質を追求していく方が良いだろうと考えていたので、正直なところ大量の自動ソフトウェアテストを早く作りたいという要望にピンとこない部分があったんです。
けれども多くのお客様に向き合う中で、お客様ごとの背景があることが見えてきました。お客様の要望には理由がある。その背景を理解した上で、私たちのサービスで実現できる価値は何かを、技術的な価値とお客様にとっての価値を切り離さずに両方から考えることが大切なのだと学びました」
この気付きを得るきっかけとなったのは、先輩社員たちの姿勢でした。
「尊敬できる人たちが皆、そういった考えをしていると感じたんです。それなのに経験の浅い自分が、自分の枠の中でこだわりを持つのは良くない。そう考えて、『お客様にとっての価値は何か』をより重要視するようになりました」
お客様が求めている価値──それを二つの視点で考えることを心掛けていると話します。
「抽象的な視点と具体的な視点です。例えば、ある特定の技術において、経営層・マネージメント層の方たちが魅力に感じる側面と、実際にモノやコトを作ることに従事している方たちが魅力に感じる側面は違う場合があります。これは、役割が違えば、どこに価値を感じるかが変わってくるからです。
ビジネス面でも同様で、より大きな枠で見た時の価値と、焦点を絞った中で見る価値は異なります。誰かの視点に偏るのではなく、技術面とビジネス面の両方で抽象、具体それぞれの視点から考えることで、お客様が求めている価値を知ることを大切にしています」
未来に向けた投資を惜しまない環境で、変化に柔軟に対応しながら成長したい

お客様が求める価値を提供するため、一歩先を見据えた技術の研究開発に取り組むことが楽しいと好澤は話します。
「私たちが生み出すサービスやプロダクトが、お客様に良い影響を与えられるかもしれない。さらには、そのサービスやプロダクトが作り出すエコシステムが、誰かのちょっとした幸福に貢献しているかもしれない。そんな状態を想像しながら形にしていくことが仕事をする意義だと思っています」
こういった先進技術や社員の育成に積極的に投資していることも、ベリサーブの魅力だと続けます。
「事業開発部を作って先端技術を現場に落とし込んでいたり、AIテックリードという教育制度を導入したり、会社の3年後、5年後を見据えた取り組みをしていることは、社員から見ても素晴らしいと感じています。
私が入社した時の新入社員研修では、Pythonというプログラミング言語を使って自由にアプリ開発をすることに多くの時間を割いていました。研修コンテンツとして新人に裁量を与えて自由に作らせることにはリスクもありますが、私自身、その研修で何かを形にすることの楽しさを知ることができたので、最初に経験できて良かったと思っています」
また、好澤がさまざまな側面からお客様の価値を考えているように、独自の視点で物事を見る人が多いこともベリサーブの特徴だと言います。
「優しいけれど、斜めから鋭い目線で本質を見る人が多いと感じます。これは、ソフトウェアテストという業務の性質と関係があるのかもしれません。すでに出来上がっているもの、これから出来ていくものに対して、『本当にエンドユーザーに価値を提供できるのか』という視点で見る仕事ですから。そういった視点で見ることが得意な人は、きっと向いていると思います」
自身のキャリアについては、具体的な目標を定めるのではなく、これからも変化に柔軟に対応していきたいと語ります。
「変化を楽しむためにこの業界を選んだので、明確な目標はない方がいいと思っています。大切なことは、自分らしく仕事ができること。自分らしさを見失わずに仕事をしていくことを大事にしていきたいですね」
※ 記載内容は2024年9月時点のものです
※ 組織名は2025年3月時点のものです。
