世界が認める地元・岡山の企業で高品質・高精度のモノづくりに打ち込む。

世界が認める地元・岡山の企業で高品質・高精度のモノづくりに打ち込む。

世界が認める地元・岡山の企業で
高品質・高精度のモノづくりに打ち込む。

このストーリーのポイント

  • 岡山の実力派企業として、高く評価される
  • ハード・ソフトと幅広くものづくりに取り組める
  • 全社員のお互いの顔と名前が一致する距離感が心地いい

世界中のトップメーカーから高い信頼を得ている安田工業。ものづくりに欠かせない工作機械で圧倒的な実績を誇る。地元出身の3人の技術者が、安田工業で働く魅力について語った。

PROFILE
安田工業株式会社

K.K

製造部 生産技術課
岡山県瀬戸内市出身
岡山理科大学
工学部機械システム工学科卒業
2021年入社

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従来の工場のイメージとはまったく違う、明るくきれいな環境に感銘を受けて入社。省人化・省力化を目指したプロジェクトに参画。


Y.M.

開発部 ソフト開発課
広島県福山市出身
岡山大学
工学部機械システム系学科卒業
2021年入社

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岡山、広島周辺の企業を志望し、会社の雰囲気などに惹かれて安田工業に入社。オリジナルアプリ『OpeNe』(オペネ)の機能追加・修正等を担当。


A.M.

技術部 機械設計1課
岡山県井原市出身
岡山県立大学
大学院情報工学研究科
システム工学専攻修了
2021年入社

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高品質・高精度にこだわる安田工業の姿勢に共鳴して入社。工作機械のカスタマイズ設計やトラブル対応などの業務に携わる。

品質・精度へのこだわりに魅力を感じて

──皆さんの入社動機を教えてください。

K.K. 私が安田工業という会社を知ったのは、就職活動中に聞いた父の言葉がきっかけでした。父が仕事の関係でメーカーの方とお話ししたときに「岡山の安田工業という会社が素晴らしい」という話題になったとのことで、「価格は高いけれど、素晴らしい精度の工作機械で、寿命も長い」と絶賛されていたそうです。それを聞いて私は、地元にそんな凄い会社があったんだと驚きました。ものづくり関係の仕事をしたいと思っていた私にとって、一気に道が開けた感じがしました。

A.M. 私は生まれてからずっと岡山で暮らしてきたので、就職も地元・岡山を選ぶのが自然だと思いました。私もKさん同様、安田工業の名前は父から聞きました。父は「機械をつくる機械をつくっている会社だ」と教えてくれ、地元にそんな企業があるんだと驚いたことを覚えています。

Y.M.  2人ともお父さんから教えてもらったんですね。私は岡山県の隣の広島県福山市の出身ですが、ご存知のように福山市は岡山県に隣接していますから、感覚としてはほとんど地元に就職したのと変わりません。大学も岡山でしたし。安田工業を知ったのは、友人と参加した合同企業説明会でした。地元企業のブースを見て歩く中で目にしたのが最初です。加工した金属のサンプルを見せてもらって、手で触ってもわからないくらい細かな加工がされていることに驚いたものでした。

K.K. 実際に入社を決めたのは、工場見学でした。正直、工場は散らかっていて汚いというイメージがあったのですが、安田工業の工場はすごく明るくてきれいなことに驚きました。精度にこだわるという企業姿勢が、工場の管理へのこだわりにも表れていると感じたんです。工作機械の母性原理(※)に関連する「工作機械は精度以上の部品を加工できない」という言葉にも、品質・精度への誇りが感じられました。
※工作機械の母性原理・・・「加工される部品の精度は、それを加工する工作機械の精度を超えることはできない」という考え方です。

A.M. そういう言葉は胸に響きますよね。私も同じように品質や精度へのこだわりに感動し、安田工業への入社を決めました。

Y.M. 多くの機械メーカーでは、主役はあくまでハードであって、ソフトは脇役のイメージがありました。例えば社内システムの保守管理などの仕事ですね。しかし安田工業では、機械を制御するソフト開発に携われることが決め手になりました。ここではソフトもハードと並ぶ主役なんです。

K.K. 地元企業という点も魅力だったのでは。

Y.M. ええ、満員電車での通勤は大変なので、都会では働きたくなかったですね。

A.M. 車通勤だからラッシュとは無縁なのが嬉しいです。

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0.001㎜の加工精度を実現する

──お仕事の魅力について教えてください。

A.M. 安田工業の標準仕様の工作機械に対して、お客様からオプションなどの仕様に関する注文が入ります。私は機械設計の担当として、それにお応えしています。お客様は自動車部品メーカーや航空機メーカーなど様々です。通常は営業担当がお客様と打ち合わせをするんですが、新規性の高いオーダーの場合は電気設計の担当者と一緒に打ち合わせに臨むことになります。

K.K. A.M.さんがお客様のオーダーに応えて設計した後、我々製造部が実際に加工機を製造します。私の主な担当は生産準備で、工程を設計したり、工具を手配したり、治具を作成したりといったことを進めていきます。0.001㎜の加工精度を実現するのが安田工業ですので、その精度を支えるための準備が私の役目です。

Y.M. 私は工作機械に搭載する安田工業オリジナルのアプリケーション『OpeNe』のプログラム修正、機能追加を担当しているほか、工作機械で使用する各種計測機能のマクロプログラムの修正・作成に携わっています。

A.M. 出荷前にはお客様立ち会いの下で最終試験を行うのですが、特に新規性の高い設計の場合は大きな達成感が得られます。失敗したらどうしようという不安もあるのですが、そこが一番のやりがいですね。

K.K. 面白みは、1人で担当できる業務の幅が広いことです。複数の仕事を同時に進めることもあり、他のメーカーより任せてもらえる範囲は広いんじゃないかなと感じています。製造に関わるプログラムを自分で作成することもあり、それが狙ったとおりに動くというのも醍醐味です。

Y.M. 私は『OpeNe』について、お客様のご要望を伺うところから設計、開発、動作確認まで、ソフト開発の工程全体に携われる点は大きなやりがいです。以前、展示会に参加した際、あるお客様から「あの機能はよかったですよ」と言われたことがあり、嬉しかったです。個人的には、ソフトだけでなくハードにも関われることに面白みを感じています。

K.K. 私は現在、業務プロセス改革に携わってます。現在、安田工業では、誰でもできる単純作業は自動化して、その空いた時間、人間は人間にしかできない価値のある作業を行い効率化をはかるという取り組みを行っています。段取りの有人作業を自動化したり、作業時間短縮につながる治具を開発したりといった取り組みでしたが、安田工業全体に与えるインパクトの大きさがやりがいにつながりました。

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アットホームすぎないところが心地いい

──職場の雰囲気などを教えてください。

Y.M. アットホームな社風であることは確かですが、だからといって、人間関係がベタベタしているわけではありません。オンとオフの切り替えははっきりしていますし、社員同士、ちょうどいい距離感だと感じています。私の職場はデスクワークが中心なので基本的に静かなのですが、質問などがあれば気軽に声をかけ合える雰囲気です。

K.K. 私の職場も同様です。仕事中は業務に集中しますが、休憩時間にはよく雑談もします。飲み会の参加率も高いです。

A.M. 決して大企業ではないので、全員の顔と名前が一致するんです。だから心地よい距離感で接することができるんだと思います。

Y.M. K.K.さんとA.M.さんは仕事で連携することも多いのでは。

A.M. そうですね。先ほどもあったように0.001㎜の加工精度が安田工業の強みですが、それを実現するために我々は設計図に非常にシビアな指示を書き込みます。K.K.さんにとっては、無茶振りと思われるかもしれませんね。いつも頼りにしています。

K.K. 時には、求められる精度を実現するために別の方法をA.M.さんに提案することもありますよ。お互いに力を合わせ、協力することで、安田工業ならではの品質を追求しています。

A.M. 社員のコミュニケーションという点では、サークル活動も盛んです。私は野球部に所属しているほか、ゴルフ同好会にも参加しています。大ベテランの先輩と一緒にプレーを楽しむこともあり、人間関係はずいぶん広がりました。こうした部署や年代を超えた交流のおかげで、仕事で困った時にも気軽に相談しやすく、業務がとてもやりやすくなっています。

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岡山で落ち着いて働きたい方に

──就活生の皆さんにメッセージをお願いします。

K.K. 改めてですが、岡山はやっぱり暮らしやすいです。先ほど満員電車に乗らなくて済むという話がありましたが、私は災害が少なくて、天候が落ち着いている点も魅力に感じています。

A.M. 雨でゴルフ同好会の活動が中止になったという記憶がほとんどありません。天気予報が雨だったとしても、きっと大丈夫だろうと思えるんです。

Y.M. 田舎だけど、交通の便はそんなに悪くないですよね。新幹線も通っていますし、安田工業の立地は交通アクセスもいいです。

A.M. 確かに岡山はいいところだけれど、会社によっては地方出張ばかりでなかなか地元で落ち着いて暮らせないという話を聞いたことがあります。その点、安田工業なら岡山に根を下ろした生活ができると思います。

K.K. 安田工業は加工機械のメーカーですが、社員の学生時代の専攻は様々です。どのような領域の知識・知見も仕事では必ず活かせますし、業務に必要な専門知識は入社後の研修で十分に吸収できます。機械系出身でなくても、心配はいりません。今後は自動化や省力化がテーマになっていきますが、この領域に強い社員は少ないので、新卒入社の皆さんと一緒に学んでいければと思っています。

Y.M. 情報系の学生さんはIT関連の企業を中心に就活すると思いますが、ぜひ機械メーカーのソフト技術者という働き方にも目を向けていただけたらと思います。ソフトだけでなく、ハードにも携われるので、楽しみがずっと広がることは間違いありません。ぜひ一度インターンシップにも参加してみてください。

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