【先輩後輩対談】若手も、1人1台のものづくりを担当。だから達成感も成長も大きい。

【先輩後輩対談】若手も、1人1台のものづくりを担当。だから達成感も成長も大きい。

【先輩後輩対談】
若手も、1人1台のものづくりを担当。
だから達成感も成長も大きい。

このストーリーのポイント

  • 1台の工作機械を1人で設計できることに惹かれて入社
  • 若手のうちから主担当として責任ある仕事を任される
  • 目標は新機種の設計。そのためにも成長を続けたい

汎用品ではない、高精度のものづくりが特徴の安田工業。設計においては、1人1台を主担当として最後まで任される。やりがいは大きい。もちろん簡単ではないからこそ、成長の手応えも確かなものとなる。

PROFILE
安田工業株式会社

N.K.

技術部機械設計課2係
2022年入社
広島大学大学院 先進理工系学研究科 先進理工系科学専攻 機械工学プログラム修了

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岡山県出身。メーカー勤務だった父親が展示会等に連れていってくれたことから、ものづくりに興味を持つようになる。清潔で明るい工場に惹かれて入社を決心。会社のバドミントンサークルで週に一度、プレーを楽しんでいる。


D.W.

技術部機械設計課1係
2021年入社
岡山大学大学院 自然科学研究科 機械システム工学専攻修了

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兵庫県出身。幼い頃からものづくりが好きで、大学では機械工学を専攻する。インターンシップで感じたアットホームな社風に惹かれて安田工業に入社。インドア派なので休日は基本的に家で映画などを見て過ごすことが多い。

インターンシップで目にした工場に惹かれて

──就職活動について振り返ってください。

N 私は安田工業本社の隣の笠岡市で生まれ育ちました。安田工業のことは子どもの頃から知っていて、家族で買い物の帰り、国道二号線で安田工業の前を車で通るたびに社屋を眺めていた記憶があります。就職活動を迎えたとき、安田工業を志望したのは自然なことでした。

D Nくんにとっては地元の会社だったわけですね。

N ええ。大学では地元を離れましたが、帰省のたびに安田工業の建屋が増えているのを見て、勢いのある会社だなあと思ったものです。

D 私は大学で機械加工学を学び、大学院では機械加工学研究室に所属しました。研究活動を通じてものづくりの根幹を支える工作機械に魅力を感じたのが、工作機械メーカーを志望することになった理由です。その中の1社が安田工業でした。決め手となったのは、インターンシップで感じた居心地のよさです。機械設計や電気設計の先輩方と一緒にグループワークに参加したのですが、皆さんとてもいい方ばかりで、こういう先輩方と仕事がしたいと思いました。

N インターンシップで私が印象に残っているのは、工場がとてもきれいだったことです。工場って床が油で汚れていたり、ものが雑然と置かれていたりというイメージがあったんですが、安田工業の工場はとてもきれいで明るく、快適な環境で働けるという印象を受けました。工場に対するイメージがガラッと変わりましたね。あとは安田工業なら1人で1台、まるごと設計できるという点にも惹かれました。規模が大きい大手メーカーだとものづくりの一部だけに携わる場合が多いのですが、1人で全部設計できるというのは、大きな決め手になりました。

D しかも、汎用性の高い機械をたくさんつくるのではなくて、0.001㎜の加工精度を実現する高精度の工作機械を、1台1台つくっていくわけです。職人が手作業で行う作業を「キサゲ」と呼びますが、私もそんな熟練の技にこだわった姿勢に感銘を受けました。

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お客様を訪問して、設計の大切さを学ぶ

──入社後に印象的だったことを教えてください。

D 私は入社式で、社長が「自分の担当だけでなく、幅広い視野をもって様々な仕事に目を向けてほしい」と話されたことをよく覚えています。自分も安田工業の一員になったのだと、身の引き締まる思いでした。

N 私は新入社員代表として答辞を読み上げました。緊張で声や手が震え、何度も言葉に詰まってしまいました。

D 入社式のあと、新入社員研修に入りました。実際に工場に入って、工作機械の組み立てなどを行うわけです。先輩方はみんな気さくで、高精度を実現するためのノウハウなどもわかりやすく教えてくれました。驚いたのは安田工業の工作機械は単に高精度であるだけでなく、経年劣化しづらいということです。その秘密も熟練の手作業にあると教えてもらって、興味津々でした。

N 先輩は皆さん、優しいですよね。

D 工場で職人的な仕事をしているというと、ちょっと怖そうな人というイメージがありますが、そんなことはまったくなかったです。

N 私は研修中に関西方面へ出張に行ったことが印象に残っています。納入した工作機械のメンテナンスに同行させてもらったのです。お客様のところで実際に当社の工作機械が使われているのを目の当たりにできて感動しましたし、先輩がお客様とコミュニケーションしながら作業している様子を見て、先輩の偉大さを体感することができました。

D 研修中なのにお客様のもとへ出張できたというのは、いい経験でしたね。うらやましいです。

N 先輩の作業する姿に、工作機械として優れた機能を実現するだけでなく、メンテナンスのしやすさにも配慮することが設計者には求められていると学びました。

D 私も研修中に工場の先輩方とコミュニケーションできたことが非常によかったと思っています。私が設計した機械は組立課の皆さんが組み立ててくれるのですが、「こうした方が組み立てやすい」といったフィードバックをよくいただくんです。現場の方だからこそ気づいたことを教えていただけるのは大変にありがたく、これも研修でよい人間関係を築いていたおかげだと思っています。

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お客様に使っていただく喜び

──現在の仕事について教えてください。

D 私もNくんも機械設計課に所属し、私は1係として比較的小型の立形工作機械を、Nくんは2係として比較的大型の横形工作機械の設計に携わっています。

N 主な業務内容は、標準仕様の工作機械についてお客様の要望に合わせて設計変更を行うカスタマイズ設計と、機能向上を目的とした改良設計となります。お客様として多いのは金型メーカーや自動車部品メーカーなどですね。

D 安田工業では若いうちから責任をもって設計業務を担当させてもらえるので、とてもやりがいがあります。印象に残っているのは、自分が担当した機械の搬入に行かせてもらったことです。機械をお客様の工場内に搬入する作業や基礎工事などはなかなか目にすることができないので、とても勉強になりました。

N すぐに主担当として任せてもらえるのは、嬉しいですよね。

D 何よりも自分が設計した工作機械をお客様が実際に使ってくれている様子を見ると、感動します。

D 私はまだ3年目なので、主担当とはいえ、わからないことがたくさんあります。そんなときは先輩方がしっかりフォローしてくれるのが、ありがたいです。機械設計課の先輩や組立工場の社員、機械の搬入を担当する社員など、部署の垣根を越えて気軽に相談できる風通しのよさは、安田工業の魅力だと思います。

N 私が担当している横形工作機械は大型なので、設計にとても時間がかかります。そのためまだ担当した工作機械を納入した経験はありません。早く納入させて、Dさんのように私も達成感を味わいたいです。

D もちろん大変なことも多いですよ。今お話しした工作機械のケースでは、お客様の安全基準が非常に厳しく、その対応のために機械の可動部を覆う安全柵や地震に対する強度を上げる固定装置などを新規で設計しました。これまであまり手がけてこなかったオプション仕様のため、難しかったです。

N 実は私も今、壁にぶつかっているんです。部品どうしの組み合わせがうまくいかなくて、現場で加工して対応してもらうか、あるいは最初から設計をやり直すか、思案中です。汎用品ではない工作機械のため、1台1台に個性があり、そこが難しく、面白いところですね。こういう経験を重ねながら設計者としての力を磨いていきたいと思います。

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新機種の開発に挑戦したい

──今後の目標について教えてください。

D 今はカスタマイズ設計や改良設計が主ですが、基礎的な部分も含めてゼロから開発したいので、新機種の設計にチャレンジしたいと思っています。安田工業のカタログには標準品が掲載されており、ここに掲載されるような工作機械を設計することが一番の目標です。カタログを見た社員が「この機械はDさんが開発したんだ」と言ってくれたら、嬉しいですね。

N その気持ち、よくわかります。私もいつかは新機種の設計にチャレンジしたいと思っています。ただ今はまだ2年目。新人研修の期間をのぞけば、設計業務を担当するようになってようやく1年ですので、まずは今担当している横形工作機械についての知識を深めていきたいと思います。新機種への挑戦は10年目頃を目標にしたいですね。

D でも1年で、Nくんもずいぶん成長したと思います。直接仕事で関わることはありませんが、机が近いこともあって、成長ぶりが実感できます。

N ありがとうございます。最初の頃は組立課の人から問い合わせがきても、専門用語がわからなかったりして、十分に対応できませんでした。今ではだいぶわかるようになって、先輩ともしっかり会話できるようになったと思います。新しい言葉に出会ったらすぐに調べてメモを取るなど、自分なりにコツコツと勉強してきた成果だと自負しています。

D 確かにベテラン社員とコミュニケーションする姿にも、自信が感じられます。一つひとつの経験の積み重ねが、確かな成長につながっていくのは間違いないと思います。

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