
学生時代の熱量を仕事へ!努力と情熱をビジネスの「勝利」に変えるオンワードのチーム力
学生時代の熱量を仕事へ!
努力と情熱をビジネスの「勝利」に変えるオンワードのチーム力
このストーリーのポイント
- コツコツ続ける情熱が、未来を切り拓く
- どんな困難も、チームで乗り越える力
- 情熱こそ、人が成長するために最も大切なこと
学生時代、ひたむきにスポーツに打ち込んできた経験は社会でどれほど通用するのだろうか?そんな疑問を抱くあなたに、オンワードコーポレートデザインで活躍する二人の体育会系出身者が、リアルな声を届ける。
株式会社オンワードコーポレートデザイン
井本 圭宣
ブランディンググループ
アカウントセールスDiv.
兼スペースクリエイトDiv. Div.長
1998年入社。経営学部経営学科卒。
学生時代はアメリカンフットボールに打ち込む。幅広いプロジェクトに携わってきた経歴を持つ。現在は管理職として人材の育成に力を入れる。
林 了平
ワークスタイルグループ
ユニフォームセールス第1Div.
コンサルティング1課
2025年入社。体育学部卒。
学生時代はアメリカンフットボールに打ち込む。2か月間の新人研修を受けた後、先輩の商談同行など、営業担当として一歩を踏み出した。
アメフトがつながる縁、ビジネスで輝く絆。
──お二人ともスポーツに熱中されてきたと伺いました。まずは、それぞれの学生時代から聞かせてください。
林 僕は高校でアメフトに出会って、大学卒業までどっぷりハマりました。ボールを蹴る、キャッチする、走る…… 色々なスポーツの 「いいとこ取り」ができる感覚が最高でしたね。ただ、すごくお金がかかるスポーツで、シングルマザーの母には本当に苦労をかけました。でも、母が 「やるなら全力で」と応援してくれたからこそ、続けられたんです。大学ではキャプテンも務めることができて、卒業の時に母から「いい姿を見せてくれてありがとう」と言われた時は、本当に嬉しかったです。
井本 林君の話を聞いて、私もアメフトに打ち込んだ学生時代を思い出しました。実はアメフトって、横のつながりがすごく広いスポーツなんですよ。例えば、林君と私は大学も違うし、年齢も27歳も離れているのに、林君が当社を志望しているって話を現役時代のつながりを通じて聞いていたんです。
林 そうだったんですか!今、初めて聞きました!
井本 そうなんだよ(笑)それくらいアメフトの世界は、人のつながりが広くて強い。このネットワークは、法人営業の仕事では大きな武器になる。実際、林君もお客様との間でそういう経験があるんじゃないかな?
林 確かに初対面のお客様から「何かスポーツを?」と聞かれてアメフトですと答えると、「アメフトならウチの会社にもいますよ」と話が広がっていくことがよくあります。初対面なのに、一気に距離が縮まる感覚ですね。
井本 それは本当に大きいよね。ビジネスは信頼関係の構築から始まるから。
林 僕がオンワードコーポレートデザインへの入社を決めたのも「チームで働く」という点に惹かれたからです。営業だけでなく、デザイナーやパタンナー、生産管理のプロなど、様々な職種の人たちが数人で一つのチームを組んで仕事を進めていく。その様子が、まさにチームスポーツそのものだと感じました。誰かのために汗を流し、自分がピンチの時は誰かが助けてくれる。そんな魅力に惹かれましたね。
井本 私が当社に入社した理由はもっとシンプルでね。当時、オンワードがアメフトに力を入れていたから、純粋に「強いチームに入りたい」と思ったんです。選手として入社して、その後20年間現役を続けたんだから、我ながらよくこんなに長く続けたものだと感心するよ。
「努力は裏切らない」を証明する、リサーチとチームワーク。
──お二人の学生時代の経験が、今のお仕事にどう活かされているのか、具体的なお話を聞かせてください。
井本 林君も言っていたけど、本当に当社の仕事はチームスポーツの経験者に向いていると思う。アメフトだけじゃなく、野球、サッカー、ラグビー、バスケ、バレー…どんなチームスポーツでも共通する「勝利の鍵」があるんだ。
林 僕もそれを強く感じています。具体的に、どんな点が共通するとお考えですか?
井本 スポーツで結果を出すためには、日々の地道な努力しかない。すぐに結果が出なくても、2年後、3年後にならないと成果が見えなくても、諦めずに続けていれば必ず結果はついてくる。私は「努力は嘘をつかない」って言葉が大好きでね。これはビジネスでも全く同じなんだ。
林 確かに! 闘う相手を徹底的に分析する、つまり「スカウティング」が重要なところも似ていますよね。学生時代も、相手チームの戦略を何時間もかけて分析していました。
井本 私はずっとユニフォーム事業の仕事をしてきたけど、お客様に新しいユニフォームを提案する時も、全く同じプロセスを踏むんだ。これまでどんなユニフォームだったのか、企業理念は何か、競合他社のユニフォームはどうか……徹底的にリサーチする。そこで見つけた小さなヒントを積み重ねて「この手で勝機を見出せる!」って確信するところが、スポーツと同じだね。
林 お客様のニーズを徹底的に掘り起こして、課題解決に繋げる。まさにソリューション型の営業だからこそ、事前のリサーチが本当に重要ですね。
井本 そうだね。それに、当社にはフランクにコミュニケーションできるカルチャーがあるから、もし努力の方向が間違っていたとしても、先輩がすぐに気づいて軌道修正してくれる。だから無駄がなく、早く成果を出しやすいんだ。常に優秀なコーチが隣についてくれている感覚だよ。コツコツ努力しても辛くないのは「一人じゃない」っていう実感があるからこそだと、みんな感じているんじゃないかな。
新規開拓からAI導入まで!若手が挑戦できる会社のリアル。
──現在、お二人はそれぞれどのような仕事に挑戦されていますか?
林 僕はまだ入社したばかりなので、新人研修を終えた今は、お客様の新規開拓にチャレンジしているところです。具体的には、自分の中で「ここだ!」と定めた企業の情報を徹底的に調べ上げて、アポイントを取って訪問しています。ユニフォームの仕事って、提案から納品まで数ヶ月から1年以上かかるのが当たり前なので、まだ数字には結びついていませんが、アポイントは順調に取れていますよ!
井本 初めて電話する相手に、当社のことを理解してもらうだけでもひと苦労では?
林 そうなんです。オンワードのグループ会社ですと説明して、先方が「ああ、なるほど」と関心を示してくれたら、アポイントのお約束をいただきます。うまく取れたときは、まさにゴールを決めた感覚です!
井本 それは嬉しいだろうね! 練習と同じで、電話の数を重ねることも重要じゃないかな。
林 ええ。仕事をするようになって初めて知ったんですが、ユニフォームって数年に一度しか替えないものなんですよね。だから、ちょうどそのタイミングにある会社を開拓することがすごく大切で、それにはやっぱり電話の数を重ねるのが一番効率的だと感じています。スポーツで基礎練習を続けることの大切さと、本質的に同じだと感じています。
井本 その通りだね。スポーツの世界で一つのことに打ち込んできたからこそ、その本質がわかるんだと思う。そんな地道な努力に裏打ちされた自信が、林君のオーラのように感じられるんだよ。それが初対面のお客様にも伝わるから、営業としての強みになっていることは間違いない。
林 ありがとうございます!井本さんはこれまで様々なプロジェクトに携わってこられたと聞いていますが、特に印象に残っているものはありますか?
井本 最近ではAIを使ったリモート採寸システム「UOS(ウオス)」の導入プロジェクトが印象に残っているね。学校の制服などの採寸って、昔は本当に大変な手間と時間がかかっていたんだけど、このシステムで大幅に効率化できるようになった。実は導入に際して一番苦労したのが、当社の中でこの新しいシステムを浸透させていくことだったんだ。まずは導入実例を一つひとつ増やしていき、社内に向けて丁寧に説明を重ねることで、次第に理解が広がっていった。コツコツと取り組んだという意味で、これもスポーツに通じるプロジェクトだったな。
小さな山を登り続け、情熱を育てる。オンワードの人材育成論。
──オンワードコーポレートデザインというチームの一員として、どんな人材に期待しますか?
井本 私が仕事をする上で一番大切にしていることは、やる気や意欲、要するに「情熱」なんです。人が仕事をする上で必要なものとして、情熱に勝るものはないでしょう。
林 井本さんを見ていると、部下の育成にも、そうした情熱を持って取り組んでいらっしゃるのが伝わってきます。
井本 仕事だから時には厳しいことも口にするよ。けれども、5年後、10年後に振り返ったとき、「あの一言が自分のルーツになったな」と思ってもらえるような、そんな育成をしたいと考えている。
もちろん、やる気や情熱っていうのはスキルじゃないから教えるのは簡単じゃない。だから私は、小さい山をつくって登らせ、小さい成功体験を重ねていくことを意識しているよ。山があっても頑張れば登れるんだと実感できたら、次はもう少し高い山をつくればいい。その繰り返しで自身を育ててるんだ。
林 まさに僕が今、毎日経験していることですね! 小さい山に登ることを繰り返している日々です。時には先輩が一緒に登ってくれるのが、本当にありがたいです。
井本 誰だって100段の階段はいきなり上ることはできないけど、1日5段ならできる。それを1年間継続できるかどうか、なんだよ。どんなに気持ちが乗らないときでも続けられれば、絶対に成長できる。私は部下にそんな気づきを与えたいと思っているんだ。
林 スポーツで大切なのはKPT、つまりKeep(続ける)、Problem(課題を見つける)、Try(挑戦する)だと思っています。やり続けることで自分の課題が見えてきて、その解消のために新たな挑戦をするというサイクルのことで、私はこのサイクルを大学4年間、ずっと回してきました。これからもこのKPTサイクルを回し続けて、成長していきたいと考えています!