大切なのは、これからの可能性。「タニコー」なら、挑戦することが成長へとつながる。

大切なのは、これからの可能性。「タニコー」なら、挑戦することが成長へとつながる。

大切なのは、これからの可能性。
「タニコー」なら、挑戦することが成長へとつながる。

このストーリーのポイント

  • 入社動機は人それぞれ。自分の素直な気持ちを大切に
  • 同期の存在を励みに、配属先で全力を尽くす
  • 失敗も成長の糧。経験の引き出しが増えていく

業務用厨房機器メーカーのタニコー。実は日常生活において、身近な存在だ。ここでは2021年4月入社の3人が集まり、お互いの成長について振り返った。仲間の頑張る姿をエネルギーに替えて、さらなる成長を目指していく。

PROFILE
タニコー株式会社

K.Y.

東京事業部

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経済学部経済学科卒。2021年4月入社。家族が厨房機器関連の事業を営んでいたことで、早くから業界に興味を抱く。タニコーは面接等の対応が丁寧だったことで入社を決める。メンテナンスとして訪問修理、問い合わせ対応等に携わる。


T.O.

九州事業部

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経済学部経済学科卒。2021年4月入社。ラーメン屋でアルバイトをしていたことがきっかけでタニコーを知る。文系出身であるが、モノづくりに憧れて設計職へ。厨房のレイアウト図、設備の指示図、厨房機器の設計図の作製に携わる。


T.Y.

関西事業部

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情報社会学部情報社会学科卒。親友が自分の店を持つという夢に挑戦している姿に刺激を受ける。夢を形にするために欠かせない厨房機器の分野からサポートしたいと考えタニコーに入社する。個人飲食店、飲食チェーン店、福祉施設関係の営業を担当した後、現在は官公庁案件の開拓に携わる。

文系出身者もモノづくりにチャレンジできる

──入社動機について聞かせてください。

T.O. ラーメン屋さんでアルバイトをしていたことが、タニコーを知るきっかけでした。厨房機器のロゴマークが目に入ってきたのです。就職活動を迎えてゼミの先生に企業を何社か紹介していただいた際に、見覚えのある会社のロゴマークを見つけて、興味を持つようになりました。

K.Y. 私は父が厨房機器関係の仕事に携わっていたことで、自然とタニコーを知りました。時折、父に頼まれて厨房機器の修理などを手伝っていました。当時は汚れた機器に触ることに抵抗がありましたが、続けていくうちに毎回違う現場、違う機器に触れられるのが面白くなっていきました。

T.Y. 2人とも、学生時代から厨房機器は身近だったのですね。私は高校時代からの親友の存在が入社のきっかけでした。彼は自分の店を出したいという夢を持っていて、その夢の実現を自分も応援したいと思いました。友人がお店をオープンすることになれば、その厨房は私が手がけたいと考えて、タニコーを志望しました。

T.O. 良いエピソードですね。お店の出店は話が進んでいるのですか?

T.Y. 今はイタリア料理店で修業を続けていて、数年後に自分の店を持つことが目標だそうです。

K.Y. 2人はタニコーへの入社の決め手は何でしたか? 私は、父と同じ修理の仕事に就きたいと思い、メンテナンスを志望しました。希望職種通りに配属していただけると伺い入社を決意しました。

T.O. 文系出身の私でも設計職として採用していただけるとのことで、タニコーへの入社を決意しました。私は自分が設計したものが実際に形となり、製造される仕事に就きたいと考えていたのですが、ほとんどの企業が理系出身でなければ難しいとのことでした。その点、タニコーは文系出身の私でも設計の仕事に携わることができた点が一番のポイントでした。

T.Y. 私は、面接でした。他社からも内定をいただいていたのですが、タニコーの面接官が一番、私という人間を理解しようと歩み寄ってくださったことが入社の決め手になりました。“素”の私を見てもらえたと思いました。親友にタニコーに入社すると話したらとても喜んでくれました。彼のレストランがオープンしたらぜひみんなで行きましょう!

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お客様の「ありがとう」が一番嬉しい

──皆さんのお仕事について、教えてください。

T.Y. 私は入社して4年間、東京で個人経営の飲食店と飲食チェーン店の本部の営業を担当しました。当社にはエルダー制度があり、先輩の訪問に同行しながら、営業の基礎を学びました。新規顧客の開拓では、古い機器の入替のご案内やニーズに合わせた製品の紹介などを行い、受注につなげていきます。話がまとまるまで1年以上かかることがありますが、じっくりと時間をかけて進めていきます。

T.O. 私は営業担当者が開拓したお客様に向けて、厨房機器のレイアウト設計を進めていきます。お店の規模や業態、メニューはもちろんのこと、動線やシェフの好みなどにも配慮した設計を行い提案します。

K.Y. 納品された厨房機器のメンテナンスを行うことが私の役割です。厨房機器は使っているうちにどうしても不具合が生じるため、お客様からのご依頼に応じて現場に向かい、修理を行います。お客様からのお問い合わせに電話で対応することも多いです。

T.Y. 私は0を1にすることが好きです。お客様の元へ頻繁に訪問し、自分を覚えていただくとともに、お客様との何気ない会話よりニーズをくみ取り、タニコー製品の紹介を行います。こうした積み重ねが実を結ぶ瞬間は、何よりも喜びを感じ、大きなやりがいを実感します。
5年目に異動して官公庁案件の担当になりました。このビジネスにおいてはタニコーはチャレンジャーなので、自分の手でゼロから進めているところです。絶対に大きな成果を上げてみせます。

T.O. 私は文系出身でしたので、図面を描いた経験は全くなかったです。文字通り、ゼロからのスタートでした。そんな私に対して先輩は1年目から仕事を任せてくださいました。自分なりに試行錯誤しながら図面を描き、先輩にチェックしていただき、フィードバックを受けてはまた描くを繰り返す。その結果、いつの間にか図面を描けるようになっていたと実感しています。
私の描いた図面が初めてお客様に評価されたときは嬉しかったです。実際に完成した厨房を見ると図面の時とはイメージが変わることもあり、それも勉強になりました。

K.Y. 私は実際に厨房機器を使っているお客様からの依頼で修理に駆けつけますので、「助かった」「ありがとう」という言葉を聞くのが一番嬉しいです。でも、修理して終わりというわけではなくて、「次からはこんな使い方をすると壊れにくいです」「掃除はここを工夫すると長持ちしますよ」とお伝えすることも大切にしています。私がお客様に寄り添ってサポートすることで、タニコーへの信頼度が上がり、それが次の受注につながると思っています。
現場によって故障の状況は異なるため、経験を積むごとに対応の引き出しが増えていく感覚があり、それが仕事の面白さの一つです。

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失敗こそ、成長へのチャンス

──今までで印象的だったエピソードは何でしたか。

T.O. 5年目になり、初めて展示会のブース設計を担当したことがもっとも印象に残っています。福岡で開催された食品関係の展示会で、タニコーブースのレイアウト設計を一任されました。

T.Y. 任せると言われたときの気持ちはどうでしたか?

T.O. いつかは自分が担当するだろうとは思っていたのですが、想定よりも早いタイミングだったため、驚きました。

K.Y. 飲食店の厨房機器の設計と展示会とではまったく違うでしょうね。

T.O. 来場したお客様にタニコーの考え方や製品の魅力をアピールすることが目的でしたので、普段の業務とは勝手が大きく異なりました。展示の位置や高さを少し変えるだけでも印象が大きく変わるため、何度も図面を描き直し、試行錯誤を重ねました。その過程では、本社の展示会担当部門をはじめ、ベーカリーの部門や工場、外部の内装業者の方々など、様々な方に相談させていただきました。おかげさまで人脈が大きく広がりました。

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T.Y. 私が印象に残っているのは、4年目に飲食チェーン店のお客様から大型案件を受注したことです。新規のお客様で、それまで他社とお取引をされていました。お話を伺っていくと他社の対応についてご不満を抱かれていることが分かりました。特にレスポンスのスピードにはご納得されていないようでしたので、私はフットワーク軽く、スピーディーな対応を心がけました。最初は製品1台の入れ替えから始まったのですが、次第に信頼いただくようになり、ついには大型店舗の改装も任せていただくようになりました。売上もかなり大きな実績になりました。

T.O. Yさんの活躍ぶりは新人の頃からよく耳にしていたので、大型受注の報せを聞いた時も“さすがだな”と感じました。同期として負けていられないと、刺激を受けています。

K.Y. 私の場合は失敗談に近いのですが、修理のために訪問した先で、全く対応ができなかったことが強く印象に残っています。当時は正しい部品を用意したつもりで現場に向かいましたが、実際には取り付けることができず、真っ青になり、背中にイヤな汗が流れたことを覚えています。最終的に、私の勘違いで部品を取り違えていたことが判明し、後日、先輩と一緒に改めて現場を訪れ、無事に修理を完了させました。苦い経験ではありますが、自分にとっては成長の糧になった出来事でもあります。先程もお話ししたように厨房機器の故障や現場の状況は千差万別で、同じ現場は一つとして存在しません。経験を重ねながら自分の引き出しを増やしていくことが重要だと感じています。そういった意味でも、失敗から学ぶ姿勢はとても大切だと考えています。

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挑戦を続けて、より大きな存在に

──将来のビジョンについて教えてください。

K.Y. 先程もお話ししたように、仕事の経験を積む中で知識を深め、タニコーのメンテナンス職として、どのような修理にも対応できる人材を目指しています。ベテランの先輩方から技術を受け継いでいくことも、今後の重要な課題です。

T.O. まだまだわからないことも多く、設計担当としては半人前であるというのが正直なところです。それでも少しずつ規模の大きな現場を任されるようになっており、今後はさらに大きな案件にも携われるよう、自分自身の力を磨いていきたいと考えています。

T.Y. 現在担当している官公庁の市場では、まだ十分な実績を上げられていないため、開拓に力を入れていきます。すぐに成果を出すことは難しいですが、2年後、3年後には誰からも認めていただけるような成果を残したいと考えています。将来的には管理職を目指し、リーダーシップを発揮できるような存在になりたいです。

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