見えないところで、人々の快適さを支える。設備管理ならではの喜びが、モチベーションに。

見えないところで、人々の快適さを支える。設備管理ならではの喜びが、モチベーションに。

見えないところで、人々の快適さを支える。
設備管理ならではの喜びが、モチベーションに。

このストーリーのポイント

  • 業界No.1の売上と知り、安定性と更なる成長性に惹かれて入社
  • 設備管理の現場で、1年目ながら責任ある仕事を任せてもらった
  • 広報担当として、社員のエンゲージメント向上への貢献を目指す

学生時代の経験を活かしたいと入社。設備管理の現場で経験を重ね、念願の広報担当に。会社のことなら何でも知っていると頼りにされる存在を目指す。

PROFILE
イオンディライト株式会社

社長室兼ESG推進室
広報・IRグループ
2021年入社

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人間社会学部現代社会学科卒。入社後、『イオンレイクタウンMORI』の仮配属を経て『イオンモール北戸田』で本配属。外部物件である外資系研究所の設備管理を担当後、2023年3月より現職。

女性が長く活躍できる環境

学生時代は4年間、学科誌の編集・発行に携わりました。担当していた学科誌は、同じ学科の学生や受験生に向けてさまざまな情報を提供する広報誌でした。私はもともと文章を書くのが苦手だったので、学生のうちに苦手なことに挑戦してみようと考えて始めました。
誌面の企画を立てたり、取材をして文章にまとめたり。10人ほどのチームで力を合わせて作業を進める中で、自分にはない発想や意見を取り入れることができて楽しかったです。学科誌は今も手元に残っていますが、学生時代の成果として形に残るものづくりに携われたのはよかったと思います。

学科誌に携わった経験は私の中で、「将来は広報の仕事に挑戦したい」という想いにつながりました。そこで就職活動は、広報の仕事ができることという軸で進めました。業界・業種はまったく絞りませんでした。
そんな中、合同説明会でたまたま足を止めたのがイオンディライトのブース。人事の方とお話をする際にそうした気持ちをお伝えしたところ「当社なら広報の仕事に携わる可能性がある」と言われ、一気に志望度が高まりました。
家に帰ってファシリティマネジメント業界について調べたところ、イオンディライトは国内で業界売上No.1と知り、その安定性と更なる成長性に惹かれ、応募することを決心。現場で設備管理の経験が積めることも、魅力に感じました。

イオンディライトにはグローバル社員・エリア社員・ホーム社員という3つの働き方を選択できる制度があります。私は海外を含めた異動のあるグローバル社員を選びました。地域を限定せず、いろんな場所で働けることが魅力的に思えたからです。
また、「えるぼし」などの認定を得ていることから、女性にとっての働く環境についても特に不安はありませんでした。時短勤務も子どもが小学校6年生になるまで取得可能となっており、職場復帰の環境も整っています。実際に現在の職場では、一度出産を経験し職場復帰した後、2人目の出産を控えて間もなく産休に入る予定の先輩もいます。そうした先輩の姿は大きな安心材料であり、当社には女性が長く活躍できる環境が整っていることは間違いありません。

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OJT期間にも主担当として仕事を任される

入社後、約1ヵ月間の新入社員研修がありました。ここでは当社の社員としての基礎的な知識を学びました。その後、資格取得のための研修も行われました。具体的には第二種電気工事士の資格です。文系出身の私にとって電気の勉強は決して簡単ではありませんでしたが、ひたすら問題集を解くことで乗り切り、1年目の終わりには無事に資格が取得できました。
設備管理の仕事と聞くと理系人材が中心のように思われるかもしれませんが、当社の新入社員の半数は文系出身者。文系・理系の差を意識せずに活躍できる環境があります。

新入社員研修終了後、9月までのOJTプログラムが始まりました。ここで私は『イオンレイクタウンMORI』に仮配属され、メンターによる1対1の指導のもと、設備管理の仕事に取り組みました。
仕事の基本は、日々の設備点検。受変電設備や空調設備などを定期的に確認し、不具合がないかを調べます。『イオンレイクタウン』は国内最大の商業施設なだけあってさすがに広く、自転車で回りながら点検作業をこなしていきました。お客さまとして買い物に来た時には足を踏み入れることのできない場所、見ることのできない設備に触れられるのは、純粋に楽しかったです。
メンターは仕事のひとつひとつについて丁寧に指導してくれました。設備管理の現場と聞くと、ベテラン社員の「背中で覚えろ」式の指導方法がイメージされがちですが、そんなことはまったくありませんでした。

『イオンレイクタウンMORI』で初めて任された大きな仕事は印象に残っています。
内容は店舗内の110ヵ所のコンセントを、安全性の観点から、ほこり防止シャッター付きのコンセントに交換するというものです。私は主担当として計画作成から他の担当者への指示、実際の交換作業まですべてを担当。1日に10ヵ所の作業を行う予定が5ヵ所しかできないなど、計画通りに進まないことに苦労しましたが、約2ヵ月かけてなんとか終わらせることができました。
OJT期間ながらこのように責任ある仕事を任せてもらったことに感謝するとともに、新人にも思い切ったチャレンジをさせてくれる社風の素晴らしさを実感しました。

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お客さまの“当たり前”を支える誇り

OJT終了後の9月、『イオンモール北戸田』に本配属となりました。ここで私はひとり立ち。日々の定期点検や不具合発生時の対応などをこなしていきました。お客さまの備品の受発注なども業務に含まれており、設備管理の業務の幅広さを改めて感じました。
学生時代に自分がイオンへ買い物に行ったとき、例えば「電球の交換を誰がしているんだろう」なんて、少しも考えませんでした。照明が切れていないのが当たり前、室内が空調で快適に保たれているのが当たり前。そんな当たり前は、誰かの手によって守られていることを入社後強く実感しました。私は設備管理を通して『イオンモール北戸田』の当たり前を守っているんだということを、誇らしく思いました。

設備管理は、目につかないところで建物を支える裏方の存在です。施設に来るお客さまから感謝の言葉をいただくことはなかなかありません。むしろ何も言われないことがお客さまの満足度の証明だとも考えていました。
ただ、施設で働く方からはよく「ありがとう」「助かりました」という言葉をいただきました。ショッピングモールで働く人も、私たちにとっては大切なお客さま。その方たちに気持ちよく働いていただくことが、接客品質の向上につながるのは間違いありません。施設で一緒に働く方々の信頼にお応えすることも、私たちの重要な仕事です。

2年目には千葉県にある外資系企業の研究所の担当に異動しました。イオンディライトはイオングループの施設だけでなく、グループ外の施設も多数管理しています。こうした外部物件が多いことは当社の経営の安定性につながっています。
この研究所で苦労したのは、クリーンルーム内の設備更新工事でした。クリーンルームは空気中に浮遊する微粒子や微生物が厳格に管理されており、その中での管理業務には大変神経を使いました。また、更新工事終了時には現場の詳細な写真や資料をエビデンスとして提出することを求められ、外資系企業ならではの厳しさを知りました。
このようにグループ外の施設を担当することで商業施設だけではないさまざまな施設管理のノウハウを増やしていけることも、当社で働く魅力です。

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イオンディライトの魅力を改めて感じる

3年目の春から、念願の広報の担当となりました。当社では年に一度、自分のキャリアの希望を伝えられる自己申告制度があり、私も広報の仕事に就きたいということをアピールしてきました。想定より早かったですが、そうした希望がかなっての異動で、大変嬉しく思いました。
広報の仕事は多岐にわたり、私が主に担当しているのはイオンディライトの社内報『delight mind』の編集です。テーマに沿って取材を行い、原稿をまとめ、レイアウトまで自分で担当して、Webで社内向けに公開しています。

社内報の仕事に携わる中で1番魅力に感じる点は、やはり読者である社員からの反響です。「記事を読みました」「こういう情報を知りたかった」といった声は励みになりますし、以前の上司から感想をいただいたときは、自分の成長した姿を見てもらえた気持ちでした。
また、社内のさまざまな情報が得られることも魅力の1つです。取材をすると、こんなこともしているんだという発見がたくさんあります。例えば店内の自販機で冷凍食品の販売に挑戦していたり、業務効率化のための研究を進めていたり。
取材を通じて、改めてイオンディライトの業務の幅広さに驚くとともに、建物管理という枠に収まりきれない可能性を感じます。

設備管理の現場で2年間経験を積んだことで、現場の担当者の考えていること、困っていることなどが、自分ごととして理解できるようになったのは私の強みです。今後は社内報の発信を通じて当社の魅力を社員に伝え、今以上にイオンディライトで働けることに誇りを持ってもらえるような社内風土作りに貢献したいと考えています。
そして広報として積極的に社内の業務や従業員の取材を行い、その内容を理解することで、いずれは「イオンディライトのことなら彼女に聞けば何でも教えてもらえる」と頼りにされるような人材を目指したいと思います。

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