どこまで行っても、自分の「想い」を伝える表現者でありたい

どこまで行っても、自分の「想い」を伝える表現者でありたい

どこまで行っても、
自分の「想い」を伝える表現者でありたい

このストーリーのポイント

  • ゴルフの経験や知識が全くなくても、頑張り次第で課題を乗り越えていける職場環境
  • 聞けば快く教えてくれる。仲間想いの強いゴルフダイジェスト・オンライン(以下、GDO)のメンバー
  • 早い段階から大規模なプロジェクトにチャレンジできる機会を与えてもらえるGDOの企業風土

子どもの頃から、勉強も書道も器用にこなしていた。中学で興味を惹かれたのが、ダンス。その想いを叶えるために、大学ではダンスサークルに入部するだけでなく、著名な振付師が主宰するダンスカンパニーに所属。今も仕事とダンスを両立させている。GDOに入社を決めた理由は、世の中にインパクトを与えられる会社だと思えたから。ゴルフの経験・知識は全くなかったが、臆せず前に突き進んでいく精神でさまざまなプロジェクトを手掛けてきている。どうせなら戦略や施策を企画立案するだけでなく、それをデザインに落とし込みカタチにしていけるようになりたいと願っている。

PROFILE
株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン

斎藤 あかり

リテールビジネスユニット企画部
2016年入社/教育学部表現コミュニケーション専攻

入社後は、リテールビジネスユニット企画部にて販売促進や販売戦略などのチームに在籍。当初は、ゴルフクラブの専任担当であったが、現在はオールジャンルの商材を扱うとともに全社レベル、または社長からの特命案件に参画しコンテンツの作成を担っている。

世の中に影響を与えられる仕事に就きたかった

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私って、根本は目立ちたがり屋なんです。実際、書道が得意で金賞を受賞したり、テストでクラス一番になったりと、それなりに注目される存在でした。北海道から東京へと転校した時も、訛りは全く気にしていませんでした。むしろ、訛りを押し通し、友だち作りのプラスに変えていたくらいです。

中学生の頃から好きだったのは、perfume。彼女たちの振付を真似して、友達の前で良く披露していました。高校でダンス部への入部を考えたものの、あまりにも先輩らの姿がキラキラとしていて寄り付きにくい雰囲気を感じ、結局バレーボール部に入りました。でも、もともと運動神経はあまり良くないので、レギュラーにはなれませんでした。

ダンスを本格的にスタートさせたのは、大学からです。ダンスやアカペラのサークルに入っていたんですが、3年生の時にダンスカンパニーのオーディションに応募。見事、合格することができました。ダンスカンパニーとは、事務所とスクール両方の要素を兼ね備えた育成機関。メンバーは何十人も在籍しており、なかには人気アーティストのバックダンサーとしてステージなどで踊っている人もいました。私自身は、見習いの段階。有名な振付師のもとで、ひたすらレッスンを受け続けていました。

といって、プロのダンサーになろうとは思いませんでした。実力的にいって、とても無理。生活していくことすら難しいくらいです。ならば、本業の仕事とダンスを両立して頑張っていこう。そう考え就活を始めました。

どんな仕事が良いかなと自分なりに思いを巡らし、出した答えが「世の中に広く影響を与えられる仕事」「色々な人と知り合える仕事」でした。何となく、B2BよりもB2Cのほうがイメージに近い気がしました。

GDOを選んだ理由は、会社説明会で社長が「ゴルフ業界のNo.1になりたい」と力強く宣言していたこと。私自身、もともと「どんな分野でも良いのでNo.1になりたい」と思っていたので共感できました。それに、ゴルフ人口の多さ、マーケットの大きさなども知ることができ、沢山の人々に影響を与えられる会社だと理解しましたし、職場環境や福利厚生が整っており、自分の時間を作りやすい点もポイントとなりました。

周囲に助けられながらPDCAのサイクルを回す

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入社後は3カ月の研修を経て、リテールビジネスユニット企画部へと配属になりました。販売企画やバイヤー、カスタマーサポートなどが在籍する部署です。私はまず、販売促進チームの一員としてスタート。自社が運営するECサイトを通じてゴルフクラブの販売を仕掛けていく仕事を受け持ちました。1年目は上司のもとでのOJT。仕事の進め方やゴルフクラブの商品知識、プロモーション施策の立て方などを一つひとつ学んでいきました。

2年目からはいよいよ一人立ちです。ゴルフクラブの売上を拡大するためのプロモーションやキャンペーンを自分で考えて、自分で実践し、結果を出し、その成果を検証していく。いわゆる、PDCAのサイクルを回していきました。

2019年1月からは、キャンペーンの立案やコンテンツの作成を手掛ける販売戦略チームへと異動しました。組織の名称は変わっても、仕事内容にはそれほど大きな違いはありません。担当する商材が、ゴルフクラブだけでなくウェアなどオールジャンルへと広がったくらいです。それと、決定権を若干は持てるようになりました。例えば、WEBサイトのトップページにどんな商品を掲載するかは、毎回私に任されています。

こう書くと、何だか最初からスイスイと働いていたように思われるかもしれませんが、何しろゴルフを全くやったことがない、知識もないなかで、いきなりゴルフクラブを担当することになったため、最初はかなり大変でした。もう日々勉強の連続です。自分でもゴルフ雑誌やインターネットを調べたり、チューターとして付いてくれた上司やゴルフ部出身者の同期に、「このクラブの特徴・魅力・販促ポイントはどんなところにあるのか」「それらをゴルファーに伝えるにはどうすれば良いのか」などをその都度教えてもらったり、ゴルフ場でラウンドをしたりしながら、徐々に理解を深めていきました。

独り立ち後も、幾度となく壁にぶちあたりました。例えば、一時ゴルフボールの売上が落ちてしまったんです。それで、新たに着任したマネージャーから「対策を考えてほしい」と言われたものの何をどうしたら良いのか、全く見当がつきませんでした。でも、それがきっかけで「商品の売上を担っているのは私なんだ」と強く認識することができました。「ただルーチンをこなしているだけではダメだ」という危機感を持ちました。

会社を挙げて売らなければいけないゴルフクラブをどう販促していくかも大変でした。まだ世の中に浸透していない商材をGDOで独占販売をし、マーケットリーダーになるという狙いだったんです。ただでさえプレッシャーがある上に、商材がとても難しく、社長も絶えず動向をウォッチしているとあって緊張状態が続きました。

もちろん、失敗も沢山しました。スタート前のキャンペーン・バナーをアップしてしまったとか。会社で泣いたことだって一度や二度ではありませんでした。

周囲との連携も重視。Win-Winの関係構築を目指す

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それでも何とか販売目標をクリアしてこれたのは、沢山の人々に協力してもらったおかげです。同じチームはもちろん、他の部署のメンバー、必要とあればメーカーさんやバイヤーさんにも、臆さず積極的にコミュニケーションを図り、アドバイスを求めました。

やはり、周りの人とのつながりって大切です。情報共有も心がけましたが、一方的にこちらから頼むだけでなく、メーカーさんなどから「こういうことをしてもらえませんか」という要望にも積極的に応え、お互いにとってWin-Winとなる関係づくりに努めました。

そうした姿勢を評価されたのか、3年目に初めて大きなプロジェクトに参画するチャンスを与えられました。これも転機となりました。取り組んだのは、自動車業界などで最近話題の残高購入サービスを当社でも立ち上げるという案件でした。残高購入サービスとは、月額ベースで一定料金を払ってもらえれば商品・サービスを利用することができ、期間終了後に購入するか、返却するかどうかを判断してもらうという仕組みです。このプロジェクトには、情報システムやUI・UX、CS(カスタマーサポート)など、さまざまな部署のメンバーが在籍していました。私にとっては、初めて接する方も沢山いました。そうしたメンバーにも分からないことはものおじせずに聞く、頼るべきことは頼るという私のスタイルを活かしながら、自分に任せられたコンテンツ作りのタスクをやり遂げていきました。

その後も大小さまざまなプロジェクトに携わりました。例えば、米国メーカーの商品卸を当社で担いサブスクリプションモデルとして売り出すとか、海外製品の日本における独占販売権を当社で手にするとか。それらを経験していくなかで、プロジェクトの進め方や手順、メンバーの巻き込み方をだいぶ身に付けることができました。

もっとスキルの幅を広げ、トータルで関われるようになりたい

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ありがたいことに、今も多くのプロジェクトから声を掛けていただいています。時間も限られているので、どれから着手していくべきか、優先順位を付けながら臨んでいます。実は、ダンスも続けており、平日にレッスンを受けるために残業をせずに早めに退社することがあります。周囲の皆は理解してくれていますが、私としても迷惑を掛けたくありません。その日は特にタイムマネジメントに気を配っています。

例えば、TO DO LISTを作成するだけでなく、それらを織り込んだ1日のスケジュールを組み、できるだけそれ通りになるように進めています。重要度とデッドライン、二つの観点を意識して優先順位を判断しているのですが、どうしても自分では決められないこともあったりします。そんな時には、思い切って上司にアドバイスを仰ぐようにしています。自分で悩みを抱え込んでしまうと作業がどうしても止まってしまうからです。

GODの仲間は皆、人が好きということもあって、自分の持っている知識を惜しみなく与えてくれます。だからこそ、経験の浅い段階でありながらも大規模プロジェクトの一員として成果を上げることができたのかもしれません。

私自身の今後の目標は、プロモーションやキャンペーンの企画からWEB制作までを一通り手掛けられるような幅広い能力を身に付けることです。これまでは企画業務を経験してきましたが、WEBデザインは担当者に任せたままでした。でも、自分の「想い」を表現するとなると、クリエィティブの知識やスキルも必要となってきます。できれば、デザインの部署で経験を積みたいと思っています。もちろん、これからもダンスは続けるつもりです。どこまで行っても、表現者でありたい。それが私の願いです。

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