
地元・北海道に暮らしながら日本中の企業と向き合う。想像を超えるそんな働き方をHuman Resource Designで手に入れた。
地元・北海道に暮らしながら日本中の企業と向き合う。
想像を超えるそんな働き方をHuman Resource Designで手に入れた。
このストーリーのポイント
- 北海道でずっと暮らしたいと考えてフルリモートのHuman Resource Designへ
- 手厚いサポートで営業としてのスキルを学ぶ
- 将来は世界の企業への提案にもチャレンジしたい
北海道で働きたいと考えて選んだのが、東京に本社を構えるHuman Resource Design(以下、HRD)。フルリモートという働き方が、自分に最もフィットしていると感じた。営業としての本格的なスタートに向けて、日々、トレーニングを重ねる。
株式会社Human Resource Design
米森 麻翔
営業部
2025年新卒入社
北海道出身。大好きな北海道で働きたいと希望し、フルリモートで働けるHRDを選ぶ。一日も早く営業担当として自立することを目指し、自分を磨き続けている。
地域と人とのつながりが育んだ成長の軌跡
北海道で生まれ育ち、これからも北海道で暮らしていくつもりです。そんな私が東京の会社に就職して働いているのですから、就活の巡り合わせって不思議だなと感じます。
高校までは北海道帯広市で過ごしました。思い出といえば、高校時代の生徒会活動です。私の高校では生徒会が部活に位置づけされており、選挙で選ばれて入るのではなく、希望者が生徒会執行部という部活に入って活動するという形でした。私はここで1年生の後期から3年生の前期まで副会長を務めました。
一番大きな出来事として学園祭の主催があり、責任者として生徒会執行部をまとめ上げて学園祭をやり切ったときは、確かな達成感が得られました。仲間たちの「やりきったぞ」という笑顔は、今も忘れられません。自分なりにリーダーシップを磨くことができたと感じています。
大学は函館です。同じ北海道でも帯広から車で6時間ほど離れており、北海道ならではのこの距離感については、本州で暮らす皆さんにいつも驚かれます。
専攻したのは情報系でした。小学校3年生で初めてパソコンに触ってからずっとコンピュータが好きで、プログラミングを学びたいと考えて入学しました。当時は漠然とですが、将来はSEにという思いがありました。
学生時代に力を入れたことは、接客のアルバイトでした。高校時代は3年間牛丼チェーン店で働き、大学では1年半個人経営のラーメン店を経験した後、2年間靴屋でアルバイトをしました。飲食店はお客様の注文を伺って食事をお出しして終わりでしたが、靴屋ではお客様のご希望を伺うところが接客のスタートとなります。サイズをたずねることから始まり、デザインや素材、機能など、お客様が何を求めているかを引き出していくことが仕事でした。老若男女、幅広い層のお客様とコミュニケーションを取りながらベストな一足を提案していくプロセスはとても楽しかったです。さらに試着と街歩きでは感覚が違ってくるのも靴の面白いところで、ご購入後にそんな感想を伺うのも面白みでした。
この靴屋からは、冗談半分に「就活に失敗したらウチで働かないか」と言われました。人間関係にも恵まれた、とてもいいお店だったと思います。
地元愛とコミュニケーションへの情熱が導いた選択
就職活動の季節を迎えて第一に考えたのは、地元・北海道で働きたいということでした。本州には親戚も知り合いもなく、まったく縁がありません。友人と離れるのもイヤでしたし、北海道で働くことは最も譲れない“軸”でした。北海道には、私のように地元愛の強い人がことのほか多いように感じます。
もう一つの“軸”は、人とコミュニケーションを取る仕事でした。高校時代の生徒会執行部の経験、大学時代のアルバイトの経験から、たくさんの人を笑顔にすることに携わりたいとの思いが強かったのです。
この2つの“軸”で企業研究をスタートさせて、出会ったのがHRDでした。
当然のことですがHuman Resource Designという社名を目にするのはまったく初めてで、しかも東京のスタートアップということでしたから、「まずは話だけでも」という軽い気持ちでオンラインの会社説明会に参加することにしました。そこで感じたのが、とても温かい会社だということでした。他の会社のような堅苦しい雰囲気はまったくなくて、就活生と同じ目線で接してくれていると感じたのです。
特にカジュアル面談はよかったです。これは面接ではなく、現役社員と本音でフリートークするというものです。一方通行で説明を聞くのではなく、こちらの話にもしっかりと耳を傾けていただけたことで、ここなら素の自分のままで働けると感じました。
何よりもフルリモートで働けるという点は大きな魅力でした。大好きな北海道を離れることなく、距離の壁に縛られずに東京の会社で働けるというのは驚きであり、嬉しいことでした。
よく家では勉強に集中できないから図書館やカフェで教科書を広げているという人がいますが、私はその正反対で自宅の部屋が一番集中できるタイプです。ですから北海道の自宅で仕事ができることは、自分に最もフィットする働き方だと感じました。
ただ、両親に説明するのは簡単ではありませんでした。「そんな会社で大丈夫なのか」とも言われましたし、親ならば心配して当然だろうとも思いました。そこは「自分のことを信じてほしい」とお願いしたところ、「それなら頑張れ」と応援してくれました。
内定式で初めて出社したときのことは、とてもよく覚えています。人生で何度目かの東京で、都心の高層ビル街に驚き、ずっと空を見上げてドキドキしながら歩いたものでした。
フルリモートで挑むスキル習得の日々
大学4年の夏から有償インターンシップに参加し、商材である「GOODSTORY」について学びながら、商談のロールプレイングを体験しました。大学の勉強が忙しくてあまりインターンシップには参加できなかったこともあり、入社後もひたすら勉強の日々となりました。
ロールプレイングは先輩や同期がお客様役となって、商談のシミュレーションを行うものです。もちろんすべてオンラインです。商談の進め方にはテンプレートが用意されてはいるのですが、当然のことながら企業によって課題は異なりますし、求められるソリューションも違ってきます。それらを引き出しながら話を進めていくことは簡単ではなく、毎回苦戦しています。
ロールプレイングで、自分なりにお客様からうまく課題を引き出せたと感じることもあります。しかし、そのほとんどは表面的な課題であって、本当の課題はその奥に隠れていると先輩から指摘されます。お客様も気づいていない真の課題を引き出せてこそ、商談は成功したと言えるのでしょう。靴に例えるなら、お客様はサイズを気にしているようでいて、実は機能性にこだわっていた、というような感じです。
もちろん入社間もない新人ですから、真の課題を見つけ出すには、経験も知識もスキルもすべて不足しています。今は何度もロールプレイングを重ねながら、力を磨いているところ。そんな私に先輩は、話し方や言葉の選び方、提案の仕方など、細かなところまで丁寧に指導してくれます。
就活生の皆さんにとっては、フルリモートでちゃんと教育してもらえるのだろうかという不安があるかもしれません。今もお話ししたように、インターンシップの期間も含めて先輩が丁寧にフォローしてくれますし、距離の壁を感じずに学べますから、まったく心配いらないと断言できます。
ただ、受け身はダメですね。主体的であることは絶対に必要です。フルリモートならではの自由な働き方は大きな魅力ですが、それは自分を律し、自らプロアクティブに仕事に取り組む姿勢があってのことです。
ささいなことですが、私は仕事の時とプライベートの時は絶対に服装を変えるようにしています。仕事では襟とボタンのついたシャツを着るといった程度ですが、要するに自分なりにスイッチを入れて仕事モードに切り替えるわけです。こんな工夫も、主体性につながると感じています。
ストーリーを紡ぐ営業として、これからの可能性を追いかけて
入社以来、ロールプレイングを重ねてきて、いよいよ来週、本当の商談に臨む予定です。もちろん先輩が同席してはくれますが、主体は私。「GOODSTORY」の提案を行います。
私は緊張すると話が飛んでしまうクセがあるので、まずは冒頭に話すことをしっかり頭に入れて臨みたいと思っています。あとはお客様の企業のことをできるだけ下調べしておくことですね。それによって抱えている課題や求められるソリューションについて、ある程度、想定しておこうと考えています。
「GOODSTORY」は単なる情報伝達ではなく、人の物語を通じて会社の姿を伝えていく魅力的なコンテンツであることは間違いありません。私自身、つい先日まで就活生でしたから、入社前後のミスマッチをなくす上でもいかに「GOODSTORY」が素晴らしいかということを実感をもって伝えられます。
今度商談する予定の会社は東京の会社です。この先、各地の会社との商談を通じて「GOODSTORY」を全国に広げていくことができるでしょう。北海道にいながらそんな働き方ができることに、大きなやりがいを感じています。これもフルリモートという働き方だからこそ可能なことです。
私はこの働き方が大好きですので、今後もずっとHRDで働き続けたいと考えています。そして日本国内にとどまらず、世界にも目を向けた営業活動にも挑戦したいと考えています。
1年前の自分からすれば想像もできない日々を過ごしており、HRDを選んで本当によかったと思っています。