今度は仕事で晴れ舞台に立ちたい。 甲子園での悔しさを糧に全力投球を続ける

今度は仕事で晴れ舞台に立ちたい。 甲子園での悔しさを糧に全力投球を続ける

今度は仕事で晴れ舞台に立ちたい。 甲子園での悔しさを糧に全力投球を続ける

このストーリーのポイント

  • 学生時代は野球に没頭。だが、納得行く結果は残せなかった
  • 営業として活躍したいと、菊水化学工業に入社
  • 信頼関係を大切にするとともに、周囲にも支えられ中核メンバーへと成長

大学では、4年の夏まで野球を続けた。それから就職活動をスタート。偶然出会った菊水化学工業の営業所長から、住宅営業の面白さを聞き入社を決意する。一年目は、何もわからず苦労したが、二年目からは着実に成果を上げ売上拡大に貢献し続けている。入社8年目。一人のプレイヤーとしてでなく、マネジメントでも存在感を発揮していきたいと考えている。

PROFILE
菊水化学工業株式会社

淵辺 翔

千葉住宅営業所
2014年3月入社
城西国際大学/経営情報学部卒

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二人の兄に誘われ、物心がつく頃から野球を始めた。以来、白球を追いかけ続けていた。高校2年生の時に、チームは甲子園大会に出場。だが、渕辺は出場機会に恵まれなかった。その後、野球では悔しさを晴らすことはできなかった。ならば、今度は住宅営業として輝かしい成績を上げたいと、日々奮闘している。

野球でのリベンジは叶わず、新たな勝負の場を求める

僕にとって人生のターニングポイントとなったのは、高校二年の夏でした。甲子園大会出場を目指して、猛練習を積み重ね、チームは遂にその目標を現実にしたのです。しかし、残念ながら僕はグラウンドに立つことはできませんでした。春の大会まではレギュラー選手であったものの、その後不調に陥り、ベンチ入りメンバーから外れ、甲子園でもアルプススタンドから応援するだけでした。

この時は心境も複雑でした。チームには勝ってもらいたいものの、自分から余りにも遠い存在になる感覚が、寂しく感じました。チームは3回戦まで勝ち進みましたが、僕にはあまり記憶がないんです。気持ちがあまりにも複雑すぎて現実から目を遠ざけたかったのかもしれません。

その後、高校のリベンジをと大学でも野球を続けました。プロ野球選手を何人も輩出する強豪校。そんなハイレベルな中でもレギュラーを獲得し、4年生では副キャプテンも務めました。プロ野球は無理でも、社会人野球で活躍したいと考えた時期もありました。しかし、最後は野球はやり切った感覚もあったため、次は企業に入社して、今度こそ甲子園の悔しさを晴らそうと決意したのです。

就職活動を始めたのは、大学4年の夏からでした。それまでは、練習や試合に明け暮れていたからです。こだわったのは職種。自分の性格的に、営業が合っていると思いました。ただ、業種は広く見ていました。強いて言えば、兄二人が建設業界であったので、身近に感じていた気がします。

菊水化学工業の存在を初めて知ったのは、大学の就職センターで当時の千葉住宅営業所の所長に挨拶された時でした。所長は採用活動の一環として大学にパンフレットを持ってきていたようです。にこっと会釈された時に、「良い人そうだな」という印象を持ったのがきっかけで、会社のホームページを調べた上で、後日所長のもとに話を聞きに行きました。要は、それが面接だったのですが、僕からすると自分を飾ることなく、ざっくばらんに色々な話ができたという感覚。所長の人柄にも惹かれ、「ここで働いてみたい」と決めました。

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念願の営業デビュー。商品知識もスキルもなく苦戦が続く

配属先は千葉住宅営業所。もともと、出身が千葉でしたし、住宅営業は自分がやりたかった仕事でした。住宅営業の具体的な仕事内容は、大手ハウスメーカーに入った外装の塗り替え工事の注文を引き受けて、自社製品の中から最適な塗料を提案するとともに、実際に工事の進行を管理すること。基本的にはルート営業なので、ある程度の数字はついてきますが、それだけでは大きな伸びは期待できません。競合メーカーを凌いで、案件を積極的に取りにいく必要もあります。

入社当時は、僕を含めて5人体制。所長のもとに先輩が3人いました。年齢の近い方も2人いて心強かったですね。最初は、それらの先輩について回り営業としての動き方、仕事の段取りを学んでいました。

それでも、最初の1年間は仕事がきつかったですね。もともと、商品知識もありません。たとえ商品名をわかっていても、どのような成分が含まれていて、どういう効果があるのかまでは、全く把握できていなかったからです。当然ながら、商品全部を覚えるのは無理なので、需要がある商品に的を絞り知識を習得していくことにしました。また、工事の依頼主である施主さんの中には厳しい方もおられ、どう対応したら良いのか困ってしまうこともありました。どちらかと言えば、人付き合いは得意だと思っていたものの、「簡単ではない」と感じました。とにかく、付き合いを深め心が近くなるようにするしかないと思い、接する機会を大切にしていました。

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営業としての基礎が開花。2年目から売上拡大に貢献

入社2年目になり、ようやく担当のハウスメーカーを持つようになってからは、状況が一変しました。1年間掛けて営業としての基礎を身に付けたこともあって、スムーズに仕事を進めることができました。

何よりも心がけたのは、現場で働く施工監督や工事スタッフの方々との、コミュニケーションを図ること。挨拶を含めて、自ら色々とコミュニケーションを取るようにしました。距離感が近くなれば情報も入って来ますし、課題も把握しやすいので僕からも提案ができます。より円滑に工事が進行するので施主さんの満足度を得やすくなりますし、結果としてハウスメーカーからの引合いも高まるという流れでした。

もう一つ心がけたのは、仕事を進める上でわからないことは「わからない」と正直に言うことです。自信がなければ、絶対に生半可な返答はしません。すぐにでも自分で調べ、しっかりと裏付けを取った上で話すようにしています。もともとは、先輩を見習って始めたことですが、不確かな発言が後々になって大きなトラブルにつながってしまうことを見聞きしていたことも要因でした。これは今でも貫いていますね。

おかげで、経験を重ねるに連れて数字も順調に付いてきました。成果をしっかりと評価してくれる体制もあり、今ではより売上の大きなハウスメーカーを担当させていただいています。

周囲の心優しいサポートが今の頑張りを支えている

こう書くと、すべて順風満帆なように思われるかもしれませんが、一度だけ仕事で大きなミスをしてしまったことがあります。それは、2年目の出来事でした。あるハウスメーカーの現場に、僕が工事の材料を届け損ねてしまったのです。原因は、僕が工場に発注をし忘れたことでした。必要な材料が入らなかったために、現場の工事が止まってしまい、工期も遅れるという事態になってしまいました。施主さんからは物凄いクレームです。すぐに、謝りに飛んでいきました。並行して、工場には最短スケジュールで必要な材料を出荷してもらえるようお願いし、何とか二日遅れで現場に届けることができたんです。現場の職人さんたちも頑張ってくれて、遅れを何とか取り戻せました。

それでも、気持ちは落ち込んだままだったのですが、担当していたハウスメーカーの営業の方から、こんな優しい言葉を掛けていただきました。「渕辺君だから何も怒らない。人はミスをするものなので、今後気を付けていこう」と。本当に人の温かみに触れた瞬間でしたね。恐らく、その方は裏付けを持って進めるという、僕の日頃からの仕事ぶりを評価していただいていたのだと思います。日頃から懸命に取り組んでいると、周囲はフォローしてくれるんだなあと痛感しましたね。僕からすると失敗でしたが、逆に自信にもなりました。もちろん、この一件からは確認の大切さを改めて認識し、その日その日のTO DO LISTを敢えて紙に書き出し、一つひとつチェックするようにしています。

フォローという点では、同じ住宅営業部のメンバーにも本当に助けてもらっています。何かわからないこと、悩むことがあると聞くようにしているのですが、皆さん自分の仕事がどんなに忙しくても、手を停めて何がしかの答えやヒントを教えてくれます。仕事上で困難だと思ったことがないのも、心優しい仲間のおかげかもしれません。この人の温かみ、優しさは菊水化学工業の魅力ではないでしょうか。上司と部下の関係も近く、何でも話せるという雰囲気です。良い距離感にあると思っています。特に、僕の上司はいつも明るくて、毎日の仕事を楽しんでいるという印象です。僕も仕事を楽しむようにしているのは、そんな上司の影響かもしれません。

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あの悔しさが活力の原動力。エンジンを掛け続けて行きたい

入社して8年目を迎えました。この期間、自分が成長したと思えるのは、決断力が身に付いたことです。実際、現場で職人さんから「これってどうしたら良いですか」と聞かれたり、取引先のハウスメーカーからも「どうやったら良いの」と質問されることが多々あります。そんな時に、いつまでも優柔不断な返事をしていたら、誰も信じてくれません。「こういう時はこうしてみよう」「こうやってみましょう」と言い切るようにしていたら、いつのまにか決める力がつきました。それも、これまでに多くの経験を積み重ねてきたからだと思っています。こうしたスタンスでいると、たまに「それは僕にはわかりません」と言うことがあっても、「後で教えてくれれば良いよ」と相手は受け入れてくれます。これも信頼関係があるからこそなのかもしれません

年次的には自分の成長だけに満足しているわけにはいかなくなってきました。後輩も増えてきたので、彼らを指導・育成するといったマネジメントもできるようにしていかなければいけません。チーム力を高め、千葉住宅営業所の売上を1.5倍にしたいというのが、当面の目標です。

今振り返ると、甲子園の晴れの舞台を踏めなかったことは、逆に良かったのではと思っています。人生をやり切った感になるじゃないですか。それでも、甲子園に立てなかったあの悔しさは未だにあります。どうやったら仕事で晴らすことができるのか、僕にはまだまだわかりません。ひょっとしたら、晴れない方が良いのかもしれません。悔しさがあるからこそ、仕事にエンジンを掛けてこれた気がします。これからも、全力投球を続けていきます。

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