新卒採用一期生として期待に応える日々。社内委員会の委員長に立候補し、店長を目指してマネジメントを学ぶ
新卒採用一期生として期待に応える日々。社内委員会の委員長に立候補し、
店長を目指してマネジメントを学ぶ
このストーリーのポイント
- アルバイトで経験した小売業の面白さに惹かれてスーパーマーケットに就職
- 新卒採用一期生の期待に応えて頑張ったが、1年目でマンネリ化を感じる
- 所属委員会の委員長に立候補して将来の店長を目指して新たに歩み始めた
音楽活動に惹かれ働くイメージがわかなかった20代。さまざまな仕事に就いたが、最後に行き着いた会社は、変革の意欲が高くそれまでのすべての経験が生かせる場所だった。
株式会社こくぶや
高岸 侑叶
2023年入社

2023年4月、こくぶやの新卒採用一期生として入社。桃谷店に配属となり2025年からは健康経営実践委員会の委員長としても活動。組織のマネジメントを学び店長を目指す。
自分が楽しいと思える仕事にしていく
4年間続けたスーパーマーケットでのアルバイトで私はお客様から直接感謝の言葉が聞ける小売業の魅力を改めて感じていました。ありがとうという言葉をもらえば、次はもっと喜んでいただきたいという気持ちになります。担当していた精肉売り場については、店長から商品の並べ方や品揃えについて相談を受けることもあり、一部の商品は発注も任されるなど、アルバイトとはいえ大きなやりがいを感じながら仕事をすることができました。就職活動でもこの経験が活かせる仕事に就きたいと考え、小売業のなかでもスーパーマーケットを中心に検討、こくぶやが初めて新卒採用をすると聞いて、ぜひ入社したいと思いました。会社説明会や面接でも若手への大きな期待を感じ、この会社なら自分から提案しながら新しいことができると思ったからです。働くなら、ただ言われたままの仕事をこなすのではなく、自分から楽しいと思えるものにするというのがアルバイト時代からの私のモットーです。こくぶやならそれができそうだと思いました。

発注業務で感じた手応え。しかし落とし穴が待っていた
2023年4月、新卒採用の一期生としてほかの4人とともに入社、桃谷店に配属となりました。社員が9人、パートさんも含め総勢23人が働く比較的大きな店舗です。品出しや棚の整理、接客、レジなど、ひと通りの店舗内業務を経験し、その後は店長から発注業務をやってみないかと言われて「やります!」と即答しました。発注がうまくいけば、棚にきれいに商品が並び、お客様にとっても働く私たちにとっても気持ちのいい場所になります。また新しい商品を入れて、それが売上につながれば、店舗全体の業績向上に貢献することもできます。先輩や店長に教わりながら、自分なりに過去のデータから売れ行きを予想し、発注業務を進めました。当初は欠品を出したこともありましたが、失敗を振り返ることが次の発注に生きました。店長の指示で徐々に発注品目も増やして行き、入社半年後くらいには冷凍食品部門をすべて任され、250から300品目の発注を行いました。来店されるお客様の傾向を見ながら、この商品が売れるのではと考えて、新たに仕入れた商品もありますが、それが思った通りに売れて新たな人気商品の一つになった時はうれしかったですね。
ところがそんな自分に落とし穴が待っていました。私はアルバイトも含めればスーパーマーケットの仕事ですでに5年の経験があり、それも心の緩みにつながったのかもしれません。入社1年目なのに、まあまあ仕事ができる自分がいて、勝手に満足していたのです。2年目に入る頃には仕事がマンネリ化し、毎日の仕事が退屈に感じられて、目標を見失ってしまいました。入社間もなく発注を任されて張り切っていた自分はどこにいったのだろう? このままではダメだと思いました。原因は仕事ではありません。自分自身です。やるべきことがないはずはないからです。

委員長を志願。あらためて成長の目標を設定
自分の成長のために何ができるかと考えて、委員長へ立候補することを思い立ちました。
こくぶやには委員会制度があり、テーマごとに各店舗から一人ずつ委員が出て、課題や改善策を話し合っています。私自身入社2年目に健康経営実践委員会のメンバーになって、毎月1回のWeb会議への参加を中心に活動をしていました。この委員会の目標は、経済産業省が主体となって進めている健康経営優良法人認定が受けられるよう、社内制度などの改善を進め、健康経営を定着させることです。2024年度から取り組みが始まり、2025年度の「中小規模法人部門」で認定を受けることができました。ただしこの認定の有効期限は1年間で、毎年の応募が必要です。認定要件も毎年見直され、変更・追加があるのでそれに応えていかなければなりません。当社委員会も2026年度の認定取得を目指して活動することが必要でした。私は2025年度も引き続き桃谷店選出の委員を務めるだけでなく、委員長に立候補することにしました。従業員一人ひとりの健康のために取り組みの弱いところはどこで、どう改善していくか――委員会をまとめながら進めていくことが任務です。店長になるという入社時の目標も思い出しながら、委員長としての活動を通してマネジメントを学び、もう一度成長していきたいという気持ちがありました。

しかし最初は思ったようにできませんでした。月に1回の打ち合わせが中心で、委員もそれぞれの店舗の中心的なメンバーとして忙しい業務を抱えていますから、なかなか継続的な取り組みになりません。私の考えていることをしっかり伝えるだけでなく、委員会として何を目標にして、誰がいつまでに何をするのか、パワーポイントで資料をつくり丁寧に話し合っていきました。特に今年度目指したのは従業員の交流の機会を増やして、楽しく働くことができる場所だと実感してもらうことです。従業員同士で遊べる機会を増やしたいと思い、ボーリング大会とバーベキュー大会を企画しました。こくぶやは正月三が日を除いて年中無休ですから、全従業員参加はもともと難しいのですが、回を重ねていけば延べの参加人数も増えていきますし、一度顔見知りになればその後の交流にもつながります。実際バーベキュー大会は30人以上が参加してくれ、「楽しかった!」というたくさんの声を聞くこともできました。
委員長としての活動を通して、改めて従業員間のコミュニケーションの大切さを感じています。従業員が健康で楽しく働く前提は、職場のコミュニケーションが豊かであることです。それがあれば、1人で悩むこともないし、それぞれの成長も加速して会社全体の成長につながっていきます。レクリエーションの機会を増やし、また業務中は従業員間でコミュニケーションを取ることは難しくても、朝の挨拶や退社時の挨拶をしっかりとするだけでも、お互いに気持ちがいいし、距離感は縮まっていきます。その中心になるべきは店長です。店長が店舗従業員の誰とも分け隔てなく親密なコミュニケーションが取れ、一人ひとりの活躍の場が提供できること、そして従業員からも信頼され、店長は自分を見てくれている、成長の支えになってくれていると受け止めてもらうことができれば、店の雰囲気もよくなり、それはお客様にも伝わって繁盛店になっていく道が拓けます。私はそういう店長になりたい。委員長の仕事を通して私は入社時の前向きな気持ちを取り戻すことができました。次は店長になって、もっとワクワクしようと思っています。

