来店するのが楽しい売り場づくりを工夫して地域の人々の暮らしを支える。大好きな地元の発展の力になりたい
来店するのが楽しい売り場づくりを工夫して地域の人々の暮らしを支える。
大好きな地元の発展の力になりたい
このストーリーのポイント
- 地域の魅力を伝えることの価値に気付いて教員から小売業へ志望を変更
- 商品をいかに見せるか、その大切さを感じながら重ねた工夫
- 欠品ゼロの発注を目指して自分なりのスタイルを考案。目標を達成した。
人の暮らしの役に立ち、生まれ育った地域を盛り上げていきたいと考えてスーパーマーケットの仕事を職業に選んだ。お客様の楽しい買い物のために売り場づくりに励む。
株式会社こくぶや
中山 桃香
2025年入社

教員を目指していたがその過程で自分の生まれ育った地域の魅力を伝えることの楽しさを知り、地域貢献をキーワードに就職活動を展開。地元のスーパーマーケットに出会った。
地域貢献を理念に掲げる地元スーパーに惹かれた
はじめは教員を志望していて大学も教育学部に進んだのですが、途中で「地域貢献ができる仕事に就きたい」という気持ちに変わりました。きっかけは教育学部のカリキュラムの中に地域教育に関するものがあり、地域の魅力を掘り下げて伝えていくことの価値の大きさに改めて気付いたからです。私自身、知らずにいたことばかりでした。大学のオープンキャンパスでも自分が住んでいるまちの魅力を来場者に伝えるということの楽しさを経験。教育の現場よりも地域貢献ができる会社で働きたいと思うようになりました。
就職時には地元の企業を一つひとつ調べ、そのなかでこくぶやに出会いました。もちろん地元のお店として存在は知っていましたが、改めて会社としてのこくぶやを見ていくと「地域で暮らす人の毎日の食卓を支える地域のライフラインとして地域貢献すること」を企業理念として掲げ、また、社員間のコミュニケーションも活発で楽しそうな雰囲気も感じることができました。入社前の研修で仕事に対する不安もなくなっていたので、ぜひこくぶやで活躍したいと思って入社しました。

買い物の時間が楽しくなるように店内を整える
配属店は柏原片山店で私の地元です。仕事は配送された商品の品出しや棚の商品で手前が空いているものの前出し、箱積みにしているもので一番上の箱が空になったら下に補充する底上げといった店頭の整頓が第一です。棚や売り場をいつも気持ちよく整理・整頓しておくことは、簡単に見えて実は難しいものでした。品出しに取られる時間が長く、なかなか手が回らないのです。絶対にやらなければいけないかといえば、そうともいえません。一応商品は出ているのです。しかし、前出しや底上げがきちんとできていないとお店全体が乱雑な感じになってしまうだけでなく、売れるものも売れないということになると分かってきました。お客様はその日に買おうと思っているものがあって来店されていることは当然ですが、買う予定がない商品でも目にとまったものを手に取ったり、時には一度買ってみようとかごに入れてくださることもあります。目に止まるかどうかは、きちんと前出し、底上げができていて、店頭がきれいに整頓されているからこそで、棚の奥に隠れているものや、段ボールの箱が積み上げられているだけでは商品は目に入ってきません。それに棚が乱雑だったりすれば、店内を歩く楽しさもなくなり、目指すものをかごに入れたらすぐ帰ろう、ということになってしまいます。私自身が買い物をするときのことを考えても、店内がきれいで歩いて楽しいことはとても大切です。実際、前出しを徹底した結果、その商品をお客様が初めて手に取って、ラベルを読んでいるようなシーンを何度も目撃しました。商品がただ棚にあるだけではなく、いかに見せているか、そのことの大切さを知ったことは、入社間もない私にとってとても大きな収穫でした。

任された発注で欠品を出さないように自分のやり方を工夫
商品の発注を任されるようになったのは入社3カ月目のことです。発注はもし忘れたり、数が足りなかったりすれば欠品になり、買いたいお客様がいても買っていただけず、その時点で売上が伸びないだけでなく、そうしたことが重なれば他の店で買い物をされるようになってしまうかもしれません。しかも品物によっては1週間に一度しか入らないものもあるので、一度欠品すると1週間ずっと欠品状態が続いてしまいます。私が担当したのは資材と呼ばれる生活用品で、例えばキッチンペーパーやティッシュペーパー、紙皿、紙コップ、割り箸、ゴミ袋といったものです。現在店舗では115品目くらいを扱っているので、それぞれの品物の動きや在庫状況を見ながら5社から6社の卸会社に発注します。発注は週に3回チャンスがありますが、欠品を出さないよう非常に神経を使います。せっかっく店長はじめ従業員の皆さんが頑張っているのに、肝心の商品を切らせてしまったら、元も子もありません。ただし、いつも多めに注文すればいいかといったら、それもできません。在庫品は店内の陳列棚の上に置いたり、バックヤードで保管したりしますが、量が増えればスペースが足りなくなってしまいます。在庫の量にも適正な数量があり、その限度を超えないことも発注者の責任です。もうひとつ難しいのが、発注には一定の最小単位があって、例えば10個欲しくても、最小単位が100個だったりするものがあることです。特に動きのゆっくりな商品は、一度にたくさんの商品を仕入れたら、なかなか減らずいつまでも場所を取ることになるので、どうしてもギリギリまで我慢して発注を控えるようになります。これも欠品を生む要因の一つです。

最初は店長や先任者のアドバイスももらって発注の仕事を進めていましたが、独り立ちして間もなく、ゴミ袋に欠品を出してしまいました。夏休みが近い時期で、また地域内でいくつかイベントもあり、そのためいつもよりはかなり多く出てしまったようでした。そのほか、私の単純な発注忘れや在庫量の確認漏れで欠品ギリギリのところまでいってしまったものもありました。どうすれば同じことが起きないか、対策を考えました。まず会社全体のシステムとは別に、私が手元で参照する115品目の一覧表Excelでをつくり、店頭や在庫の量、売れた量を毎日記入することにしました。それによってそれぞれがどういう売れ方をするのか、現在の手元の数はどれほどかということが見えるようになっただけでなく、データが蓄積されることで品物ごとの動きの特徴も見えてくるようになりました。商品によっては週末を前にまとめ買いが多くなるものもあります。それについては少し多めに取ることにして結果がよければそれを継続しました。また、発注を任された当初は売り場を1回見るだけで発注をしていたのですが、発注前にもう一度チェックすることを習慣化しました。こうした工夫で少しずつ発注の精度が上がり、欠品ゼロを継続できるようになりました。
私はまだ働き始めて4カ月です。しかしまわりの人にも助けられながらできることが着実に増えているのが自信になっています。ありがたいと思うのは職場の温かな雰囲気です。入社前は一人ひとりが黙々と自分の持ち場の仕事をしているという感じなのかと思いましたが、想像とは違いました。挨拶をきちんとする、ありがとうの気持ちを言葉に出して伝えるという習慣もあって、新入社員の私にも「あのときはありがとう」というメッセージがたくさん寄せられます。家族や友だち同士なら珍しくなくても、社会人としてありがとうの言葉をもらうのはやはりうれしいですね。助けられたら私もありがとうの言葉を伝えたいし、私も助ける側の人間になりたいと思います。これからも自分の課題にしっかり向き合い、一歩一歩成長していきたいです。

