社員一人ひとりに合ったキャリアを歩んでいける。自分自身が笑顔になれるステージがピーアンドエムにある。

社員一人ひとりに合ったキャリアを歩んでいける。自分自身が笑顔になれるステージがピーアンドエムにある。

社員一人ひとりに合ったキャリアを歩んでいける。
自分自身が笑顔になれるステージがピーアンドエムにある。

このストーリーのポイント

  • 伝わってくる会社の雰囲気の良さ。自分が働いている姿が想像できた。
  • 人気店への配属。忙しさに追われながらも、接客の基礎を身に付ける。
  • 副店長から店長へ、さらにはスタッフに接客の面白さを伝えていく立場に。

「日常に笑顔を!未来にワクワクを!」をビジョンに掲げ、「archives」や「DOUX ARCHIVES」などのレディースファッションブランドを展開するピーアンドエム。企業が目指す姿を実現しようと、スタッフ一人ひとりが情熱や仲間との一体感を大切にしながら、接客のプロとして自分の仕事を楽しんでいる。幾つかの店舗で店長として活躍してきた臼井、仕事と育児を両立しながらも新たな役割にも挑む鮎澤の二人は、その象徴ともいえる存在かもしれない。

PROFILE
株式会社ピーアンドエム

臼井 美南海

人事部人財企画グループ
接客トレーナー
2010年4月新卒入社
文学部卒

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東京都出身。学生の頃から人間観察が趣味。特に、オシャレな人を見かけると着こなしのポイントを自分なりに見つけ出すようにしていた。その観察力は、ピーアンドエムに入社後、接客という仕事でも見事活かされていく。お客様の好みやライフスタイルに合わせ、最適な提案をアレンジしていけたからだ。現在は、社内で唯一の接客トレーナー。スタッフの接客ぶりを真摯に見つめている。


鮎澤 莉帆

DOUX ARCHIVES
北千住ルミネ店チーフアドバイザー

社内接客マイスター
2016年4月新卒入社
こども心理学部卒

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埼玉県出身。一旦、「これだ」と思ったらやり抜くタイプ。学生時代は二つのバイトを掛け持ちしたが、いずれも4年以上続けた。特に母親の知り合いのレストランには、オープニングから参画。お店を立ち上げていく面白さを味わったという。現在は、仕事と育児を両立中。忙しい日々を送っているが、自分が想像していた通りの充実感を味わえている。

笑顔での対応。「自分が働くならここしかない」と素直に思えた

──まずは、学生時代や就職活動について教えてください。

臼井 大学生になってよりファッションに興味が湧き、バイトで得たお金で洋服を買っていました。その中でもarchivesは好きなブランドでした。

鮎澤 私は毎日バイトをしていました。貯めたお金は、大好きなK-POPアイドルのライブなどで使っていました。

臼井 すごく楽しそう。就職活動はどうでした?

鮎澤 将来何をしたら良いのかわからず、月日ばかりが過ぎて行きました。ただ、人と関わる仕事がしたいという気持ちはありました。アパレルを受けたのもそのためです。

臼井 私は最初からアパレル業界に絞っていました。「接客をしたい」「おしゃれをして働きたい」、その二つの気持ちを掛け合わせたときに、アパレルしかないと思ったからです。鮎澤さんはどんなきっかけでピーアンドエムに興味を持ったの?

鮎澤 私がバイトをしていたショッピングモールにarchivesも出店していて、洋服を買いに行っていました。いつも、スタッフさんが楽しそうに働いている様子を見ていたので、「ここなら自分に合うかも」と思ったんです。

臼井 私は、できれば自分が好きなブランドで働きたいと思っていました。それで、archivesで検索を掛けてピーアンドエムが運営していることを知り、会社説明会を経て面接を受けました。

鮎澤 会社説明会や面接はどんな感じでしたか?

臼井 ものすごく笑顔に溢れていて、温かい雰囲気でした。面接という堅苦しさは全くなかったです。また、役員の方もとても和やかで距離感が近く、それまでに受けて来た会社とは違うなと感じました。

鮎澤 私も会社説明会に参加しました。その場の印象があまりにも良くて、「この会社で働こう」と決めたぐらいです。

臼井 そうなんですね、すごい!

鮎澤 説明会の会場に入った瞬間に、人事の方が「こんにちは」と親しみを込めて声を掛けてくれたんです。思わず、この会社で活き活きと働いている自分が想像できました。面接でも私の緊張を和まそうとしてくれて、嬉しかったです。

臼井 私は面接の時点で自分自身も笑顔になれたことが大きかったです。接客という仕事をしていくなら、こういう雰囲気の会社が良いと思えたのが入社への強い後押しとなりました。

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繁忙店での業務デビュー。先輩方に支えられ1年で一人前に

──入社後の研修や働き方、業務について教えていただけますか。

臼井 入社後、新入社員研修が1週間ぐらいありました。その期間で、ビジネスマナーや販売員の基礎を一通り教えていただきました。

鮎澤 私も同様でした。臼井さんの最初の配属店舗はどちらでしたか?

臼井 archivesルミネエスト新宿店でした。学生時代から通っていましたし、実家から近く通勤にも便利でした。ただ、この店舗はarchivesで一番の大型店なので、かなり忙しくて、自分が思い描いていた接客スタイルとは少しギャップがありました。1対1でゆっくりと接客したいと思っていたんです。

鮎澤 私はDOUX ARCHIVESルミネ北千住です。ここもかなり人気店なので、入店当初から大変でした。それに、先輩や同期がものすごく優秀だったので、いきなりコンプレックスを感じてしまいました。「早く追いつきたい」と葛藤していましたね。

臼井 私も辛くなりそうなときが何度かありました。鮎澤さんが落ち込んだときに、店長はどんな言葉を掛けてくれたの?

鮎澤 「今の時点でそこまで考えられるのはすごい」みたいなことを言ってくださいました。その上で、「今目指すべきレベルはここだから、まずはそこを頑張っていこう」と提示していただけたんです。それで、気持ちがすごく楽になりました。

臼井 その辺りは、鮎澤さんにとってギャップだったかもしれないですね。

鮎澤 私はアパレルの仕事って、キラキラしているように見ていました。でも、実際にはやるべきことが多いし、奥深い世界だと実感しました。先輩の皆さんには色々と支えていただきました。

臼井 私もスタートが大型店だったので、先輩がすごく沢山いました。当時はシスター制といって、私専任の教育担当がついて業務のコツを丁寧に教えてくれました。

鮎澤 ルミネ北千住も社員が7人ほどいました。一人ひとり強みが違っていたので多様な知識やスキルを身に付けることができました。臼井さんはいつ頃業務に慣れましたか?

臼井 1年掛けてようやく一人前になったという感じです。秋以降からは、任されることが増えていきました。

鮎澤 私も1年働いたらだいぶ慣れましたね。

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理想とする店長像を模索。ようやく自分のスタイルを見つける

──副店長、店長になられてからのお話もお聞かせいただけますか。

鮎澤 私は副店長が2年目の秋、店長になったのは3年目の春でした。店長になるとは全く思っていなかったので最初は動揺しましたが、「やるしかないな」という気持ちでした。

臼井 私も2年目の秋に副店長に、3年目の秋にそのお店で店長に昇格しました。実は同期がそこで店長をしていたものの、他店に異動となり、「絶対次は店長だな」と心構えができていました。

鮎澤 店長になってからは、接客をメインに売り場のレイアウト作りやスタッフの育成、予算管理、商品管理などを行いました。チームワーク作りにも取り組みました。

臼井 私は、チームワーク作りには苦戦したタイプです。最初の頃は、「とにかく私に付いてきて」という感じでした。結局スタッフとの信頼関係は作れず、チームがバラバラになったこともあります。

鮎澤 どう克服されたのですか?

臼井 店長が率先して行動することは大事ですが、スタッフがやりがいを持って働くことが、チームが強くなる秘訣だと気づき、方針を変えました。どうやったらスタッフが働きやすくなるか、どうしたら接客を楽しいと感じてもらえるかにフォーカスしました。

鮎澤 私は目標の達成を目指すとなると妙にスイッチが入ってしまいます。自分だけ熱量が強くて、スタッフの気持ちをどうやって引き上げていけば良いのかと悩んでいました。それで自分から言うだけでなく、スタッフとも細かいことを共有するようにしました。

臼井 私は、自分の弱さや本音をスタッフに初めてさらけ出せたときには、「人として成長したなあ」と感じました。どうしても、スタッフを引っ張らないといけないという気持ちが強かったんです。でも、それだとスタッフの協力が得られません。「このままではいけない」と、自分にも苦手な面があることを打ち明けました。

鮎澤 どんな変化がありましたか?

臼井 スタッフのやる気が高まりましたね。それをきっかけに私も、「スタッフがもっと楽しく仕事ができるようになるためにはどうしたら良いのか」と考えられるようになったんです。

鮎澤 私は店長を経験して、自分に対してすごく自信が持てるようになりました。任せていただくことが増えるからです。それに自分発信で行動することも多かったりします。

臼井 今振り返るとコロナ禍の時は大変でしたよね。

鮎澤 私にとっては転機となりました。一カ月間は自宅待機。当たり前ってないんだと改めて気づきました。

臼井 私も大好きな接客ができず、残念でたまりませんでした。お客様のお役に全く立てなかったからです。鮎澤さんは接客をどう捉えていますか?

鮎澤 私にとっての接客は、誰かを楽しませたいと思う心です。元々、私も接客が大好きでしたが、この会社に入社してからより一層接客に向き合う時間が増えていき、それこそ接客のコンテストに参加したことで、接客が自分自身の一部になっていると思えました。

臼井 鮎澤さんが大会に参加した目的は、接客スキルの向上だったのですか?

鮎澤 それもありましたが、何か新しい挑戦をしてみたかったんです。店長になると、その上ってなかなかなかったので。そういう大会に出ること自体が、私にとっては挑戦でした。

臼井 私も、周りの後押しを受けて接客コンテストに出場したことがあります。確かに、店長になると自分の力量を測る機会や誰かに教えてもらうことがないですよね。私も、その頃マンネリ化を感じていたのかもしれません。

鮎澤 参加してどうでしたか?

臼井 すごく良かったです。おかげで自分自身のレベルがアップしましたし、その様子を見たスタッフが、「もっと頑張ります」と言ってくれました。

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社員を尊重してくれる風土で、接客の楽しさを伝えていきたい

──ピーアンドエムで働く魅力やご自身の今後の目標をお聞かせください。

鮎澤 私は一年前に育児休業から復帰し、今は時短勤務を活用して仕事と育児の両立を図っているところです。お店ではチーフアドバイザー(副店長)を務めています。さらに、今年からはDOUX ARCHIVESの接客マイスターにも任命していただきました。

臼井 私は、色々な店舗で店長を10年以上務めてきました。昨年からは人事部に異動し、さらに接客トレーナーにも就かせてもらっています。

鮎澤 接客トレーナーは新たなポジションですし、社内で一人だけです。臼井さん、すごいですよね。

臼井 店長を続けても良かったのですが、自分の中ではやり切ったかなと感じ始めていました。もっと社内のスタッフに接客の楽しさや素晴らしさを感じてもらいたいという気持ちがあったので、お声がけいただいたときに「やらせてください」と即答しました。

鮎澤 接客トレーナーとして、どんな業務をされているのですか?

臼井 メインは各店舗への臨店です。スタッフに接客のノウハウを教えています。また、トレーニング会を開催したり、接客のスキルアップに役立つ動画の作成・配信、新卒研修やインターンシップでの接客レクチャーも行っています。

鮎澤 スタッフはもちろん、新入社員や就活生の方々も「臼井さんのようになりたい」と思っているでしょうね。

臼井 持ち上げすぎ(笑)。ところで、鮎澤さんが感じるピーアンドエムの魅力って何ですか?

鮎澤 就活時だと長く働くことができるかが気になると思います。女性は特にです。その点、ピーアンドエムは何も不安を抱くことがありません。私のように時短勤務でありながらも、色々なポストを任せてもらえますし、頑張りを認めてくれます。

臼井 私は社員一人ひとりを尊重してくれる風土であることが魅力だと思います。マネジメント職や接客のエキスパート職も用意されています。何を目指して行けば良いかを導いてくれるし、実際にチャレンジさせてくれるのは素晴らしいと思います。

鮎澤 私は今多くの人のサポートを得ながら、日々やりがいを持って仕事をしています。なので、これからもずっと長く働き続けたいです。そんな中で、接客の楽しさを色々な方に伝えていきたいと思っています。

臼井 今私は自分がやりたかったことをやらせてもらえています。もっと、私みたいな人を増やしていきたいです。そうすると、仕事にやりがいを感じられ、結果的にお客様の満足度も上がるはずです。もちろん、会社の成長にもつながると思っています。

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