信頼されるビューティアドバイザーを目指して。

信頼されるビューティアドバイザーを目指して。

このストーリーのポイント

  • 栄養士から転換して「美容」にフォーカスした就職活動
  • 新店舗のビューティコーナーを任されて着手した取り組み
  • スギ薬局が培った風土が生む働きやすさを実感

スポーツが好きで活発だった少女は、高校時代に「美容」に興味を持った。ファッション雑誌に登場するモデルの美容や化粧に惹かれた。進路は親の勧めから栄養士の資格取得を目指して短大に進学。就職に際しては、栄養士の道ではなく、元々興味があった「美容」にフォーカスした。美容は健康と親和性があると感じたからだ。そしてスギ薬局と出会い、入社を決めた。人の良さに強く惹かれての入社だった。そして今、ビューティアドバイザーとして、お客様の悩みに向き合い、真摯に対応する中で、確かなやりがいを手にしている。

Profile

田嶋 里々佳

株式会社スギ薬局
ビューティアドバイザー 2019年入社
短期大学健康栄養学科食物栄養専攻

入社後研修を経て店舗配属。入社5ヶ月後、新店舗のビューティコーナーを一人で任される。お客様の悩み解決に向けた積極的なお客様への声かけを実践。その結果、掲げた目標をクリアする、確かな販売実績を達成した。

負けず嫌いだった少女時代

小さい頃は運動好きで活発な子でした。しかも、負けず嫌い。小学生のとき、マラソン大会で一位になれば、大好きなディズニーランドに泊まりで連れて行ってくれることを親と約束したことを励みに、頑張って一位を獲得しました。それ以来、リレーや駅伝など陸上競技に選手として参加。走ることは辛い時もありましたが、頑張れば結果が出るという喜びを小学生時代に体感したと思いますし、それが今に続く私の基本スタンスになっています。

中学時代はバスケットボールに取組み、高校時代は男子サッカーチームのマネージャーを務めました。高校3年になると誰もが自分の将来を考えるようになると思いますが、私は好きなことをやりたいという気持ちが強く、目指したのは小学生の頃から憧れていたディズニーランドのキャスト。ディズニーランドで出会ったキャストの方々の優しい対応が心に強く響き、自分も好きな場所であのような存在になりたいと思ったのです。ただ、ディズニーランドのキャストになるにはスキル面でハードルが高く断念。一方で、ディズニーと同様に好きだったのが、ファッションモデル。ファッション雑誌に登場するモデルの美容や化粧に興味があったのです。そして進路に悩んでいる中、親から栄養士の資格を取得することを勧められました。美容と食、健康は密接な関係がある思い、栄養士資格の取得を目指して、短期大学に進学しました。

短大時代は、学業に専念した2年間でした。本当に忙しかった。糖尿病や肝臓病など、食事制限が必要な人に対応した献立の作成、病院での調理実習など、日々ひたむきに取り組みました。その結果、栄養士資格を取得、また学校での食育に携わる栄養教諭の資格も取りました。こうして就職活動の時期を迎えたのですが、栄養士の資格を活かす道には踏み出すことができませんでした。なぜなら、私は食物アレルギーがあり、自分で食べられないものを栄養士として取り扱い提供すること、仕事とすることにためらいがあったのです。

人の魅力が入社の決め手

卒業後の進路に悩む中、担当教授に相談しました。その先生の話を聞いて、道が開けたと思います。栄養士の資格を活かせる場は、病院や学校などの給食等において栄養の指導や食事の管理・提供が中心になりますが、先生は「健康・美容」という観点に立てば、そのスキルを活かせる場は幅広いことを教えてくれました。サプリメントメーカーやエステティック、化粧品関連メーカー等々。そこで私も、内(体の中)からの美容に栄養は重要な要素であると感じ、元々興味のあった「美容」にフォーカスして就職活動を進めました。

「美容」をキーワードにインターネットで検索することから就活を始めましたが、最初に目に留まったのがスギ薬局でした。なぜ目に留まったかといえば、募集要項に「美容研修」があったからです。女性の多くは美容や化粧に興味があり、それぞれ工夫していると思いますし、私も同様でした。しかしそれを職業とするだけの専門性を持ち合わせていません。仕事とするならば、「美容」について深く知る必要性があると感じていました。だからその基本を習得できる「美容研修」の言葉に強く惹かれたのです。

こうしてスギ薬局の会社説明会に参加しました。私が就活の軸としたのは一つ。それは、働く人たちや会社の風土が自分と合わないところでは、働かないということ。特に就活で会う社員の方々から受ける印象を重視しました。その点スギ薬局は、対応してくれたビューティアドバイザーの先輩をはじめ、会う人すべてが優しく、いい人たちが集まっている会社という強い印象を受けました。説明会の最後に「何か相談があれば連絡して」と名刺を渡してくれるなど、ひとり一人を大切にする会社だと感じました。

スギ薬局のその後の選考も印象深いものでした。最初の面接はディスカッション。笑顔を大切に話しましたが、後に「笑顔が素敵でした」の通知メールがあり、きちんと見ていてくれることを実感しました。その後の集団面接も通過、個人面接では言いたいことを伝えられなかった悔いもありましたが合格の通知を受け、入社を決めました。結局、私が就活を進めたのはスギ薬局だけ。他社にアプローチすることなくスギ薬局に決めましたが、面接を進めていく中で、働く社員の方々がみんな魅力的で素敵であることを感じ、自分もその一員になりたいという想いが通じたのだと思っています。

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お客様の悩みを解決した実感

ビューティアドバイザーしての研修を2ヶ月間受けて店舗に配属されました。そこでは優しい先輩の指導の下、ビューティアドバイザーの基本を習得。そして3ヶ月後、新店舗に異動となり、独り立ちしたのです。独り立ちとは、店舗のビューティコーナーを一人で任されることです。ビューティアドバイザーの役割は、お客様の美容を中心に健康や生活習慣に関するアドバイス、商品の提案を行うことで、お客様の悩みを解決することです。しかし、独り立ちすると、販売実績の責任も担うことになります。新店舗という新しい環境で不安もありましたが、本来の負けず嫌いの気持ちで、私の新たな挑戦が始まりました。

いかにして、商品の売上げをアップするか。その基本は、お客様の悩みに的確に応えることです。そしてそのためには、お客様の悩みを把握する必要があります。そこで私が積極的に始めたのがお客様へ、勇気をもってお声かけすることです。ビューティコーナーに来られるお客様は、最初から購入する商品を決めている人と、どの商品が自分に合うか探している人に分かれます。商品を探している人は、メイク・スキンケア等に何かしら悩みを持っている場合が少なくありません。そこでお声かけして、悩みをヒアリングするわけです。

スギ薬局のビューティコーナーには、「悩みソリューション」という取り組みがあります。これはお客様の悩みに即して、解決のためのサンプル品をお渡しするというもの。私は月間100名のお客様にサンプル品をお渡しするという目標を立て、お声かけからサンプル品をお渡しするという流れをつくることを心がけました。そのサンプル品が効果的であれば、商品購入への可能性が高まります。大切にしたのは、売り込むという姿勢ではなく、あくまでお客様の立場に立って、コミュニケーションをとることで、お客様の悩み解決に真剣に向き合うこと。こうして目標とした100名のお客様へのサンプル提供を実現し、それに伴い目標としていた売上金額も目標をクリア。それは、お声かけから始まるお客様対応によって、お客様の悩みを解決した結果だと思います。大きな達成感がありました。

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お客様の心に寄り添う

就職活動の頃は、さほど意識しなかったのですが、スギ薬局のビューティアドバイザーである魅力の一つに、多彩なメーカーの商品を取り扱い、提案できる点があります。たとえばデパートのビューティアドバイザー(美容部員)は、自社の商品のみの提案となります。
お客様の悩みに応じて、様々な商品提案が可能であることは、スギ薬局で働く大きな魅力。
また元々、ドラッグストアはデパートなどとは異なり気軽に行くことができる場です。デパートのビューティアドバイザーはお客様からすると、時として近寄りがたい存在に見える場合もあります。その点、私たちは身近な存在として、お客様が悩みを相談できる存在だと思います。

私が感じるスギ薬局の特長は、「挨拶」です。小売業ではどの店舗でも挨拶は当たり前にあると思いますが、スギ薬局は「挨拶」が多い。かつて就活時に一人の客としてスギ薬局の店舗を訪ねたことがあります。その際の笑顔と丁寧な挨拶は、他のドラッグストアとは異なるものでした。そしてこの挨拶は、社員間でも同様です。スギ薬局で定着している挨拶が、お客様を大切にする感謝の姿勢の一つであることはもちろん、社員同士の関係性を良好にし、働きやすい、気持ちよく働ける環境を生んでいると感じています。

私が目指しているのは、お客様から信頼されるビューティアドバイザー。「あなたがいるから買いに来た」「あなたが言うから買う」と言っていただけるのが、ビューティアドバイザーのプロだと思っています。そうなるために、化粧品をはじめとした商品知識は常に吸収していく必要があると思っています。しかし、豊富な商品知識だけでは、お客様の信頼を得ることはできません。お声かけすることでお客様と豊かなコミュニケーションを実践する中で、お客様と仲良くなることが大切です。言い換えれば、どれだけお客様の心に寄り添えるか。寄り添うことでお客様を理解し、ベストなアドバイスや商品提案が可能になると思っています。今後もお声かけを実践し、お客様の悩みに応えることで、信頼されるビューティアドバイザーへ成長していきたいと考えています。

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