お客様の悩みを解決して、「きれい」のお手伝いを。

お客様の悩みを解決して、「きれい」のお手伝いを。

このストーリーのポイント

  • メーカー限定ではなく、多彩な商品を提案できる仕事の魅力
  • 人の温かさや優しさがにじみ出ていたスギ薬局の会社説明会
  • 働きやすい環境を実感。スギ薬局にある人の成長を応援する風土

十代はバスケットボールに打ち込んでいた少女だった、一方で高校時代、ダンスに強く惹かれスクールに通うようになった。そこで、メイクに出会い「美容」に興味を持つようになる。短大では栄養士資格取得を目指して猛勉強した。だが就職に際して、本当に自分がやりたい仕事を模索する中で「美容」に辿り着いた。スギ薬局は、会社説明会で感じた人の良さに惹きつけられたのが入社の決め手。お客様の喜びの声を励みに、ビューティアドバイザーとして奮闘している。

Profile

八代 麻衣

株式会社スギ薬局
ビューティアドバイザー 2019年入社
短期大学家政科食物栄養専攻

美容研修を経て店舗配属。配属後、先輩の指導の下、ビューティアドバイザーとしてのスキル向上に取り組んでいる。また、「美容」と「健康」の密接な関係に着目、一般用医薬品の販売が可能となる「登録販売者」の資格取得にも挑戦中だ。

ダンスで「美容」に目覚める

小学1年生の頃から高校生まで、バスケットボールに打ち込んでいました。辛い時期もありましたが、仲間や家族の支えがあって続けることができたと思っています。チームワークや仲間の存在、目標を持って取り組むこと、どんな厳しい局面でも挫けないことなど、バスケットボールというスポーツを通じて多くのことを学んだと思います。その過程で得たものが、今の私の礎になっていると感じています。

高校時代は、バスケットボールに打ち込む一方で惹かれたのがダンス。「GENERATIONS」のダンスを見て、自分も踊ってみたいと強く思ったのです。スクールに通い、ヒップホップを中心としたダンスを学びました。そして、このダンスを通じて「美容」に目覚めたのです。スクールでの発表会。当時、化粧や美容にまったく興味がなかったのですが、発表会ではダンサーとして、衣装やメイクを考慮する必要がありました。独学でメイクを勉強。その際に、スキンケアの大切さを実感したことが、「美容」を意識する最初のきっかけとなりました。

高校3年生のとき、自分の進路をどうすべきか悩みました。そんなとき、一番近くにいる母親の職業である栄養士に惹かれました。母親の働く姿を見て、やりがいある仕事と感じたからです。それで栄養士の資格取得を目指して短大に進学しました。2年間の大学生活は、資格取得を目指して学業に専念する日々。そして就職活動の時期がやってきたのですが、学業を通じて感じたのは、栄養士という仕事の厳しさであり、そして栄養士が、本当に自分がやりたい仕事なのかどうかという疑問でした。

働きやすい環境という確信

栄養士といえば、病院や学校での栄養相談や食品の管理・提供がよく知られている仕事ですが、私は栄養士の資格にとらわれるのではなく、自分が本当は何をやりたいのかを明確にするためにも、幅広く業種・業界を見てみることにしました。サプリメントメーカーや食品開発の会社、化粧品メーカー、ドラッグストアなどの業界を調べていく中で気付いたのが、高校時代のダンス発表会の際、独学で取り組んだメイクの世界に惹かれている自分でした。
そして決めたのが「美容」に関わる仕事をしたいということであり、ビューティアドバイザーという仕事を目指すようになったのです。ただ果たして、「美容」のアドバイスが自分にできるのかどうか、常に不安はありました。

ビューティアドバイザーというと、デパートなどで美容相談に対応する各化粧品メーカーの美容部員が最初に浮かびました。実際、化粧品メーカーにもアプローチしましたが、言うまでもなく、扱う商品は自社製に限られます。説明会等で話を聞く中で、お客様の悩み解決のためのアドバイスや商品提案のためには、幅広く商品を取り扱える場の方が、お客様にとってメリットがあるのではないかと感じました。そしてメーカーにとらわれず、幅広い商品を扱える場として着目したのが、ドラッグストアでした。

すべてのドラッグストアがビューティアドバイザーを配置しているわけではありません。そこで大学の先生に相談したところ、「スギ薬局がある」と勧めてくれたのです。スギ薬局の会社説明会は、ドラッグストアの中でも独特な雰囲気がありました。それは人の温かさや優しさがにじみ出ていたということ。社員の方々みんなが、親しみやすい、話しやすい雰囲気を持っていて、人柄の良さを実感しました。こういう人たちがいる会社であれば、働きやすい環境に違いないという確信があり、入社を志望しました。また、入社後に美容研修が2ヶ月間集中してあり、その後も毎月継続的に研修があることで、それまで抱えていた「美容」の仕事ができるかどうかという不安も払拭できました。

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お客様の喜びの声を聞くために

入社後から始まった美容研修では、化粧品メーカーの方が講師となって、商品知識や美容やメイクの基礎的な講習を受けました。その後、メイクやスキンケアの実践指導など、非常に充実した内容でした。研修の目的は、お客様の「なりたい姿」に的確に対応できる技術・情報の習得ですが、強く印象に残っているのは、先輩ビューティアドバイザーの言葉です。それは「スギ薬局のビューティアドバイザーは、売りたい商品を勧めるのではなく、お客様の立場に立ち、お客様の悩みを引き出して、お客様のためになるアドバイスや商品を提供する」というもの。その言葉を胸に、店舗での勤務が始まりました。

研修を受けたとはいえ、お客様の悩みは多種多様であり、最初から最適なアドバイス、提案ができるというわけではありません。当初、接客の現場では、商品知識が不足していると感じることもあれば、お客様を前に、商品の良さや特徴を上手く伝えられないこともありました。そうした時に頼りになるのが先輩です。先輩の優しい指導やサポートで、着実に成長してきたと感じています。先輩は、わからないことは何でも丁寧に教えてくれますから、私自身も疑問に感じたことや不明点はメモを取り、後で先輩に聞いて問題点を解消するようにしています。とても、恵まれた環境であることを実感しています。

お客様のお悩みを解決するには、お客様の悩みを理解する必要があります。私が勤務する店舗はご高齢のお客様も多くいらっしゃるため、メイクはもちろん、しみ、そばかす、たるみ、しわなどを解消するためのスキンケアの悩みも多くなります。そのため、商品選びに悩んでいるお客様にお声かけすることもあります。そして、どの商品が最もお客様に合っているか、お客様の相談に対応することで最適な商品を提案する流れになります。やはり、自分が提案した商品を購入していただき、後日来店していただいた際、その商品が良かったと、お客様の喜びの声を聞くことが、この仕事の大きなやりがいです。

しみを気にしているお客様に対応したことがあります。ある化粧水を試してみたが効果がないということ。そこで、持っている知識をフル回転させて、しみ対策に効果のある美白化粧水を勧めてみることにしました。確かな自信がなかったので先輩にも相談。先輩は笑顔で「大丈夫、勧めてみて」と後押ししてくれました。後日、お客様が来店。効果があったと喜びの声を聞くことができたこと、そして再び購入していただいたことが、ビューティアドバイザーとしての自信につながりました。

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自分自身の言葉で提案する

私の勤務する店舗では、ビューティコーナーだけでなく、店舗業務も一部担当しています。一般商品の品出しや補充、レジなどを担当することになりますが、この業務も非常に大切であることを最近感じています。ビューティアドバイザーといっても、店舗スタッフの一人であることにかわりありません。店舗全体やお客様の流れを把握することなど店舗運営に関わることで、店舗の改善点が見えてくることもあります。お客様にとって、より良い店舗に進化することは、ビューティコーナーの集客アップにもつながると感じています。

今後、ビューティアドバイザーとしての知識やスキルを高めていくことはもちろんですが、一方でドラッグストアだからこそ、美容につながる「健康」にも貢献していきたいと考えています。そのために挑戦したいと考えているのが、「登録販売者」資格の取得。「登録販売者」とは、医師による処方箋がなくても購入できる一般用医薬品(第2、第3類)販売を行うための専門資格。この資格を取得することで、単に一般用医薬品の販売のみならず、健康を保つための体質改善や健康に関する悩み解決のアドバイスも可能となります。「美容」と「健康」は極めて密接なものですから、「登録販売者」資格の取得は、ビューティアドバイザーの仕事の幅を広げることにつながると思っています。

スギ薬局は、就活時に会社説明会で感じた人の良さが、そのまま店舗にも反映されている会社です。社員のみならず、パート従業員も含め、みんな人間的に素敵な人が集まっています。私は新入社員であり、ビューティアドバイザーとしても店舗スタッフとしても未熟ですが、周囲の誰もがサポートしてくれます。しかも、とても優しい。「登録販売者」資格取得の挑戦も、周囲のみんなが勧めてくれたもの。人の成長を応援する風土があるのがスギ薬局。働きやすい環境であることを、心から実感しています。

今後の当面の目標は、ビュティ―アドバイザーとしても店舗スタッフとしても、独り立ちできるように知識とスキルを身に付けること。ビューティアドバイザーとしては、自分の言葉で商品を提案できるようになりたい。それは商品をよく知ること、自分が実際に使って良さを実感することだと思っています。自分の言葉で提案することで説得力が生まれると思いますし、それ以上にお客様とのコミュニケーションが濃くなる。それは会話自体をお客様に楽しんでもらえることであり、それを通じてお客様の悩みを把握し解決に導くこともできると思っています。そして、私自身「きれい」であり続けることが、お客様の「きれい」をお手伝いすることにつながっていくと思っています。

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