
多様な形態の店舗を展開するスギ薬局だから、自分にふさわしいキャリアを歩むことができる。
多様な形態の店舗を展開するスギ薬局だから、自分にふさわしいキャリアを歩むことができる。
このストーリーのポイント
- 安定した経営基盤のもと、長く落ち着いて働ける環境がある
- 希望する形態の店舗で、薬剤師としての専門性を磨いていける
- 希望の休みが取得しやすく、ワークライフバランスの充実が図れる
調剤併設ドラッグストアに勤務し薬剤師の専門性を持って地域住民の健康を支える「調剤併設ドラッグストアコース」、調剤薬局に勤務し基幹病院との連携や薬物治療の専門性を極める「調剤薬局コース」と、人それぞれに合わせた働き方が選択できるスギ薬局。仕事のやりがいや会社の魅力などについて、若手社員が語り合った。
株式会社スギ薬局
古原 里奈
2023年、株式会社スギ薬局入社。薬学部薬学科卒。群馬県出身。入社後、調剤併設型ドラッグストアを複数店舗経験後、2025年1月より医療機関誘致型店舗に勤務。リクルーターも兼任。
足立 健
2022年、株式会社スギ薬局入社。薬学部薬学科卒。神奈川県出身。入社後、大型調剤併設型ドラッグストアを経て、2024年9月よりクリニックモール店舖に勤務。リクルーターも兼任。
中村 夢伽
株式会社スギ薬局(阪神調剤事業部)
2022年、I&H株式会社入社(※)。薬学部医療薬学科卒。千葉県出身。入社後、敷地内薬局、同店管理薬剤師、駅前店舗(敷地内薬局/店長・管理薬剤師)を経て、2025年4月よりカフェ併設の駅前店舗に勤務。
※=2024年にスギ薬局の子会社となる。
キャリア選択の幅広さが魅力
──皆さんのスギ薬局への入社動機について教えてください。
古原 私は幼い頃から病弱で、よく医療機関に通っていました。そこで丁寧に服薬指導してくださった薬剤師さんに憧れるようになったことが、薬剤師を目指すきっかけとなりました。
足立 私は、もともと人助けや人を支えることが好きでした。高校生の頃は化学が得意で、自分の想いと得意科目を活かせる道として薬剤師を志望しました。
中村 2人とは違って、私は薬剤師というより薬そのものに関心がありました。風邪をひいて薬を飲んだ際に、風邪の症状が改善する一方で胃が痛くなる経験をし、薬には副作用というものがあるんだと知って詳しく薬のことを学びたいと思ったことがきっかけとなりました。
古原 ドラッグストアに対しては、どんな印象をお持ちでしたか。私は、OTC医薬品の販売などを含め、地域のお客様と密接な関係を築いて、未病予防に携われるという点に惹かれました。
足立 私は当初製薬会社のMRを志望していたのですが、長く、落ち着いた環境で働きたいと考えた時、業界全体が大きく成長しているドラッグストアならばそれが可能ではないかと思いました。特にスギ薬局のような安定した経営基盤は大きな魅力でしたね。また、自分のコミュニケーションスキルを考えた時に、営業としての働き方よりも人をサポートする職場の方が向いているという思いもありました。
中村 私はドラッグストアは頭になく、より医療現場に近い調剤薬局勤務を志望して、阪神調剤でのキャリアをスタートさせました。というのもドラッグストアは物販のイメージが強く、薬に関する専門知識を習得したり、専門的な処方箋対応はあまりできないというイメージがあったからです。
古原 確かにそういう印象を持たれる方もいらっしゃるようですね。
中村 もちろん今では、それは先入観にすぎなかったと思っています。特にスギ薬局は調剤併設のお店がたくさんあり、調剤専門の薬局と変わらないほど積極的に処方箋を受け付けています。また、特定の地域に集中的に出店し、地域に根差した店舗展開をするドミナント展開もスギ薬局ならではと感じました。
足立 ドミナント展開のおかげで、仮に店舗に在庫がなくなってもすぐ近くの店舗を患者様にご案内できますし、我々も居住地周辺での異動ができるため、様々な形態の店舗で経験を積むことができますよね。
古原 私がスギ薬局の魅力として感じるのは、キャリアの幅広さです。薬剤師としての経験を積みつつ、将来的には白衣を脱いで本部職として働くことができます。就活当時は知らなかった部署もたくさんあり、改めて活躍の場が広い会社だと感じています。
プロとしての矜持のもとで
──現在のお仕事や、やりがいについて教えてください。
中村 現在は医療モール型の薬局に勤務し、処方箋の受付や調剤、服薬指導を行っています。同じ建物内にあるクリニックからの処方箋に加え、地域の医療機関の受付も多く、皮膚科、心療内科、内科、眼科と幅広い領域に携わっています。薬剤師になって4年目ですが、今も初めて耳にする薬が多く、勉強の毎日です。
足立 中村さんと同じく、私も医療モール型の店舗で働いています。モールには耳鼻科、小児科、婦人科、消化器内科、メンタルと様々な診療科があり、さらに駅前立地ということで遠方の大型病院や近隣のクリニックからの処方箋へ対応することも多くあります。1ヵ月で5000枚以上の処方箋に応需するなど、とにかく患者様の来局が多いお店です。そのため患者様への丁寧な対応と同時に、いかにスピード感をもって進めていくかが課題となっています。
古原 私が勤務している店舗は、2階に眼科・整形外科を併設する医療誘致型の調剤併設ドラッグストアです。足立さんのお店同様、近隣のクリニックの内科や小児科、精神科、さらには総合病院からの処方も多く、毎月5000枚近くの処方箋に応需しています。中村さんもおっしゃっていましたが、患者様によって病態が様々のため、日々勉強を重ねながら、処方設計、調剤、監査、服薬指導を行っています。
足立 仕事をしていて感じるのは、世の中にはたくさんの処方があり、様々な方針のもとで治療がされていることです。そこに私たち薬剤師が介入することで、患者様の治療に寄り添えることは大きなやりがいです。
古原 ある患者様への服薬指導の際、眼のお薬の使用感について伺ったところ、複数の点眼薬を正しく使えていないことがわかりました。そこで私のほうから医療機関に対して代替薬への変更提案を行ったところ、医師からお礼の言葉をいただきました。患者様に寄り添えた喜びに加え、薬のプロフェッショナルとして医師から評価されたと感じ、誇らしく思いました。
中村 古原さんの気持ち、とてもよくわかります。最近では薬の供給が不安定であることが問題となっており、私たち薬剤師から医師に代替薬の提案を行うことも増えてきました。古原さんと同じく、私もプロとしてチーム医療の一翼を担う責任とやりがいを感じています。
足立 私はある患者様に対して吸入器の使い方について指導を行ったところ、「細かなアドバイスのおかげで助かりました」とのお電話をいただきました。薬に限らず、患者様1人ひとりに丁寧なフォローアップの大切さを改めて実感し、忙しい中であっても、こうしたサポートを続けていこうと決心しました。今はそれぞれの患者様に合わせた、様々な話し方、聞き取り方に挑戦しているところです。
フラットなコミュニケーションを楽しむ
──スギ薬局の魅力について、どのように感じていますか。
足立 先ほどドミナント展開についての話題が出ましたが、限られた地域に集中して出店しているおかげで、休みの調整がしやすいこともドミナント展開ならではだと思います。スギ薬局では、希望休を取得して自分の休みたい時に休むことができますが、私自身、希望休の申請が通らなかったことはありません。充実したプライベートが実現できています。患者様にとっても、我々社員にとっても、近隣地域にたくさんの店舗があるということは心強いポイントです。
古原 私は入社3年で3店舗ですから、比較的異動が多い方かもしれません。婦人科領域について興味があったので、それにふさわしい店舗で経験を積みたいと考えて、エリアマネージャーに異動のお願いをしました。このように1人ひとりのキャリアの希望にしっかりと耳を傾け、多様な店舗形態を経験する機会を得られる点は、スギ薬局の魅力だと改めて感じています。
足立 私はこれまで異動は1回だけです。プライベートでは、昨年結婚をして生活環境の変化も経験しましたが、仕事だけでなく、生活面にも気を配ってもらっていることを実感します。
中村 I&H株式会社に入社した私からすると、スギ薬局の皆さんはとにかく“熱い”という印象です。熱量が高い方が非常に多く在籍しているなと感じています。
古原 実は私の入社の一番の決め手は、スギ薬局の社風でした。インターンシップに参加した際に感じた和気あいあいとした雰囲気が、自分にぴったりだと思ったんです。一方で就職について悩んでいたときは、社員の方が熱く真摯に向き合ってくれ、ぜひこういう方々と働きたいと思いました。
足立 私も雰囲気のよさには強く惹かれました。学生から社会人へとまったく異なる環境に身を置く際、先輩方のサポートはとても大切ですから、ここなら安心して働けると感じました。
古原 同期との仲もすごくいいですよ。仕事が終わったら一緒にご飯を食べに行くことも多いですし、オンオフの別なく、付き合える仲間たちばかりです。こうした付き合い方ができるのも、店舗同士が近いドミナント展開のおかげでしょうね。
足立 教育制度が充実している点も魅力に感じています。私が活用しているのは、スギ薬局の創業者が設立した「杉浦記念財団」が提供しているオンライン講義(薬剤師のためのインターネット研修)です。疾患・臨床面での専門知識や災害対応など幅広い内容の講義が用意されているので、学びの範囲もずいぶんと広がりました。
中村 I&H株式会社がスギ薬局の子会社となったことで私が感じているのは、社員のモチベーションアップにつながるコンテストなどの仕組みが増えたことです。事例を共有する仕組みも充実しており、私自身、とても刺激を受けています。福利厚生制度も、今後は両社の“いいとこ取り”を進めていくと聞いていますので楽しみです。
自分らしいキャリアを歩みたい
──皆さんの将来のキャリアビジョンについて教えてください。
古原 まずは薬剤師として日々の業務に真摯に向き合うことを大切にしたいと思っています。その上で今後はトレーナーとして新人薬剤師の教育に携わることにも挑戦したいと考えています。将来的には、医薬関連情報の収集・発信などを担うDI(Drug Information)室での仕事にも取り組んでみたいと考えています。
中村 私は比較的早い年次から管理薬剤師や店長を経験させていただきました。経験が十分でない中、不安を抱えながらではありましたが、多くのことを学べたと思っています。この経験を大切にしながら、今後は改めて薬剤師としてのスキルや知識を学び直したいと考えています。
足立 私はまだ具体的に何かに挑戦したいという目標が定まってなく、古原さんと同じく、まずは目の前の仕事に全力で取り組みたいと考えています。その結果、次の目標も自然と見えてくるのではないでしょうか。1人ひとり、自分にふさわしいキャリアをじっくりと切り拓いていけるのは、スギ薬局の大きな魅力です。