想いがあれば、夢はかなう。女性初の営業所長として、さらに先へ。

想いがあれば、夢はかなう。女性初の営業所長として、さらに先へ。

想いがあれば、夢はかなう。
女性初の営業所長として、さらに先へ。

このストーリーのポイント

  • 同期の仲間はよきライバル。切磋琢磨して共に成長
  • 実力主義の社風のもと、女性初の営業所長に昇格
  • 子育ても仕事も全力で。ロールモデルとして道を開く

常に目標を立て、クリアするためにがむしゃらに走ってきた。実力主義の会社だから、結果は常に正当に評価される。もちろん現状に満足することなく、さらに先を目指していく。

PROFILE
日本テクノ株式会社

坂元 美沙季

営業部 静岡支店
静岡第二営業所 所長

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商学部マーケティング学科卒。2014年入社。常に女性のキャリアのロールモデルとして活躍。2018年には初の女性所長に昇格。一方で3人の娘の母親として子育てにも取り組み、仕事と育児を見事に両立させている。

自分らしさを活かすために

小学校4年生から大学4年生まで、13年間、バスケットボールに打ち込みました。高校で全国8位、大学では全国6位という成績を残し、キャプテンも務めました。
中高とも強豪校で、後にプロ入りした仲間もいたほど。全員のモチベーションは非常に高く、誰もが常に上を目指してハードな練習に汗を流しました。その中でも怪我に見舞われたり、ベンチに入れなかったりして、メンタルが落ちてしまう仲間がいなかったわけではありません。私はキャプテンとしてそうした仲間を陰で支え、どんな状況でも全員が心を一つにして努力できるチームづくりに取り組みました。
この経験は、現在の営業所長という仕事にも通じることだと感じています。

バスケットボールに打ち込んでいたので就職活動のスタートはかなり遅く、4年生の5月になってから始めました。バスケットボールというチームスポーツを通じて培ったコミュニケーション力が自分の強みだと考えていたので、デスクワークよりは外に出て人と接する営業職が向いていると考えました。同時に年功序列ではなく頑張ったら頑張っただけ公平に評価してもらえる環境がいいと思いました。
こうした観点で企業選びをした結果、就活サイトを通じて出会ったのが日本テクノだったのです。
日本テクノは私たちの生活に必要不可欠な電気に関する事業を行っており、社会のインフラを支えている点に意義を感じました。それは同時に事業の持続的な成長につながると考え、将来性がある企業だと思いました。

一緒に入社した新卒同期の仲間は、私にとってとても大きな存在です。今では同期の多くが所長を務めており、全国各地で活躍しています。
同期とは、成績優秀者が月に1度本社に集結する懇親会で顔を合わせるほか、年に1度はキャンプをしたり、温泉に行ったりして集まっています。よきライバルであり、仕事の悩みや将来を語り合う熱い仲間でもあって、それぞれが全国各地で頑張っていると思うと私も力が湧いてきます。

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常に目標を立てて行動する

日本テクノでは、入社前に実際の仕事を近くで見る機会が用意されています。私も本社で2日間、先輩の仕事に同行して営業の現場を見せていただきました。
まだ学生でしたので訳も分からず先輩にくっついて歩いただけでしたが、“楽しい仕事だ!”と強く感じたことを覚えています。先輩はお客さまと笑顔で会話をされているし、お客さまは私にまで「入社したら頑張ってね」と声をかけてくれるほど優しい方ばかり。ですから営業の仕事に対して、特に不安はありませんでした。
実際、このイメージは入社してからも変わりませんでした。日本テクノの仕事は、お客様から「ありがとう」と感謝の言葉をたくさんいただける仕事です。営業としてお客様に提案し、私を信頼していただいてお任せいただいた時はとてもやりがいを感じます。
また、定期的なアフターフォローも大切な業務の1つで、省エネのご提案や、成果の報告で喜んでいただいた時はとても嬉しいです。その中で経営や今後の事業継続について、ご相談いただくこともあります。日本テクノは、電気のことだけじゃなくM&A事業も行っているので、お客様の人生の決断や思いに寄り添って幅広いお手伝いができることもやりがいの1つです。まさにWIn・Winのビジネスだからこそ、お客さまに喜んでいただけるのだと思います。当社の事業ならではの魅力でしょう。
日本テクノはこれからもお客様と共に歩んでいく、電力業界に改革を起こす会社だと 思います。

新人時代は、とにかくがむしゃらでした。
新規開拓のための飛び込み訪問もやりましたが、既存のお客様をフォローすることで「知り合いの会社に行ってみたら」とご紹介いただくことにもつながりました。
初めてご契約をいただいたのは入社2カ月目で、同期の中では3番目でした。割と早かったのは確かですが、一番でなかったことはとても悔しかったです。その悔しい気持ちがお客様に対する熱意となったことで、初契約に結びついたと考えています。

2年目には、班長に昇格しました。これは月に新規5件の契約獲得をクリアすることが条件でした(当時)。また、月に一定の基準をクリアするとトップセールスと呼ばれ、先ほどお話しした本社に集まる懇親会に出席できます。
私がなぜ2年目にしてトップセールスになれたかというと、常に目標を立てて行動したことが理由だと思います。目標とは同期に負けないということもそうですが、長期の目標・中期の目標・短期の目標と分けて行動したことです。例えば昇格が長期の目標だとすれば、そのために月にどれだけの契約が必要で、さらに1日ではどれだけの行動量が必要かと設定していきます。
あとは常に明るく、前向きにお客様と接するだけ。特別なスキルは必要なく、いつもポジティブに取り組める方なら絶対に成果が出せることは間違いないでしょう。

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部下の人生を豊かにしてあげたい

入社4年目に副所長、5年目には浜松営業所の所長に昇格しました。女性として初めての所長です。性別や年齢に関係なく結果を出せば正当に評価されるのが日本テクノ。私の昇格自体が、実力主義の会社であることの証明でしょう。
当時の部下は4人で、全員年上です。年下かつ女性の上司ということで部下にはやりづらい気持ちがあって当然かと思いましたが、誰もそんな気持ちはなかったようで、全員私の指示に従って気持ちよく働いてくれました。実力主義のマインドが社員1人ひとりにも浸透していることの表れです。もちろん私も頭ごなしに指示を出すようなやり方ではなく、コミュニケーションを重ねながら一緒に汗をかくようにしました。バスケットボール部のキャプテンを務めていたときと同じ気持ちです。
その結果、私が赴任したときは全国で下から3番目だった浜松営業所が、翌年には全国トップを獲得できました。部下の頑張りのおかげです。今では部下も同じ所長という立場で肩を並べて競い合っています。私が関わった部下が所長を目指し、実現してくれたことも本当に嬉しかったです。

現在は静岡第二営業所で所長を務めています。営業担当は私を含めて3人という小さな営業所で、部下の1人は新卒の新人、もう1人は私より年下のベテランという構成です。 副所長に昇格したときも考えたことですが、副所長・所長というのは部下の生活、もっと言えば人生に深く関わっている存在です。実力主義の会社ですから、契約実績を伸ばせば昇格の道が開け、それにつれて収入も増えていきます。当然生活は豊かになり、人生も実りあるものになっていくことでしょう。
そのように人の人生を豊かにしてあげられるのが副所長、所長という仕事です。責任は重く、その分、やりがいも大きいです。部下の生活や人生に深く関わっているという実感は、私にとって大きな喜びです。

部下を指導するときに心がけているのは、本人の想いや志を尊重することです。
まず“自分ならどうしたいか”をたずね、その気持ちに添った行動を促します。その上で不足しているところなどを私がフォローしてアドバイスします。
所長である私が押しつけるのではなく、本人が考えて、主体性を持って行動することが何よりも大切なのです。それによって4月に入社した新卒社員も9月には初めての契約を取ることができました。そのときの彼のキラキラした笑顔はとてもまぶしく、心から嬉しかったのを覚えています。

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女性初の支店長に

現在私には3人の娘がいます。双子でしたので、産休・育休は2回取得し、現在は時短勤務で働いています。特に2回目の産休・育休取得時は、長女を育てながらでしたので約2年間という長期のお休みをいただきました。その間は営業所の部下たちが主体性を持って仕事に取り組んでくれたことに加え、上司である支店長もきめ細かくフォローしてくれたおかげで、私が不在でも業務に支障はありませんでした。もちろん私に対するネガティブな言葉なども一切ありませんでした。
最近では男性の育休取得も当たり前のことになり、当社のワークライフバランスはかなり充実したものとなっています。
私自身、子育てしながらも営業の第一線で働いていることによって、自分が率先して女性の活躍推進に貢献したいと考えています。後輩の皆さんにとってのいいロールモデルになれたら、嬉しいですね。

私は目標に向かって自分を追い立てていくタイプで、昇格も、結婚も、出産も、すべて目標をクリアしてきました。現在の目標は、静岡第二営業所を全国トップの営業所にすることです。
その後の目標は、実績をひっさげて支店長に昇格することで、いずれは当社の経営に携わってみたいと考えています。女性の支店長は、もちろん社内初のこと。私はこの目標をトップセールスの皆さんを前に宣言しました。宣言したからには必ずかなえてみせます。負けず嫌いですが、誰よりも自分に負けたくないんです。
就活生の皆さん、仕事とは人生を豊かにするための1つの手段です。ご自分のライフプランを思い描き、それを実現できる会社はどこだろうと考えて、就活に臨んでいただきたいと思います。
私は日本テクノの経営理念にある「最初から出来る人はいない、だから努力すれば私にも出来る」「夢に描いたことは、努力することで必ず実現する」という言葉が大好きです。
就活生の皆さんもぜひご自分ならではの夢を持ち、ワクワクするような人生を送れるよう応援しています。

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