挑戦できるフィールドがある。 だから確かな成長が実感できる。

挑戦できるフィールドがある。 だから確かな成長が実感できる。

挑戦できるフィールドがある。だから確かな成長が実感できる。

このストーリーのポイント

  • 「少数精鋭」「責任ある仕事」「プロフェッショナル」で入会を決心
  • 若手のうちから責任ある仕事を担当し、成長を重ねる
  • 現在は経営陣の近くで、JA共済の未来への舵取り役を務める

JA共済連で働く一番の醍醐味は、若手のうちから責任ある仕事に大胆にチャレンジさせてくれることだ。“なりたい自分”の姿を描き、それに向かって駆けていくことができる環境がある。その結果得られる成長の実感こそ、次のチャレンジの原動力となる。

PROFILE
JA共済連(全国共済農業協同組合連合会 全国本部)

長谷 智志

経営企画部 事業連携・SDGs推進室

2011年入会/法学研究科修了

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兵庫県出身。学生時代は法学を専攻する。JA共済連への入会後、開発部、事務開発部を経て入会8年目より経営企画部に所属し、事業戦略の策定等に携わる。休日は動物好きの2人の娘と動物園に行き、楽しく過ごしている。

圧倒的なスケールの事業を支える、少数精鋭の職員たち

学生時代に最も打ち込んだのは、法律の勉強でした。興味のある分野について深く掘り下げて学ぶ時間は、とても充実していました。興味を持ったことや疑問を抱いたことについて問題意識を持ちながら調べ、自分の考えをまとめてアウトプットするというプロセスの大切さを学べたと思います。

法曹や研究者の道を考えなかったわけではありませんでしたが、実際に就職活動の時期を迎えると、法律という限られたフィールドではなく、より開かれた世界を見てみたいという気持ちが強くなりました。同時にせっかく働くなら、早いうちから責任ある仕事に挑戦したいと思いました。
そこで「少数精鋭であること」「若手から責任ある業務に携われること」「プロフェッショナルな業務に携われること」という3つの“軸”を定めて就職活動に臨みました。業種・業界を問わず幅広い企業に足を運んで研究を重ねたところ、この3つの“軸”すべてに合致する企業は少なく、その一つがJA共済連だったのです。

JA共済連を研究して驚いたのが、その事業規模の大きさでした。JA共済の事業は「ひと・いえ・くるまの総合保障」、つまり生命保障と損害保障の両方を兼ねていることが特徴の1つですが、生命保険会社・損害保険会社と比較しても大きな存在感を誇っています。それなのに採用職員の人数は相対的に少ないのです。ということはまさに少数精鋭の組織であり、若手のうちから責任ある仕事を任されるに違いないと思いました。プロフェッショナルな業務という点は、言うまでもありません。
就職活動中に職員の方と話す機会があり、そうした考えを聞いてもらったところ、まさにその通りだとの返事をいただき、迷うことなくJA共済連への入会を決心しました。

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プロフェッショナルとしてのスキルを磨く

「若手から責任ある業務に携われる」という印象の通り、私は入会2年目にして介護共済の仕組開発を、メイン担当として任されることになりました。
JA共済の「仕組み」とは、他の会社でいう商品のことです。仕組開発とは、組合員・利用者に万全な保障を提供するため、共済という仕組みを開発することです。これには、期待と興奮で胸が躍りました。もちろん経験の浅さからくる不安がなかったわけではありません。しかし先輩の「自由にやってみろ。責任は俺が取るから」という力強い言葉に背中を押され、臆することなく挑戦することができました。

私が担当したのは「ひと・いえ・くるま」のうち「ひと」に関わる保障。具体的には当時社会的なニーズの高まっていた介護保障に関するものでした。
具体的な業務は大きく①企画・設計②規程作成③行政手続、に分けられます。①は組合員・利用者の方々の保障に対するニーズをキャッチして具体的な保障内容を設計すること、②は契約条項をまとめた共済約款の規程を作成すること、③は監督官庁である農林水産省の認可を取得することです。いずれの業務も高い専門性が求められるのですが、特に②に関しては学生時代に法学を専攻した経験が活きました。「若手から責任ある業務に携われること」に加え、まさに「プロフェッショナルな業務に携われること」を実感しました。

仕組設計の業務では、普及部や業務部など、多くの関連部署との調整・検討が必要です。決まった“正解”はありません。常に「誰のための」「何のための」仕組みなのかを考えながら、最善の判断を下していくことが求められます。例えば介護共済は主な対象となる中高齢の組合員・利用者のための仕組みとして、加入しやすい引受基準や掛金水準を目指すべきであり、そのためにも介護保障に特化した充実保障を実現するなど、一つひとつの判断を積み重ねていかなくてはなりません。
判断を下すためには多角的に考察・検討を重ね、どの部署の職員にもロジカルに説明できる根拠が必要です。仕組開発の業務を通じてこうした経験を積んできたことで、自信をもって正しい判断を下す力が磨かれたと思います。これは私にとって大きな成長となりました。

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経営陣の近くで事業戦略を練る

入会からの5年間、仕組開発を担当する中で医療共済、がん共済、介護共済、予定利率変動型年金共済、引受緩和型の共済、一時払型の共済、団体信用生命共済等、数多くの仕組開発・改訂に携わることができました。
自分が企画・設計から携わった共済がリリースされ、世の中に送り届けられる。テレビのCMなどで告知され、LA(ライフアドバイザー)やスマイルサポーターを通じて全国の組合員・利用者に届けられ、組合員一人ひとりの安心と満足につながっていく。こうした一連の流れを実感できることは仕組開発ならではの醍醐味でした。

現在、私は経営企画部に所属しています。配属当初は、JA共済の中長期的な事業戦略の策定等に携わってきました。経営陣に近い立場で、JA共済の10年後を見すえながら「これからJA共済はどのような存在であるべきか」「そのためにはどのように対応していくか」等を検討する、JA共済事業の舵取り役ともいえる仕事です。あるべき未来をイメージしてそこに至る道筋を描いていく、いわゆるバックキャスティングの考え方が求められる、非常に難易度の高い業務といえます。
検討を重ねた結果がJA共済の3か年計画に反映され、それに沿って組織全体が動いていることを考えると、責任の重さを痛感します。

もちろん事業展開の方向性を示すだけでは終わっては、絵に描いた餅になってしまいます。描かれた戦略を実効性あるものとして具体的な施策に反映させていくのは、各部署です。実は本当に難しいのは、各部署にいかに動いてもらうかにあります。
職員それぞれが心から納得し、腹落ちしないと、戦略が具体的な施策として動き出すことはありません。背景や趣旨を含めて戦略の本質を各部署に誠実に説明し、価値観を共有することが重要であり、ときには軌道修正を考えることも必要です。つまりこれからのJA共済を牽引していく主役は各部署であり、私はそれを支える縁の下の存在。そうした自覚のもと、組織をいかにして動かしていくかを学んでいるところです。また、SDGsへの取り組みも現在の私のミッションです。

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自ら望んで切り開いてきたキャリアアップの道

JA共済は、農業協同組合が理念とする「相互扶助」を原点とする様々な事業活動を通じ、組合員・地域住民の皆さんが豊かで安心して暮らせる持続可能な地域社会づくりに取り組んできました。その取り組みの一つひとつが、「誰一人取り残さない」ことを理念とするSDGsの実践そのものといえるでしょう。
私はSDGs推進室の一員として、これからもJA共済が、SDGsのめざす社会の実現に貢献し、地域社会を構成する一員としての社会的役割を果たせるように、「JA共済SDGs取組方針」を策定し、SDGsの観点からJA共済が進むべき方向性を示しました。現在、この取組方針のもとで事業活動が展開されています。
SDGsに関する業務を担当し、あらためてJA共済の理念や事業活動のすばらしさを実感し、JA共済を誇らしく感じています。

経営企画部へ異動したのは、入会8年目のことでした。30歳という節目を迎えた年であり、若手から中堅へと自分の位置づけも変わりつつある頃でした。そのタイミングでJA共済の舵取りという大役を任せられたことには心からワクワクしたものでした。
当会には年に1度、自分のキャリアについて希望を伝えられる自己申告制度があり、この異動も自己申告制度に基づいて希望したものです。
経営企画部へ異動する前、つまり開発部の次は事務開発部に所属していました。事務開発部ではちょうどLAの提案活動などが紙からタブレット端末に移行する、いわゆるペーパレス化に取り組んでおり、事務手続きが大幅に切り替わる時期でした。これも、今後のキャリアを見すえれば事務開発部の経験が必要になるだろうとの考えのもと、自己申告制度で希望した異動でした。
こうした経験を積んだ後に、より高い視座で組織全体に携われる仕事がしたいと考え、経営企画部への異動を希望したのです。このように自らキャリアの道を開き、成長できる仕組みが用意されていることも、JA共済の大きな魅力です。

今後も部署にはこだわらず、JA共済の事業をより良い方向へ推進していく業務に携わりたいと考えています。
人口構造変化や技術革新等により社会が大きく変わっていく中、前例のない出来事が起きることでしょう。私たちの業務も前例踏襲ではなく、未経験の領域にも勇気をもって挑むことが求められます。そのチャレンジを担う中核的な人材となれるように、さらに成長を続けていきたいと思います。

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