基本は、お客さまとの信頼関係づくり

──お2人の入社動機を教えてください。

原　私は営業を志望して、就職活動を進めました。飲食店でのアルバイト経験が長かったので、人と接する仕事がしたかったんです。社会人サッカーチームの活動を通じて身につけた、幅広い年齢層の人とコミュニケーションする力も活かせると思いました。

樋田　私はコンビニでアルバイトをしていたので、接客スキルを活かしたいと思いました。また、大学でのゼミでは“質問すること”の大切さを学んだのですが、これはコミュニケーションを通じてニーズを掘り起こすという点で営業の仕事にも通じる力だと思いました。

原　ナックプランニングのことは知っていましたか？　私は就活エージェントに紹介されるまで知りませんでした。

樋田　私も知らなかったです。インターネットでいろいろ検索してみたら、誠実な会社という印象を受けました。先輩社員の姿も等身大というか、飾らずに紹介されているところに惹かれました。

原　そういう情報に触れて感じたのが、『地域密着』の姿勢を貫いているということでした。地元にしっかりと根を下ろし、地元のお客さまとの触れ合いを大切にしている点は、ナックプランニングならではと思いました。

樋田　入社の決め手は何でした？

原　数字を追いかけるというか、目標に向かってガンガン突き進んでいくタイプの営業は自分に向いていないと感じていたので、じっくりとお客さまとの信頼関係を築いていくナックプランニングの営業スタイルが決め手になりました。

樋田　私も同じです。あくまで反響営業が基本で、お客さまのニーズを見つけて解決策を提案していくというスタイルが自分に合っていると感じました。数字第一主義ではないところは、大きな魅力でしたね。

同期と支え合って、学んでいく

──1年目を振り返ってください。

原 1年目は速かった！　あっという間に過ぎていきました。

樋田すごく凝縮された1年間でした。経験の一つひとつが、しっかりと自分に刻み込まれている実感があります。

原　右も左も分からない中、成長できているのかと焦ることもありました。だからこそ、研修はとてもありがたかったです。1年間という非常に長い研修でした。

樋田　友人の話を聞くと多くの会社が研修は長くても3ヵ月程度のようですから、当社の新人研修は相当長いと思います。すごく手厚くて、人材育成に力を入れている当社の姿勢を強く感じました。友人も「そんなに研修に力を入れているなんて、本当にいい会社だね」と驚いています。

原　最初は社会人としてスタートするためのビジネスマナーを中心とした集合研修でしたね。樋田さんと一緒に参加し、他社の新入社員と一緒に学ぶ機会もありました。この時期に社会人としての基礎をしっかり学びました。

樋田　研修の休憩時間には原さんと一緒に研修内容を振り返ったりしました。原さんがいてくれたおかげで、落ち着いて研修を受けられました。

原　ありがとう。私も同じです。同期の仲間の存在は心強いですね。

樋田　集合研修が終わり、５月からは社内の各部署をローテーションする形で研修を受けました。

原　事務や営業などそれぞれの部門を2ヵ月くらいずつ体験する研修です。お客さまからの電話対応や施工現場の管理など、当社の業務を一通り体験できたことで、仕事の流れが明確にわかりました。とても有意義な研修でしたね。

樋田　営業の研修では先輩に同行してお客さま対応などを経験しました。

原　その後に配属となって2年目を迎えました。私は、提携している大手ハウスメーカーのお客さま宅の点検・メンテナンスなどを行う第一営業部に配属されました。

樋田　私はナックプランニング本社の地元である埼玉県戸田市内で、個人のお客さまからのご相談にお応えする第二営業部に配属となりました。研修で事前に業務を体験しているので、配属されて戸惑うという心配はなかったです。とてもありがたかったです。

地元からの厚い信頼を実感

──お仕事のやりがいは何ですか。

原　私はリフォーム工事を受注できた瞬間が一番嬉しいです。建築後10年、15年という節目を迎えたお客さまに点検のご案内をし、実際に点検した様子を提携先のハウスメーカーに連絡するというのが基本的な流れです。その後に、屋根の補修や、外壁の塗装など、お客さまから工事を依頼されると本当に嬉しいんですよ。自分の取り組みによって新しいビジネスが生まれたという実感が得られます。

樋田　私は地域活動イベントなどを通じて培ったお客さまとの信頼関係を活かし、リフォームのニーズにお応えしています。地域活動イベントはお祭りや花火大会への参加、クリーン活動など様々です。楽しい地域活動イベントの場で地元のお客さまと触れあうことが営業活動につながっているのですから、これはナックプランニングならではの楽しさです。

原　ナックプランニングの公式キャラクター「とめきち®︎」は地元で大人気ですね！

樋田　そうなんですよ。縁日などで「とめきち®︎」の着ぐるみはすぐに子供たちに囲まれ、私も記念写真の撮影に大忙しです。リフォームの営業でお客さまと接する際は「『とめきち®︎』の会社なんですね」と言っていただくことがあり、営業の大きな力になってくれています。

原　お客さまからの「ありがとう」の声も嬉しいですね。

樋田　お客さまのお宅を訪問した際「そういえば建具の調子が悪くて…」と言われ、その場で直したことがありました。お客様に大変喜んでいただき、「すぐに対応してくれて助かりました！」と感謝のお言葉をいただきました。ちょっとしたことですが、お客さまからのお礼の言葉は大きな励みになります。

原　最初の頃は緊張しませんでしたか？　私は電話するだけでもずいぶん緊張しました。自分用のカンペを用意して、読みながら話してみたこともあったほどです。今はだいぶ慣れて、さほど緊張しなくなりました。やはり先輩に支えられながら、経験を積んできたことが成長につながったと感じています。

樋田　2年目の今も先輩と2人1組で行動していますが、徐々に任せてもらえる状況が増えています。先輩から「樋田君のおかげで助かったよ」と言われると、成長を感じます。

有給休暇の取得も気兼ねなく

──会社の魅力、そしてこれからの目標について教えてください。

樋田　建設業界ということで、厳しい先輩が多いようなイメージがあったのですが、実際はとても優しい方ばかりで、皆さんいつも声をかけてくれます。この点は、いい意味で想定外のギャップでした。フリーアドレスなので、部署に関係なく席は自由です。そのため普段から部署の垣根を意識することはないですし、誰とでもコミュニケーションできます。

原　私もパソコンの使い方など、小さなことでも遠慮なく先輩に質問しています。このオープンな雰囲気は、当社の魅力ですね。

樋田　戸田市の花火大会では、会社のみんなでバーベキュー大会も楽しみました。

原　ワークライフバランスが充実しているのも嬉しいですね。私は1年目から多くの有給休暇を消化しました。

樋田　有給休暇を取るのに気が引けるということはありません。会社として有給休暇取得を推進しているので、周囲に遠慮することなく、気持ちよく休めます。

原　樋田さん同様、私もまだ先輩と一緒に2人で行動していますので、そろそろひとり立ちしたいと考えています。そして自分の力で売上をつくり、会社に育ててもらった恩返しをしたいですね。

樋田　私も同じです。当面の目標はひとり立ちですね。早く自分の力で営業の仕事を進められるようになりたいと思っています。あとは資格取得にも挑戦しようと考えています。直近で目指しているのは電気工事士とインテリアコーディネーターの資格です。

原　私は電気工事士の資格と、アスベスト診断士の資格を取りたいと考えています。資格の勉強費用や受験費用などは会社が負担してくれるので、とても助かります。

樋田　我々も2年目になり、後輩ができました。もう新入社員じゃないんだ、先輩なんだという自覚があります。後輩に負けないよう、お互いにもっと自分を磨いていきましょう。