“好き”を仕事に、自分らしくキャリアを拓く。店舗からECへ、ナイスクラップで続ける挑戦の日々。

“好き”を仕事に、自分らしくキャリアを拓く。店舗からECへ、ナイスクラップで続ける挑戦の日々。

“好き”を仕事に、自分らしくキャリアを拓く。店舗からECへ、ナイスクラップで続ける挑戦の日々。

このストーリーのポイント

  • 個性や「素」の部分を見て、ポテンシャルを評価してくれた
  • 会社が私に期待してくれる。背伸びする挑戦を応援するカルチャー
  • 店舗経験を活かして、未知のECビジネスにチャレンジ

主体的に取り組んでいけば、常に新しい道が拓けてくるのがナイスクラップ。「やってみたい!」を応援してくれる社風を力に、店長から未経験のEC部内へ異動。店舗で培ったお客様目線を強みとして、EC事業の成長に奮闘中。将来的には経営に挑戦するという、新たな夢も追いかけている。

PROFILE
株式会社ナイスクラップ

小川 咲子

BIRTHDAY BAR EC
2019年入社

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心理学部対人・社会心理学科卒。自分らしさを大切に、感性や個性をそのまま活かすことができる環境に惹かれて入社。「BIRTHDAY BAR 渋谷ヒカリエ店」に3年間勤務、「BIRTHDAY BAR 新宿ミロード店」で店長を3年間経験。その後、志願していた本部から声がかかり、EC部内へ配属に。現在は「ZOZOTOWN」内の店舗の責任者として運営に携わっている。

スーツも建前も、いらない。「素」の自分でいられる大切さ。

学生時代は、進学塾でのアルバイトに打ち込みました。通ってくる中学生たちは、成績も意欲も家庭環境も一人ひとり異なります。1を伝えれば10を理解してくれる子もいれば、10を尽くしてようやく1が伝わる子もいる。その一人ひとりの個性や状況を深く見つめ、どうすれば想いが的確に伝わるかを考え、接し方を工夫する毎日でした。この経験を通して、相手の立場に立って考え、伝える力が磨かれたと感じています。また、もう一つ歯科助手のアルバイトもしており、周りの動きを見て予測を立て、今自分が何をすべきか考えながら行動する洞察力も培いました。

就職活動では、特定の業界や職種にとらわれず、幅広い企業を検討しました。私が軸としていたのは「自分が心から楽しく働ける環境」であることです。多くの方との出会いや発見に満ちた毎日の中で、自分らしさを大切にしながら働ける場所──。そんなイメージを抱きながら、活動を進めていました。また、スーツを着る仕事やデスクワークは自分に向いてないという気持ちも持っていました。

当社との出会いは、就活サイトです。雑貨やインテリアが好きだったので、関連する企業を探していたところ、目に飛び込んできたのが、BIRTHDAY BARの「大切な人を想う、その気持ちによりそう」という言葉でした。
実際に企業説明会に参加したところ、誰かを想う気持ちを大切にしながら、明るく楽しく、ポジティブな気持ちで働ける環境だと感じました。特に面接してくれた社員の方々の親しみやすい雰囲気からは、私という人間の個性や人となりといった「素」を見てくれていることが伝わってきました。
面接で「ストレス解消法は?」と聞かれた際、私は迷ったあげく、飾らずに「寝ることです」と答えました。就職の面接では、少し正直すぎた答えだったかもしれません。ですが、そんな私の答えも悪印象としてではなく受け取って採用してくださり、「ここならば、ありのままの自分を活かして働ける」と確信して、入社を決めました。

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先輩たちの“いいとこ取り”から始まった道。やがて、自分だけの理想の店を創り上げる喜びに。

入社後、最初に配属されたのは「BIRTHDAY BAR 渋谷ヒカリエ店」で、ここで3年間勤務しました。
最初の頃は緊張の連続でしたが、仕事に慣れてくると、周りのスタッフの仕事ぶりから学ぶ余裕も生まれてきました。そこで気が付いたのは、スタッフ一人ひとりの「持ち味」が違い、誰もが自分らしさを大切にしながら働いていることでした。いつも明るくお客様との会話を楽しむ先輩、お客様の話にじっくり耳を傾けるのが得意な先輩…。文字通り、それぞれの個性を活かして、自分らしいスタイルで輝いていたのです。

その様子を見ながら、私は先輩たちの素敵な部分をどんどん「いいとこ取り」して、自分なりにスキルを磨いていきました。そうして少しずつ吸収していくうちに、私の正直に意見を言う性格を活かした接客スタイルができていったと思います。迷われているお客様には自分のおすすめを導く形で、買いたいものがほとんど固まっているお客様には共感する形で、どのようなお客様にも購入の後押しになるように、自信を持って提案することを心がけていました。

ギフトと一言で言っても、お客様のニーズは本当に千差万別で、毎日が発見の連続でした。結婚式の引き出物から、会社のイベント景品、「職場の先輩へ、重すぎないしっかりした贈り物を」といったご相談まで。その多様な誰かを想う気持ちに触れること自体が、私にとっての大きな喜びでした。

4年目を迎える少し前、「BIRTHDAY BAR 新宿ミロード店」の店長に昇格しました。当時の渋谷ヒカリエ店の店長が「小川さんは店長に向いているよ」と言ってくださったことをきっかけに目標とし始めたポジションだったため、その抜擢を光栄に思うと同時に、私がただ受け身で働くのではなく、常に自分で考えて行動しようとしていた姿勢を評価していただけたこともうれしく思いました。店長は、お店のすべてに責任を持つ存在です。スタッフの働きがいも、お店の売上も、自分次第。それだけに、やりがいは本当に大きかったです。コロナ禍の影響もあって売上が伸び悩む苦しい時期からのスタートでしたが、不思議と焦りや不安、責任感に押しつぶされることはありませんでした。むしろ、どうすればこの状況を打開できるか、本部スタッフの方やミロードの事務所の方の協力もあり、そして何よりスタッフの力を借りて一丸となって目標へ邁進するプロセスそのものを楽しんでいました。

私には、納得できるまで妥協しない完璧主義な一面もあります。これが私の「持ち味」かもしれません。そのこだわりが最も発揮されたのが、店舗のディスプレイでした。少しでも気になると、徹底的に手直しをしないと気が済まないのです。

このように、自分の思う理想のお店をとことん追求できるのも、店長ならではの醍醐味です。その結果が数字(売上)に表れた時の達成感は格別ですし、社内や商業施設から表彰していただけたことも多々ありました。もちろんそれは私一人の力ではなく、スタッフ全員で努力した結果です。チーム皆で喜びを分かち合えた瞬間は、今でも忘れられません。

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店長からEC部内へ、ゼロからの挑戦。手探りの日々の中で見つけた、新たなワクワク感。

新宿ミロード店の店長として2年が経った頃、EC職を募集する社内公募の案内が目に留まりました。店長という仕事を通して毎日学べることはもちろん沢山あったのですが、誰かを教えたり育てたりする機会が増えていく中で、もっと新しく吸収できるものがあるのではないかと考えるようになり、応募してみることにしました。それでも店舗への未練があり、その時は残念ながら内定はいただけなかったのですが、翌年のちょうど新宿ミロードが閉館するタイミングで大変ありがたいことにブランド長からお声がけいただき、ECへの道が開かれ、私にとってまた一つ大きなキャリアの転機となりました。

担当領域は、ファッション通販サイトの「ZOZOTOWN」。前任の責任者から引き継ぐ形で、私にバトンが渡されました。
在庫管理やセールの設定、クーポンの設定、商品登録、ZOZOの倉庫への配送手配、発注と、EC運営に携わるすべての業務を、基本的にすべて一人でこなします。

自ら望んで飛び込んだECの世界でしたが、すべてが未経験の領域。文字通り、ゼロからの挑戦でした。それまでの店舗業務とは違い、目の前にお客様がいるわけでも、商品を直接手に取って確かめられるわけでもないため、実店舗ではお客様の表情や言葉からニーズを汲み取れましたが、ECではどうすればいいのか、最初は全く見当もつきませんでした。ITの知識もほとんどなかったので、システムについても先輩や上司、ZOZOTOWNの方に教わりながら、本当に基礎の基礎から学んでいきました。まさに暗中模索の日々で、今も手探りで一歩ずつ前に進んでいる感覚です。

そんなECの世界に携わって驚いたのは、商品の売れるスピード感と、売上規模の大きさです。人気商品は、本当に飛ぶような速さで売れていきます。結果として、売上も実店舗の何倍にも達することがあり、これはECならではのダイナミズムだと感じています。お客様一人ひとりのお顔を見ることはできませんが、その一方で、より広いマーケット全体に「BIRTHDAY BAR」の魅力を届けられることに、大きなワクワク感があります。

そして環境は変わっても「お客様の目線で考える」ことの大切さは店舗とまったく同じです。店舗はギフト需要が多く、ECはご自分用の買い物が多い、という違いは多少ありますが、お客様が何を感じ、何を期待しているかを捉える重要性に変わりはありません。店舗スタッフとして、そして店長として培ってきた感覚を武器に、お客様にとってより魅力的なオンラインショップづくりに、今まさに取り組んでいるところです。

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「好き」は、自分を裏切らない。その想いを力に、会社を動かす新しい風になる。

これからの目標は、EC事業をさらに成長させ、売上を伸ばしていくことです。まずはこのミッションに、全力で向き合っていきたいと考えています。
これまでも実店舗で、「BIRTHDAY BARってZOZOにもあるよね!」とおっしゃるお客様がとても多かったのですが、今後もECが「BIRTHDAY BAR」というブランドそのものへの新しい入り口になる、そんな未来を実現していきたいです。

一つ、間違いなく言えることは、当社が「挑戦の機会に満ちている」ということです。頑張る姿は必ず誰かが見てくれていますし、それが次のステージに繋がるチャンスをくれる。時にはなかなかのムチャ振りだな…と感じることもありますが、それも「あえて背伸びをさせて、成長させよう」という会社からの期待だと感じています。
だからこそ、私も挑戦し続け、将来は経営に携わる立場で会社を動かす「新しい風」のような存在になれたら、と思っています。

人生の中で、仕事が占める時間は決して短くありません。仕事が楽しければ、人生はもっと豊かになるはず。せっかくなら、自分の「好き」なことや「楽しい」と思えることを、仕事にしては?「好き」というエネルギーは、きっとあなたを裏切りません。
そんな熱い気持ちを持って、一緒に働ける仲間に出会えることを、心から楽しみにしています。

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