野村證券で、お客様の夢を「具現化」する唯一無二のプライベート・バンカーへ。
野村證券で、お客様の夢を「具現化」する唯一無二のプライベート・バンカーへ。
このストーリーのポイント
- 苦い経験を経て掴んだ、お客様への「提供価値」
- 自らキャリアをデザインする。社内公募制度での挑戦
- 夢の実現こそが使命。超富裕層ビジネスの醍醐味
エグゼクティブ層の人生に寄り添い、その夢をかなえるためのソリューションを提供する。不可能なことはないと信じているから、決して“No”は言わない。可能性は無限に広がっている。
※野村證券では、「お客様から最も信頼される相手として選ばれたい」という思いから、営業担当者を「パートナー」と呼んでいます。
野村證券株式会社
岡 和樹
プライベート・バンキング部

2014年入社。社会学部社会学科卒。五反田支店(当時)を皮切りに岐阜支店、岡山支店と営業店で個人・地域法人のお客様担当のパートナーとして足跡を刻む。その後、社内公募によってプライベート・バンキング部に異動し、法人オーナーなどのエグゼクティブ層に向けたソリューション提案を担当する。約1カ月の育児休業も取得。
「価値」を模索し続けた新入社員時代
「わかった、もういいよ」。
ご提案を始めてわずか2分、お客様はそう言い残して席を立たれました。まるで強烈なパンチを食らったような衝撃でした。
何度も足を運んで、15分だけという約束でやっといただけたアポイントでした。「この15分でどんな価値を提供してくれるの?」とのお客様の問いかけを受け、私は“ 価値って何だろう”と自問自答しながら商品について話し始めたのです。その途端、お客様から飛び出したのが「もういいよ」の言葉でした。
入社2カ月目の頃、新入社員として新規開拓に汗を流す日々を送っていた私にとって、この出来事はあまりに鮮烈で今も忘れられません。それ以来私は、お客様にとって価値があるものとは何だろう、それを届けるにはどうしたらいいだろうと、絶えず考え続けました。
当然ながら新入社員の私には知識もなければ経験もありません。五反田支店(当時)で担当していた港区のお客様は金融リテラシーが高く、生半可な知識では価値を提供できる自信はありませんでした。しかもお客様は何十社と取引しており、その中で私が優位性を発揮できるとは、とても思えませんでした。
それでも折れることなく、訪問し続けていると、次第に面会のアポイントが取れるようになっていきました。そして、自分なりに勉強した情報を提供することで「ありがとう」と言われるようになり、時には「頑張っているね」というお言葉もいただけるようになりました。少しずつですが、お客様のお役に立つ情報を提供することで次の面会のアポイントが取れるようになっていったのです。
そんな中、出会ったのが、ある企業のオーナー様でした。ご自宅に訪問しても面会できず、毎回、名刺とご挨拶のメモをポストに入れて帰っていたのですが、その姿を目に留めてくださった奥様が「1度会ってみたら」と私のことをご主人に勧めてくださったのです。このオーナー様には大変よくしていただき、様々なアドバイスもいただきました。「君のそういう粘り強さは忘れてはいけないよ」という一言は、私の胸に深く刻まれています。

さらなる成長を求め、自ら手を挙げた「社内公募」という選択
次の岐阜支店に異動した後も、財務担当のお客様に有益な情報をお届けすることでソリューションにつなげていく努力を続けました。社内のリソースを自分なりに調べてみたものの、得られた知識は断片的なものに留まっていました。しかし、上司や先輩と接することで、それらが次第につながり始め、自分の知見として昇華されていく感覚を得ることができました。
岐阜支店では試験的にチーム制を導入したことも印象に残っています。私たちパートナーがお客様と向き合い、支店のスタッフや本社部門がサポート役として問い合わせ対応、情報提供などを担うというスタイルです。チーム全員がそれぞれの立場で本気になってお客様のお役に立ちたいと考えていることが実感でき、それが支店全体のワクワク感につながっていました。お客様第一を貫く、野村證券のカルチャーを肌で感じた瞬間でした。
岡山支店に異動した時は、コロナ禍の真っ只中。引き継ぎ業務もほとんどをリモート環境で行わざるを得ない状況で、当然ながらお客様とのコミュニケーションにも苦労しました。逆風の中でも、私は「どうしたらお客様へ価値を提供できるのか」を自問し続けましたが、なかなか成果を出すことができませんでした。成長が止まってしまったような感覚の毎日だったと思います。
そんな時に思い出したのが、岐阜支店の先輩の「自分のキャリアは自分で選ぶ時代だ」という言葉でした。自分のやりたいことがあったら、そのチャンスが来るのを待つのではなく、自分から動くべきだということです。“確かにそうだな”と思い、私は新しいキャリアに向けて自ら一歩踏み出すことを決心しました。そこでプライベート・バンキング部の社内公募に手を挙げることにしたのです。
プライベート・バンキング部のミッションとは、支店のパートナーとともに、法人オーナーなどの特別なエグゼクティブに対してソリューションを提供することです。私はそれまでの支店での経験を活かすとともに野村證券の全リソースを駆使してお客様の課題解決に取り組みたいと考え、社内公募に応募しました。
そして、ここからは少し特殊なキャリアを歩むこととなりました。社内公募には幸い合格したものの、すぐに本社へは異動しませんでした。本社のプライベート・バンキング部ではカバーしきれていない地域のお客様のフォローをすることを目的として、岡山支店勤務のままでプライベート・バンキング部の業務を兼務することになったのです。当社で初の試みでした。約2年間の兼務期間を経て、本社のプライベート・バンキング部に異動し、主務として業務を担当するに至りました。

時を超えた「夢」を叶えるソリューション
プライベート・バンキング部では、富裕層のお客様に対して、課題解決のお手伝いをしています。対象となる課題は、お金に限らず、あらゆる領域に及びます。文字通りお客様の人生そのものに寄り添うのがプライベート・バンキング部です。お客様が「こんなことができないだろうか」と実現困難なことをおっしゃっても、“No”とお答えせず、それを受け入れ、不動産や相続、M&Aなど、社内外の様々な領域のプロフェッショナルと連携してソリューションを組み立てていきます。
お客様の課題を本気で受け止め、課題解決を通じて、お客様の期待を超える価値を提供することが私の使命です。お客様の夢を叶える仕事と言っていいかもしれません。
あるお客様から伺ったのは、「かつて先祖が所有していた土地を買い戻したい」というご相談でした。その土地があるのは海外。先祖は事業の資金繰りに苦労したことで手放してしまったそうですが、ご家族はその土地に対して並々ならぬ思い入れがあるとのことでした。
もちろん簡単なお話ではありません。しかし私は決して“No”とは言わず、そのご要望を持ち帰り、お客様の夢を叶えるための戦略を同僚や先輩、関係部署に相談しながら練りました。その土地の現在の所有者と交渉するためには現地の不動産業者と連絡を取らなければなりませんでしたが、私は社内の不動産の関連部署に協力を依頼して、なんとか先方とコミュニケーションを取ることができました。この土地のオーナー様には、Webミーティングでお客様の思い出やエピソードなどを熱心にお伝えし、売却を快諾いただくことに成功しました。もちろんお客様にも大変喜んでいただくことができました。
このように、どんな難題であっても社内に持ち帰り、多様な専門部署と連携することで解決の糸口を見つけることができます。社内外の多くの方々と協働しながら課題を解決できるのは野村證券の大きな強みです。その過程で新たなソリューションが生まれ、時には新たなプロダクトの開発につながることもあります。プライベート・バンキング部は野村證券のウェルス・マネジメントにおけるR&D(Research & Development)部隊ともいえるでしょう。
このような連携やソリューション創出を支えているのが、野村證券に根付くカルチャーです。私が特に強く感じているのは、徹底的なお客様第一主義です。特にプライベート・バンキング部はお客様の一生に寄り添うという時間軸で仕事をしているので、長期的なスタンスでお客様に尽くす姿勢を貫いています。連携を取る各部署も同様です。このお客様第一主義こそが野村證券の強さの源泉であることは間違いありません。

家族との時間が仕事の質を高める。公私ともに充実した成長を
プライベート・バンキング部に異動してから2人目の子どもが生まれ、約1カ月、育児休業を取得しました。その間はほとんど毎日、1人目の子を連れて外へ遊びに行きました。子どもと過ごし、家事を手伝っていると、1日があっという間に過ぎていきます。家事の大変さも、改めて身に染みてわかりました。
当たり前ですが、子どもは毎日成長し、昨日できなかったことが今日はあっさりできるようになっていたりするものです。その一瞬一瞬に立ち会えることはこの上ない喜びでした。仕事の時間と同様に、家族と過ごす時間もかけがえのない貴重な時間だと気づき、そのためにいかに仕事の生産性を高めていくかを考えるようになりました。これは私自身にとって、大きな成長の機会でした。
育休取得を契機に、公私ともにより充実したものになったことは間違いありません。
私が野村證券への入社を決めたのは、出会った社員が全員魅力的だったことが理由でした。輝き方は人それぞれでしたが、共通していたのは、ベクトルが自分ではなく、世の中の人々や社会そのものに向いていることでした。誰もが真剣な顔で「直接金融を通じて社会をこんなふうに変えたい。人々の夢を実現したい」と話してくれたのです。
今は私自身が、あの時に出会った先輩社員と同じように、お客様の夢を叶えるために、不可能はないと信じて行動しています。新入社員の頃に受けた強烈な衝撃は今も忘れていません。いつの間にかお客様の「夢の実現」をお手伝いできるようになったことは、私にとって大きな誇りです。優秀な人材が揃っているプライベート・バンキング部で成長していき、日本の富裕層が抱える課題を一つでも多く解決していきたいです。
入社1年目にインストラクターから言われた「ワクワク仕事をしよう」という言葉が、今も心に残っています。お客様の課題を解決することで本当に喜んでいただき、そしてお客様の未来をポジティブなものに変えていく──支店でも、本社でも、その本質は変わりません。
これからも私は、自分の想像力を豊かにして、ワクワクしながら仕事に取り組み、お客様の夢をかなえるために全力で尽くしたいと考えています。想像できることは、すべて実現可能だと信じています。それが金融資本市場を通じた、豊かな社会の実現につながると考えています。

