「スギ薬局」には、安心して長く働ける環境と成長できる環境の両方が備わっている。

「スギ薬局」には、安心して長く働ける環境と成長できる環境の両方が備わっている。

「スギ薬局」には、安心して長く働ける環境と成長できる環境の両方が備わっている。

このストーリーのポイント

  • 同期としてスギ薬局へ入社した3人。薬剤師として各店舗で患者様の生活に貢献してきた
  • 5年が経ち異動や育休など節目を迎えたが、同期の活躍は刺激にも支えにもなっている
  • それぞれの未来像が実現すれば、自分だけでなく多くの後輩社員や患者様のために役立つはずだ

スギ薬局で働く社員同士のつながりは特別強い。それが新卒のときからともに成長してきた同期ともなれば、なおさらだ。入社から5年というひとつの節目を迎えて、働く場所や仕事の内容はそれぞれ異なる。家族ができたり、仕事内容が変わったりしても、同期の絆はむしろ強まっているようにさえ感じられる。新入社員時代からリクルーターとして活躍して仲を深めた3名が、同期の存在と自身の描くこれからについて語った。

PROFILE
株式会社スギ薬局

増田 健

薬剤師/採用部採用課
2018年4月入社/明治薬科大学薬学部卒

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店舗で薬剤師としての勤務からスタートし、入社4年目に採用の仕事にも関わり始める。店舗勤務との「ハイブリッドな働き方」は当時、先駆け的な存在だった。店舗で患者様と接するだけでなく、社員や学生のためにも働くやりがいを実感し、現在は採用業務がメインとなっている。中部地方で勤務する同期社員が多いなか、自身は東京勤務を続けている。


青山 亮太

薬剤師
2018年4月入社/北里大学薬学部卒

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調剤業務や在宅医療の担当を経て、2021年からは地区の薬剤師の教育担当として16店舗で若手薬剤師の教育にあたる。同期が集まる懇親会を企画するなど、担当地区でリーダーシップを発揮して多くの社員から慕われている。出身地の関東を離れ、入社後は本部のある愛知県を中心に活躍中。


島袋 未来

薬剤師
2018年4月入社/名城大学薬学部卒

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愛知の大学で学び、入社後も出身地である中部地方で働いてきた。働きが認められ、早くから管理薬剤師となり、医薬品の管理だけでなく薬剤師スタッフの管理業務を担い活躍する。その後、2児の出産を経て、現在は育休中。「患者様の役に立つ仕事がしたい」という原点を忘れずに、まもなく店舗に薬剤師として復帰する日を心待ちにしている。

薬剤師の働く場所としてドラッグストアが魅力的だった

──三者三様のキャリアを歩んでこられましたが同期の中でもとくに仲が良いようですね

増田 採用課の私が、今回のインタビューをセッティングしました。私たち3人は、1年目のときからリクルーターとして採用に関わってきたという共通点があり、かつその頃から本当に親しくさせてもらってきました。青山さんは店舗に勤める若手薬剤師の教育を担っていますし、島袋さんは「ママさん薬剤師」としてこれから活躍する存在なので、学生の皆さんに参考になる話もたくさん聞けるだろうと思いました。

青山 声をかけてくれてありがとうございます!私と増田さんの関係を補足すると、大学5年で就職活動をしていたときからの付き合いで、知り合った直後からすぐに意気投合したのを覚えています。ただ別に私たち3人が特別なのではなく、社員同士、とくに同期同士の仲が良いのは、スギ薬局の特色、伝統だと思います。私は自分たちより若い社員に接することが多いのですが、今の若い世代も、連絡を密にとっていて仲間意識が強いと感じます。

島袋 たしかにずっと同期との仲の良さは変わらないですね。私たちだけが特別ではないと思います。私は育休中なので、店舗をお客さんとして利用することはあっても、本社に来るのは久しぶりで、少し緊張していました。だだ、増田さんと青山さんはもちろん、本社にいるなじみの先輩たちも温かく迎えてくれたので全く緊張する必要はなかったですね。育休中も子育てのことなど、同期にはしょっちゅう連絡をしていますし、つながりが強いのは本当にありがたいです。

──スギ薬局に入社を決めた理由を教えてください

増田 私は医薬品の開発に携わりたいと思って、もとは製薬企業やCRO(開発業務の受託企業)を志望していました。ただ非常に狭き門だったので、薬剤師の資格を活かせる仕事としてドラッグストアも検討していました。そのなかで、スギ薬局の採用担当者の方に言われた一言が今も印象に残っています。

「重要なのは難易度や競争倍率ではなく、本当に増田さんがやりたいことを突き詰めることなのでは? 気になる会社があるなら最後まで受けたほうがいいと思う」という言葉でした。スギ薬局への入社を勧めるだけではなく、私の希望や想いを尊重する人柄に惹かれたのです。結果的にドラッグストアで患者様の暮らしのそばで貢献する働き方が自分にあっているのではと思い、私のことを一番考えてくれていると感じたスギ薬局への入社を決めました。

青山 私も増田さんと同じく、もとは開発職に興味を持っていましたが、薬剤師として地域貢献する道に惹かれていきました。薬剤師の魅力は、患者様に寄り添って健康をサポートできることです。「人のためになる仕事」がしたいと思っていた私にはぴったりだと思いました。

なかでもドラッグストアを選んだのは地域密着、つまり患者様により近いという点と、調剤の仕事以外にもOTCや健康食品などを通じて、お客様の役に立てる点が大きかったです。どの企業も魅力的でしたが、スギ薬局にはさらに在宅医療に力を入れているという点もあります。社会のニーズにいち早く応えるという経営姿勢にも心を惹かれました。

島袋 私の場合は、子どもの頃から薬剤師になるのが夢でした。ただ学生時代に病院での実習期間が長かったので、薬剤師になるなら病院勤務しか考えていなかったのも事実です。たまたま合同企業説明会でスギ薬局のブースを見かけて立ち寄ったら、一気に惹きこまれました。対応された社員が話しやすく、優しくて、こうした先輩たちが働くドラッグストアに対しての興味が増したのです。

一緒に働く人が魅力的なことに加えて、患者様の生活に長く寄り添えるのは病院よりもドラッグストアではないかとも考えました。そしてプライベートも含めて長く働き続けられる環境を求めた結果、スギ薬局が最適という結論にたどり着きました。それは今も間違っていなかったと思います。

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──入社後はみなさん各店舗で薬剤師として活躍されましたね。

増田 今は採用の仕事がメインになっていますが、やはり店舗での仕事で基礎を鍛えられたと思っています。それに「地域密着型のスギ薬局」だからこそ、印象に残っている患者様も多くいらっしゃいます。頭痛を継続的に訴えていたある患者様から「薬が飲みづらい」「期待していたほどの効き目が得られない」とのお申し出がありました。医師の処方に問題はなかったのですがご相談を受け、服用方法の変更や非薬物療法の提案を行ったところ症状が改善されていったことがあります。これが一期一会のお付き合いだったら、すぐにこうしたご提案はできなかったかもしれません。定期的に来店いただけるドラッグストアだからこそ、患者様と薬剤師の距離も近く、より身近な存在としてご相談もいただけるのではないかと思います。顔なじみだからこそ、回復後にも直接感謝の言葉をかけていただけます。これも地域密着店舗の価値ですね。

青山 私が携われてよかったのは在宅医療です。スギ薬局の強みのひとつですが、終末期の患者様の疼痛を和らげる麻薬の調合などは無菌調製ができる店舗でしか経験できないものです。医師や看護師などと連携する場面も多かったので、より患者様の近くで生活を支えていると実感できました。

薬剤師になっても誰もが経験できる仕事ではなく、専門分野の教育や習練が必要なので、そうした環境に恵まれて若いうちからステップアップできたのはとてもよかったと思います。

島袋 当時のエリアマネジャーの推薦で店舗の管理薬剤師を任されました。管理薬剤師として店舗にある医薬品管理やスタッフのマネジメント・教育はやりがいに感じていました。それ以上にやりがいに感じ意識して取り組んだのは患者様やお客様が来局したくなる店舗づくりです。

その試みのひとつが常に笑顔で接客し、お一人ひとりの顔とお名前やお渡ししたお薬をすべて記憶することでした。ほかにも、薬の飲み合わせや飲み忘れを防止する服薬指導といった地道な積み重ねによって、来店してくださる方が増えていったのです。その結果は、店舗で取り扱う処方せんの受付増になって表れるので、患者様のお役に立てていることを実感できました。

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異動、出産それぞれの転機と支えてくれたつながり

──転機となった出来事について教えてください。

増田 私にとっては、先輩薬剤師として店舗で後輩を支え、同時に採用課の仕事が始まったときが転機でした。スギ薬局の採用課のアドバイスで人生が変わった自身の経験から、私も学生を支援する仕事がしたかったので、入社1年目から月に3回程度、学生と会って就活をサポートするリクルーターを担い、3年目からは採用課の所属になりました。

当時は月の半分は店舗に立ち、残りの半分はスーツを着て採用の仕事をしていましたが、どちらの仕事にも全力で取り組めました。いつもどの部署にも、私を助けて、サポートしてくれる上司や先輩がいたためです。支えられる経験をするほど、私自身にも人を支えたいという想いがより一層強くなります。薬剤師の先輩として後輩をフォローし、目の前の患者様に対しても親身に接し、採用活動を通じて学生を支えることが喜びになりました。

一緒に働く人へ気軽に質問しやすいのもスギ薬局の特徴です。そんな成長しやすい環境だということを多くの学生に伝えたいという思いは日に日に強くなっています。青山さんの結婚披露宴、たしか2次会だったと思うのですが「新社会人で新天地が不安な学生さんでも、配属してくれた新入社員は僕たちが現場で責任もって育てるから、安心して採用をがんばって!」という言葉をもらいました。現場にいる同期からの励ましは、何よりも力になります。

青山 同期で最初に店舗から本部へと異動したのが増田さんです。1500店舗を超えるスギ薬局で採用は大切な仕事のひとつで、スギ薬局の「顔」とも言える部署。そこで中心として関わっている、しかも店舗の勤務と両立していたのはすごいなと率直に思います。

私は今、地区の薬剤師の教育担当を任されています。地区の教育担当は各店舗で勤務している薬剤師の職能の底上げやメンターとして薬剤師からの相談対応を担います。店舗のシフトを組む際に他店から応援が必要なときの調整なども行います。担当地区の薬剤師一人ひとりの成長を支援する必要があるためとても責任を感じます。若手社員の相談は多岐にわたっていて、先日は「薬剤師として研鑽を重ね、スキルを磨きたいのですが、社内研修を受ける以外にどんな方法があるでしょうか」などと相談されたことがありました。スキルアップの方法として社内の専門領域の研修に参加することも一つですが、さらに専門的に学びたいときは外部の学会や勉強会に参加する方法もあります。このときは、ベテラン社員にもヒアリングして「通常の薬剤師が参加する薬学系の学会以外に、医師向けの医学系の学会を勧めても良いのではないか」というアドバイスをもらいました。若手薬剤師をトレーニングする立場とはいっても、私ひとりの知識ではなく社内の経験豊富な先輩方の知見を活用できるのはありがたいです。今後も、より多くの社員が安心して仕事し、成長できる環境を整えていきたいです。

島袋 地区の教育担当は、現場の薬剤師にとっては本当に頼りになる存在ですね。産休に入る直前の私は、管理薬剤師としてシフトを作る立場でしたが体調を崩したことがありました。このときに急きょ相談に乗って、手助けしてくれたのが、まさにそうでした。

やはり入社3年目で産休・育休を取得したことは私の大きな転機です。上の子に続いて、2歳差で下の子を出産したので連続で2年以上の育休を取っています。率直に言えば、最初は周りの同期が働いて成長している姿をうらやましく思い、同期から置いて行かれるような焦りを感じたこともありました。ただ同期の社員とは育休中も頻繁に連絡を取っていますし、「復帰を待っている」という言葉ももらっているので、いつもつながりを感じています。

ドラッグストアのよいところだと思うのですが街中にはたくさんの「スギ薬局」があるので、今は子どもを連れてひとりの利用者として店を訪れるので、いつも変わらず身近な存在です。また子どもが産まれてから小児科などに行くことが増えましたが、ときには薬について十分な説明を受けられずにもどかしい経験もしました。患者様に寄り添うドラッグストアの薬剤師の重要性を改めて認識できたので、早く復帰したいという前向きな気持ちでいます。時短勤務のほか育休から復帰したあとの制度も整っているので心配はしていません。これも、人事部や地区をサポートする薬剤師の支えのおかげですね。

増田 スギ薬局はドラッグストアとして全国で初めて「プラチナくるみん」の認定を取得したほどで、産休育休への対応やバックアップは万全です。復帰後は家庭との両立で大変なこともあるでしょうが、会社としてはもちろん個人としてもバックアップするので、島袋さんには仕事もプライベートも楽しむ、女性薬剤師のロールモデルになって欲しいと思っています。

当社には、働くママさんもスペシャリストとして活躍し、評価される制度があるのも魅力です。だからこそ多くの社員が個性を発揮できるのだと思います。

青山 今の話を聞いて、スギ薬局の創業者の理念に独自の「3K」というのがあるのを知ったときに、深く共感したのを思い出しました。個人、家族、会社の頭文字を取ったもので、会社より個人や家族の充実が優先されるという考え方です。こうした働きやすい環境は、理念を体現しているなと感じます。

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スギ薬局は日本一になるポテンシャルがある

──自身はどのように貢献していきたいか今後のビジョンを聞かせてください

青山 個人としては、ふたつの道があると思っています。1つめは、現在の教育担当の延長でより広範囲な店舗を統括するエリアマネジャーとなる道です。より多くの薬剤師と店舗を支援していくことで、今以上に地域の患者様への貢献につながると考えています。

もうひとつは店舗の最前線で薬剤師として働き、その役割やあり方を突き詰める道で、こちらも魅力的だと思っています。「教育担当」などと言われても、まだまだ自分が勉強中だと肝に銘じているところです。「薬剤師の仕事は40歳でようやく一人前」と言われるほど奥が深く、専門性も多岐にわたるので、薬剤師という仕事の極みを目指したいです。

スギ薬局には優れた人材がそろっていて、すでに売上規模や店舗数が日本有数のドラッグストアチェーンに成長しています。いずれ間違いなく日本一になるはずで、その助けとなる存在になりたいです。

増田 スギ薬局には各店舗など、現場で活躍する魅力的な薬剤師が多数います。採用にたずさわる立場としては、できるだけ生の情報を学生の皆さんに伝えたいと思っています。青山さんのように多数の店舗の実態を知るプロフェッショナルから得られる情報こそ、インターンシップなどを通じてできるだけ詳しく伝えていきたいですね。

島袋 先ほど女性のロールモデルという話題がありましたが、まさに自分のためだけでなく、これから続く女子学生や女性社員に、長く働き続けられる姿を示したいと思っています。私自身、就職の時点で出産や育児のことを考えていなかったわけではありませんが、具体的な時期までは見通せなかったのも事実です。

薬学部を卒業すると、新卒の時点で24~25歳なので仮に30歳前後で出産したいとなると、それまでに仕事ができる期間は普通の大卒の社員より短くならざるを得ません。幸いなことに私は今復帰に向けて準備していますが、それは周囲のバックアップや理解があるからで、病院などに勤めていた友人は出産時に退職するしか道がなかったというケースも多く聞きます。復帰したら、女性の後輩社員の相談にも乗れるようになりたいです。

増田 密かに新規事業や海外事業にも挑戦してみたいという野望もありますが、まずは島袋さんの話にあったように、現場の社員が思いきり活躍できる環境を整えるのがミッションです。私は採用も強化しつつ、社員が最大限の力を発揮できる点でも日本一の職場だと言われるようにしたいです。

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