「人と接するのが好き」だからこそ、「人」で選んだ就職先。

「人と接するのが好き」だからこそ、「人」で選んだ就職先。

このストーリーのポイント

  • 就活では自己分析に力を入れ、人材業界にしぼり込むことができた
  • 最後まで迷ったが、「社員や同期の雰囲気」が決め手になった
  • 営業のイメージがなかったので不安だったが、面白さが見出せてきた

「産業カウンセラーになりたい」そんな思いで心理学を学んだ大学時代。就活は心理系公務員、テレビ局と迷っていたが、自己分析に取り組み人材業界にしぼり込む。「人のよさ」が際立っていたワールドインテックに入社し、少し不安だった営業にも果敢にチャレンジ。就活から、念願の初契約までの軌跡に迫る。

-profile-

中村 綾花

株式会社ワールドインテック

(株式会社ワールドコンストラクションに出向中)
営業 2020年入社/筑波大学卒

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営業職として建設業界のお客様に対し、技術者を派遣。昔から人と接することや人と話すことが好きで、学生時代は結婚式場のアルバイトに打ち込んだことも。就活で大事にしていたことは、やはり「人」。同期からは「人にお願いするのが上手」と評される一面も。

自己分析をしっかりと行った就職活動

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「自分には、一体何が向いているのだろう?」――就活の際は、とにかく自己分析をしっかり行っていました。先生や就職課の方からも「自己分析は大事」と言われていたからです。そこで考えたのが、自分にはきっと、人とたくさん話したり、一緒に何かをしたりする仕事が向いているだろうということです。私は、とにかく人付き合いや人と接することが好きで楽しいと感じるタイプ。ずっとパソコンに向かっている仕事や、ものを販売する仕事は少し違うと感じました。また、昔自分がなりたいと思っていた仕事や、興味を持っていたことからも志望業界をしぼっていきました。私は高校生の頃、保健体育の授業で知った産業カウンセラーになりたいと思い、大学で心理学を学んだのです。産業カウンセラーの仕事は、職場に常駐し、働く人の心の病を予防するために自ら働きかけることができると知り、「これだ!」と思ったことを覚えています。また、学生時代は結婚式場のアルバイトに打ち込み、新郎新婦やご家族の一生に一度の記念日をサポートすることに喜びを感じていました。それらのことから、志望を人材業界にしぼっていきました。

こんなふうに言うと、すんなりと志望業界が決まったように思われるかもしれません。しかし、3年生の夏頃は、心理系公務員になろうとして県庁のインターンシップに参加していました。参加してみて、やはり私は一般企業に就職しようと思ったのですが、そう決めた後も、最初は憧れもありテレビ局を見ていたくらいです。その後、人材業界も視野に入れるわけですが、今振り返ればまだまだ知らない業界がたくさんあったと思います。だからこそ、就活の時にいろいろな業界を見ておくのはよいことだと感じますね。

企業選びでよく見ていたのは、社員同士の雰囲気

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ワールドインテックとの出会いは、福岡のテレビ局を受ける際、近くに人材系の企業があったらついでに説明会に参加しようと思い、福岡本社に赴いたことがきっかけです。その際は「人事の方々がみなさんとても優しいな」という印象を受けました。また、会社スローガンである「人が活きるカタチの創造」について説明していただいた時には、人がどう働きたいかを聞き、サポートできるような仕事がしたいと思っていたため、直感で「いいな」と感じましたね。その時はまだテレビ局が第一志望でしたが、人材業界には、大手だけではなく、専門分野に特化した企業がたくさんあると知ったのも、当社との出会いがきっかけです。また、人材派遣、人材紹介、求人広告と種類があることも分かりました。そのため、人材系の企業は、とにかく見つけたところは所構わず話を聞きに行っていました。

就活の際に企業選びで大事にしていたことは、一番は社員の方たちの雰囲気です。私たちに接してくれる時だけではなく、社員の方同士がどんなふうに会話しているか、どんな空気感かをよく見ていました。その中で、私は大手よりも人数が少ない会社の方が、社員同士の距離が近くていいのではないかと感じ始めたのです。

就活の終盤、最後の最後までかなり悩んだ

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当社の選考は1次面接から東京に場所を変えて進みましたが、他にも、医療関係に特化したところ、課長職や部長職に特化したところ、弁護士に特化したところなど、魅力を感じていた企業はたくさんありましたので、最後の最後までかなり悩みました。最終的に当社への入社の決め手となったのは、やはり人のよさや雰囲気の柔らかさだったと思います。社員同士の雰囲気だけでなく、同期もみんな和気あいあいとしていて優しい子が多く、とても好きだなと感じられました。この人たちと一緒なら働けそうだ。そう思ったのを覚えています。実際に内定式の後、同期の仲間は「4月から働くのが楽しみだね」と言っていて「すごいな」と思いましたし、気持ちの上で引っ張っていってもらうことができました。

仕事内容に関して言えば、人材系の企業を見始めた頃は、派遣先企業で働く社員の方々のフォロー、また、就きたい仕事に就くためのサポートなど、管理する側面の業務しか理解できていませんでした。人材が足りていないから紹介して欲しいとお客様から依頼が来るものだと思っていましたので、今思えば当たり前なのですが、まさかこんなに営業をするものだとは意外でした。当社の常務からも、「1年目は持ち会社がゼロなので、しっかり新規開拓をすることになるよ」とお話され、ちょっぴり不安を感じたものです。

初めての営業活動では、声が震えるほど緊張した

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入社後の配属は、グループ企業である株式会社ワールドコンストラクションへの出向という形となり、営業職として働いています。ワールドインテックは研究開発や製造、設計・生産・技術やシステムインテグレーションといった業界での人材派遣を行っていますが、ワールドコンストラクションは建設業界の人材派遣になります。入社前にワールドコンストラクションの社長からも事業説明があり、配属希望の中にも入れていたのですんなりと受け入れることができました。

2020年はコロナ禍という想定外の出来事があり、4、5月は全く営業に出ることができませんでしたが、5月末から先輩にテレアポを教えていただき、6月からは先輩と一緒に営業に出ることができました。テレアポに関して言えば、最初は年上の方とお話するだけで緊張し、台本をその通りに読むことしかできませんでした。人事のご担当者の方はだいたい部長や課長など、自分よりもだいぶ年上の方ですので声も震えていました。それでも先輩が、「こういう時はこんな風に言うんだよ」と横で教えてくださり心強かったです。

念願の初契約、そして見えてきた将来の目標

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そして、入社して4ヶ月、念願の初契約をいただくことができました。先輩と営業先を訪れた帰り道、たまたま誰もアプローチしたことがない建設会社さんを見つけ、一人で飛び込み営業に行くことになったのです。最初は「人手は足りています」と言われたのですが、資料を置いていったため、後から面談依頼、そして契約へとつながりました。初契約をいただいた時はとても嬉しかったですね。新規のお客様ですし、会社のみんなからも「おめでとう」と言ってもらうことができました。その後、もう一件ご契約をいただくことができ、やっと管理させていただく技術者の方々がお二人できました。どちらも業界未経験の方ですので、定期的に連絡を取り、しっかりサポートしていきたいと思います。当初抱いていた営業への不安もだんだんと無くなってきました。どんな資格を持っているか、どんなスキルを持っているかも含め、お客様によってアピールの仕方も変わってきます。そのように正解がなく、やり方が一つではないところが面白いなと感じています。先輩に教えていただいたり、同期と話したりする中で、「もっとこうしたほうがいい」と考えていくことが楽しいです。

将来の夢は、当社のスローガンにもあるように、お一人おひとりを活かせるカタチで、派遣する方々と派遣先のお客様をつないでいけるような営業になることです。お客様のご要望を聞くことも、社員の方々がどんな働き方をしたいと考えているか聞いてサポートすることも、当社なら両方実現することができます。もっと会社の力になりたいと思っていますし、これからさらなる仕事の面白さを見出せそうです。

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