地域が前に進むチカラになる。それが法人営業ならではの醍醐味。

地域が前に進むチカラになる。それが法人営業ならではの醍醐味。

地域が前に進むチカラになる。
それが法人営業ならではの醍醐味。

このストーリーのポイント

  • 自分らしさを活かして、お客さまとの信頼関係をつくる
  • どんなご相談にもお応えできる提案の幅広さが強み
  • 世代を越えて、地域の活性化に貢献したい

地域に密着し、お客さまに寄り添いながら支えていくことが、法人営業の使命です。その際の提案の幅広さこそ、三菱UFJ銀行ならではの強みです。地方の支店で活躍する法人営業担当者についてご紹介します。

PROFILE
株式会社三菱UFJ銀行

倉員 翔馬

久留米支店 取引先第二課
2019年入行

mufg-st41-02.jpg

金山支店を経て、2021年より久留米支店。中堅・中小企業を中心に担当し、融資・外為領域など幅広い業務で経験を積む。現在は海外進出支援など、グローバル取引に関わる案件にも積極的に取り組んでいる。

自分の内面を評価してくれたことに惹かれて

小学校3年生から大学まで、バスケットボールに打ち込みました。身長は168cmと選手としては小柄でしたが、「ならばスピードに磨きをかけよう」と考え、俊敏さを強みにしました。フィジカルで劣っても、自分ならではの強みを活かせば十分に闘えることをバスケットボールで学び、今の私の基礎になっています。

金融業界に興味を持ったきっかけは、銀行で働く遠い親戚の存在です。その方を私は尊敬しており、四六時中仕事のことを考え常に全力で取り組む姿に「そこまで夢中になれるなんて、どんな仕事なんだろう」と強く惹かれました。
就職活動では地元の銀行と三菱UFJ銀行に絞り、最終選考までかなり迷いました。決め手となったのは、選考過程で感じた「私という人間をしっかり見てくれている」という安心感でした。形式的な評価ではなく、内面を理解しようとする姿勢に、人を大切にする文化を感じ、当行に決めました。

私は九州で生まれ育ったので、地元に貢献したいという思いは強くありました。両親も「全国転勤のあるメガバンクではなく、地元で働いてほしい」と希望していました。
そんな両親を説得してくれたのも、尊敬する親戚でした。トップバンクである三菱UFJ銀行の社会的な存在感や仕事の醍醐味を両親に説明してくれたのです。銀行に勤めているだけあって、その言葉には説得力があり、両親も納得しました。今の私があるのはこの親戚のおかげだと、感謝しています。

mufg-st41-03.jpg

お客さまを思う気持ちは必ず伝わる

生まれてからずっと九州で過ごしてきた私にとって、初めての配属先が「金山支店」と聞いたときは“どこだ?”という驚きが先に立ちました。金山支店は名古屋市の南部、複数の路線が交わるターミナル駅前にあります。工場の多い地域で、取引先は中堅・中小メーカーが中心です。新人の私は、先輩から引き継いだ約20社の営業担当としてスタートを切りました。
まったく見知らぬ土地で始まった社会人生活は、慣れないことばかりで大変でした。けれど今振り返ると、未知の環境だからこそ自分でも気づかなかった一面が引き出され、新たな自分を発見できたと思います。転勤にはそんなプラスの側面があると感じています。また当行は福利厚生制度が充実しており、どの支店にも転勤経験の豊富な先輩がいてサポートしてくれますので、生活面で不安に感じるようなことはありません。

金山支店で担当したお客さまは、当行のみと取引しているケースが多く、「三菱UFJ銀行だけが頼りだ」とおっしゃる経営者も少なくありませんでした。それだけに私に対する要求もシビアで、ありきたりな提案では受け入れてもらえませんでした。新人であることなど関係なく、三菱UFJ銀行の代表として私を見ているのですから、それも当然のことでしょう。中には初対面で「君には魅力を感じない」と真正面から言われたこともありました。
落ち込むこともありましたし、心が折れそうになったこともありました。そんなときに支えてくれたのが、支店長をはじめ上司の皆さんです。時には私の身体を案じる言葉をかけてくれ、時には励ましの言葉で鼓舞してくれるなど、常に寄り添ってくれました。その温かい心に応えたいという感謝の気持ちは、間違いなく私のエネルギーになりました。

今も思い出すのは「君には魅力を感じない」と断じたお客さまのことです。私が異動で金山支店を離れた後、後任の担当者が訪問した際「彼は素晴らしい担当者だった。根性があり、熱心に訪問してくれて感謝している」と話してくださったと聞き、本当にうれしく思いました。
当時の私は、どんなに厳しい言葉を受けても週に1~2度は必ず訪問し、有意義な打ち合わせになるよう徹底して事前準備も行なっていました。その姿勢が伝わったのだと思います。改めて法人営業ならではの喜びを実感した瞬間でした。

mufg-st41-04.jpg

三菱UFJ銀行だからできることがある

3年目に、私の故郷の近くでもある福岡県の久留米支店に異動しました。
久留米支店は福岡第三の都市である久留米市と大川市、隣の佐賀県全域をカバーしており、お客さまは家具メーカーや半導体製造装置メーカーなど。地方銀行が強いエリアで、私たちにとっては“アウェー”とも言える環境です。その中で私は、より丁寧なフォローや情報提供を心掛けています。法律や税務など、日々変化する環境に対応しながら手続きや制度の説明をしっかり行うことで、お客さまに安心していただけるよう努めています。こうした誠実な姿勢が信頼につながると考えています。

久留米支店の代々の法人営業担当者が10年以上も訪問しても、取引に至らなかったお客さまがいらっしゃいました。私は引き継ぎ後、社長や経営層の方を知ることから始め、毎日のように訪問して関係づくりを進めました。毎日訪問していると、例えばネットバンキングの操作でつまずくと「ちょっと教えて」と声をかけていただけるようになります。そうした細やかな積み重ねが功を奏し、最終的にお取引をいただくことができました。

メガバンクの法人営業と聞くと華やかな世界をイメージする方がいらっしゃるかもしれませんが、実はこうした地道な努力の積み重ねが仕事の本質です。毎日訪問し、突破口を見つけて広げていく、そんなプロセスこそ法人営業の醍醐味です。

お客さまからよく言われるのが「三菱UFJ銀行はできることが多いね」「どんな相談でも答えが返ってくる」という言葉です。実際、私たちに相談されることは税金、法律、貿易など実に幅広く、「困ったときはまず三菱UFJ銀行に」と考えてくださるお客さまが多いことを本当にうれしく思います。「オフィスが地味だから何とかしたい」と相談された際には建築デザインの企業をご紹介しました。いわゆるビジネスマッチングです。最近では事業承継に関するご相談も増え、M&A案件にも力を入れたいと考えています。さらに、グローバル取引に関するご相談もあり、地域と世界をつなぐサポートをする場面も増えています。

こうした幅広い対応を可能にしているのが、本部やグループ会社の存在です。銀行をはじめMUFGグループ各社には様々な分野で高い専門性を持つスペシャリストがそろっており、経験・知見ともに豊富です。どんなに難しい相談にも応えられる底力があり、日々お客さまに向き合う私たちにとって、非常に心強い存在です。

mufg-st41-05.jpg

地域そのものを応援したい

最近強く感じるのが、自分の力でお客さまを支えることが、ひいては地域全体を変えていくことにつながるという確かな実感です。地方では企業の影響力が大きく、私の提案で会社が動けば、その影響は地域全体に波及します。これこそ法人営業ならではの面白さだと思います。

久留米支店は私の故郷のすぐ近くの支店にあり、地域に貢献することは、私の故郷に貢献することです。故郷を盛り上げ、新たな活力を生み出すことができれば、こんなにうれしいことはありません。
新人の頃はお客さまにどのように貢献しようかという気持ちでいっぱいでしたが、今は視野が大きく広がったと感じています。これは自分にとって大きな成長です。

今後は、また金山支店のような大きな支店で働きたいと考えています。一方で本部での業務も経験し、自分の幅をさらに広げたい。その上で再び地元の支店に戻り、今度は支店長として地域により大きな貢献ができたらうれしいです。
地域のお客さまも世代交代が進んでおり、もし将来戻ってくることができたら、次の世代のお客さまを応援することになるでしょう。それは法人営業としてとても光栄なことです。

三菱UFJ銀行の法人営業ができることは幅広いとお伝えしましたが、決して一人で何でもできるわけではありません。支店の仲間はもちろん、本部、グループ会社のサポートがあってこそです。幅広い領域の専門性を持つ人材が集まり、力を発揮できるのが、当行の強みです。だからこそ、様々な知見や経験を持つ、多様な人材に入行していただきたいと考えています。
新しい人材が増えれば増えるだけ、提案の幅が広がっていくことは間違いありません。
ぜひ多くの方に力を貸していただきたいというのが、私からのメッセージです。

mufg-st41-06.jpg

TAGS
SHARE