法人のお客さまへ新しい価値をお届けするために──。それは非対面領域での三菱UFJ銀行のチャレンジ。

法人のお客さまへ新しい価値をお届けするために──。それは非対面領域での三菱UFJ銀行のチャレンジ。

法人のお客さまへ新しい価値をお届けするために──。
それは非対面領域での三菱UFJ銀行のチャレンジ。

このストーリーのポイント

  • デジタルによる非対面領域での新しいサービス創出
  • 事業会社やコンサルティングファームでの経験を活かす
  • 三菱UFJ銀行によるチャレンジの先頭に立つ喜び

法人向けのデジタル戦略の立案・実行を牽引する部署として誕生した法人デジタル戦略部DX推進室。三菱UFJ銀行が新しい価値を創出するための挑戦です。その最前線で活躍する2人に、具体的な取り組みやめざすゴールについて聞きました。

PROFILE
株式会社三菱UFJ銀行

岩崎 聖也

株式会社三菱UFJ銀行 
法人デジタル戦略部 
DX推進室

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2009年、新卒で入行。約8年間法人営業に携わった後、事業会社に出向してブロックチェーン技術を活用したビジネス開発に従事。2022年に帰任し、現部署で外部企業とのアライアンスを通じた新規ビジネスの企画、推進に取り組む。


岩﨑 翼

株式会社三菱UFJ銀行 
法人デジタル戦略部 
DX推進室

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2017年、新卒で地方銀行に入行し、法人営業に携わる。その後、総合系コンサルティングファームを経て2023年に三菱UFJ銀行に入行。現部署で法人向けデジタルマーケティング業務に携わる。


未知の可能性を秘めた領域でのチャレンジ

──お二人の所属する法人デジタル戦略部DX推進室についてご紹介ください。

岩崎(聖) 法人デジタル戦略部DX推進室は、法人のお客さま向けにデジタル接点でのサービスやプロダクト、チャネルなどを企画・提案・実行しています。事務DXからデータ基盤整備まで、幅広い施策をワンストップで推進することがミッションです。

岩崎(翼) これまで金融機関とお客さまの接点は対面が中心でしたが、近年は非対面・非来店へとシフトしています。三菱UFJ銀行は日本最大の顧客基盤を強みに対面サービスで圧倒的な力を発揮してきました。一方、非対面サービスはまだ大きな将来性を秘めており、積極的に取り組むべき領域だと感じています。めざすのは、最良・最適な法人デジタル金融サービスプレイヤーとして、企業から最も選ばれる金融機関になることです。まだまだ発展途上の領域であり、かつ、技術やトレンドが日々変化する中、自分の舵取り次第で流れを大きく変える可能性があるという点で、大きなやりがいを感じています。

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岩崎(聖) 私が担当しているのは、外部アライアンス施策です。例えば、バックオフィス業務の効率化SaaSを提供する企業と協業し、これまで銀行が十分にリーチできていない経費精算や請求といった領域から、銀行の本業である決済領域までをトータルでサポートするソリューション提供にチャレンジしています。また、クラウド会計を提供する企業との協業では、スモールビジネスを多角的にサポートする包括的なサービス展開をめざしています。「三菱UFJ銀行がこうしたサービスを提供してくれるとは想定外だった」と、法人営業担当者経由でお客さまの喜びの声も届いており、スタートアップの皆さまに当行を一緒に歩むパートナーとして想起していただけることを期待しています。

岩崎(翼) 私の担当は、主にデジタルマーケティング施策です。めざしているのはMUFG版THE MODEL(マーケティングから営業までを分業化し、効率的に成果を上げる営業モデル)の実現です。特に力を入れているのはインサイドセールス業務の改革で、独自CRMである「insideSales Navigator」を導入したことで案件管理や実績集計・分析業務を効率化しました。入行直後に任されたミッションでしたが、上司の戦略的視点、リーダーの実務的なアドバイス、メンバーの献身的な協力があってこそ実現できた取り組みです。三菱UFJ銀行のチーム一体となって施策を推進する文化に、大きな充実感を覚えました。

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三菱UFJ銀行ならではのアセットを武器にして

──お二人のこれまでの歩みを振り返っていただけますか。

岩崎(翼) 私は「地元の中小企業を支える仕事がしたい」と考え、新卒で関西の地方銀行に入行しました。法人営業として支援させていただいた中には、社長自らが汗を流しながらものづくりの最前線に立つ企業も多くありました。そうした経験を重ねるうちに大きくなってきたのが、「もっと事業に深く入り込んで貢献したい」という想いでした。そこで総合系コンサルティングファームに転じ、戦略的かつビジネス的な視点で企業のデジタル成長を支援したいと考えました。とはいえ、当時はデジタル知識がゼロに等しい状態での転職でしたので、苦労も多かったです。

岩崎(聖) 特にどんな点に苦労されましたか。

岩崎(翼) 入社後、クライアントのインサイドセールス部門におけるデータの利活用と営業改革を支援するプロジェクトにアサインされたのですが、営業以外の経験がなかった私はどこから手をつけるべきかもわからない状態でのスタートでした。まさに“食らいつく”という感覚でプロジェクトに参加したことを覚えています。その結果身についたのは「いかに自らの価値を発揮するかを、自分自身に問い続ける」という姿勢でした。これは現在でも仕事への向き合い方として大切にしている価値観です。

岩崎(聖) 私は三菱UFJ銀行に入行後、法人営業に携わりました。提案を行うには、まずお客さまのことを誰よりも詳しく知らなければならないという姿勢を学んだ8年間でした。その後、事業会社に出向の機会がありました。ブロックチェーン技術を使った事業開発が私のミッションで、立ち上がったばかりの部署であることに加え、新しい技術に対する理解者が少ないこともあって、周囲を巻き込んでいくことには苦労しました。

岩崎(翼) ブロックチェーンという技術はあるものの、ゼロからイチを生み出すのは大変だったでしょうね。

岩崎(聖) ええ。それでも徐々に理解者が増え、多くのPoCを実施しました。一方、自分の出向期間中にサービスをローンチするまでには至らず、世の中に新しい価値を生み出すことがいかに難しいかを学びました。そうした中で三菱UFJ銀行に帰任しましたが、その経験が、今の「新しい価値を生み出したい」という強いモチベーションにつながっています。

岩崎(翼) 私はスカウトメールがきっかけで、コンサルティングファームから三菱UFJ銀行へキャリアチェンジしました。地方銀行時代のメイン顧客であった中堅・中小企業のお客さまにデジタルでアプローチする法人デジタル戦略部の業務が、これまでに培ったキャリア、知見にマッチすると感じたからです。加えて地方銀行でキャリアをスタートさせたものとして、トップバンクである三菱UFJ銀行で新しいチャレンジができることに純粋にワクワクしました。

岩崎(聖) 私も帰任に際して現在の部署に配属されると聞いたときは、同じような熱い想いを抱きました。というのも出向先で、社内外の人を巻き込みながら新しいものを生み出そうともがいた経験が絶対に活きると思ったからです。日本最大の顧客基盤、営業体制、各領域の専門知見を持つ人材といった豊富なアセットを活用しつつ、多くの企業とのアライアンスを通じて新しいサービスを世の中に生み出していくことに、面白みを感じました。

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幅広いバックグラウンドの人材が活躍

──法人デジタル戦略部DX推進室でのやりがいと、今後の展開についてお聞かせください。

岩崎(聖) ハードルは決して少なくないのですが、それを乗り越えたときの達成感は大きいですし、何よりも三菱UFJ銀行として初めての取り組みに携われる点は大きなやりがいです。

岩崎(翼) やはり三菱UFJ銀行の社会的な存在感の大きさは、誇らしいです。自分たちが仕掛けたことが新聞などのメディアに取り上げられると、社会に対する影響力を実感します。

岩崎(聖) 今後については、お客さまから選ばれ、社会的にも“成功事例”として認められるサービスをつくることが目標です。出向から帰任後、現在の部署でローンチしたサービス・施策がすべてお客さまに受け入れられ、商材として軌道に乗っているかというと、決して満足できるレベルにはないというのが正直なところです。ですから、お客さまにお届けするだけでなく、ビジネスとして軌道に乗せるところまで責任を持って取り組みたいと考えています。

岩崎(翼) 今、聖也さんから“お客さまにお届けする”というキーワードが出ましたが、私のミッションはまさに“届ける”部分にあります。これまで銀行の法人領域ではRM単独の営業モデルが当たり前でしたが、現在は対面と非対面をミックスした形で価値を届ける仕組みを開始しています。今後は、その仕組みをさらに高度化し、最良・最適な形でお客さまにサービスをお届けできるよう進化させたいと考えています。それによりお客さまから「三菱UFJ銀行の法人営業って変わったよね」と言っていただけることをめざしています。

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──最後に三菱UFJ銀行への就職・転職を考えている皆さまにメッセージをお願いします。

岩崎(聖) 法人向けデジタルサービスの領域において、三菱UFJ銀行は挑戦者です。豊富なアセットを活用することで、必ず新しい価値を創造できると信じています。ぜひ一緒にチャレンジができればうれしいです。

岩崎(翼) 金利の変動やテクノロジーの進化、サステナビリティへの取り組みなど、銀行を取り巻く環境は大きく変化しています。そうした変化に対応し、高度化・複雑化するお客さまのニーズに応えるのが法人デジタル戦略部です。多彩な専門人材の力が不可欠ですので、金融業界に限らず、多様なバックグラウンドを持つ方にぜひ参画していただきたいと考えています。これまでのキャリアを活かして新しい挑戦に取り組んでみませんか。

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