これまでの経験を、次のキャリアへ。リファラル採用・ウェルカムバック制度を通じた二人の選択

これまでの経験を、次のキャリアへ。リファラル採用・ウェルカムバック制度を通じた二人の選択

これまでの経験を、次のキャリアへ。
リファラル採用・ウェルカムバック制度を通じた二人の選択

このストーリーのポイント

  • 身近な人との会話をきっかけに知った「リファラル採用」
  • 「戻る」だけではない、新たなキャリアにつながった「ウェルカムバック制度」
  • これまでの経験を活かしながら、それぞれの専門性を広げる二人

キャリア採用に力を入れる三菱UFJ銀行では、行員からの紹介をきっかけとするリファラル採用や、退職した行員の再入行を支援するウェルカムバック制度など、さまざまな採用の選択肢を用意している。今回は、それぞれ異なるきっかけから2025年に入行・再入行した二人に、その選択に至った背景や現在の仕事について聞いた。

PROFILE
株式会社三菱UFJ銀行

有冨 理仁

決済事業部 
証券業務グループ

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2025年入行。新卒では証券会社に入社し、外国証券に関するオペレーション業務に携わる。自分の可能性を広げたいと考え、キャリアチェンジを決意。当行に在籍する姉との会話をきっかけに、リファラル採用制度を知り、応募。現在は海外投資家による日本証券投資を支える業務に従事している。


松井 奈津美

決済事業部 
資金決済グループ

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2025年再入行。新卒で当行に入行し、鎌倉支店で窓口業務や提案業務に従事。退職後はニュージーランドで就労経験を積み、帰国後、ウェルカムバック制度を活用して再入行。現在は外為円決済に関わる業務を担当。

社会を支える仕事に惹かれ、それぞれ金融業界へ

──新卒での就職活動について振り返ってください。

有冨 私は、専門性を身につけながら成長できる環境に惹かれ、金融業界を志望し、証券会社に入社しました。就職活動の時期がコロナ禍と重なったこともあり、将来を見据えて専門性を高めていけることを重視していました。

松井 私は、人々の生活や企業活動の基盤を支える仕事に就きたいと考え、金融業界を志望しました。中でも、幅広い業務を通じて新しいことに挑戦できると感じ、三菱UFJ銀行への入行を決めました。

有冨 証券会社では、本店で主に外国証券に関するオペレーション業務を担当しました。入社当初は専門用語や業務上の会話内容など分からないことも多くありましたが、経験を重ねる中で少しずつ理解が深まり、自分の成長を実感できたことはうれしかったです。

松井 私は鎌倉支店に配属され、最初は窓口業務を通じて銀行業務の基礎を学びました。その後、LPC(ライフ・プラン・コンサルタント)として約800名のお客さまを担当し、資産運用や資産承継などのご提案を行いました。

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「新しい世界を見たい」。自分の可能性を広げるために踏み出した一歩

──充実した日々を送る中で、キャリアチェンジを考えるようになった背景を教えてください。

松井 私は学生時代に国際関係について学んだこともあって、20代のうちに海外で生活しながら働いてみたいという思いが以前からありました。当行にも海外で活躍する機会はありますが、当時はより早いタイミングで海外での生活と仕事に挑戦したいという思いが強く、その実現に向けて、一度環境を変えて挑戦することも一つの選択肢だと考えました。
当時の職場では周囲の方々にも恵まれていたので、離れることへの寂しさや迷いはありました。それでも、挑戦しなかったことをあとで後悔するより、まずは一歩踏み出してみたいと思い、退職を決めました。

有冨 退職後は、実際に海外に渡ったのでしょうか。

松井 はい。せっかく挑戦するなら、これまで縁のなかった土地で生活してみたいと考え、ニュージーランドを選びました。現地では約2ヵ月間語学学校に通い、その後はカフェなどで働きながら、現地での生活経験を積みました。言葉や文化の異なる環境で、さまざまな価値観を持つ方と関わり、自ら生活基盤を築いた経験は、視野を広げる大きな機会になりました。何よりも、一歩を踏み出す“度胸”がついたことは、大きな財産です。

有冨 私の場合は、入社3年目の後半から転職を考え始めました。前職で証券業務に関する知識や経験を積む中で、これまで培ったものを活かしながら、異なる環境で新しい業務や考え方に触れ、自分の可能性をさらに広げたいと思うようになったことがきっかけです。

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制度は「きっかけ」。三菱UFJ銀行を選ぶまで

──退職後、三菱UFJ銀行への入行・再入行に至った経緯を教えてください。

有冨 実は私の姉が三菱UFJ銀行に勤めており、転職について相談したところ「『リファラル採用』があるから、一度調べてみたら」と教えてもらいました。また、姉からは「他社も含めて幅広く見た上で、自分のキャリアとして納得できる選択をした方がいい」とも言われました。
姉から紹介してもらったことは応募のきっかけでしたが、その後は当行や募集職種について自分でも調べ、選考自体は通常のキャリア採用と同様に受けました。調べる中で、前職で経験していた業務に近い仕事の募集があり、これまでの経験を活かしながら、新しい環境で専門性を広げられる点に魅力を感じました。また、姉から当行での働き方やキャリアについて以前から聞いており、入行後をイメージしやすかったことも理由の一つです。

松井 私の場合は、退職する際にウェルカムバック制度について説明を受けていました。再入行が約束されるわけではありませんが、こうした選択肢があることが一つの安心材料となり、思い切って海外に挑戦できた部分もあります。
実際にニュージーランドでの生活や仕事を通じて、それまでとは異なる価値観や働き方に触れ、改めて三菱UFJ銀行で一緒に働いていた方々の存在の大きさに気づきました。在籍中にも感じていた、周囲と支え合いながら働けることや、仕事を通じて成長できることのありがたさを、一度離れたことで改めて実感しました。帰国後に次の仕事を考えた際、「もう一度この環境で働きたい」と思い、再入行を考えるようになりました。

──入行・再入行するにあたって、不安はありましたか。

有冨 同じ金融業界とはいえ、前職とは異なる制度やルールのもとで働くことになるため、新しい環境や仕事の進め方に適応できるだろうかという不安はありました。また、組織規模が大きいこともあり、コミュニケーションの取り方に慣れるまで時間がかかるのではないかと想像していました。ただ、実際に入行してみると、思っていた以上にフランクにコミュニケーションできる環境で、良い意味で印象が変わりました。姉から事前に話を聞いていたことも、入行後の安心感につながったと思います。

松井 私の場合、再入行とはいえ、以前とはまったく異なる領域への挑戦でした。海外で培った語学力を活かしながら新しいキャリアを築きたいと考え、自ら未経験の業務領域を希望したため、不安がなかったわけではありません。一方で、以前働いていた会社であり、雰囲気や働き方を知っていたことは大きな安心材料でした。実際の感覚としては「戻ってきた」というよりも、新しい仕事を一から学び、次のキャリアをスタートさせたという感覚の方が近かったです。

──入行に際してどのようなサポートがありましたか。

有冨 入行時には、同じ時期に入行した行員とともに3日間の研修を受けました。研修には幅広い年代の入行者が参加しており、金融業界以外の出身者も多かったことが印象に残っています。

松井 配属後は、未経験の業務ということで、OJT担当の先輩に一つずつ教えていただきました。自分の理解度に合わせてサポートしてもらえたことで、安心して業務を学ぶことができました。

有冨 私も、勉強会などを通じて業務知識やスキルを段階的に身につけていきました。「最初は分からなくて当たり前だから」と声をかけてもらい、質問しやすい雰囲気だったことも安心につながりました。

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培った経験を糧に、新たな挑戦へ。これから描く、それぞれのキャリア

──現在の仕事内容について教えてください。

有冨 私は海外投資家を顧客とする円カストディ業務で、債券の元利金支払いや海外投資家の税金の還付に関する処理を担当しています。前職では「証券を預ける側」として決済業務に携わっていましたが、現在は「証券を預かる側」です。両方の立場を経験したことで、取引を双方の視点から捉えられるようになり、現在の業務にも役立っています。専門的な知識を求められる場面も多いですが、さまざまなケースに対応できるようになるほど、自分の専門性が広がっていることを実感できます。

松井 私は外為円決済に関わる業務を担当しています。国内外の銀行間の資金決済や送金取引への対応、関係部署や他銀行との照会対応などが主な仕事です。支店勤務で培った正確性やコミュニケーション力は、現在の業務にも役立っています。
海外の銀行とやり取りする機会も多く、海外で身につけた英語力を仕事で使えることにやりがいを感じています。また、ニュージーランドで培った、慣れない環境でも自分で考え、周囲に働きかける力は、現在の業務を進める上での強みになっています。

──今後、どのようなキャリアを描いていますか。

松井 まずは現在の部署で経験を積み、決済業務への理解と専門性を深め、その上で新しい仕事にも関心を広げていきたいと考えています。

有冨 私も現在の業務への理解と専門性を高めつつ、決済事業部のさまざまな領域にも目を向け、キャリアの幅を広げていきたいです。

──最後に、キャリアチェンジを考えている方へメッセージをお願いします。

松井 一度当行を離れ、海外での生活や異なる仕事を経験したことで、改めて一緒に働く方々の存在の大きさや、周囲と協力しながら仕事を進められる環境のありがたさを実感しました。
再入行は、私にとって過去のキャリアに戻る選択ではなく、行外で得た経験や視点を携え、新たな一歩を踏み出す選択でした。これからも、これまで積み重ねてきた経験を活かしながら、自分らしいキャリアを築いていきたいと思います。

有冨 キャリアチェンジというと、それまでとはまったく違う道に進むイメージもありますが、これまで積み重ねてきたものを土台に、新たな知識や視点を得ていくことも一つの形だと思います。私自身、「証券を預ける側」と「預かる側」の両方を経験したことで、同じ証券業務でも見え方が変わりました。そうした経験を重ねながら、専門性をさらに深めていけることに、キャリアチェンジの面白さを感じています。

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