地元企業の海外展開をささえるパートナーとして地域と世界を「信頼」でつなぐ地元企業の海外展開をささえるパートナーとして
地元企業の海外展開をささえるパートナーとして
地域と世界を「信頼」でつなぐ
このストーリーのポイント
- 英語を活かして海外で仕事をするつもりだったが、気付いてみれば銀行員に
- 海外提携銀行への出向で見えた自分にやれること、やるべきこと
- こんな銀行業務もある。覚悟をもってその道を先頭で切り拓く
真面目で実直……かつて勝手に思い描いていた銀行員のイメージと、自分はあまりに違いすぎた。しかし入行して触れたのは、行員の多彩な人柄と、想像以上に多岐にわたる業務だった。気付けば海外への扉も開かれていた。「銀行員としての新しいあり方」を、自らの手で切り拓こうとする現在の想い語る。
株式会社百五銀行
津田 悟
サステナビリティ推進部国際ビジネス支援課

2011年入行。三重県出身。大学では外国語学部で英米学科を専攻。海外での仕事に憧れ商社なども検討したが、採用担当者の誠実な人柄に惹かれ百五銀行に入行。本店営業部での基礎習得、支店での個人・法人営業を経て、2018年から2年間、海外へ出向。帰国後は国際ビジネス支援の専門家として、地域企業の海外販路開拓を多角的に支援している。
「英語を活かしたい」から始まった、予想外の銀行員人生
私は三重県で生まれ育ちましたが、高校卒業後は隣県の大学へ進み、外国語学部で英米学科を専攻していました。当時は、将来は得意の英語を活かして海外で活躍したいという強い希望を持っており、就職活動では総合商社や海外展開に積極的な大手メーカーを中心に回っていました。
一方で、生まれ育った三重県に貢献したいという想いも持ち合わせていました。その場合に思い浮かぶ地元企業は、百五銀行一択でした。ただ、当時の私が抱いていた銀行員のイメージは「真面目で清廉潔白」という、自分とは少し距離があるものでした。正直に申しあげれば、自分が銀行の制服を着て窓口に立つ姿は、なかなか想像できなかったのです。
しかし、複数の内定をいただいたなかで、最終的に百五銀行を選んだ決め手は、採用担当の方々の姿勢にありました。就職活動生である私に対して、一人の人間として親身に向き合ってくださったのです。特に、ある役員からかけられた「納得して来てほしい。しっかり考えて、最終的に当行を選んでくれるのが一番だよ」という言葉は、今でも鮮明に覚えています。学生の将来を第一に考える誠実な組織であれば、将来を託すことができる。そう確信して、私の銀行員としての歩みが始まりました。
入行後、最初の配属先は本店営業部でした。窓口業務や出納業務など、銀行業務の根幹を一つひとつ覚えていく毎日でしたが、当初の私は焦燥感に駆られていました。何もできず、周囲の役に立てていない自分に不甲斐なさを感じ、「自分はこの選択を間違えたのではないか」と自問自答することもありました。
転機となったのは、2年目以降に営業を担当し、実際にお客さまのもとへ足を運ぶようになってからです。住宅ローンの相談でお客さまのご自宅を訪問したり、法人営業として個性豊かな企業経営者の方々と出会うなかで、少しずつ仕事の面白さがわかり始めてきました。
もともと人と話をすることが好きだったこともあり、対話を重ねて相手の悩みや夢を深く理解し、それに対する解決策を練り上げるプロセスに夢中になりました。自分の提案が共感を呼び、「津田さんにお願いしてよかった」と言っていただけたときの達成感は、何物にも代えがたいものでした。銀行員は単にお金を扱う仕事ではなく、信頼を土台にした「対人」の仕事なのだと、現場の経験を通じて学ぶことができました。

海外への出向。現場で再認識した「百五銀行らしさ」
入行前に抱いていた「海外で働きたい」という夢は、思いがけない形で実現しました。2018年、私は提携銀行である海外の銀行への出向を命じられたのです。
現地での2年間は、まさに挑戦の連続でした。主な任務は、海外に進出している当行のお客さまへの支援です。資金融資といった金融面でのサポートはもちろん、現地の商習慣のアドバイスやビジネスマッチングの提供など、従来の銀行業務の枠を越えた幅広い支援を行いました。
異国の地で働くことで、あらためて「百五銀行」という看板が持つ信頼の重さを実感しました。また、他行からの出向者と切磋琢磨するなかで、「百五銀行らしい誠実な対応とは何か」を常に自分に問い続けることになりました。この客観的な視点を得られたことは、私のキャリアにおいて非常に大きな財産となりました。海外での経験は、私に「地域と世界をつなぐ架け橋になりたい」という新たな使命感を与えてくれたのです。

コロナ禍を経て加速する、国際ビジネス支援の新たな形
2020年初頭、世界を襲ったコロナ禍のなかで帰国した私は、本社のサステナビリティ推進部国際ビジネス支援課に配属となりました。現在は、自社の商品を海外、特に成長著しい東南アジアのマーケットで販売したいというお客さまのサポートを主な業務としています。
かつては「海外に拠点を作る」ことが海外進出の主眼でしたが、コロナ禍以降、その形は大きく変わりました。「拠点は日本に置いたまま、いかに効率よく海外販路を開拓するか」というご相談が急増したのです。
海外での販売を検討する場合、市場調査や競合比較はもちろん、通関実務、検査規格、流通ルートの確保、代金決済や保険など、専門的かつ膨大な知識が必要になります。私たちは、当行が誇る強力な海外ネットワークと現地の提携銀行、さらには外部機関との連携を駆使して、お客さまの海外ビジネスをワンストップで支えています。
2024年8月には、香港貿易発展局との連携も強化しました。これにより、アジア全域への販路拡大を目指すお客さまに対して、より精度の高い情報提供やマッチングが可能になりました。変化の激しい国際情勢のなかで、常に最新の情報をキャッチアップし、お客さまに寄り添い続けることが私たちの使命です。

「前例のない挑戦」を楽しみ、地域の未来を切り拓く
銀行という組織は、時代の変化に合わせて柔軟に姿を変えていく必要があります。私が現在取り組んでいる国際ビジネス支援は、まさにその最前線です。「これは銀行の仕事なのか?」と思われるような、通関のアドバイスやプロモーション戦略の策定まで踏み込むことも少なくありません。
しかし、そこにこそ百五銀行の強みがあると考えています。決まった正解がないからこそ、自分たちの自由な発想と行動力で、お客さまの可能性を広げていくことができるのです。
入行当初の私がそうであったように、銀行という場所に「お堅い」イメージを持っている方も多いかもしれません。しかし、百五銀行には自らの意志で挑戦し、新しい道を切り拓いていくチャンスがあふれています。地元企業の素晴らしい商品を世界に届け、地域の発展に貢献する。このやりがいに満ちたフィールドで、自分らしいキャリアを築いていける喜びを感じています。

未来の仲間たちへ。誠実に向き合うことが、最大の武器になる
百五銀行には、学生に対しても、お客さまに対しても、そして従業員に対しても誠実に向き合う文化があります。英語が好き、海外に興味がある、あるいは地域を元気にしたい。きっかけは何でも構いません。大切なのは、相手のために何ができるかを考え抜き、誠実に行動することです。
私はこれからも、世界を視野に入れた国際ビジネス支援を通じて、地域社会に新しい風を吹き込んでいきたいと考えています。現状に満足することなく、自ら学び続け、変革を恐れずに挑戦し続けたい。
百五銀行という場所で、私たちと共に地元の価値を世界へとつなぎ、新しい銀行の形を創り上げていきませんか。志を共にする皆さまと、切磋琢磨できる日を心から楽しみにしています。

