新しい挑戦を続けながらステップアップ 店長を目指して地元に愛されるお店を作りたい
新しい挑戦を続けながらステップアップ
店長を目指して地元に愛されるお店を作りたい
このストーリーのポイント
- 接客と商品開発の両方で、お客様満足を追求する方針に惹かれて入社
- 未経験で魚の値付けや加工作業に挑戦。若手でも新たなチャレンジがしやすい環境
- 将来は店長を目指し、地元に愛される店舗を作っていきたい
大学時代のサークル活動がきっかけで、接客業に興味を持つ。農学部を専攻していたことから食品に関われる業界を志し、就職先はスーパーを検討。地元の千葉県を起点に、地域密着で店舗を展開しているランドロームジャパンの事業方針に惹かれて入社を決める。
株式会社ランドロームジャパン
大熊 淳史
船橋夏見店水産部
2021年入社
農学部卒。ランドロームに入社当初は青果部に入ろうと考えていたが、新人研修で刺身を切った経験が忘れられず、水産部への配属を希望。現在は船橋夏見店の水産部で、魚の加工作業や値付けなどメインの業務を任されながら活躍している。
スローガン「接客サービス日本一」に共感
大学時代は農学部で環境農学を専攻していて、現在の気候に合わせてどう効率的に農業をしていくかについて学んでいました。園芸サークルにも所属して、大学の文化祭では学校の畑で作った野菜を売る模擬店を開いた経験もあります。自分たちが作った野菜をお客様に手に取ってもらえるのがうれしくて、その時から将来は接客の仕事がしたいと考えるようになりました。
就職活動の際は、接客業であり、農産物や食品と身近に関われる業界が良かったのでスーパーを検討するように。また、私の出身地が千葉県ということもあり、千葉近辺のスーパーで働きたいという思いもありました。
ランドロームは、千葉を中心に地域密着で生鮮食品を展開していることから関心を持ちました。エントリーして話を聞くうちに、ランドロームが掲げているスローガン「接客サービス日本一」にすごく共感しました。「ただ商品をご提案するだけではなく、売り場の配置を工夫したり、お客様の出入り口である玄関を綺麗にしたりすることも、接客の一部」といった話から、従業員の方々が、いかにお客様を大事にしながら仕事に取り組んでいるかを感じられたからです。
また、ランドロームはオリジナルのお惣菜やスイーツなどの商品開発にも力を入れています。接客だけではなく、商品のクオリティにも力を注いでお客様の満足度を上げていくといった価値観にも惹かれて入社を決めました。
お客様に新鮮な魚を届けるため仕入れ、加工、接客すべてに注力
入社後は、3ヶ月間の研修を受けました。新入社員は、水産、青果、食肉など6つの部門の仕事をローテンションで経験しながら、どの部門で仕事をしたいか決めることができます。
大学が農学部だったこともあり、当初は少しでも知識を活かせそうな青果部に入りたいと考えていました。ですが、水産部の仕事を体験した時に、初めて魚をさばいてお刺身を作るのが本当に楽しくて。魚をさばけるようになったらかっこいいし、自分で加工したお刺身を、お客様の手に取ってもらえたらやりがいも大きそうだと思い、水産部に配属希望を出しました。
念願叶って水産部の配属が決まり、入社3年目の現在は船橋夏見店で働いています。一日の流れを説明すると、まずは朝出勤したら前日に発注した魚がバックヤードに届いているので、その日に加工する分と保管しておく分を仕分けします。仕分けが終わったあと、開店までにやることは日によってバラバラです。前日に魚の切り身がよく売れていれば、切り身の仕込みに入りますし、加工の必要がない魚の入荷が多ければ、パック詰め作業を中心に行います。
お店が開店したら、特に力を入れていくのは売り込みです。さばきたての魚や、広告に載っている目玉商品を売り場に出す時は、声を出してアピールしたり、マイク放送で呼びかけたりしています。魚は鮮度が命です。お客様に新鮮なうちに魚を手に取ってもらえるよう、売り場を盛り上げる意識は大事にしていますね。その後も売れ行きを見ながら補充や加工作業を行い、夜6時頃に退勤します。
その他、私たち社員がメインで行う業務は、魚の発注作業と加工の方法を決めることです。具体的には、その日に発注できる魚の種類を見ながら、どの魚を選びどう加工するか、どれくらいの量をパックに詰めるかを考えていきます。
また、加工した魚の値段も決めていきます。値段を決める時は、加工前の魚一匹あたりの原価と照らし合わせて、いくら利益が出るか考えながら設定しなければなりません。チーフと相談しながら決めていくのですが、ここで意識しているのは、必ず自分の意見を伝えること。ただチーフの指示に従うだけでなく、自ら提案していく姿勢を大切にしています。
値段や加工の方法が決まったら、次の日の朝すぐに作業に取り掛かれるよう指示書にまとめていきます。値段を考えたり準備をしたりすることが多くて大変ですが、お客様にどの魚をどんな形で食べてもらえれば喜んでいただけるかを意識しながら取り組んでいます。
魚の種類もわからなかった入社直後から、刺身が作れるまでに成長した
今でこそ色々な仕事ができていますが、最初は魚の知識がほぼゼロからのスタートでした。そんな私を育ててくれたのが、新入社員研修の後に配属になった西白井店でした。
配属になってまず大変だったのが、魚の種類を覚えることです。一番最初はパックに値段シールを貼る作業を任されたのですが、どれが何の魚なのかわからず、シールすら貼れない状態。作業が進められないので、まずはチーフやパートの方々に魚の名前を確認することから始めていきました。毎日シール貼りを続けていくうちに、「これは昨日も見た魚だな」とピンとくることが増えてきて、2ヶ月くらいで魚の種類を見分けられるようになりました。
そのうちに発注管理、値段の設定の仕方などをどんどん教えてもらえるように。初めてのことばかりで飲み込むのがやっとでしたが、周りの人に助けてもらいながら、少しずつ覚えていくことができました。入社2年目の時に三咲店へ異動になりましたが、1年目で学んだ知識と経験を活かしてひと通りの仕事ができた時は、大きな自信につながりましたね。
そして、入社3年目で配属になった船橋夏見店では、本格的に魚をおろしたり、お刺身を作ったりする加工作業を経験することに。チーフにはどうすれば綺麗にお刺身が切れるか、盛り付けを華やかにできるかを一から教えてもらいました。
包丁を入れる角度や盛り付け方に気を配ると見栄えが全然変わるので、技術を教えてくれたチーフには本当に感謝です。最近は、自分が作ったお刺身をお客様に手に取ってもらえる機会が増えました。新人研修をした時に思い浮かべていた念願が叶ったことを、とてもうれしく思います。
少しずつできることが増えていくたびに、何にも変えられない喜びと達成感を味わえるのが、この仕事の好きなところです。新しいことを覚えるのは苦労もありますが、あきらめずに一つひとつ取り組む姿勢を大事にしてきたからこそ、ここまで成長できたのだと感じています。
将来は店長になって、生まれ育った地元を盛り上げたい
社員同士で交流できる機会が多いのも、ランドロームに入社して良かったと思う理由のひとつです。ランドロームには、部活動のように社員が集まって好きなことを楽しめる制度があります。私は週に1回有志の方々とバスケをしていて、部門や役職に関係なく皆さんと汗を流せるのが仕事終わりの楽しみです。まさに仕事もプライベートも充実した日々を送ることができています。
私の将来の目標は、生まれ育った千葉の野田市に新店舗を作り、そこで店長になることです。ランドロームは千葉に根差して店舗を展開していますが、実は野田にはお店がありません。この大きな目標を叶えようと思う気持ちが、働く原動力になっています。
店長を目指せるよう社内に貢献するためには、お客様満足はもちろん、従業員の皆さんが快適に働けることも追求する必要があると考えています。以前、包丁で加工作業をしていた時に、後片付けを中途半端にしたまま他の作業に移ってしまったことがありました。次に包丁を使う人が後片付けをしてくれたのですが、私の不注意によって、その方の作業の開始を遅らせてしまったことを本当に反省しました。
それからは、ただ自分の業務に集中するだけではなく、周りの人がいかに心地よく働けるかにも気を配りながら仕事をしています。今後もこの想いを忘れずに新しいチャレンジを続けながら、ゆくゆくは地元・野田の方々に愛される店舗の店長になれるよう頑張ります。