ひとが、ひとの力を引き出す。お客さまの人生に寄り添う仕事に対してユニットで挑む。

ひとが、ひとの力を引き出す。お客さまの人生に寄り添う仕事に対してユニットで挑む。

ひとが、ひとの力を引き出す。お客さまの人生に寄り添う仕事に対してユニットで挑む。

このストーリーのポイント

  • お客さまと直接深く関われる不動産仲介業界に魅力を感じ、人を大切にする社風に惹かれる
  • いち早くユニットリーダーに抜擢されたときに感じた戸惑いと上司や先輩たちの支え
  • 女性のロールモデルとなり、後に続く後輩たちに道を示したい

三井不動産リアルティは、不動産仲介事業から駐車場事業、カーシェアリングなどを手掛ける不動産流通業界のリーディングカンパニー。全国に展開される「三井のリハウス」は、36年連続で全国売買仲介取扱件数No.1の実績がある。「人生で最も高額な買い物」といわれる不動産取引に対して、不動産のプロとして、目の前のお客さまに真摯に向き合い、深く・長く関係を築けることがやりがいとなる仕事だ。

PROFILE
三井不動産リアルティ株式会社

A氏

総合職リテール事業 ユニットリーダー

2015年新卒入社 法学部卒業

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長期休暇には趣味のダイビングでリフレッシュ。家で過ごすときは、動画を見るなどリラックスして過ごすことが多い。2022年度より、ユニットリーダーに就任。後輩の女性社員からもロールモデルとして憧れの存在となっている。

ダンスやバレエ経験で培われたチームで動くときのバランス感覚

私は、4歳から大学生までずっとバレエ・ジャズ・チアダンス・ヒップホップと様々なダンスを続けてきました。ダンスは、基本的にチームとしての調和が問われる競技なので、ひとりだけが目立つとうまくいかない場合も多くあります。自分自身のレベルアップとともに全体のバランスを見る両方の視点が必要なのです。
その影響もあってか、フリーなポジションでチームをサポートするのが得意だと思っています。陰から支える役割を担い、チームや組織がうまく回ることに喜びを感じていました。

私の就職活動の軸は一貫して、「人生のターニングポイントに関わる仕事」に就くこと。そう思ったのは、ブライダル関連のアルバイト経験がきっかけでした。ただ業界の将来性はやや不安に感じていたので、他の業界も調べたところ、不動産流通業界に出会ったのです。不動産取引はまさに人生のターニングポイントであり、「より深く、より長くお客さまとお付き合いできる点」が魅力的に映りました。
さまざまな企業の説明会に参加しましたが、三井不動産リアルティだけが常に名前で呼んでくれたのです。この就活生を尊重する姿勢から感じた「顧客志向」の社風は今も印象に残っていて、当社を選ぶ決め手にもなりました。

就職活動変遷ロードマップ

習いながら慣れる-仕事のスピードに悩むも、お客さまと深く関わる仕事にやりがいを感じ、成長

新卒として配属されたのは芝浦センター。当社は「ユニット制」という独自の営業スタイル。ひとつのユニットは1名のユニットリーダーと、1~3名のメンバーで構成されます。

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私たちの1週間の仕事は木曜に始まり、月曜に終わります。週末にお客さまと直接お会いする機会が多いため、木・金の2日間の事前準備が大事です。お客さまへの提案には時間をかけ、ベストな準備を心がけてきました。慣れないうちは、先輩より時間がかかるのは当然ですが、当時はとくに遅いほうだったと思います。長く時間がかかることは良いことではないですが、自分で納得できるまでとことん仕事に取り組ませてもらったおかげで、その後の業務スピードも上がり成長につながったと思います。その結果、私を通して不動産をご購入していただいたお客さまから、取引終了後にご自宅に招待していただいたことや、大切なご友人や親戚を紹介していただいたことがありました。その瞬間に「お客さまと深く関わる仕事」であることを実感できました。

入社5年目で現在の麻布センターへ異動しました。仕事内容は変わらないのですが、接するお客さまは様変わりしました。芝浦では主に大手勤務のサラリーマンのお客さまで、年齢層は30代。初めて住宅ローンを組んで自宅用の不動産を購入するという方が多かったです。一方で、麻布ではより年齢層が高く、大手企業の役員クラスや経営者などいわゆる富裕層が現金で購入されます。自宅用だけでなく節税や相続対策などを目的とし、これまで必要ではなかった贈与税など税金面や法律面の知識も求められます。お客さまのために役立つことなら、新しい知識の習得にも身が入るので自身の営業の幅も広がっていると感じます。

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【ユニットリーダーへの昇進】予想外の抜擢に戸惑うも、元上司の激励で覚悟を決める

後輩の相談に乗りつつ、ユニットリーダーのサポートをする働き方は、従来からの私の志向にマッチしていてやりがいを感じていました。ところが思ったよりも早く、ユニットリーダーに昇進する話を伝えられ、とても驚きました。ユニットリーダーへの昇進は10年目くらいのことが多く、その時点で私は8年目を迎える直前でした。異例の抜擢で光栄な話ですが、自分では予想もしておらず、少し戸惑ってしまい、芝浦センター時代でお世話になった以前の上司に電話で相談することにしました。
「じゃあ、来年なら、自信をもって『リーダーやれます』って言えるようになる?最初からほかのユニットリーダーの先輩みたいになる必要はない、逃げずに”やってみる”のがいいのではないか。」そんな厳しくも温かい励ましの言葉をいただき、これから少しずつユニットリーダーらしさを身につければいいと、気持ちが少し軽くなったことは今も忘れられません。背中を押され覚悟を決めました。

ユニットリーダーになっても”お客さまと直接深く関わる仕事”に大きく変わりはありません。ただし、これまでは自らが担当するお客さまと接することがメインでしたが、それに加え、メンバーを介して、ユニット全体のお客さまとも関わる形に変わったことへの難しさを感じることがあります。大変になったと感じることも多いですが、サポートした結果、メンバーから「お客さまに感謝していただけました!」という報告をいただくことがあり、成長していく姿を見ることを自分事のように喜べるのは、リーダーにならないと分からなかった醍醐味だったのかもしれません。

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「女性のロールモデル」という期待に応える道

ここ数年、総合職の新卒採用での女性比率は3割超に増えてきましたが、まだ他の業界に比べると少ないのが現状です。独身時代はともかく、お客さまの都合に合わせた結果、商談時間が平日の夜間になる等、女性が育児をしながら不動産仲介の仕事を続けるのが難しい側面はあったと思います。しかし、当社はユニット制で営業しているため、社員同士がサポートし合うことで、お客さまの期待に応えることができます。加えて、働き方改革や女性活躍推進等の、当社独自の取り組みや制度面の充足(育児休暇や時短勤務等)が急速におこなわれ、女性がライフイベントを迎えても、不動産仲介の仕事を続けることができる環境が整ってきていると肌で感じております。私も今年結婚という節目を迎えました。今後、出産や育児さらに先には介護などの事情も生じるかもしれませんが、周囲のサポートを得ながら仕事にも全力を注げる新たなロールモデルとしての姿を探っていきたいと考えています。

まだそうした長く女性が活躍する姿が少ないからこそ、誰もがロールモデルになれる可能性も秘めていると言えるのではないでしょうか。まずは私自身が、後に続く女性社員の道になれるように、これからも成長を続けたいと思っています。

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