
他行から転身して窓口業務へ。お客さまの信頼にお応えするチカラになる。
他行から転身して窓口業務へ。
お客さまの信頼にお応えするチカラになる。
このストーリーのポイント
- 銀行での窓口業務の経験を活かしてキャリア入行
- 他行出身者も温かく迎え入れてくれる開放的なカルチャー
- 三菱UFJ銀行のブランドを守ることに貢献する喜び
法人・個人を問わず、お客さまとの重要な接点となる窓口。お客さまが三菱UFJ銀行に対して寄せる信頼にお応えする、やりがいある業務である。その責任の重さが、喜びにつながる。
株式会社三菱UFJ銀行
R・O
新丸の内支店 営業課
2024年11月入行。大学卒業後、銀行に入行。営業店2ヵ店で、窓口業務全般を担当する。約5年半の経験を積んだ後、三菱UFJ銀行に中途入行。新丸の内支店営業課に配属され、ロビーのご案内を担当後、現在はハイカウンター、ローカウンターの窓口業務に携わる。
行員を大切に守ってくれる
ファッションが好きだったことから進んだのが大学の被服学科。マーケティングのゼミでは、店舗づくりやターゲティングなど、ブランド戦略全般を学びました。洋服をつくるより着ることに興味があったので、ゼミはとても楽しかったです。
普通ならこのままアパレル業界への就職をめざしたところでしょうが、私は母がカード会社に勤務していたこともあって、金融業界を志望することにしました。洋服が好きだからこそ、仕事として洋服には関わりたくないという思いがあったのです。
とはいえ金融業界といっても漠然としたイメージしかなく、いくつか受けた中で内定をいただけた銀行に入行することにしました。
前職では2つの営業店で勤務しました。いずれも小規模な店舗で、特に1ヵ店目は郊外のお店ということもあって、ご高齢の個人のお客さまが中心でした。地域密着型の店舗で、私は金融商品の提案など幅広い業務を担当しました。2ヵ店目ではチームリーダーとなり、メンバーの管理をしながら引き続き窓口業務全般を担当しました。
小規模な店舗であったため、常に人員はギリギリの状態で、一人ひとりの業務負荷は相当なものだったと思います。チームリーダーである私は忙しくても誰にも頼れない状態が続きました。精神的にも身体的にも辛い状態が続いたのは確かです。そうした辛さが限界に達し、あふれそうになったとき、思い切って環境を変えようと決意し、転職を選びました。
営業店での窓口業務を一通り5年以上担当したことで、相応のスキルや知識が身についたという自負はありました。この経験を活かす意味でも、転職先は銀行業務に携われる環境がベストだと考えました。そんな中で出会ったのが三菱UFJ銀行です。国内トップバンクである三菱UFJ銀行が積極的にキャリア採用を行っているとは知らなかったので、“まさか”という驚きがありました。
働きながらの転職活動だったため、様々な配慮をいただき、面接はWebで行われました。実はその面接の場で、現在の仕事の状況を話しているうちに感情が高ぶり思わず泣いてしまったのです。そんな私に対して面接官の方が「個人に負荷がかかりすぎるのでは、という心配はいりません」とおっしゃってくださったことを今でも鮮明に覚えています。この言葉に、行員一人ひとりを大切に守ってくれる銀行なのだという印象を強く持ちました。
中途でも抵抗なくスムーズに溶け込めた
三菱UFJ銀行への入行を決めたきっかけは、幼なじみのお母さんの言葉でした。この方は三菱UFJ銀行に20年近く勤務されており「すごく良い会社だから、ぜひ」とおっしゃってくださったのです。トップバンクならではの安定性はもちろんのこと、組織体制もしっかりしているので働きやすいと伺い、私は入行を決意。前職での引き継ぎの期間なども配慮していただいたおかげで、余裕を持って転職することができました。
とはいえトップバンクですから社風は堅苦しく、敷居も高いのではと思い、半ば萎縮しつつも入行を決めたのは確かです。
入行後は4日間の導入研修を受けました。ロールプレイングによるロビー業務の研修や帳票の書き方など実務に直結する内容が中心で、キャリア入行者にとっても十分な理解と実践力が身につくような充実したプログラムでした。
一緒に受講したメンバーは3人で、金融機関での業務経験をもつ仲間ばかりでしたから、基本ができていることもあって、比較的スムーズに研修は進みました。
その後に配属されたのが、現在の新丸の内支店の営業課です。前職では郊外や住宅街の店舗でしたので、都心の店舗に配属されたことには驚きました。同時に、果たして自分の経験やスキルが通用するだろうかという不安もありました。
配属されて感じたのは、三菱UFJ銀行は業務のルールが細かく決められており、“きっちりしている”ということでした。覚えることや守るべきことは多いものの、業務範囲が明確であることは、私にとってはむしろ心地よく感じました。
意外だったのは、想像以上にスムーズに職場に溶け込めたことです。誰もが優しくフランクで、分からないことを質問すると丁寧に教えてくれますし、その方が分からない場合でも一緒に別の人に聞きに行ってくれるような温かい雰囲気がありました。「トップバンクだから敷居が高いのでは」というイメージは、私のまったくの思い込みだったと気づかされました。
できて当たり前。その積み重ねが信頼に
現在私は新丸の内支店でハイカウンターおよびローカウンターでの窓口業務全般を担当しています。
ハイカウンターでは、入出金、振込、税金納付等の手続きを担当。ローカウンターでは口座開設、諸届出等の手続きを行っています。場所柄のせいか、法人のお客さまが中心です。経理のご担当者など、銀行の業務についてご理解されている方が多く、業務は比較的スムーズです。
外国人のお客さまが多いことにも驚きました。私は英語が得意ではないですが、カタコトのコミュニケーションでなんとか対応しています。
ローカウンターでの業務はまだOJTの途中。経験を積みながら勉強しているところです。
法人の代表者変更の手続き、破産管財人による口座解約の手続きなど、お客さまのご相談内容は様々。前職では無縁だった、当行ならではの海外関連業務もあります。
また、法人だけでなく、都心にお勤めの個人のお客さまからのご相談もあります。
一番の面白みは、経験を重ねるにつれて自分にできることの幅が広がっていくことです。今もお話ししたようにローカウンターのお客さまは多種多様なご相談をされますので、当初は先輩や上司に相談しなければお答えできないことも多々ありました。それが次第に自分一人で対応できるようになっていくことで、自分の成長を感じるとともに、三菱UFJ銀行の一員になれたという実感が強くなっていきます。
とはいえ、ご相談内容が幅広く、しかも深いのがローカウンターでの業務です。窓口業務は、できて当たり前と思われがちではあるのですが、それは決して簡単なことではありません。どのようなご質問にもお答えできるよう、先輩に教わるのはもちろんのこと、自分でも日頃から学び続けることを心がけています。
窓口業務の仕事は、成果が具体的な数字となって見えるわけではありません。しかし、お客さまからの信用にお応えする、重責を担っています。自分は窓口業務を通じて三菱UFJ銀行のブランドイメージを高めることに貢献しているんだという意識は、かなり強くなったと感じています。
門戸はいつでも開いています
個人的に一番楽しいのは、チームとしての一体感が得られたときです。
営業課では誰かが困っていれば常に他の誰かが助けてくれますし、新しい取り組みを始める際には全員が前向きな姿勢で臨んでいます。ネガティブな声が出ることはほとんどなく、雰囲気の良い職場です。そのため、自然と業務スピードも上がり、お客さまへのサービスの向上にもつながっていると感じています。
お互いに支え合いながら全員で前へ進んでいく、そんな日々の積み重ねが、私にとって大きな喜びです。
今後の目標についてですが、まずは窓口担当者として私のできる業務を増やしていき、誰に相談しなくても完璧にこなせるようになりたいと考えています。そして、周囲のメンバーから安心して仕事を任せてもらえる存在になれたらと思います。 そのためにも今は日々、勉強の積み重ねです。
私は、一度決めたら失敗してもいいから前に進んでいくタイプですので、転職にもためらうことなく一歩を踏み出せました。三菱UFJ銀行がキャリア採用にも力を入れていることをご存じない方も多いかとは思いますが、門戸は広く開いていますので、ぜひ勇気をもって一歩を踏み出していただけたらと思います。
銀行業務に限らず、どんな経験でも絶対にアドバンテージになるでしょう。