未経験だからこそ、成長の余地は大きい。タカミヤは“やってみたい”を応援してくれる場所

未経験だからこそ、成長の余地は大きい。タカミヤは“やってみたい”を応援してくれる場所

未経験だからこそ、成長の余地は大きい。タカミヤは“やってみたい”を応援してくれる場所

このストーリーのポイント

  • 実技研修や釣り研修など、体験を大切にしながら社員がスキルアップできる
  • 自ら手を挙げ、挑戦する気持ちを応援してくれる社風
  • 部署や役職の垣根を超え、挑戦を褒めて支え合う人の温かさ

釣具専門店「ポイント」を全国展開する株式会社タカミヤでは、未経験者でもチャレンジしやすい研修や教育システムが整備されている。そのため初めてでも、それぞれのフィールドで自分らしい仕事の形が見つかる。今回は、店舗や部門は違えど、自らの強みを活かして活躍する3人の若手社員に、入社のきっかけや研修での学び、壁を乗り越えた経験についてたっぷり語ってもらう。

PROFILE
株式会社タカミヤ

佐藤 祐香

ポイント小倉湯川店
2016年入社

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八幡本店ルアースタジアムを経て現職。レジ業務や売り場づくり、後輩指導など、店舗の接客全般を担当している。うさぎと過ごす休日の時間が癒し。


松尾 健

本社 システム推進室
2020年入社

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店舗勤務と、社外での研修を兼ねたシステム業務を経験した後、本社で社内システムの設計・開発を担当する。業務効率化ツールやアプリ開発など担う。趣味はPCゲームや家族とのショッピング。


宮原 直大

小売事業部 久留米津福バイパス店
2023年入社

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久留米店、日向店を経て現職。イベント企画にも関わり、釣りの魅力を地域に広げる活動に力を入れている。休日も磯に出かけるほど釣り好き。


未経験でも大丈夫。私たちがタカミヤを選んだ理由

──まずは、皆さんの入社動機や学生時代について教えてください。

佐藤 商業高校に通い、吹奏楽の練習に熱中するような部活漬けの毎日を送っていました。卒業後は「早く働いて、育ててくれた家族の支えになりたい」という思いがあり、就職を希望していたんです。そこで、先生に紹介されたのが、卒業生も多く在籍しているタカミヤでした。先輩がいる安心感に加え、「未経験でも大丈夫」という募集内容に背中を押されて決意しました。釣りはまったくの未経験で、あまり身近ではありませんでした。

松尾 私は大学で情報学を専攻し、プログラムなどを学んでいました。就職活動で意識したのは「受託開発ではなく、自社サービスに関わる仕事がしたい」ということです。タカミヤは合同説明会で知りましたが、小売やEC、卸など複数の事業を展開していて、安定性だけでなく将来性も感じました。

中高生のころから釣りの経験があり、釣具店の「ポイント」には親しみがありました。ポイントの店員さんはいつも丁寧に対応してくれて、「釣れましたか?」と私の顔を覚えて声をかけてくれたときの対応が今でも胸に残っています。

宮原 松尾さんも釣りになじみがあったんですね。ちなみに出身はどちらでしたっけ。

松尾 長崎です。海が近かったので釣りに行く機会はありましたが、友人に誘われて行く程度で、自分から竿を持って出かけるタイプではなかったですね。

宮原 そうなんですね。私は熊本出身で、もともと釣りが趣味なんです。学生時代は陸上部に打ち込みながら、友人の前で漫才をしたり、人を笑わせたりするのが好きだったので、就職活動では接客業を中心に見ていました。その中でタカミヤを志望したのは、「好きなことを仕事にしたい」と思っていたからです。私も普段からポイントのお店を利用するたび、スタッフの活気や笑顔に惹かれ「自分もこの一員になりたい」という意欲が強くなりました。

──入社や配属前に不安だったことはありますか?

佐藤 釣りの知識がないのは仕方ないとして、接客への不安が大きかったです。これまでアルバイト経験がなかったので、接客に苦手意識というか、未知の怖さもありました。

宮原 私もアルバイトをしたことがなかったので、不安でしたね。陸上部で培った体力や、仲間うちでの盛り上げ役の感覚をそのまま仕事にも活かせると思っていたのですが、働き始めると毎日が学びの連続でした。スタッフの皆さんは外から見ていたとき以上にエネルギッシュで、お客さまを笑顔にする仕事には、また別のパワーが必要だと感じました。

松尾 私が入社した年はちょうどコロナ禍で、その不安はありましたね。集合研修は実施できず、入社と同時に店舗に配属されたんです。でも、お客さまにとっては新入社員もベテランも関係ないので、そこは「気合で乗り切ろう」と。同期の顔さえ知らないような状況でしたが、配属先の店舗スタッフの方々が温かく迎え入れてくださり、優しくサポートしてもらえたのが支えになりました。

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失敗と緊張を乗り越えて。実務で得た「自信」と「やりがい」

──研修を通じて印象に残っていることや、成長につながった経験はありますか?

佐藤 新入社員が受ける実技研修が印象に残っています。実際の店舗に立ってレジ対応や接客をするのですが、初めてお客さまの前に立った時は、緊張しすぎてまともに話すことすらできませんでした。ただ、そのおかげで現場の空気感や緊張感を肌で知れたので、今となれば貴重な経験でした。

宮原 私も同じ研修を受けましたが、売り場での声出し一つ取っても、緊張してしまって声が小さくなってしまって…。

私が好きなのは、定期的に開催される「釣り研修」です。入社直後に立候補してイカ釣り研修に参加したんですが、「竿先でアタリ(魚の反応)を取る感覚」といった具体的なノウハウを学ぶことで、お客さまへアドバイスするときの引き出しが増えました。単なる商品説明ではなく、体験に基づいた提案ができるようになったのは大きな成長だと思います。

佐藤 私も釣り研修にはよく参加します。釣りは未経験でしたが、研修で感じたことをもとに「初心者でもこの仕掛けなら使いやすいですよ」「今の時期はこの魚が狙えます」など、私目線のリアルな情報をお伝えできると自信にもなります。

松尾 それ、いいですね。店舗だけでなく本社にも毎年恒例の「本社釣り研修」があります。部署を横断して交流できるレクリエーションや、釣果を競う大会なども開かれ、社員同士のコミュニケーションの場にもなっているんですよ。

──入社後、壁にぶつかったことはありますか?

佐藤 1年目は、とにかく業務を覚えるのに必死でした。特にレジ業務は、会計だけでなく仕入れ入力などの事務作業も多く、覚えることが山ほどあります。慣れないうちは焦ってしまい、レジ周りを散らかしたままのこともあったんです。上司から「一度に全部やろうとしないで、まずは整理整頓を意識しよう」とアドバイスをいただき、そこから不思議と少しずつ落ち着いて対応できるようになりました。業務全体を見渡せるようになってからは、効率を考えて動けるようになり、店長から褒めていただけるまでになりました。

宮原 たとえ壁にぶつかっても、褒めてもらえると励みになりますよね。接客で難しいのは、何を買うかまだ決めていないお客さまとの接し方でした。購入したいものがはっきりしている方と異なり、どう声をかけてよいか分からず、遠くから様子をうかがうだけだった時期もあります。ただ、少しずつコツをつかみ、今ではお客さまの表情を見て「どんな釣りをされるんですか?」と気軽な世間話ができるまでになりました。釣り研修で得た体験も交えて話し、店長から「今の接客はパーフェクトだった」と褒めていただけたときは本当にうれしかったです。日々のフィードバックをもらいながら成長を実感できると自信につながっています。

松尾 褒める文化、本当に大事ですよね。本社にもしっかり根づいていますよ。私の壁は、大学で学んだ知識だけではエンジニアとして通用しないという事実でした。プログラミングには一定の自信がありましたが、まずは社内の仕組みや業務の流れを理解しないと何もできないと痛感したんです。

そこで、Excelを使った業務自動化のマクロづくりから挑戦しました。試行錯誤しながら、売上管理やグラフ作成を自動で作れるツールをつくったところ、近くの店舗の方が「助かったよ」「便利になったね」と感謝を伝えてくれることがありました。タカミヤは部署間の距離が近く、自分の仕事が誰かの役に立っていると実感できるんです。

佐藤 店舗スタッフで自動化ツールのありがたさを感じていない人はいないと思います。どんどん便利にしてくださるシステム部門の方には感謝しかありません。

松尾 こうした成果も、実は研修のおかげなんです。入社して数年経過し、技術的な壁を感じていた頃、社長から「外の世界を見てみないか」と提案され、システム会社に1年間出向させていただきました。そこでの経験を通じて、ものの見方が大きく変わり、技術的にも精神的にも鍛えられましたね。

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“やってみたい”を後押ししてくれる会社で、次の挑戦へ

──今後チャレンジしたいことを教えてください。

宮原 これからは、店舗で自主的に企画するイベントをもっと増やしたいと思っています。先日は私の発案で「アームストロングダービー」というお客さまが持ち込んだテナガエビの腕の長さを競う大会を企画しました。イベントの名前もユニークでしょう。開催していた1か月間、とても盛り上がり、お店がお客さま同士の交流の場にもなりました。今後、店舗単位にとどまらずエリア全体を巻き込むような大きなイベントに育てたいですね。

佐藤 経験や年次に関係なく「やってみたい」と手を挙げれば背中を押してくれるタカミヤの社風が伝わってきますよね。アームストロングダービー、お客さまもスタッフもランキング形式で競っているのが面白いです!

宮原 佐藤さんも参加してみませんか(笑)。チャレンジという意味では、「釣り奨励制度」も大きいですよね。毎年、地区ごとにさまざまな釣り企画があり、自分の好みに合わせて参加できます。参加費用の一部は会社が負担してくれる仕組みになっているので、釣り研修もハードルが低く感じられますよ。こうした制度を活用して、もっと多くの釣りを体験し、お客さまにリアルなアドバイスができるようになりたいと思っています。

佐藤 私は、後輩の育成を頑張りたいです。私自身も、一度に多くのことを詰め込んでパンクしそうだった経験があります。無理はさせずに、それぞれの成長ペースに合わせて、少しずつ、着実に成長できるよう指導できるようになるのが目標です。

松尾 やはりタカミヤのシステム開発を、私が担いたいです。先ほどお話しした外部会社への出向は、私が第一号でしたが、今では後輩も続いて貴重な経験を積んでいます。タカミヤはアプリ開発にも力を入れていて、自分でコーディングして形にすることもあります。出向や研修で得た知見を活かしながら、さらに成長していきたいです。

宮原 そうそう、アプリはすごく便利です。以前は紙のポイントカードでしたが、今はアプリで釣り場情報や「今どんな魚が釣れているか」といった最新情報も確認できるようになっていて、お客さまとの距離がさらに近づいたと感じています。

──最後に、どんな人と一緒に働きたいか、未来の後輩へのメッセージをお願いします。

佐藤 未経験でも不安に思う必要はありません。私自身、釣りも接客経験もありませんでしたが、充実した新入社員研修や、店舗での先輩方の丁寧な指導のおかげで成長できました。自信がなくても「笑顔」と「元気」さえあれば大丈夫です。一緒に働けるのを楽しみにしています。

松尾 私は、前向きでチャレンジ精神がある人と一緒に働きたいです。タカミヤは今、無人店舗やアプリ開発などデジタルの領域にもどんどん注力しています。会社の方向性とも合わせて、失敗を恐れずに新しいことに挑戦できる方なら、きっと活躍できると思います。

宮原 松尾さんと同じで、チャレンジ精神が旺盛な人がいいですね。先ほどのダービー企画のように、タカミヤは「やってみたい」と手を挙げた人を応援してくれる会社です。ぜひ一緒に新しい企画を立ち上げましょう!

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