大好きな本に囲まれて働きたい。そんな想いをかなえる、文教支援ソリューションの仕事。

大好きな本に囲まれて働きたい。そんな想いをかなえる、文教支援ソリューションの仕事。

大好きな本に囲まれて働きたい。
そんな想いをかなえる、文教支援ソリューションの仕事。

このストーリーのポイント

  • 本が好きという気持ちを大切に、仕事に取り組む
  • 大学の幅広い業務を通じて、学生をサポート
  • 大学と学生に寄り添う姿勢を大切にする

多岐にわたる大学の業務をサポートする、日本アスペクトコアの文教支援ソリューション。図書館員として図書館の運営に携わることもできる。学生の充実した学びを支える、やりがいのある仕事だ。

PROFILE
日本アスペクトコア株式会社

丸田 賢太郎

文教ソリューション営業部
ライブラリーサービス営業グループ
2017年入社(中途)

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日本文学科卒。大学卒業後、フラワーショップ勤務、BPOサービス企業での大学図書館派遣を経て、自分の可能性の幅を広げたいと考えて日本アスペクトコアにキャリア入社。文教支援サービスに配属されて大学の学生課等での勤務を経験した後、ライブラリーサービスに異動し、大学図書館での業務に携わる。

安定を求めて選んだのは、広がり続ける可能性のある場所

私が日本アスペクトコアに入社したのは27歳の時。前職では、当社と同じBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスを提供する企業でアルバイトとして採用され、大学の図書館で働いていました。
もともと本が大好きで、日本文学科に進学したほどです。本に関わる仕事がしたいという想いがずっとあり、図書館司書資格も取得しました。そのため、大学図書館での仕事はとてもやりがいのあるものでした。

しかし、将来を考えたとき、アルバイトという働き方は大きな不安材料でした。いずれは正社員として働きたいと考えていたところ、日本アスペクトコアの人材募集のサイトを見つけました。
当時アルバイトをしていた会社と同じ業界だったため、日本アスペクトコアの社名は聞いたことがありました。詳しい業務内容は知らなかったためホームページを確認したところ、想像以上に幅広い業務を手がけていることがわかり、驚きました。
図書館の業務だけでなく、機会があれば未知の業務にも挑戦してみたいという気持ちもあったため、強く惹かれて応募を決意しました。

実際に応募したところ、大学図書館の業務委託の採用はすでに終了しており、大学業務の委託であれば採用が可能とのことでした。幅広い業務を経験したいと思っていた私にとって、それはむしろチャンスでした。大学の他の業務を経験することは、将来的に図書館業務にも活かせると考え、大学業務の担当として入社を決めました。
また、当初は契約社員としての採用でしたが、正社員登用の道があることも決め手となりました。現在では希望通り正社員として働いており、長く安定して活躍できる理想的な職場を得ることができました。

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大学というフィールドで育んだ、使命感とプロ意識

入社後は文教営業グループに配属となり、教務事務運営サービスを担当しました。これは文字通り、大学の職員とともに学生課や教務課等の机に座って、学生に対するさまざまなサービスを担う仕事です。就活生の皆さんも学生課などを訪れて質問や相談をしたことがあるかもしれません。
新学期が始まる時期には時間割をどう組み立てたらいいかという相談に乗ったり、各種証明書の発行業務を担当していました。
もちろん大学には多くの職員がいますが、常に十分な人手が確保されているわけではありません。そうした部分を補い、実際の業務を通じてサポートすることが私の役割でした。

学生の皆さんから見れば、私も大学の職員の一人です。当然、私もそう見られていることを自覚し、職員と変わらない責任感をもって業務にあたりました。
例えば履修登録について相談された際に、誤ったアドバイスをしてしまえば大変なことになります。絶対にミスしてはならないという責任を感じていました。
勤務していたのは私の母校ではありませんでしたが、日々の仕事を通じて自分の学生時代を振り返ることも多くありました。若い学生たちと接することは純粋ににとても楽しく、大きなやりがいを感じていました。

特に印象に残っているのは、入社3年目に経験した災害対応です。当時、私は大学の財務課に異動し、経理業務を担当していました。そのとき、大型の台風によって多摩川が氾濫し、校舎が水没するという被害に直面しました。職員総出でその対応にあたり、私もイスや机を消毒・洗浄したり、濡れた書類を処分したりと復旧作業に取り組んだのを覚えています。
こうした事態は事前に想定できるものではなく、当社の提供するBPOサービスの範囲外です。実際、「請負契約に含まれていない」と復旧作業を断るサービス事業者もいました。しかし、私はクライアントや学生に寄り添うことこそが私たちの使命だと考え、迷わず復旧作業のお手伝いをしました。
お客様のために精一杯尽くすことは、社員行動指針に「常にお客様の視点で観る」と掲げる当社ならではの姿勢だと自負しています。

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図書館の舞台裏を支えるリーダーになる

入社4年目にライブラリーサービス営業グループへ異動しました。念願だった大学図書館での勤務です。前職での経験はもちろん、大学で取得した図書館司書資格を活かすチャンスがついにめぐってきたと思いました。
私の勤務形態は、特定の大学図書館に常駐するのではなく、当社が契約を結んでいる首都圏の複数の大学図書館を担当する形です。各大学の職員が休みで人手が足りなくなった、などの際にサポートスタッフとして駆けつけて仕事をしています。業務内容は、貸出・返却対応、レファレンスサービスなどといった閲覧業務に加え、目録整理やデータ入力などのバックヤード業務まで多岐にわたります。つまり、学生の皆さんが図書館で目にする職員の業務そのものを担っています。
こうしたライブラリーサービスにおいて当社は長年の実績を積み重ねてきました。
また、先ほどもお話ししたように、お客様に寄り添う姿勢を大切にしています。これらが強みとなって、多くの大学図書館から厚い信頼をいただいています。

異動後、大きなチャレンジも経験しました。それが、書架の整理作業です。
ある大学図書館で資料が増え、書架を空けなくてはならない状況となり、春休みを利用して一斉に整理作業を行うことが決定しました。そして、私が現場でのリーダーを任されることになったのです。具体的には、3階の書架から大量の書籍を4階の書架へ移動させる作業で、パートスタッフやアルバイトの方々と協力して作業を進めました。
リーダーとして特に心がけたのは、10人ほどのスタッフの働き方の管理です。こまめに休憩を取っていただくように声をかけたり、負荷が偏らないように休憩時間を設定したりと、常に全体を見ながら気持ちよく働ける環境づくりに気を配りました。
その結果、皆さんの協力もあり作業は予定どおり2週間で完了。大学の職員の方から「こんなにスムーズに進むとは想像していなかった」と驚きの声をいただき、とても誇らしかったです。

これまでの経験や日頃の業務などをしっかり評価いただき、プロジェクトのリーダーを任せてもらえたというのは自信に繋がりました。自分なりに工夫し、最後までやり遂げたことで大きな達成感も得られました。また、リーダーシップも身につけられたと感じています。このような成長のチャンスを与えてくれた会社には、感謝しています。
整理後の書架には、新しい書籍が大量に並べられました。もちろん、学生たちは私たちの作業があったことは知らず、当たり前のように利用しています。しかし、それで構わないのです。当たり前のものが当たり前に使えるようにサポートする。それが私たちの提供するサービスのあるべき姿なのです。

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“好き”を仕事に変えた私の選択

入社前に感じたとおり、日本アスペクトコアの魅力の一つは、業務の幅広さです。 私自身、教務事務運営サービスや財務課の仕事に携わったことで、大学のビジネスや経営、組織運営について学ぶことができました。また、学生との接し方も自然と身につきました。
こうして大学をさまざまな角度から見ることができるのは、当社ならではの経験だと思います。これらは、私にとって大きな財産になっています。

今後はライブラリーサービスの分野でさらに経験を重ね、専門性を磨いていきたいと考えています。大学図書館のことならすべて任せていただけるような存在になれたら嬉しいですね。そして、将来的には現場のリーダーとなり、責任者として大学図書館を管理することを目標にしています。
本に囲まれた環境が好きだからこそ、現場にはこだわっていたいし、そのうえでリーダーとして牽引する立場を目指したいと考えています。

繰り返しになりますが、私は本が大好きです。本に囲まれて日々を過ごせる今の仕事に就けたことを、本当に幸せに感じています。書架にずらりと並んだ本の背表紙を眺めているだけで、何とも言えない喜びがこみ上げてきます。
本に囲まれた仕事、図書館司書資格を活かせる仕事というと図書館や書店が思い浮かぶかもしれませんが、どちらも就職先としては狭き門です。もし、私のように本が大好きで、本に関わる仕事がしたいと思っている方がいるなら、BPOサービスベンダーという働き方に目を向けてみるのも一つの選択肢ではないでしょうか。その結果、当社を選んでいただけたなら、これほど嬉しいことはありません。
もちろん、資格がなくても、新卒で業務経験がなくても、大丈夫です。チャレンジ精神さえあれば、心から歓迎いたします。

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