
相手に寄り添ったソリューション提案で、学校現場を笑顔に。エプソン販売で実感する社会貢献の手応え。
相手に寄り添ったソリューション提案で、学校現場を笑顔に。
エプソン販売で実感する社会貢献の手応え。
このストーリーのポイント
- 職場全体で新人を育てる風土が根づく
- 文教市場に特化し、教育現場の業務改革を支援
- 周囲を巻き込みながら課題解決に取り組むやりがい
デジタル化や業務改善など、様々な課題を抱える教育現場。エプソン販売はそのソリューション提供に力を入れている。最前線で活躍する2人が、仕事のやりがいについて語った。
エプソン販売株式会社
髙橋 麗衣
首都圏カスタマーリレーション営業課
2022年入社
教育学部卒。イギリスに留学した際、日本製品が日常生活に溶け込んでいることに驚き、日本のものづくりの力を肌で感じる。企業理念や事業内容が自分の価値観とフィットしていると感じてエプソン販売に入社。学校現場向けのアカデミックプランを扱う首都圏カスタマーリレーション営業課に所属。
小嶋 あかり
首都圏カスタマーリレーション営業課
2023年入社
法学部卒。家でエプソンのプリンターを使っていて、幼い頃からエプソンには親しみを抱いていた。入社の決め手は、業務の効率化という社会課題の解決につながる仕事ができると確信したこと。学校現場向けのアカデミックプランを扱う首都圏カスタマーリレーション営業課に所属。
エプソン製品には働き方を変える力がある
──学生時代はどんなことに打ち込みましたか。
髙橋 中学・高校とテニスをしていたので、大学ではチームスポーツをやってみたいと考え、アルティメット部に入りました。フライングディスクを使ったアメフトのようなスポーツです。
小嶋 私の周りにもアルティメットをやっている友達がいましたが、とてもきつそうなスポーツに見えました。
髙橋 サッカーの2倍ハードなスポーツって言われてるんです。ヘトヘトになりながら、ひたすら走って投げてジャンプしていました。
小嶋 髙橋さんが体力もガッツもすごいのは、アルティメットで鍛えたからなんですね。私の学生時代は京都の学生がプロデュースする京都学生祭典というイベントの実行委員をしたり、学生向けフリーペーパーの編集長を務めたりしました。
髙橋 小嶋さんは“人”に対する興味が強くて、よくみんなを観察していますよね。ヒアリング力もあるし。学生時代に磨かれた力なんだなということを、今聞いて知りました。
小嶋 髙橋さんはイギリス留学も経験されましたよね。
髙橋 ええ。ホームステイ先の家庭では日本の家電製品が当たり前のように使われていることに驚き、日本のモノづくりの凄さを肌で感じました。その経験から日本の技術や製品を国内外に届ける仕事に携わりたいと思うようになり、就活ではエプソン販売を志望するようになりました。
小嶋 私はエプソンというと、幼い頃に家にあったプリンターを思い出します。中学・高校では教室にプロジェクターが設置されていて、エプソン製品に親しみを感じていました。大学ではビジネスの現場の非効率性や低い労働生産性が人権侵害につながると学んだのですが、エプソン製品には働き方を変える力があると感じたことが、入社の決め手になりました。
髙橋 私も同様です。大学で倫理的消費を学び、サステナブルな社会の実現に積極的に取り組んでいるエプソン販売に関心を抱き、ここなら仕事を通じて自分の想いを実現できると思いました。
小嶋 人事部の対応も印象的でした。楽しみながらインターンシップに参加できるように工夫してくださり、入社後の人材育成も手厚いのではと感じました。これからインターンシップに参加される就活生の皆さんも、きっと楽しんでいただけると思いますよ。
全員で力を合わせて新人を育てていく
──入社後の研修について教えてください。
小嶋 最初に約2カ月間の研修で会社や製品、ビジネスマナーなどを学びました。マーケティングを担当されている先輩やエプソンダイレクト社の方なども講師を務めてくれました。
髙橋 その後小嶋さんは、私の所属する首都圏カスタマーリレーション営業課に配属されましたが、臆することなく積極的に周りの先輩に質問する姿が印象的でした。自分から質問のボールを投げて会話のキャッチボールを始めるところが、素晴らしかった。
小嶋 新人には指導役としてOJTリーダーがつくんですが、課の全員で新人を育てようとする雰囲気があると感じました。だから緊張しつつも遠慮なく何でも質問できたんだと思います。営業同行や勉強会も実施していただきました。
髙橋 確かに課全体で新人を育てようとする組織風土はありますね。小嶋さんに対しては、お客様へ訪問する機会を多く用意する方針だったと記憶しています。課のみんなでそのことを共有して接していました。
小嶋 新人ですからうまくいかないことも多かったと思うんですが、叱られた記憶はありません。萎縮せずに取り組めたと思います。
髙橋 同期入社は何人ですか?
小嶋 28人です。同じ部の仲間とは普段からチャットで連絡を取り合っていますし、全国の拠点に配属された仲間とは、研修の際に一緒にご飯を食べたりしています。同期の頑張っている姿に接すると刺激を受けますし、負けられないと感じます。
先生たちの笑顔が大きなやりがいに
──現在はどのようなお仕事を担当されていますか。
髙橋 文教分野の担当として、教育委員会や公立の小中学校を対象に、働き方改革や学習の質向上を支援するために、エプソンのスマートチャージやプロジェクターなどの商材をご提案しています。単なる製品の販売ではなく、教育現場の課題に寄り添いながら一緒に解決していくスタイルを大切にしています。
小嶋 具体的には高速複合機の導入や運用の最適化、校務のデジタル化に向けた提案を行い、先生方の業務負担を軽減し、教育現場全体の効率化を目指していきます。
髙橋 「学校現場をもっと笑顔に」というキャッチフレーズで取り組んでいますが、実際に高速複合機などが導入されると先生方が笑顔で「ありがとう」と喜んでくれるんです。デモのために無償で貸し出しする時点で早くも「よくぞ持ってきてくれた」と言ってくださる先生も多いですよ。
小嶋 学校での紙の印刷量って、とんでもないですよね。
髙橋 1校あたり平均して月に5万枚から8万枚印刷しており、それに要する作業時間は膨大です。エプソンの高速複合機を導入したら1人あたりの1ヵ月の事務作業時間が6時間も減ったというデータもあります。製品の機能をお伝えするだけでなく、「この製品が教育現場をどう変えるか」「どんな課題が解決できるか」といった価値を伝えることができたとき、そしてお客様から「導入してよかった」と言っていただけたときは、大きな喜びを感じます。
小嶋 学年便りや学級通信などの写真がカラーになったことで、保護者さんも喜んでいるという話も聞きます。
髙橋 学校現場だけでなく、家庭も笑顔になってくれるんですよね。
小嶋 教育のデジタル化が進んでいるとはいえ、まだまだアナログな環境は残っています。使われている機器も20年前、30年前のものが珍しくありません。
私が担当したある学校では、FAXの受信は校長室で、送信は職員室で、という環境でした。そこで高速複合機の導入を機に送受信が一か所で行えるようにし、さらにFAXをペーパーレスでパソコンから送受信できるように設定したところ、大変喜んでいただけました。このときは社内のネットワーク技術者にもご協力いただきましたが、このように教育現場それぞれで異なる課題にきめ細かく寄り添い、解決していくことには、強いやりがいを感じます。
髙橋 小嶋さんが言うように案件を進めていく際は社内の技術サポート部門や販売店様担当の営業担当者など、社内外の多くの関係者と連携する必要があります。自分が起点となって調整を進め、巻き込んでいくことも、この仕事の醍醐味です。
長い時間をかけて課題解決に挑む
──お仕事でのお互いの印象は。
髙橋 小嶋さんと一緒に案件を担当することはないのですが、仕事ぶりを見ていると小嶋さんは周囲を巻き込んでいくのがとても上手いと感じます。1人ひとりととても丁寧にコミュニケーションを取っていて、それが信頼に結びついているんじゃないかなと思うんです。
小嶋 ありがとうございます。先輩方が主体的に巻き込んでいく姿を見て、自分もそうなりたいと思って取り組んできましたから、髙橋さんの言葉は本当に嬉しいです。髙橋さんで印象に残っているのは、3年がかりで商談を進めて、お客様から「絶対にエプソンでなければ」と言っていただけるぐらいに信頼関係を築いた案件が印象に残っています。
髙橋 文教市場は短くても1年がかりで、3年がかりのケースも珍しくないです。時間がかかるからこそ、提案が決まったときの喜びもひとしおです。
──今後のキャリアビジョンと就活生の皆さんへのメッセージをお願いします。
小嶋 これまで教育現場の業務改善に携わる中で、現場の声や社会の構造的な課題に触れる機会が多くあり、より広い視点から社会課題にアプローチする必要性を強く感じています。今後は印刷やICTといった枠にとらわれることなく、エプソンの技術やソリューションを活用しながら、社会全体の課題解決に貢献できるような提案をしていきたいと考えています。技術の力で現場の負担を軽減し、よりよい社会づくりに寄与することが、私の大きな目標です。
髙橋 今後、出産や子育てなど私のライフステージも変わっていくと思いますが、仕事はずっと続けていきたいので、変化に柔軟に対応しながら多様な業務に挑戦していきたいと考えています。営業だけでなく、企画やマーケティングなど、さまざまな角度から社会に貢献できる人材を目指しています。
小嶋 エプソンには、社会に価値を届ける技術と、それを支える温かい組織風土があります。社会課題に関心を持ち、広い視野で物事をとらえられる方と、よりよい社会づくりに向けてぜひ一緒に挑戦したいと思います。
髙橋 仕事だけでなく、プライベートも含めて「自分がどんな人生を歩みたいか」を長期的な視点で考えることが大切だと思います。就職活動で自分の価値観に合った企業を見つけて、ぜひ自分らしいキャリアを実現してください。