チャレンジを重ねるたび、新しい自分が彩られていく。それがエプソン販売ならではの働き方。

チャレンジを重ねるたび、新しい自分が彩られていく。それがエプソン販売ならではの働き方。

チャレンジを重ねるたび、新しい自分が彩られていく。
それがエプソン販売ならではの働き方。

このストーリーのポイント

  • “素”の自分でいられると感じて入社
  • メーカーへの出向も含め、多様な仕事に携わる
  • 新規ビジネスの創出を通じて新しい自分に出会う

素晴らしい製品を通じて、社会に新しい価値を提供する。それがエプソン販売での 仕事の醍醐味だ。様々なキャリアを重ねることで、自ら新しい価値を創出すること も可能になっていく。

PROFILE
エプソン販売株式会社

稲岡 一樹

ビジネス・ディベロップメント
2010年入社

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文学部卒。消費者向けのコンシューマ営業、企業や学校向けのビジネス営業を経て 入社7年目に社内公募制度によりセイコーエプソンへ出向し、欧州を中心とした海 外販社の販売管理とプロダクトマーケティングを担当。その後エプソン販売に戻り 、国内市場における高輝度プロジェクターのプロダクトマーケティングを担当。
現在は新規ビジネス開発部にて新たなビジネスモデルの開発に挑む。

自分らしくいられる会社

学生時代の私がエプソンと聞いて思い浮かべたことといえば、カラリオのテレビコマーシャル。就職活動でエントリーすることにしたのも、専門商社でセイコーエプソンと関わりのあった姉の「いい会社で、働いているのもいい人ばかり」という言葉がきっかけでした。最初から志望度が高かった訳ではなく、面接の直前に池袋の家電量販店に立ち寄って、エプソン製品を改めて確認したことを覚えています。

そんな私がエプソン販売への入社を決めたのは、“素”の自分のままでいられる会社だと感じたことが決め手でした。
就職活動に悩む中で、エプソン販売のエントリーシートは聞こえの良いエピソードではなく、普段通りの自分を伝える内容を書いて臨みました。面接でも普段通りの自分を表現することを意識し、趣味のギターや料理について話しました。選考後に楽しい気持ちが残ったことを、面接官であった先輩社員の顔と共に、今でも印象に残っています。社会人人生は長いのだから“素”の自分で過ごしたいし、エプソン販売ならそれができる。会社で何をするかではなく、会社でどんな自分でいられるかを考えたとき、必然的に志望度はエプソン販売が1番になっていました。

入社後は神戸で量販店向けのコンシューマ営業を3年、名古屋で法人向け営業を3年、担当しました。営業として一般的なミッションは売上を上げることですが、売上とはお客様の困りごとを解決するプロセスや結果における数字に過ぎません。例えば法人営業においては売上よりも、教育環境のデジタル化によって子どもたちの学習環境の向上に貢献できたことが、大きなやりがいでした。
量販店から企業や自治体における営業経験を通じて、たくさんのお客様や販売店様に接したことで、商品ごとにお客様の困りごとや笑顔を具体的にイメージできるようになりました。この経験は、マーケティングの業務にも活きる財産となっています。

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世界の仲間とのコミュニケーション

営業を6年経験した後、私は一つの転機を迎えました。社内公募により、メーカーであるセイコーエプソンに出向することになったのです。
きっかけは当時の先輩からの「営業力があるから商品が売れると勘違いしないように」との一言でした。「売れるのは商品が素晴らしいからだ。プロダクトがあっての営業だ」と私に教えてくれたのです。それを聞いた私は「確かにその通りだ。この商品をつくってくれた”誰か”のおかげで我々は商品をお客様にお届けすることができるんだ」と思い、その“誰か”を知りたくてセイコーエプソンに行くことを決めたのです。
社内公募の選考を通過するためには、想いだけではなく説得力のある実績が必要と考え、これまで以上に結果に拘って業務に取り組み、晴れてセイコーエプソンの営業本部に出向することが叶いました。

セイコーエプソンでは、海外の地域販売会社の管理とマーケティングを担当しました。
印象的だったのは、アジアの販売会社のメンバーから「私たちは英語が母国語ではないけど、みんな英語で話しているよ。なぜ日本人は同じように話さないの?」と問われたことです。自分が「英語がうまくないから、話せない」と思っていても、相手には「コミュニケーションを閉ざしている」と見えているのだと気づかされ、その日から、間違いを気にせず、たくさん話してたくさん聞くようにしました。すると次第に世界中のメンバーとのコミュニケーションも増え、お互いの理解が進み、仕事もうまくいくという、いいスパイラルが生まれたのです。今も鮮明に覚えている、私にとっての一つの転機でした。

出向期間が終わってエプソン販売に戻ってきて配属されたのが、ビジュアルプロダクツの販売促進を担当するVPMD部です。具体的には国内におけるプロジェクターやスマートグラスのプロダクトマーケティングの担当として、エプソンの商品の素晴らしさをどうお客様に伝えていくか、販売の企画からコミュニケーションのデザインまで、一連のプロダクトマーケティングを担いました。
例えば100万円以上するプロジェクターがありますが、お客様はこういったプロジェクターを重要なプレゼンテーションや空間演出の場面で使用されます。ある意味でお客様の人生を左右しかねない商品に携わるわけですから、背筋がピンと伸びるような思いで仕事に取り組みました。プロジェクターのリーディングカンパニーであるエプソンは、プロジェクション技術を世界各国に届けることを通じて、日本のコンテンツ産業の一翼を担っています。そこに携われることは大きなやりがいでしたし、大勢のプロが工夫や努力を重ねて社会に新たな価値を生み出している姿に多くのことを教わりました。
国内におけるプロダクトマーケティングを通じて事例やノウハウを積み重ねる中、世界中の販売会社が集うミーティングで取り組みを共有し、温かい拍手で受け入れて頂いたときには、日本での活動が世界に受け入れられた実感があり、胸が熱くなりました。

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新しいメデイアという価値を生み出す

現在私は新規ビジネス開発部に所属し、文字通り新しいビジネスの創出に取り組んでいます。新しい商品をつくることはメーカーの役目ですから、私たちのミッションとしては価値の届け方を変える新しいビジネスモデルを創出することがミッションとなります。一例が「ミセメディア」です。
「ミセメディア」とは「ぐるなび」との初の共同事業として立ち上げた、飲食店をメディアとして活用する新サービスです。具体的には飲食店内にプロジェクターなどを設置し、大画面の映像を使ったメニュー展開などを来客の五感に訴える体験型のメディアです。
私はこの企画の立ち上げに携わりましたが、ともかく大変でした。まったく新しいメディアですから、飲食店を1軒1軒訪問しては説明させていただくことの繰り返し。「なぜエプソンが飲食店に?」から始まることも珍しくありませんでした。50軒以上の飲食店を訪問し、ビジネスモデルの説明から設置環境の確認を地道に進め、現在都内約30店舗の繁盛店でミセメディアを展開することができています。

苦労してはいますが、「ミセメディア」はまさに今までになかった新しい価値を社 会に提供する仕事ですから、やりがいは非常にあります。プライベートで新しい飲食店に行けばどこかにプロジェクターが置けないかを探しますし、どのメニューを映し出したら注文が増えるだろうかとも考えます。まさかエプソン販売でこんな新しいことに挑戦できるなんて思ってもいませんでしたから、自分自身の変化を楽しんでいます。
「ミセメディア」を使えば、北海道や九州などの隠れた名産品を東京の消費者にプロモーションできます。革命的なソリューションが提供できると感じており、持続的な発展を目指して取り組んでいきます。

エプソン販売には、このような新しいビジネスへのチャレンジを後押ししてくれる風土が根付いています。既存事業で専門的な知識を培っていくキャリア形成も考えられる中で、全く新しいチャレンジをさせてくれる。エプソン販売ならではの大きな強みだと考えています。

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もう一度就活しても、エプソン販売へ

ワークライフバランスの充実も、エプソン販売の魅力です。
ワークについては、自分の望む働き方ができる柔軟さがあります。今の私はメリハリのある働き方を心がけており、残業は月に10~15時間程度です。しかし、社会人としてのある時期、特に若い頃は、がむしゃらに働きたくなる時期もあります。私もそうでした。“柔軟さ”とは、そうした気持ちも満足させられる働き方ができるということです。
一方、ライフについては、フルタイムの共働き夫婦である我が家も、毎日家族で過ごす時間を持てています。今7歳の息子が生まれた頃は男性の育児休業取得の制度・環境が整っていませんでしたが、今はごく当たり前のように男性社員が育休を取得しています。

新規ビジネスの立ち上げに携わっている今は、プロダクトではなくてプロジェクトと向き合っていることを実感します。マネジメントの対象が“モノ”から“ヒト”へシフトしたわけで、これは私にとってとても刺激的なチャレンジとなっています。
ですから将来は人や組織をマネジメントすることに挑戦したいと考えています。これができたら社会に届けられる価値も、新しいものになっていくのかなと感じています。

仮にもう1回就職活動をしたとしても、私は間違いなくエプソン販売を選ぶでしょう。
とてつもなく面白いプロダクトがあって、しかも世界シェアのトップ3に入るようなプロダクトがいくつもある。こんな素晴らしい商品をお客様に届けられる会社は、他にはないと信じているから、私はまたエプソン販売を選ぶと思います。こんなに面白い会社に集まってきた仲間たちと新しい景色を描き、自分の人生も彩られていく、そんな喜びが味わえるのがエプソン販売です。
その中に皆さんも加わってくれたら、本当に嬉しく思います。

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