SIerから異業種の百五銀行へ。地域インフラを技術で支え地元に恩返しを誓う。

SIerから異業種の百五銀行へ。地域インフラを技術で支え地元に恩返しを誓う。

SIerから異業種の百五銀行へ。
地域インフラを技術で支え地元に恩返しを誓う。

このストーリーのポイント

  • ベンダー側のSEからユーザー側へ転身
  • 丁寧にサポートしてくれる風土で不安は解消
  • 専門性を活かし、百五銀行のDXを牽引する

金融業界はまったく未知の世界ではあったものの、家族とともにここで暮らしたいとの思いで、転職を決断。現在は技術者としての経験を活かし、システム部門のリーダーとして力を発揮する。

PROFILE
株式会社百五銀行

坂口 雄太

システム統括部
2024年入行(中途)

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三重県出身。新卒で三重県内のユーザー系SIerに入社し、システムの開発、保守などに携わる。その後、県内のユーザー系SIerに転じて開発から保守までの一連の業務に携わる。同社が全国転勤のある会社だったことから、地元で家族と安定した生活を大切にしたいと考え、百五銀行へ。技術者としての経験を活かし、主にペーパーレス基盤・スマホバンキングの開発・運用保守などに携わる。

「三重で生きていく」――家族との暮らしを最優先に異業種へ挑戦

三重県に生まれ育った私は、ずっと地元で暮らしたいという思いから、新卒時の就職先も三重県の企業を選びました。ユーザー系のSIerで、ここでは親会社のシステム部門と一体となってシステムの開発や保守に携わりました。ユーザーとの距離が近く、システムの使い勝手に対する意見などがダイレクトに伝わってくることが面白みでした。
やりがいは大きかったものの、地元で安定した家庭を築きたいと考えていた私は、地元に残るために転職を決意。三重県内のユーザー系のSIerに転職しました。

このように私は“三重県で生きていく”ことを人生の軸としていたため、全国転勤のある同社に勤務しながらも、いずれは転勤のない企業に転じたいとの思いを持っていました。ですから地域の金融インフラを支える銀行として県民から圧倒的に信頼されている百五銀行に転じるチャンスに巡り会ったとき、迷いはなかったです。
もちろんIT企業から銀行というまったく違う業界へのキャリアチェンジであることに、不安がなかったわけではありません。しかし、どこの会社に転職しても知らないことがあるのは当然だし、知らないなら人に教えてもらえばいいと割り切りました。ですから仕事の面での不安はありませんでした。

百五銀行への入行を決めたのは37歳のときでした。
今は将来の転勤を案じることもなく、妻の両親のすぐ近くに家を構え、子どもたちの成長を見ながら暮らしています。身内だけでなく、知人が多いことも地元に暮らす魅力の一つで、何かあったらお互いに助け合えるという安心感は何ものにも代えられません。

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ベンダーからユーザーへ。立場が変わって広がった視野と新たな気づき

百五銀行への入行は2月でしたので、4月入社の新卒行員たちと一緒に新人研修を受けることができたのはラッキーでした。ピカピカの新社会人に40歳近い私が混じって研修を受けることに気恥ずかしさはありましたが、皆さん快く私を仲間として受け入れてくれ、私も臆することなく金融に関する基本的なことを学べました。
もちろん前職とのさまざまな違いは感じました。一番驚いたのは、紙の文化が想像以上に残っていたことです。信頼や安全を何よりも重視する業態であるため当然のことではありますが、私自身はそれまであまり経験してこなかったので戸惑ったことも事実でした。

ベンダー側から百五銀行へ移り、ユーザー側の視点からシステムに携わることで視野が大きく広がりました。
前職はユーザー系SIerではあったものの、費用面なども踏まえながら、限られた条件の中でベストな選択は何かを模索していました。その点、ユーザー側のエンジニアであれば、ベンダーフリー、プロダクトフリーの立場から、より本質的に最適な選択や判断を下すことができます。
その一方で、調整業務に戸惑いを感じることもありました。何かを決定するたびに、組織内外との調整が必要で、さまざまな考えや事情を踏まえたうえで、ようやく決定に至ることも少なくありません。こうした組織内の事情は、ベンダー側にいたときも頭では理解していたつもりでしたが、実感としては十分に理解できていませんでした。「外から見るのと中にいるのではまったく違うものだ」というのが率直な感想で、業務について多角的な見方ができるようになりました。

そうしたユーザー側ならではの事情や用語、言葉などの違いについて戸惑う私に対して、チームの皆さんは丁寧にサポートしてくださいました。
銀行員であれば当たり前に使っている言葉が、私にはわかりません。それに対して「そんなことも知らないのか」といった対応をされることはまったくなく、年下のメンバーも含め、皆さんとても親切に教えてくれました。特に私が口に出さなくても、「あれ?」という表情を見て先回りして教えてくださる方もいます。
一方、技術的な点についてはベンダー出身の私のほうが詳しいですから、教えを乞われることも多いです。業務の方々との打ち合わせに同行して、私が技術的なサポートをすることもあります。システム側と業務側の橋渡し役を実感しています。

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金融システムを通じて地元に貢献

入行して最初に携わったのが、窓口業務のDX化でした。銀行には紙文化が残っていますが、その中でもデジタル化は着実に進んでおり、私は窓口で利用されるタブレットのシステムの導入に携わりました。
システム稼働後は、タブレットのシステムに携わりつつ、軸足をスマホバンキングのプロジェクトへ移行。現在はチーム全体のマネジメントも行っています。
百五銀行のスマホバンキングは、いつでも簡単に取引明細や口座残高の確認などができるサービスで、私は追加機能の開発や保守などに携わっています。

金融システムは社会インフラですから、絶対に止めてはなりません。同様にセキュリティ面でも非常に厳格な対応が求められます。“万が一”も許されない厳しさが、金融システムならではの特徴でしょう。品質について妥協は許されません。

そうした厳格さが求められるシステムですから、石橋を何度も叩いてからようやく渡るような慎重さが求められるのは当然です。そのために、例えば検証に際しても非常に慎重に取り組むなど、前職とは意識も変わってきました。
一方で変化の激しい時代にあって、スピード感が求められているのも事実です。そこで一部ではアジャイル開発にもチャレンジしており、私は取り組みを任されています。ベンダー時代には自分で手を動かしてコードを書いていた経験が活きており、私ならではの価値発揮ができていると感じています。

社会インフラを担っているという事実は、大きなやりがいにつながっています。自分が携わっているスマホバンキングが地元の皆さんに利用されていることを思うと心の底から嬉しくなりますし、私の生まれ育った地元への恩返しに通じると感じます。
また、チームのマネジメントを任されている点もやりがいです。これについても前職での経験が活きており、チーム全員の意識が一つになっているかを常に意識して取り組んでいます。キャリア入行でありながらこうした責任ある立場を任せていただいていることを、ありがたく感じます。とはいえ、行内の手続きなど、まだ知らないことが多く、人に教わったり自分で調べたりしながら進めるため、どうしても時間のかかるところが難点。この点はマネジメントに携わるうえでの、今後の課題です。

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充実した休暇制度と温かい人間関係

当面の目標は、現在取り組んでいるアジャイル開発を着実に進めていくことです。銀行を取り巻く環境が激変し、スピード感あるサービスインが求められる中、優れた品質を担保しつつ迅速かつ柔軟にシステム開発を進めていくことが重要ですから、その道筋をつけていくことが今後の私の使命でしょう。
周囲を巻き込みつつ、技術者としての強みを発揮できたらと考えています。

改めて百五銀行に入行してよかったと思うのは、人のよさです。わからないことがあれば必ず誰かが教えてくれるし、質問しても嫌な顔をされることは決してありません。人に対して優しいのは、百五銀行の行員全員に共通する魅力です。
働くうえでありがたいのは、年に1回、1週間の連続休暇を確実に取得できる制度です。私は新婚旅行以外、長い休みをとって旅行したことがなかったので、リフレッシュという点で非常に嬉しい制度です。さらにはファミリー休暇、プレミアム休暇などの制度も整っており、今後、家族との旅行などに活用したいと思います。
また、転居を伴う遠隔地転勤もありますが、基本的に三重県を中心とするエリアで働けることも大きな魅力です。海や山などの自然が豊富で、穏やかに暮らせる三重県が私は大好きで、ここで安定した生活を送れることは代えがたい喜びです。

私のように、これからも三重県内で働きたいと考えている技術者の方は少なくないでしょう。銀行業界が未経験であっても、他業界、他社で培ってきた経験は必ず活かせるので、臆せず多くの方にチャレンジしていただきたいと思います。個人的には技術的なバックボーンをもとにコミュニケーションできる方と働けたら嬉しいですね。
金融業界のデジタル化は今後ますます加速していきます。ぜひ百五銀行での業務を通じて、一緒に地元・三重県を盛り上げることに貢献していただくことを期待しています。

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