異なるキャリアを経て三菱UFJ銀行へ──多様な経験が活きるキャリア入行者の現在地
異なるキャリアを経て三菱UFJ銀行へ──多様な経験が活きるキャリア入行者の現在地
このストーリーのポイント
- 外の世界を知るからこそ実感する、三菱UFJ銀行の強みと安心感
- これまでのキャリアや人生経験を活かし、新たなフィールドで輝く
- 「全員が指導者」の文化が、キャリア入行者の不安を払拭し成長を後押し
多様なバックグラウンドを持つキャリア入行者が活躍する三菱UFJ銀行。人材育成に力を入れる新宿新都心支店で活躍中の2人に、入行前に感じていた不安や入行後の育成環境、そして日々の仕事のやりがいなどについて語ってもらった。
株式会社三菱UFJ銀行
佐藤 百花
株式会社三菱UFJ銀行
新宿新都心支店

2024年入行。大学卒業後、新卒で信用金庫に入庫。融資事務、個人・法人営業に携わる。約3年半勤務後、三菱UFJ銀行に入行。新宿新都心支店でローカウンター業務に携わる。
佐々木 早希

2025年入行。大学卒業後、新卒でUFJ銀行(現・三菱UFJ銀行)に入行。家族の仕事の都合で退職し、地方の金融機関などで働く。その後、約15年ぶりに三菱UFJ銀行に再入行。新宿新都心支店でローカウンター業務に携わる。
期待と不安が交錯した「トップバンク」への挑戦
──三菱UFJ銀行へのキャリア入行に至る経緯について教えてください。
佐藤 新卒で就職したのは信用金庫でした。コロナ禍での就職活動だったため、オンライン面接で内定をいただいたことを覚えています。地元にも支店があり、以前から親しみのある信用金庫だったことが志望動機の一つでした。
佐々木 私は新卒で一度、当行に入行しています。その後、約5年勤務し、産休・育休を経て復職するつもりだったところ、夫の転勤と重なり、やむなく退職するに至りました。企業風土が大好きでしたので、泣く泣く退職したというのが本音です。
佐藤 私もある意味では同じような思いがありました。というのも、地元支店の窓口を訪れたことがきっかけで信用金庫を志望したので、私も窓口業務に携わりたいと考えていたのです。ところが、実際には融資事務や個人・法人営業などを担当することになりました。そのため、「どうしても窓口業務に挑戦したい」という気持ちが、転職を考えるようになった大きな理由でした。
佐々木 そのタイミングで三菱UFJ銀行の募集を知ったのですね。
佐藤 はい。とはいえ日本のトップバンクですから、自分が採用されるとは正直思っていませんでした。それでも「応募だけはしてみよう」とエントリーしたところ、採用の連絡をいただき、とても驚きました。両親は私以上に「まさかあなたが…」と本当に驚いていました。
佐々木 私は、再び夫の転勤で関東に戻り、地方銀行でパート勤務をしていたとき、三菱UFJ銀行のキャリア募集を知って、迷うことなく応募しました。一度退職したことで、トップバンクならではの安心感や安定感が、改めて大きな魅力だと実感しました。
佐藤 10年以上のブランクがあったわけですよね。不安はありませんでしたか。
佐々木 アルムナイ採用が珍しくない時代になったとはいえ、カムバック人材として職場にすんなり溶け込めるだろうかという不安は少なくありませんでした。しかし、それはまったくの杞憂でした。皆さん、自然に受け入れてくださり、仕事についても「前にいたから分かるでしょ」という接し方をされることは一切ありませんでした。人の温かさは、時間が経っても変わっていませんでした。変化を感じたのは、以前は役職名で呼び合っていた行員同士の呼称が「さん付け」になっていたことです。あまりにも自然に浸透していて、良い意味で驚きました。
佐藤 私は金融機関に勤めていたとはいえ、窓口業務の経験がなかったことが不安でしたが、「1年目の新人に戻ったつもりでゼロから学ぼう」と考えて入行しました。実際、三菱UFJ銀行は研修制度が充実しているので、想像していたほどの大変さは感じませんでした。
佐々木 システムも以前とは大きく変わっていましたが、基礎から丁寧に教えていただけたので、安心して業務に取り組むことができました。

営業経験と人生経験が紡ぐ、お客さまに寄り添う接客
──ローカウンターのお仕事について教えてください。
佐藤 デジタル化が進み、支店の窓口ではお客さまご自身のタブレット操作で完結できるお手続きが増えています。一方で、そうした方法では対応しきれない、より込み入ったお手続きやご相談などを承っています。
佐々木 運用に関するご相談も多いですね。
佐藤 お客さまによってご相談内容は異なりますから、お話を伺いながら課題を整理し、最適な対応を考えていくプロセスはやりがいがあります。一方で、時間をかけすぎるのもお客さまにとってよくないので、効率的に解決策をご案内することも心がけています。お金の話は他人には相談しづらいと思いますが、本音を引き出す関係づくりは、比較的得意だと感じています。
佐々木 佐藤さんは、相手との距離を自然に縮めるのが本当に上手ですよね。ニーズを引き出すのも早いですし、前職の信用金庫で培った経験が活きているのだと思います。
佐藤 ありがとうございます。前職では営業を担当していたので、限られた時間の中で、要点を押さえて効率よく話を進めることを常に意識していました。そうした経験は、今の業務にもつながっているのかもしれません。また、保険商品を扱っていたこともあり、幅広いご提案ができることも強みだと感じています。
佐々木 私の担当業務も、基本的には佐藤さんと同じです。外国のお客さまが多いことは新宿新都心支店の特徴の一つで、口座を開設できずに途方に暮れる方もいらっしゃいます。そうした場合には「せっかくお越しいただいたのに申し訳ありません」という気持ちを丁寧にお伝えしながら、心を尽くして事情を説明するようにしています。お帰りの際は「丁寧に対応してくれてありがとう」と声をかけていただくことも少なくありません。
佐藤 佐々木さんは常に相手の立場に立って物事を考えますよね。自分の都合よりもお客さまや周囲を優先されている印象があります。
佐々木 相手のお話を丁寧に伺う姿勢は、新卒で当行に入行したときにしっかりと教わりました。その考え方が、今も活きているのでしょう。さらに前職の地銀での経験も重なり、お客さまがどのようなサポートを求めていらっしゃるのか、お顔を見て状況や雰囲気から判断できるようになりました。
佐藤 外国人のお客さまの中には、「知人が三菱UFJ銀行の口座を自慢するから自分もつくりたい」とおっしゃる方も少なくありません。思いがけない場面で、当行がトップバンクであることを再確認させられます。

孤立させないサポート体制。キャリア入行者同士の絆も力に
──支店での人材育成について教えてください。
佐藤 自分が経験した中で特に印象に残っているのは、やはり先輩方がとても丁寧に指導してくださったことです。質問をすると、どんなに忙しい場面でも業務の合間を縫って答えてくれました。こんなにも親身に教えてもらえるのかと感激したものです。そうした関わりの中で育った行員が、次は育成する側に回るので、人を大切にする姿勢が、自然と受け継がれてきたのだと思います。
佐々木 金融機関と一口に言っても、都市銀行と地方銀行、信用金庫では使う言葉や書類の形式も違いますし、もちろんシステムも異なります。ちょっとしたことでも、入行直後は大きな壁に感じるので、どんな質問にも丁寧に教えてもらえる環境は、とても安心でした。
佐藤 しかも、職場の誰に聞いてもよいという雰囲気があったのがうれしかったです。
佐々木 指導担当が一人だけ決まっていると、その方が不在の時に質問できず、悩みを抱え込んでしまうこともあります。ですから、全員が指導者の心構えで接してくれ、誰に聞いても答えてもらえる環境であることは重要だと思います。新宿新都心支店では、そのためにまず受け入れる側の意識づくりから取り組んだと聞きました。
佐藤 私たちは前職も金融機関でしたが、キャリア入行者のバックグラウンドは多様で、他業種から入行される方も多いと聞きます。だからこそ、「みんなで育てる」環境は大切だと思います。
佐々木 もう一つ、支店ならではだと感じたのが、独自に企画・実施しているキャリア入行者の座談会・懇親会です。周辺の支店も含めて、2024年度・2025年度のキャリア入行者が集まり、第一部の座談会では自己紹介や苦労していることなどを共有しました。第二部の懇親会では食事をしながら語り合い、さらに交流を深めることができました。
佐藤 入行前後で感じたギャップを話し合ったときは、盛り上がりましたね。どのようにしてそのギャップを乗り越えたか、アドバイスもいただきました。初めて会った方も、キャリア入行者として同じ不安があると分かり、安心しました。
佐々木 「悩んでいるのは自分だけじゃない」という発見は、大きな力になりました。参加者の満足度も高かったようで、ぜひ今後も定期的に開催してほしいですね。
佐藤 こうした座談会・懇親会をきっかけにキャリア入行者同士のネットワークが広がれば心強いです。非常に意義のある取り組みだと感じました。

頼られるオールラウンダーへ。次なるステップへの誓い
──今後の目標について教えてください。
佐藤 まずは現在担当している窓口業務に必要なスキルをしっかりと身につけ、どんなときでも「この人に聞けば応えてくれる」と周囲から頼られる存在になることが目標です。そのためにも、たくさん経験を積み、着実に成長したいと考えています。
佐々木 私も佐藤さんと同様に、支店の業務を完璧にこなせるようになりたいと考えています。支店運営の中で対応が必要な場面があれば、すぐに役割を引き受けられるような、オールラウンドの人材が目標です。新宿新都心支店には尊敬できる上司や同僚がたくさんいるので、一日も早く追いつけるよう、着実にステップアップしていきたいです。
佐藤 今振り返ると、信用金庫からメガバンクへの転職は、自分にとって大きな挑戦だったと思います。それでも「後悔はしたくない」と考え、思い切って転職に踏み切りました。私と同じように三菱UFJ銀行へのキャリア入行に不安を感じている方は多いかもしれません。でも、入行後はキャリア入行者をしっかりと支えてくれる環境が整っていますので、ぜひ挑戦していただけたらと思います。
佐々木 私はやむを得ず当行を退職したあとも、「いつかまたここで働きたい」と思いながら過ごしていました。その思いを実現することができて、とてもありがたく感じています。私のように10年以上のブランクがあっても、気持ちと行動力で道は切り拓けます。年齢も関係ありません。一緒に働けたら嬉しく思います。

