人々のコミュニケーション・インフラを、この手で築き上げていく。

人々のコミュニケーション・インフラを、この手で築き上げていく。

人々のコミュニケーション・インフラを、
この手で築き上げていく。

PROFILE
NECネッツエスアイ株式会社

松永 華奈

ネットワークインフラ事業本部 第二キャリアシステム事業部 ネットワークSI部
2014年入社/新卒入社

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幅広いソリューションを提供するNECネッツエスアイなら、挑戦のフィールドも広いのではないかと考え、興味を抱く。産休・育休からの復帰率や有給取得率の高さなど、働きやすい環境も決め手となり入社を決意した。

職種について
【施設・建設エンジニア】携帯電話の基地局などにおける通信設備工事の設計・各種調整・管理を行う。

Career Summary

キャリアサマリー

1年目〜

大手通信キャリア向け伝送設備工事設計を担当。

大手通信キャリアのお客様に向けて、ネットワークセンター内での伝送工事に伴う工事設計業務に従事。案件見積の作成をはじめ、お客様やパートナーである施工業者との調整・打ち合わせ、材料積算・手配、図面等各種資料の作成、現場立会いといった業務を行う。

2年目〜6年目

グループ会社(NECネッツエスアイ・サービス)へ出向。

1年目から引き続き、同じお客様を担当しながら、主に施工を担当するグループ会社へ出向。チーム全体で出向したため不安はなかった。それまでよりも施工現場に近い立ち位置で仕事をすることになり、現場業務への理解が深まるとともに施工業者との一体感も強まり、連携・相談しやすい関係性を構築できた。6年目に出向から復帰。

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無数の人々のコミュニケーション・インフラを、
この手で築き上げていく。

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新人時代の出向が、
大きなターニングポイントに。

私はネットワークインフラの工事を担当する部署に所属し、そのなかでも携帯電話の通信設備に関わっています。みなさんが毎日使っているスマホは、電気信号がいくつかの基地局や交換局を経由して通信が行われる仕組みになっており、その局には通信設備が存在します。そうした通信設備工事の管理が業務となっています。入社から6年目までは、大手通信キャリアのお客様を担当し、携帯電話の基地局と交換局とを結ぶ伝送設備の工事チームに所属していました。ネットワークセンター内での伝送工事に伴い、その設計から見積の作成、お客様や協力会社との打ち合わせや調整、材料積算・手配、図面などの各種資料の作成、現場立会いなど、多岐にわたる業務を行いました。
入社2年目から6年目までは同じ業務を担当しながら、施工業務の移管先となるグループ会社のNECネッツエスアイ・サービスへ出向しました。この時の経験は、私にとって大きなターニングポイントになっています。協力会社の方々と同じ事務所で仕事をするなど、より現場に近い立ち位置で働くことで、さまざまな学びがありました。現場に出る前にどんな準備をするのか、現場ではどのように動けば効率的に作業できるのか、それまでは見えていなかった協力会社の方々の仕事を間近で見るうちに、その難しさや苦労を本当の意味で理解できました。この「現場を自分の目で見て経験する」ということがあったからこそ、周囲との信頼関係が深まり、相談もしやすい関係を構築できたと感じます。

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全国各地の工事管理は、
周囲との連携が鍵となる。

出向から復帰し、入社8年目からはまた別の通信キャリアのお客様を担当しています。全国各地のNTT局舎ビル内にあるお客様のGC局(Group unit Centerいわゆる市内交換機)の工事に伴い、お客様や協力会社と調整を図り、必要資料の作成や現場の進捗管理を行っています。このGC局は全国にあり、多くの現場で同様の工事を行うことになるため、マニュアル類の作成も大切な業務です。
また、全国の工事を管理する上ではスケジュール管理がとても重要です。スムーズに進めば前後の予定に影響が出ることはありませんが、現場で何か予想外の出来事が起こるとスケジュールのやりくりが困難に。我々含め、協力会社の負担を軽減するためにも、しっかり事前確認を行うことや移動時間を踏まえて効率的なスケジュールを組むことを心がけています。一筋縄ではいかない部分もありますが、人々の日常生活に必要不可欠な通信インフラを構築するこの仕事に誇りとやりがいを感じています。たくさんの人が利用するだけに「つながらない」が許されないというプレッシャーも感じますが、チームメンバーや協力会社と連携することで困難を乗り越えています。

知識ゼロからのスタートでも、専門性を身につけられる環境。

学生時代は今とはまったく異なる分野を学んでいたので、通信設備の工事に関する知識はゼロからスタートしました。はじめは覚えることが多くあり苦労しました。一つひとつの業務を進めるなかで自ら調べたり、先輩に教えてもらったり、実際に現場に出て自分の目で確認しながら学んだことも多くありました。周囲には私と同様に専門外の出身や文系出身の方もいるので、学生時代の専攻や経験に関わらず知識を身につけていける環境だと思います。弊社研修センターで学んだことも非常に役立ちました。例えば交換局の実際の現場のように、自分たちで実際にラックを立てて機器を格納し、ケーブルをつなぎ、配線し、繋ぎこむといった一連の流れを経験しました。その時は技術職の新入社員が全員集まり合宿形式での泊まり込みの研修だったので、同期と一気に仲良くなれてとても楽しかったですね。女性や若手社員が少ない部署なので、少し心細かったのも正直な思い。しかし、自分から積極的にコミュニケーションを取れば、ベテランの先輩や協力会社の方々がとても丁寧にいろいろなことを教えてくれるとわかりました。なかには私を娘のようにかわいがって面倒を見てくれた方もいます。周囲の支えがあったから、ここまで成長できたと実感しています。

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周囲と良好な関係を築き、
プロジェクトを牽引する存在へ。

私にとって思い出深い出来事があったのは、入社3年目のこと。お客様や社内メンバーから「この案件なら担当は松永さんがベスト」とご指名を受けたのです。それまでは目の前の案件を無事に完工することで頭がいっぱいでしたが、この言葉をかけていただいたことで、とても報われた気持ちになりました。これまで自分が達成してきた仕事は間違っていなかった。チームに貢献できている。お客様の信頼を得られたと実感でき、とても嬉しく、仕事へのモチベーションも高まりました。
私たちの仕事は、お客様との信頼関係が何より大切であり、関係者の協力があってこそ成り立つチームプレー。自部署や他部署などの社内は言うまでもなく、お客様とも、協力会社とも、関わるすべての方が気持ちよく働けるような関係づくりをモットーとしています。その点でも、新人時代にグループ会社へ出向して現場を経験出来たことは改めて大きかったと感じでいます。あの経験がなければ、ここまで周囲と円滑なコミュニケーションが取れるようになっていなかったと思います。自分の言動に責任を持ち、相手の立場に立ちながら最適な結果に導くことを意識して、周囲からもっと頼りにされる存在を目指していきたいです。
また、若手や女性メンバーを増やすことにも貢献できたら嬉しく思います。当部署で手がけるのは「工事」といっても、サーバ機やネットワーク機器の安定稼動の為に温度湿度が一定に保たれている室内環境での作業。現場には実作業ではなく立ち合い等で行くことが多いため、重いものを運ぶといった作業もわずか。基本的には設計業務がメインであり、テレワーク中心の柔軟な働き方ができます。何より、無数の人々の日常的なコミュニケーションを支えるやりがいは、とても大きいです。

Oneday Schedule

ある1日のスケジュール

8:30 始業、朝礼
9:00 設計業務
11:00 社内ミーティング
12:00 昼休憩
13:00 昼礼
13:30 設計業務
14:00 お客様と打ち合わせ
15:00 設計業務
17:00 夕礼
17:15 終業

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私が実践するニューノーマル

フレックス勤務制度を活用して、時差出勤を行っています。少し遅めの時間に出勤して満員電車を避ければ、元気に業務をスタートできます。時には早めに仕事を切り上げて趣味に時間を費やすことも。自分なりに工夫してオン・オフを切り替え、心身ともにリフレッシュすることが大切です。

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