輸出梱包の最前線から世界へ。入社4年目で掴み取ったグローバルへの切符。
輸出梱包の最前線から世界へ。入社4年目で掴み取ったグローバルへの切符。
このストーリーのポイント
- 自身のルーツである「グローバル志向」と企業の将来性が合致
- 千差万別な貨物に最適な梱包を提案し、海外進出を後押し
- 入社4年目でタイ駐在を実現。国際的な総合物流人材への第一歩
多様な事業を展開するNX商事。その一つがロジスティクス・サポート事業だ。国内外の拠点では、輸出貨物の梱包という業務を通じて顧客の海外ビジネスを支えており、そのやりがいは計り知れない。
NX商事株式会社
E.K.
ロジスティクス・サポート事業部
深川LSセンター成田サテライト

2023年入社。法学部法律学科卒。小学校時代から打ち込んだ野球を通じて、忍耐力や協調性を培う。将来は国際的な領域で働きたいとの思いから、NX商事を志望し、現在ロジスティクス・サポート事業部にて輸出梱包の最前線で活躍中。2026年7月からは1年間、海外研修員制度を利用しタイに駐在予定。(2026年6月現在)
「グローバル・安定・将来性」――3つの軸と挑戦を後押しする研修制度
小学校2年生から6年生にかけて、父親の仕事の都合でマレーシアに滞在しました。幼心には戸惑いもありましたが、現地の生活に馴染むにつれて海外での日々が楽しくなっていきました。特にマレーシアは典型的な多民族国家であるため、多様な文化や価値観に触れる経験は非常に刺激的でした。
日本人学校に通ってはいたものの、日常生活で自然と英語力も身につきました。
私が就職活動に際して「グローバル性」という軸を明確に持ったのも、このマレーシアでの体験が原点です。
「グローバル性」に加えて軸としたのは「安定性」と「将来性」です。
「安定性」については、将来を見据え、心身ともに豊かな生活を送るために欠かせない要素だからです。また「将来性」については、AIが発達しても最終的に人の力が必要となる業界を選びたいと考えました。これら3つの軸に加え、物流業界で働いていた父の意見も参考にして、同業界を志望しました。
内定は複数社からいただいたものの、最終的にNX商事を選んだことに迷いはありませんでした。物流を通じて社会を支えるNXグループの中で、高機能複合商社としてモノが人々の手に届くまでの全プロセスを担っていることに大きな魅力を感じたのです。日本通運グループがグループブランドとして「NX」を導入したことにも、本気でグローバル展開に挑む姿勢が感じられ、強く惹かれました。
何よりも決め手となったのが、海外研修員制度です。早ければ入社4年目には海外駐在できるという制度であり、20代半ばで海外研修を受けられる企業は他になかなかありませんでした。

美術品から精密機器まで。千差万別な貨物に最適解を導く梱包設計
入社後はロジスティクス・サポート事業部の成田サテライトに配属となりました。
私は、自身のグローバル志向を活かしつつ、お客様の製品を直接守る業務に携わりたいと希望していたため、念願叶ってのこの配属を大変嬉しく思いました。成田サテライトは、成田空港至近という立地を活かし、航空貨物に特化した梱包やトラックの手配などを行う拠点です。私は営業としてお客様とのコミュニケーションを重ね、海外への輸出梱包案件の受注活動をおこなっています。
具体的には「こういう貨物を海外に届けたい」とのご相談をいただくと、お客様を訪問し、実際に貨物を確認・採寸しながら、最適な梱包プランをご提案します。相談件数は月に20件ほど。様々な業界の製品に携われることに大変面白みを感じています。
もちろん梱包と一言で言っても、決して簡単ではありません。運ぶものは半導体製造装置から電子部品、自動車、建設機械まで大小様々であり、さらには絵画などの美術品や食料品も扱います。
当然ですが飛行機に搭載できる貨物のサイズは厳しく定められており、正確な採寸は適合性を確認するうえで必要不可欠です。精密機器ならば輸送中の振動は厳禁なため、特に頑丈な梱包が必要になります。振動を抑えるために、製品と梱包材の間に防振ゴムを入れることもあれば、絵画などは寝かせず、立てたまま運んでほしいという要望も少なくありません。また、成田サテライトには温度調節が可能なスペースがあり、デリケートな温度管理が必要な貨物の梱包を受注することも多いです。このように、運ぶものによってお客様の要望は千差万別です。それらに応え、個々の貨物の梱包をオーダーメイドで設計していくことが私の重要な仕事なのです。
仕事を始めた当初、設計した木箱に貨物が入らなかったという苦い経験をしたことがありました。私のミスです。もちろん深く反省はしましたが、私たちの部署には失敗を頭ごなしに否定するのではなく、そこから学び成長することを奨励し、背中を押してくれる環境があります。おかげで、失敗を恐れずに挑戦し続けられています。

日本の技術を世界へ。物流の最前線で感じる確かな手応えと誇り
成田サテライトからは日々多くの貨物が海外へ向けて旅立っていきます。最前線でその瞬間に携われることは、この仕事の一番の喜びです。
例えば半導体製造装置ならば、日本の誇る機器が海外に輸出され、最先端の半導体工場で稼働することで、デジタル社会を支えるわけです。その一翼を担っているという実感は、大きな誇りに繋がっています。
もちろんお客様にとっては、梱包がうまくできることは当たり前かもしれません。しかし、デリケートな機器や複雑な形状の装置などを最適な梱包によって運ぶことができたとき、お客様から「助かりました。ありがとう」と感謝の言葉をいただくことがあります。それは大きな喜びを感じる瞬間です。
印象に残っているのは、2026年からの航空保安検査強化に伴い、成田サテライトでETD検査と目視・開披検査の対応を開始したことです。
ETD検査とは爆発物の成分を検知する外装拭取り検査のこと。法律によってすべての貨物に対して爆発物検査が義務づけられた際、当社では即座にその体制を整えました。これは、新たなお客様を開拓する好機となり、実際に、「対応しているならお願いしたい」という相談のメールが多数寄せられました。例えば自社で梱包したお客様の貨物はそのままでは出荷できないため、我々が引き取って検査を行います。
お客様の困りごとの解決と当社の事業拡大につながった、まさにWin・Winの取り組みでした。営業として、大きな手応えを感じたのを覚えています。
梱包のノウハウや知見については、上司の指導のもとで身につけてきました。
マニュアルは整っているものの、貨物は一つひとつ異なるため、すべてがイレギュラーといえます。梱包のプロフェッショナルである上司と、OJTで一緒に仕事を進めながら実例から学んでいくのです。
また、梱包作業を担う作業員の方々にも多く教わり、時間があれば現場で実際の梱包作業を観察し、わからない点については質問を重ねることで知識が向上していきました。

念願の海外駐在からその先へ。グローバルに活躍する総合物流人材への道
成田サテライトは小規模な拠点だからこそ、お互いのコミュニケーションが密であることが魅力です。仕事でわからないことがあれば気軽に相談でき、情報共有も万全。抜群のチームワークを誇ります。
私自身、小学生の頃から打ち込んだ野球を通じてチームワークの大切さを学び、コミュニケーション力を磨いてきました。その経験を活かして自ら積極的にコミュニケーションを取ることで、職場での信頼関係を築いています。頼れる仲間にも囲まれて、居心地がとても良いです。
また当社には社員が安心して長く活躍できる制度があり、非常に働きやすい環境が整っています。
例えば休日については、年10日間の計画的な年休取得が義務づけられています。事前に予定を組みやすいため、旅行などの長期計画も立てやすく、私も実際にこの制度を利用してアメリカ旅行を楽しみました。さらに社宅といった住宅関連の制度も充実しており、安心して落ち着いた生活を送ることができています。
海外研修員制度が入社の決め手の一つでしたが、念願叶い、間もなくタイの拠点に赴任する予定です。期間は1年間。どのような生活になるか未知数な部分もありますが、ローカルスタッフたちとコミュニケーションを取りながら様々なお客様の海外ビジネスをサポートすることになるでしょう。入社4年目で早くも目標の一つを叶えられたことを嬉しく思います。
こうした経験を活かし、将来は管理職として海外拠点で働いてみたいと考えています。グローバルビジネスにかかわりたいという想いは、これからも消えることはないでしょう。NX商事ならその夢を叶え、グローバルに活躍する総合物流人材を目指せると信じています。

