
なんと、釣りも体験できるインターンシップ。リアルに仕事を学べるチャンスです。
なんと、釣りも体験できるインターンシップ。
リアルに仕事を学べるチャンスです。
このストーリーのポイント
- 費用は全額会社負担。遠方からの参加も歓迎します
- 釣り未経験でも楽しめるプログラムです
- 物流センターなど、普段は見られない場所も体験
「釣りのポイント」のタカミヤ。インターンシップでは釣りも体験できるとあって大注目だ。どんな内容だったのか、実際にインターンシップに参加した経験をもつ社員に、GOODSTORY編集部がインタビューした。
株式会社タカミヤ
宮路 翔太
釣りのポイント 福岡花畑本店
福岡県出身。商学部卒。2024年入社。中学生の頃に釣りのポイントで買い物をした際のスタッフの接客に感動し、将来は自分もここで働きたいと思ったことが入社の動機となった。いつかそのスタッフと再会し、同じ店舗で働くことを楽しみにしている。
“夢”のようなインターンシップ
──タカミヤのインターンシップ「お仕事体験」のことは以前から知っていましたか。
もともとタカミヤは第一志望。入社するならここしかない! と決めていたので、早くからホームページで情報収集していました。当然「お仕事体験」も知っていたので、募集開始とほぼ同時に申し込みました。
──そんなにタカミヤのことが好きだったんですか!
子供の頃から釣りが大好きで、せっかくだから好きなことを仕事にしようと思っていました。実家近くのポイントの店舗にはよく通っていたんですが、スタッフの皆さんがとても明るく、自分も絶対にここの一員になるんだと決めていたんです。
──では、インターンシップは待ち望んでいたチャンスでしたね。
そうなんです。“夢”でした。入社したらどんな仕事ができるか、リアルに知ることができるのが楽しみでした。開催される2ヵ月ほど前に申し込んで、参加が決まったときは嬉しかったです。
初対面でもすぐに仲よく
──ざっとインターンシップの流れを教えてください。
初日は本社で実際の仕事を様々な部署で体験し、2日目はお待ちかねの釣り体験、3日目が八幡本店でのスタッフ体験でした。
──盛り沢山でしたね! 気になるのはお金のことですが、費用は自己負担でしたか。
それが交通費、宿泊費を含め、全部、会社負担だったんです! 食事も朝はホテルのバイキング、昼はお弁当が配られたので、自己負担は晩ご飯だけ。就活生にとって交通費の負担は重いですから、助かりました。本当に度量が大きいというか…。逆に言えば、会社としてそれだけインターンシップに力を入れているということでしょうね。
──不安はなかったですか?
特に感じなかったです。あえて言うなら、参加者とは全員初対面でしたので、うまく話せる自信がなかったことでした。
──その参加者のことを教えてください。
はい。私のときのインターンシップの参加者は5名で、全員男性でした。1人が高知県で、1人が大分県、残り3人が福岡県の就活生です。インターンシップ開催の前日に集合したんですが、みんな緊張していました。自分だけじゃないんだ、とちょっとホッとしました。
──でも、すぐに打ち解けたのでは。
そうなんですよ。全員、釣り好きなのですぐに仲良くなれました。初対面なのに昔からの釣り仲間のようでしたね。夜は近くのチャンポン屋で食事しながら、釣りの話で盛り上がりました。
──釣りの初心者でもウェルカムなんですよね。
もちろんです! 釣りの経験なんてまったくないという方でもインターンシップに参加できますし、みんな優しく迎え入れてくれますよ。
店舗を支える現場で仕事体験
──では、ここからプログラムの内容を詳しく教えてください。まず、初日です。
初日はホテルで朝食をとった後、全員でタカミヤの本社に行きました。応接室へ伺ったら、我々以上に元気がいいんじゃないかというぐらいの社長がいて、「待ってたよ、頑張って!」と明るく声をかけてくれました。仲間たちも一気にテンションが上がったようでした。
──その後、物流センターに向かったわけですね。
ええ。とにかくデカい物流センターで、とんでもない量の釣り具が収納されていて圧倒されました。この膨大な釣り具がロボットによって自動で出し入れされる様子は、「凄い!」の一言でした。また、プライベートブランドの釣り竿の新作も見せてもらいました。どのように製品が開発されたという話も聞けて、興味津々でした。
──現在のお仕事にも役立っているのでは。
間違いないです。お客さまから質問されたときに詳しくご説明できるし、まさに“生きた知識”を学べたと思います。
──貴重な体験でしたね。
ええ。その後は販促ポスターをカットしたり、オリジナルのルアーペイントを楽しんだりました。参加者5人、それぞれのキャラクターが反映されたペイントになったのが面白かったです。ちなみに私はハデ好きなので、ピンクを使いました。
──では、いよいよ2日目、釣り体験について聞かせてください。
これは本当に楽しみでした! 楽しみすぎて眠れず、全員睡眠不足で船に乗り込んだほどです。でも、釣り堀施設「うみんぐ大島」に着いた頃にはすっかり回復していて、みんな目を輝かせてワクワクしていました。
──さすが釣り好きですね! 釣果はいかがでしたか。
釣り堀だから簡単に釣れると思っていたら、大間違い。想定外に難しくて、苦戦しました。それでも私はマダイを3枚釣り上げました。シマアジを釣った仲間もいましたよ。改めて思ったんですが、釣りって、魚が釣れなくても楽しめるんです。仲間が釣り上げるだけでもドキドキするし、初めての人でも楽しめるのが釣りの醍醐味だと再確認できました。
──どうしてインターンシップで釣り体験をするのだと思います?
これは私の考えですが、タカミヤのお客さまは釣り好きの方ばかりですから、店頭に立つスタッフも負けないぐらい釣り好きであるべきだと思うんです。そのために釣りの楽しさを改めて体験することを目的に、このプログラムが用意されたのではないでしょうか。
──釣った魚はどうしましたか。
本店に持っていって、先輩に一度預けました。私はインターンシップ終了後、一部を実家に持って帰りました。家族は楽しみに待っていたようで、新鮮な魚をとても喜んでくれました。
──そして最終日、3日目について教えてください。
3日目は八幡本店でのお仕事体験でした。実際にスタッフとして店頭に立ち、荷出しや商品の陳列、POPの製作などを行いました。先輩たちは皆さん優しく、「いつもは何を釣ってるの」と話しかけてくれました。やっぱり釣り好き同士、すぐに仲よくなれるんです。
──店舗での研修で、どんなことが学べましたか。
中学生の頃に経験した「釣りのポイント」の接客がとても素晴らしくて、ずっと印象に残っていたんですが、お仕事体験でその理由がわかった気がします。というのも、先輩スタッフは全員が常に笑顔なんですよ。お客さまから見えないバックヤードでもずっとニコニコしているんです。好きなことを仕事にしている喜びや充実感が自然と笑顔になってこぼれてくるんでしょうね。本当に幸せな仕事だと、改めて学びました。
──そして、楽しみにしていたお昼ご飯!
そうなんです。実は前日に釣り堀で釣った魚を先輩がお造りにして出してくれました。その素晴らしさと言ったら、一口食べた瞬間、全員が「うまっ!」と叫んで固まってしまったほどです。自分で釣った魚を自分で食べる、これ以上の喜びはないですね。
リアルな手応えが就活の支えに
──とても充実した3日間でしたね。
3日目の夕方に本社の会議室で総括が行われ、解散しました。私は同じ方面の仲間と一緒に電車に乗って帰りました。
──インターンシップを通じて得たものは何だったでしょうか。
膨大な製品群、ミスのない配送体制と、タカミヤの企業としての強みを学べました。何よりも先輩社員が心の底から仕事を楽しんでいる、その理由がリアルにわかった気がします。そうそう、参加したメンバーも大切な財産ですよ。他の企業に就職した仲間もいますが、今もSNSでつながっていて、時々一緒に釣りを楽しんでいます。
──これからインターンシップに参加したいと考えている後輩の皆さんに、一言お願いします。
インターンシップに参加すると、ネットでは得られない情報が得られます。動画サイトでは得られないリアルな体験は、就活を進めていく上での力なのは間違いありません。釣りと同じで、ぜひ思い切って挑戦してみてください。