街を走るコンテナに、自分の仕事が息づく喜び。世界の製造から国内の整備まで、日本の物流を支える誇り。
街を走るコンテナに、自分の仕事が息づく喜び。
世界の製造から国内の整備まで、日本の物流を支える誇り。
このストーリーのポイント
- 「歯車にしない」という言葉通りの温かな職場環境
- 世界と日本を繋ぐ営業の醍醐味
- コンテナの「一生」に寄り添う仕事の誇り
物流の現場で不可欠なコンテナ。NX商事はその製造・整備を手がけている。顧客とメーカーの間に立つ面白みや、物流を支えている実感がやりがいだ。
NX商事株式会社
T.Y.
整備製作部(コンテナ)

2024年入社。経済学部経済学科卒。中学1年生まで、両親の仕事の都合でフィリピンに住んでおり、その経験を通じて英語力を磨くことができた。こうしたバックグラウンドを活かしたいと商社を志望。入社後は整備製作部に配属され、コンテナの営業、メンテナンスに従事。社会のインフラである物流を支えていることに、やりがいを感じている。
組織の歯車ではなく、一人の人間として向き合ってくれる会社
学生時代に最も打ち込んだのは、カフェのアルバイトでした。
オープニングスタッフとしてスタートし、ホールからキッチンまで一通りの業務を担当しました。大学卒業直前まで勤務する間に店長は4回も替わり、さらに人気の劇場がすぐ近くにある立地だったことから、公演日はいつも目の回るような忙しさでした。
長く働く中で、仲間の愚痴を聞いたり、後輩の相談に乗ったりする機会も多くありました。人と人の間に入って関係を取り持つこともあり、多くの人の話に辛抱強く耳を傾けた経験は、忍耐力を育んでくれたと思います。
長くフィリピンに住んでいたことから英語力には自信があり、就職活動では海外とのコミュニケーションに携わる仕事がしたいと考えて商社に興味を持ちました。その中で出会ったのがNX商事です。NXグループの中核会社と知り、企業としてのスケール感や安定感などは特に魅力を感じました。また、単なる商社のイメージに収まらない、事業の幅広さにも驚かされました。
英語については、入社後すぐに仕事で必要になることはないとの説明でした。しかし、事業のグローバル化を進める中で、今後必ず英語力を活かす場面が訪れると確信し、将来に備えて、さらに磨いていこうと考えました。
入社の決め手になったのは、社員の温かさです。面接や座談会、懇親会などで接する先輩社員はとても穏やかで優しく、私の緊張をほぐそうとしてくれる姿勢に、大きな安心感を抱きました。
この会社は社員を“組織の歯車”として扱うことは決してない──。そんな想いを強くし、入社を決めました。この印象は入社した今もまったく変わっていません。

世界規格のボックスに顧客の理想を詰め込む、コンテナ営業の最前線
日本の物流業界を代表するNXグループの一員として、社会インフラを支えたいという志で入社したNX商事。新入社員研修で発表された配属先は、整備製作部でした。
整備製作部という名称を耳にしても、具体的にどのような業務を行っているのかイメージしづらいかもしれません。
実は私自身も、配属当初は皆さんと同じように全くイメージがつきませんでした。
説明を聞いても、“コンテナって何? 整備って何?”と耳慣れない言葉に戸惑うばかりで、どんな仕事をするのかわからなかったのです。
整備製作部は、その名の通り整備部門と製作部門で成り立っています。物流の最前線で、トレーラーやコンテナの製作に携わる部署です。私はまず製作部門に配属され、コンテナの製造を担当することになりました。
コンテナとは貨物を入れて運ぶための、世界共通で規格化された金属製の大型の箱のことです。皆さんも船や鉄道、トラックやトレーラーなどで運ばれているコンテナを目にしたことがあるでしょう。鉄道では液体を運ぶタンク型のコンテナもおなじみです。我々の仕事は、このコンテナの製造をお客様から請け負い、海外メーカーに発注し、完成した製品を日本に運んで納品することです。
お客様が必要とするコンテナの仕様は様々です。そうしたニーズを詳しく伺い、決められた仕様どおり、そして期日どおりに納品できるよう、工程全体をコントロールすることが営業としての私の役目でした。
例えば、側面が鳥の羽(ウイング)のように上部へ大きく跳ね上がる構造を持った輸送・保管用のコンテナをウイング型コンテナと呼びます。ドライバーの時間外労働規制などに端を発した「2024年問題」を背景に、このタイプのコンテナの人気が高まりました。また、粉体やペレット等を個別に包装することなく大量にそのままの状態で積み込めるのが、バルクコンテナと呼ばれるタイプのコンテナです。このようにコンテナと一言で言ってもタイプは様々なのです。
お客様の多様なニーズにお応えし、最適なコンテナを製造して納品するまでが営業の仕事ですが、自分が携わったコンテナが道路や鉄道を走っている様子を目にすることがよくあります。何気なく立ち寄った駅で通過する貨物列車に使われているのを目にしたときは、「自分が輸入したやつだ」とわかりますし、物流を支えている一員であることを改めて自覚して誇らしく思います。

つくる責任、守る誇り。整備部門で知ったコンテナの「その後」
新造コンテナ販売チームに所属していたのは入社1、2年目でした。最も印象深かったのは1,000台もの新造コンテナの納入に携わったことです。このときは中国で製造したコンテナを山口県のお客様のもとへ納入するため、四国にある当社の松山工場に協力いただき、現地で点検を行うことになりました。もちろん一度すべてのコンテナを納入することができないので、10数回に分けて中国から山口県の納入先へ運び込み、現地へ配達・点検後、お客様に納入するという流れです。
扉の開閉がスムーズにできなかったり、錆があったりしては大変ですから、点検は厳格に行われます。私はその段取りを組み立て、現場での安全管理を徹底しながら、作業がスムーズに進むよう、調整役を担いました。当初は上司と2人体制でしたが、途中からは私1人に任されるようになり、緊張のあまり頭が真っ白になったこともありました。それでも現場の方々と密にコミュニケーションを取り、教えを請いながら、半年がかりで何とか完納することができました。安堵とともに、大きな達成感を味わいました。
納入後、お客様がコンテナをトレーラーで運んでいる様子を動画に撮って送ってくださいました。お客様に貢献できたことを改めて実感し、とても嬉しかったです。
入社3年目には、新造コンテナ販売チームから、コンテナメンテナンスチームになりました。
コンテナは、鉄道やトレーラー、コンテナ船に乗せられ、様々なモノを運んでいます。屋外で風雨にさらされるなど過酷な環境で使われているため、定期的な点検が必要となります。お客様も具体的な点検項目を決めていて、例えばウイング型コンテナなら羽根の部分が正常に開閉するか、操作のためのリモコンに異常はないか、錆は発生していないかといったことを厳しく点検するようになっています。自動車でいえば、車検に当たる作業です。
私たちは定められた点検期日を迎えたコンテナを工場でお預かりし、作業員がきめ細かく点検していきます。私は営業としてお客様と工場の橋渡し役を務め、予定どおりに作業がスムーズに進むよう、段取りを整えています。
私たちの役割はコンテナを売って完結するわけではありません。日本全国で日々膨大な物資を運び続けるコンテナのコンディションを常に注視し、万が一の不具合にも迅速かつ的確な修理で対応する。再び万全の状態でコンテナを送り出すその瞬間にこそ、私たちは物流を支えるプロとしての揺るぎない責任と誇りを感じます。
そして1年前に納入したコンテナが整備のために工場に入ってくると、「1年間、よく頑張ってくれた」という気持ちにもなります。自分が新造に関わったコンテナであればなおのこと愛着は強い。こんな気持ちになれるのも、この仕事ならではの喜びです。

全国で奮闘する70人の同期が、自分をさらに前へと突き動かす
NX商事で働いていて感じるのは、研修制度の充実ぶりです。特に同期入社の仲間が一堂に会する研修は、毎回心待ちにしている楽しみの一つ。
私たちの同期は全部で70数人おり、各部署に配属されて全国の拠点で働いています。研修で久しぶりに集まるとお互いの成長を実感しますし、話をすれば自分ももっと頑張らなきゃというモチベーションも高まります。
今日も仲間が全国で働いているという実感は、なかなか良いものです。
これからの目標として、まずは整備製作部で経験を重ねていきたいと考えています。今はまだ3年目で経験も知識もまったく足りていないので、先輩に頼らなくても自分で判断できる力をつけられるよう、場数を踏んでいきたいです。これから後輩も増えていきますから、後に続く仲間たちから目標にされるような、そんな存在を目指していきます。
英語については海外とのやり取りで使う場面があります。頻度は高くありませんが、錆び付かせてしまわないよう、今後も磨き続けていくつもりです。当社ではTOEIC IPテストも受験できるので、積極的に活用していきます。
製作部門では海外のメーカーとのやり取りやお客様との交渉を通じて、商社の仕事の面白さを感じました。メンテナンスでも同様で、お客様と工場の間で調整する仕事に、商社らしさを感じます。
仕事をしていて最も大切だと感じるのは、コミュニケーション力です。誰とでも臆することなくコミュニケーションが図れ、言うべきことはしっかり口にできる。そんな姿勢を持っている方と一緒に仕事ができたら嬉しく思います。

