新しい出会いが新しい自分を創る。ポテンシャルを信じて挑みたい。

新しい出会いが新しい自分を創る。ポテンシャルを信じて挑みたい。

新しい出会いが新しい自分を創る。
ポテンシャルを信じて挑みたい。

このストーリーのポイント

  • 面接で感じた雰囲気のよさが入社の決め手に
  • 先輩とお客様に支えられ、経験を積む
  • 一つひとつの経験を大切に成長を続けたい

就職は人生の大きな分かれ道。思い切った選択をすることで、新しい可能性に巡り会うこともある。2年目の2人が振り返るのは、そんな挑戦の思い出。新しい自分を発見し、今、新しい道を真っすぐに進む。

PROFILE
株式会社阪急阪神百貨店

Moe

阪急本店リビング営業統括部 食器・家庭雑貨・美術営業部

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2021年入社。文学研究科人間行動学専攻地理学専修修了。京都府出身。多様な人々との触れあいがあることに惹かれて百貨店を志望。面接での雰囲気のよさから、“素”のままで働ける社風と感じ、入社を決める。


Shinji

西宮阪急 婦人ファッション営業部

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2021年入社。文学部人文社会学科哲学系美学美術史学専攻卒。福島県出身。東京の大学で学び、未知なる関西に興味をもって入社。決め手となったのは面接でありのままの自分をしっかり見てもらえたこと。

学生時代に打ち込んだこと

──お2人の学生時代について教えてください。

Moe 大学院でしたので、研究に打ち込んだことが一番の思い出です。テーマは大阪における人と人のつながりについて。フィールドワーク中心で、地域をくまなく歩きながらヒアリングを重ねました。

Shinji とても興味あるなあ、その研究。

Moe 東京もそうだと思うんですが、大阪もここのところタワーマンションが増えています。その結果、人口が増えたのはいいんですが、タワーマンションの上階に住む人は顔も知らない人ばかり。町内会にも入ってくれないので、以前から住んでいる地域の人たちはどう折り合いをつけたらいいか、思案中ですね。

Shinji 私が学生時代に住んでいた東京では似たような属性の人が同じエリアに固まる傾向があるのに対し、大阪は一つのエリアに様々な人が一緒に暮らしている多様性が魅力ですね。

Moe Shinjiさんは学生時代、ミュージカルに夢中だったそうですね。

Shinji そうなんですよ、年間100本は舞台を観ていました。歌舞伎なども含め、劇場という場所でのライブパフォーマンスが大好きで。ミュージカルのためならニューヨークにでもロンドンにも観に行っておりました。

Moe すごい情熱ですね! そこまで打ち込めるなんて、うらやましいです。

Shinji 演者と観客が時間と空間を共有して生まれるあの特有の感覚。その魅力に取りつかれてしまいました。

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就職活動の思い出

──就職活動について振り返ってください。

Moe Shinjiさんはそこまでミュージカルに夢中になったのだから、就職もそちらの業界を志望されたのでは。

Shinji そうなんですよ、エンタメ業界が第一志望だったんです。ミュージカルの感動はもっと世の中にいい影響を与えられると信じていました。「毎日がミュージカル」を信条とする私がやらずして誰がやると。しかし、結局情熱だけではダメでしたね。これも何かの運命だと切り替えました。

Moe そこで百貨店にチェンジしたわけですか。

Shinji 実はそこもミュージカルとつながるんですが、阪急阪神百貨店の掲げた「劇場型百貨店」というコンセプトに惹かれたんです。創業者は宝塚歌劇団や東宝の生みの親、小林一三翁です。ここなら輝ける場所があるのではないかと思って志望することにしました。

Moe まさに“縁”ですね。

Shinji Moeさんの就活は?

Moe 私の場合はちょっと変わっていて、セミナー等に参加するだけではなくて、自分のキャリアについて真剣に考えるために様々な人に会うことから始めました。ビジネススクールで働いている人、NPOで活躍している人など、大学の先生から多様な社会人を紹介してもらい、お目にかかってキャリアの話を聞いたんです。そんなときに見たのが阪急阪神百貨店の北欧フェア。お客様と店員、現地からの出店者の皆様まで、様々な人が一つの空間でつながっていることに感動し、なんてステキなんだろうと思いました。

Shinji 最終的な決め手となったのは何でしたか。

Moe 面接での雰囲気でした。緊張していたんですが、とてもいい雰囲気の面接だったので、“素”の自分を出すことができました。ここなら心地よく働けると思ったんです。

Shinji 私も面接は印象に残っています。東日本の出身で阪急阪神百貨店は馴染みもなく、一度も行ったことがなかったんです。そのことを含めて第一志望業界のことも正直に包み隠さず自分のことを伝えても、ちゃんと受け止めてくれました。そこにも“縁”を感じて入社することにしました。

Moe Shinjiさんは東北出身で大学も東京でしょ。関西で働くことに不安や抵抗はありませんでしたか。

Shinji 慣れ親しんだ土地を離れるわけだから少しは不安もあったけど、新しい文化や出会いへの期待の方が大きかったかな。

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仕事とやりがい

──現在のお仕事について教えください。

Moe 私は阪急本店でリビングの売場にいます。自分の希望していた職場だったので、配属は嬉しかったです。

Shinji 私は何でもやってやろうと思っていました。何しろこれまでミュージカル三昧でしたから、ファッションも食もまったく知識がなかったので、何をやるにしてもゼロからだから同じだと思っていたんです。

Moe Shinjiさんは入社当時からコミュニケーション力が光っていたから、どんな売場でも大丈夫でしょ。

Shinji いや、不安でしたよ。阪急阪神百貨店どころか百貨店自体あまり知らないで入社したし、それに花形の婦人ファッション担当で大丈夫かなって。

Moe 実際どうでした?

Shinji 案ずるより産むが易しで、そんな心配は杞憂でした。楽しくお仕事させてもらっています。

Moe 私も実は不安でした。コミュニケーション力には自信がないし、体力的にも大丈夫かなあと。でも先輩がとても優しくて、まずお手本を見せて、それから私にやらせてくるという感じで指導してくれました。少し慣れてきたら、遠くから見守ってくれて、何かあったらサポートしてくださいます。先輩だけでなくメーカーの方も同じように見守ってくださっているのが、とても心強いです。

Shinji お客様も優しいんですよね。

Moe そうなんです。私の担当する生活雑貨の商品の使い方など、お客様に教わることも多いですよ。驚くようなアイデアを教えてくださるお客様もいらっしゃって大変勉強になります。

Shinji 職場では、若手へのサポートがしっかりしている雰囲気があるように思います。

Moe 私はリビングの売場で接客をメインに担当しながら、売場の演出やTwitterでの情報発信にも携わらせてもらっています。オンラインのお客様をどうオフラインの購買に結びつけていくかを検討するプロジェクトにも参画しています。

Shinji 私は支店の周年祭の記念イベントに携わりました。支店の若手メンバー主体でファッションショウをやることになり、そのテーマ企画から実施まで担当させてもらったんです。若手ばかりでしたから試行錯誤でしたが、1人の力じゃ何もできないことを学び、改めてチームで取り組むことの重要性を知りました。百貨店の表舞台は華やかだけれど、それを支えている裏方のスタッフに感謝です。

Moe 私はまだまだ未熟で毎日ドタバタと過ごしているのが実感だけど、傾聴力や共感力は磨かれてきたという実感があります。

Shinji お互い、自分で思っている以上に成長してるんじゃないかな。1年目の研修でお世話になった売場の人に会うと、「成長したね」と言ってもらえるのが嬉しいです。

Moe 日々の努力が着実に実を結んでいますね。

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ビジョンとメッセージ

──これからの目標について教えてください。

Moe まずは日々の出会いを大切にしたいですね。お客様はもちろんのこと、職場の先輩、メーカーの皆さん、すべてが私にとって大切な先生ですから、小さな感動や発見を積み重ねていくことで、成長したいと思います。

Shinji 私もそう思います。婦人ファッションの売場に立つなんて、学生時代の自分からしたらとても想像のできないことでした。でもおかげで自分の世界が一気に広がった気がします。これからも様々な経験を重ねていきたいですね。立地によってお客様の層もまったく異なるので、他の支店を経験することでもっと視野を広げられたらと思います。さらに南下して九州もいいかも。

Moe もっとも2年目の今もわからないことだらけで、毎日がむしゃらです。

Shinji 本当ですね。

Moe でも、だからこそ成長のポテンシャルがあると信じています。もっと成長したいですね。

Shinji 改めて就職活動を振り返ると、僕は第一志望だったエンタメ業界に縁はなかったけれど、直感で選んだ阪急阪神百貨店に入社したおかげで人生に新しい彩りが生まれたと感じています。やっぱり就活はマッチング。いい縁に出会えるかどうかだと思います。

Moe 私もそう思います。就活って、うまくいかなくて辛いときもあるでしょう。でもそこで立ち止まって自分の内面と向き合うことで、新しい自分が見えてくると思うんです。その経験はきっと得がたい財産になるはずですから、ぜひ前向きにチャレンジしてほしいですね。

Shinji 後輩の皆さんがステキなご縁に巡り会えることを願っています。

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